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テラ・ルネッサンスの寄付の使い道は?寄付金の使われ方や寄付・募金の方法を解説!

  • 2022年6月2日
  • 2022年7月27日
  • 寄付
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テラ・ルネッサンスの活動を応援したい、と考えているものの

「寄付はちゃんと活動に使われるの?」
「寄付が何に使われるのか知りたい」

という方のために、テラ・ルネッサンスの寄付の使い道を調査しました。

調査した結果を先に紹介すると、

・寄付金は約72%が支援事業費として活用
・2020年度は地雷撤去・元子ども兵復帰支援・不発弾回避教育などを実施
・5か国、40万人以上の人に支援が届いた

寄付が困難にある人のために適正に使われていることがわかりました。
寄付を考えている方はぜひこの機会に始めてみてください。

寄付金控除の対象団体です

調べた内容について詳しく解説します。

テラ・ルネッサンスの寄付の使い道は?集めた寄付金の使い方について紹介!


ここでは、テラ・ルネッサンスに寄付・募金したお金がどのように活用されているのかについて、以下の視点で紹介します。

  • 活動報告書から見る、テラ・ルネッサンスへの寄付金の使われ方
  • テラ・ルネッサンスに1000円寄付すると何ができるのか
  • 活動報告書から見る、テラ・ルネッサンスへの寄付金の使われ方

    認定NPO法人テラ・ルネッサンス / 2020年度年次報告書より

    2020年度のテラ・ルネッサンスの全支出額は、約2億4,100万円です。
    そのうち約96%が海外及び国内で行われる事業に充てられ、残り4%は団体の管理部門で間接的に支援活動に使われています

    認定NPO法人テラ・ルネッサンス / 2020年度年次報告書より

    事業費は主に以下の課題解決のために使われています。

    ・地雷
    撤去活動や被害者の支援
    ・子ども兵
    心のケア、基礎教育、職業訓練などを通した元子ども兵の社会復帰支援
    ・小型武器
    小型武器に関する啓発活動
    ・平和教育
    スタディーツアーやセミナーを通じた平和教育や啓発活動

    テラ・ルネッサンスに1,000円寄付すると何ができるのか紹介


    テラ・ルネッサンスに、毎月1000円の寄付を1年間継続すると、ウガンダで1名に1ヶ月分の職業訓練を提供できます

    さらに、
    ・毎月3,000円でカンボジアで家庭菜園用の野菜の種や苗木2種類600家族分を支援
    ・毎月5,000円でウガンダでミシンなどの道具一式を4名分購入

    といった支援が可能です。

    そもそもテラ・ルネッサンスへの寄付・募金は必要なのか?寄付する理由を紹介!


    テラ・ルネッサンスへの寄付を考えている方の中には、「そもそもテラ・ルネッサンスに寄付は必要なのだろうか?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

    結論から言うと、寄付金は必要です。

    その理由は

  • 地雷や不発弾の除去を促進することは、人々が安全な暮らしを営むために不可欠な活動。また、紛争被害者が安定して生活できるよう、持続的な開発支援や教育支援を行う必要がある
  • ファンクラブ会員(継続寄付)・通常寄付(都度寄付)などの寄付がテラ・ルネッサンスの継続的な活動を支える重要な資金となっている
  • からです

    詳しく説明します。

    テラ・ルネッサンスの活動は必要なのか?

    世界には、現在も6,000万から7,000万個の地雷が埋設されています。貯蔵されているものも含めると、その数は約2億3,000万個にものぼる*と言われています。

    紛争が終わった後でも、地雷が撤去されない限り、人々は安全に暮らすことはできません。また、地雷の除去には、莫大な資金と時間を要します。

    また、世界には少なくとも25万人の「こども兵(18才未満の兵士)」がいると言われています。彼らは安心して暮らし教育を受けられないだけでなく、軍隊で搾取の対象になっています。

    紛争地で起きているこれらの問題を解決するために、テラ・ルネッサンスは外務省をはじめ国連やNGOと協力し、現地の人々に密着した活動をしています。外務省、国連、NGOそれぞれ行える活動が違うため協働が必要とされています。

    途上国を支援している団体はいろいろありますが、「紛争後の人々」への支援を行っている団体は多くありません。

    このような理由から、紛争被害地の支援をしている数少ない団体の1つ、テラ・ルネッサンスの活動は世界にとって必要だと言えるでしょう

    *出典:The Monitor, Mine Contamination

    テラ・ルネッサンスの活動に寄付は必要なのか?

