寄付

かものはしプロジェクトの寄付の使い道は?寄付金の使われ方や寄付・募金の方法を解説!

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かものはしプロジェクトの活動を応援したい、と考えているものの

「寄付はちゃんと活動に使われるの?」
「寄付が何に使われるのか知りたい」

という方のために、かものはしプロジェクトの寄付の使い道を調査しました。

調査した結果を先に紹介すると、

・寄付金は約83%が現場での活動と市民社会を形成するための事業費として活用
・2023年度はインド事業、ソーシャルコミュニケーション事業、日本事業などを実施
・「サバイバーのリーダーシップ事業」において486人のリーダーが活動を行うなど、各事業において成果が報告されている

困難にある人のために寄付が使われていることがわかりました。
寄付を考えている方はぜひこの機会に始めてみてください。

寄付金控除の対象団体です

活動報告書から見る、かものはしプロジェクトの寄付金の使われ方

ここでは、かものはしプロジェクトに寄付したお金が、どのように活用されているのか、活動報告書を使って紹介します。

かものはしプロジェクトの2023年度報告書を見ると、以下のように寄付金が使われていることがわかります。

(2023年度年次報告書より)

83%が上記を含む事業費に、17%が管理費用(事務局費)に使われています。

そもそもかものはしプロジェクトへの寄付・募金は必要なのか?寄付する理由を紹介!


かものはしプロジェクトへの寄付を考えている方の中には、「そもそもかものはしプロジェクトに寄付は必要なのだろうか?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、寄付金は必要です。

その理由は

・世界では100万人の子どもたちが人身売買の被害にあっている。また、被害を根本的に解決するためには、社会の仕組みづくりが必要であり、かものはしプロジェクトの取り組みが必要である
・かものはしプロジェクトがインドで支援している人たちが自立し、生活が軌道に乗るまで多くの支援が必要である

からです。

詳しく説明します。

かものはしプロジェクトの活動は必要なのか?

世界では100万人の子どもたちが人身売買の被害*にあっています。

本来は支援先の国や自治体の行政により解決されるべき問題です。

しかし、それが十分でない中、課題に対し迅速かつ柔軟に取り組みながら、必要な支援を届けているのが、かものはしプロジェクトのようなNGO(非政府組織)です。また、国や自治体が担えるような仕組みをつくり、次につなげていく役割も果たしています。

かものはしプロジェクトは、行政や現地パートナー団体と連携をとって制度を整えながら、子どもの人身売買の「加害者の捜査・裁判」や「被害者を支援する仕組みを改善する事業」を行っています

*出典:ILO 2017年 Global Estimates of Child Labour RESULTS AND TRENDS,2012-2016

かものはしプロジェクトの活動に寄付は必要なのか?

(2023年度年次報告書より)

かものはしプロジェクトにおける年間活動費の約9割は、私たちのような民間・個人からの寄付金や会費でまかなわれています

寄付金が活動を支える大切な資金であり、この団体の活動に欠かせないものということがわかります。

また、お金の寄付は、団体がその時一番必要だと判断する支援にすぐに活用でき、柔軟性があります。よって人身売買の被害にあう人々に必要な支援を届けるために重宝されます。

インドではまだまだかものはしプロジェクトの力を必要としているのが現状です。
活動が十分な効果をあげるためには、毎年1億円の資金が必要となっています。

かものはしプロジェクトの寄付・募金で実現した支援


かものはしプロジェクトの寄付金は、「子どもが売られてしまう問題」を解決するために使われています

団体のはじまりは、「この世界から子どもが売られる問題をなくしたい」という、共同創業者・村田早耶香さんの想いからでした。この想いに青木健太さん、本木恵介さんが動かされ、3人で団体を立ち上げました。そして、2002年当時、人身売買の被害が絶えなかったカンボジアから事業をスタートしました。

コミュニティファクトリー事業と呼ばれる最貧困家庭の暮らしを守る活動、警察支援などを通し、カンボジアで「子どもが売られてしまう問題」の解決の道筋をつくってきました。
2018年、かねてからの目標であったカンボジア事業を自立させることができました

しかし、現在活動を行うインドでは、まだまだ人身売買の解決の道筋は立っておらず、サバイバーのリーダーシップ育成活動、人身売買の取り締まりや撲滅のための社会の仕組みづくりなどを続けています。
よって、かものはしプロジェクトはまだまだ継続的な支援を必要としています。

寄付金控除の対象団体です

かものはしプロジェクトを支援するには?寄付の方法を2つ紹介!


ここからは、かものはしプロジェクトを支援するための寄付の方法について紹介します。

かものはしプロジェクトへの寄付には、主に以下2つの方法があります。

  1. サポーター会員(継続寄付)
  2. 都度寄付

1. サポーター会員(継続寄付)

サポーター会員とは、毎月継続的に寄付する方のことをいいます。

サポーター会員は月々1,000円から始められます。

毎月の寄付はクレジットカード払いまたは口座振替が可能です。経費を削減してより多くの寄付金を現地に届けるため、カードをお持ちの方はカード支払いがおすすめです。手数料も無料になります。

会員になった方には、特典として入会キットが届きます。年次報告書、イベントやボランティアなどの参加の方法の案内があります。また、最新の活動報告なども毎月受けることができます。