    認定NPO法人テラ・ルネッサンス / 2020年度年次報告書より

    2020年度の報告書を見ると、テラ・ルネッサンスの収入の約60%を会費・寄付金が占めていることが分かります。

    助成金の割合も高いですが、助成金は使い道や使用期間が指定されていることが多いです。また助成金の募集から申請までは、ある程度の期間が設けられることが一般的で、承認が下りるまでさらに時間がかかります。

    そのため、緊急に対応すべき問題が起きていても、すぐに支援する資金にあてることができません。また現地のニーズにそって使途や期間を柔軟に決められないといった難点があります。

    しかし寄付金は、団体が使い道を決められ、必要なタイミングで迅速に支援を届けることができます。つまり寄付金は、テラ・ルネッサンスの活動を支える大切な資金となっているのです。

    テラ・ルネッサンスの寄付・募金で実現した支援

    寄付金によって実現した支援を2020年度を例に紹介します。

    カンボジアでは地雷撤去支援を行い、東京ドーム7個分に当たる土地を5,554世帯に返還することができました。

    ウガンダでは元子ども兵を対象に、洋裁や木工大工などの技術訓練を実施しました。支援を受けた元子ども兵は、累計227名になりました。

    しかし、地雷はまだ各地にたくさん埋まっています。また、働かされている子ども兵もまだ存在します。これらを解決するためにテラ・ルネッサンスの活動はまだまだ必要なのです。

    寄付金控除の対象団体です

    テラ・ルネッサンスを支援するには?寄付の方法を2つ紹介!

    ここからは、テラ・ルネッサンスを支援するための寄付の方法について紹介します。

    テラ・ルネッサンスへの寄付には、主に以下2つの方法があります。

    1. ファンクラブ会員(継続寄付)
    2. 都度寄付

    1. ファンクラブ会員(継続寄付)

    ファンクラブ会員とは、毎月決まった金額を継続して支援する寄付者のことです。

    金額は1,000円から20,000円まで 1,000円単位で設定された金額から選択可能です。

    決済方法はクレジットカード決済または銀行振り込みが用意されています。

    ファンクラブ会員になると
    ・海外からのお礼ハガキ、動画メッセージ
    ・現場の様子が良くわかる、活動のデザイン冊子

    といった特典が届きます。

    ファンクラブ会員(継続寄付)は「継続的に紛争被害地の人々を応援したい」「毎月寄付をすることで、紛争で傷ついた人々の心の支えになりたい」という方におすすめの寄付方法です。

    >>テラ・ルネッサンスについて詳しく見る

    2. 都度寄付

    「寄付したいな」と思った時にすぐに寄付できるのが都度寄付です。

    金額の設定は自由です。寄付の使途を選ぶことができ、「ウクライナ」「コンゴ」への緊急支援や活動全般への支援を選択できます。

    決済方法はクレジットカード決済または銀行振り込みが用意されています。

    「その時の自分に合った方法で、テラ・ルネッサンスの活動を支えたい」という方におすすめの寄付方法です。

    テラ・ルネッサンスへの寄付は継続寄付がおすすめ!その理由を解説


    テラ・ルネッサンスへの寄付は、継続的に寄付をするファンクラブ会員になるのがおすすめです。
    その理由は

  • 長期的な活動が必要な地雷撤去や子ども兵の自立支援を継続的にサポートできる
  • 海外からのお礼のハガキや動画メッセージが届くので、自分の支援の効果を実感しやすい
  • 自動決済なので忘れずに寄付ができる
  • からです。