子どもたちを継続的に支援し、問題を解決していきたい方にはおすすめの方法です。

>>かものはしプロジェクトについて詳しく見る

2. 都度寄付

寄付したいときに、好きな金額から寄付できます。銀行振り込みなら100円から、クレジットカードなら500円から支援できます。

今すぐ少しでも役に立ちたいと考える方におすすめです。

かものはしプロジェクトは認定NPO法人です。寄付金および会費は、税制上の優遇措置があり、寄付金控除を受けられます。

かものはしプロジェクトへの寄付は継続寄付がおすすめ!その理由を解説


性被害にあう子どもたちを救いたいと考える方にとって、かものはしプロジェクトへの寄付は継続寄付がおすすめです。

なぜなら、

・被害にあう子どもたちを継続的に支援できる
・活動報告をこまめに受けられるので、自分の支援の効果を実感しやすい
・自動決済なので忘れずに寄付ができる

からです。

もちろん、一度の寄付でも大きな力になりますが、継続的な寄付をすることによって、人身売買の被害に合う子どもたちをより多く助けることに繋がります。

また、かものはしプロジェクトは人身売買を撲滅するための仕組みづくりも行っているので、特にその部分はすぐに成果が出るまで時間がかかるのです。

安定した支援によって、より多くの被害にあう子どもたちを救うためにも、継続的な寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

>>かものはしプロジェクトについて詳しく見る

【参考】かものはしプロジェクトの活動内容

かものはしプロジェクトの主な活動であるインド事業について解説します。

インド事業

インドでの事業は主に以下の4つになります。(※2020年度)

  • サバイバーのリーダーシップ育成
  • 子どもが売られない社会の仕組みづくり(タフティーシュ事業)
  • 人身売買撲滅のための政府諸機関・NGO連携促進モデルの開発
  • エコシステムマッピング調査

詳細を紹介していきます。

サバイバーのリーダーシップ育成プログラム

©Natsuki Yasuda / Dialogue for People

人身売買の被害者が、社会を変えるリーダーへと成長するのをサポートする事業です。性被害にあった女性たちの心の傷を癒し、彼女たちが自分の人生を取り戻すために、一人ひとりに寄り添った支援を実施しています。

具体的には、
・職業研修等のリハビリプログラム
・政府の補償スキームにアクセスする為のサポート
・サバイバーに対するリーダーシップ支援
などです。

子どもが売られない社会の仕組みづくり(タフティーシュ事業)

photo by Siddhartha Hajra

被害にあった女性たちが権利・正義を取り戻せるよう、刑事司法制度や福祉制度の強化に取り組む事業です。活動内容は、主に以下の3つにわかれます。

  • 被害者補償の申請・獲得
  • 人身売買取締警察への働きかけ
  • トラフィッカーに関する調査

インドにおける人身売買が解決されない大きな理由は、加害者が罰せられずに「野放し」になっていることです。

特に、貧困の多い農村地域から子どもや女性を買い付け、売春宿のある遠く離れた都会の州へ売り飛ばす「トラフィッカー」と呼ばれる人々は、これまで適切に処罰されることがほとんどありませんでした。

かものはしプロジェクトは、現地パートナーやサバイバーと共に
・インドにおける加害者の捜査・裁判の仕組み
・被害者を支援する仕組み
を変えていくことに取り組んでいます。

人身売買撲滅のための政府諸機関・NGO連携促進モデルの開発

photo by Siddhartha Hajra

かものはしプロジェクトはパートナー団体とともに、人身売買被害者に関わる政府諸機関で構成されるグループを立ち上げました。

参加機関が各々の責務を果たすことを促し、人身売買犯罪の有罪判決率をあげ、同犯罪をなくしていく活動をしています。

エコシステムマッピング調査

photo by Siddhartha Hajra

人身売買のエコシステム(生態系)を把握するため、以下の2つの調査を実施しています。

  • インド全土で反人身売買の取り組みをしているNGOの事業内容と、リーダーシップの傾向調査
  • マハラシュトラ州の赤線地帯で、性産業を取り巻く実態調査

上記の調査結果にもとづいて、リハビリ事業の強化など、新たな取り組みが提案されています。

(参考)カンボジアでの活動

©Natsuki Yasuda / Dialogue for People

(公式ホームページより)

かものはしプロジェクトは2002年からカンボジアで活動を始め、
・最貧困家庭の暮らしを守るコミュニティファクトリー事業
・孤児院支援、警察支援
を通し、カンボジアでの「子どもが売られてしまう問題」の解決の道筋をつくる活動をしてきました。

2018年3月末をもって「かものはしプロジェクト」としての活動を終了し、4月からNPO法人SALASUSUとして活動を続けています。

※コミュニティファクトリーとは
村の女性が自分たちの村から通って働くことのできる職場になります。女性たちが売られる危険をなくし、家族が出稼ぎに出なくても生活できるよう、立ち上げた工房です。雑貨を生産・販売して生活を安定させています。

かものはしプロジェクトへ寄付をしてみませんか?


ここまで、かものはしプロジェクトの寄付金の使い道や寄付の方法などを紹介しました。

この記事の内容をまとめます。

  • ・世界では100万人の子どもたちが人身売買の被害にあっている
  • ・人身売買の被害を根本的に解決するためには、社会の仕組みづくりが必要であり、かものはしプロジェクトはその仕組みづくりに大きく貢献している
  • ・被害にあう子どもたちを継続的に支援するには継続寄付がおすすめ

かものはしプロジェクトは、人身売買の被害にあった子どもたちの社会復帰を継続的に支援しています。
また、寄付金は人身売買の問題を根本的に解決するために使われています。

よって、かものはしプロジェクトへの寄付は、継続的に子どもたちを支援でき、成果を見守ることができるため、継続寄付がおすすめです。

「人身売買の被害にあう子どもたちを助けたい」と考えている方は、ぜひかものはしプロジェクトへの寄付を検討してみてくださいね。

寄付金控除の対象団体です

一方で「他にも児童労働問題に取り組む団体を知りたい」と考えている方は、こちらをご一読ください。
劣悪な児童労働から子どもを守りたい!寄付できる支援団体を5つ紹介

この記事を書いた人
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