    もちろん、一度の寄付でも大きな力になります。しかし、紛争被害地の支援は長期にわたるため、継続的な寄付により、より安定した活動が行えるのです。

    >>テラ・ルネッサンスについて詳しく見る

    【参考】テラ・ルネッサンスの活動内容

    テラ・ルネッサンスの活動内容を紹介します。

    【テラ・ルネッサンスの活動内容】

    1. 元子ども兵の社会復帰支援プロジェクト
    2. 地雷の撤去活動
    3. 小型武器に関する啓発活動
    4. 平和教育・啓発活動

    それぞれ詳しくみていきましょう。

    1.元子ども兵社会復帰支援プロジェクト

    「誘拐され、襲撃を強要された。そしてぼくは、お母さんの腕を切り落とした…。 」

    子ども兵(少年兵)とは、正規・非正規を問わずあらゆる軍隊に所属する18歳未満の子どもです。子ども兵の中には少女も含まれており、世界で少なくとも25万人以上いると言われています。また子ども兵の中には無理やり誘拐され、親や友人を殺すことを強要されるケースもあります。

    紛争が終わっても元子ども兵は、精神的・身体的トラウマを抱える子どもも多いです。また基本的な教育を受けていないため、文字の読み書きすらできない子どももいます。

    そこでテラ・ルネッサンスでは、元子ども兵が社会復帰できるよう、以下の支援を行っております。

    • ・音楽や伝統のダンスなどを通じて、心のケアを実施
    • ・読み書きや算数、英語など日常生活に必要な知識を教える「基礎教育」を提供
    • ・洋裁や手工芸、木工大工などの職業訓練を通じて、収入向上の支援を実施

    このような支援を実施した結果、
    支援後に自尊心が1.7倍に向上
    まわりの人との繋がりが3倍以上に
    支援後の平均収入が50倍以上に向上
    など、成果をあげています。
    毎月1,000円からの寄付が、元子ども兵の支援に役立ちます。

    2.地雷の撤去活動

    テラ・ルネッサンスでは2001年から、カンボジアを中心に地雷撤去支援プロジェクトを行っています。

    1960年代後半からベトナム戦争に巻き込まれたカンボジアでは、今でも地雷が推定400~600万個に及ぶと言われいます。また1979~2016年の37年間、地雷の被害に遭った人は報告されているだけでも64,662名に登り、そのうち20%は女性と子どもです。

    そこでテラ・ルネッサンスでは、地雷による被害を防ぐために以下の支援を行っております。

  • スタッフがカンボジアに駐在し、継続的に現地で支援を実施
  • 現地組織と協力し、資金や資機材を提供
  • 地雷被害者や家族への支援
  • 3.小型武器に関する啓発活動

    小型武器(正式には“小型武器・軽兵器”)とは、一人もしくは数人で運搬・使用できる武器のことを指すことが多いです。小型武器は日々多くの犯罪に利用されており、これによって命を落とす人は毎年約50万人にのぼるようです。

    2013年に国連にて武器貿易条約(ATT)が締結されました。しかし条約に参加していない国があったり各国がどのようにプロセスや制度を設計するかなど、課題も残っています。

    テラ・ルネッサンスでは武器貿易条約(ATT)の確実な履行と条約の内容強化に取り組むよう、今も活動を継続中です。

    4.平和教育・啓発活動

    テラ・ルネッサンスでは日本国内で、平和教育や啓発活動を行っています。具体的にどのような活動を行っているのか、さっそく見てみましょう。

    • ・学校や企業のセミナー(講演)を通じて「平和な社会の実現のため私たちに何が出来るのか」を考える“平和教育”を実施
    • ・海外の事業地を視察する“スタディーツアー”を開催
    • ・平和の担い手の育成として、インターンシップ生の受け入れ
    • ・東日本大震災復興支援活動の一環として、岩手県上閉伊郡大槌町にて、大槌復興刺し子プロジェクトを運営

    テラ・ルネッサンスへの寄付をしてみませんか?

    ここまで、テラ・ルネッサンスの寄付・募金の使い道や寄付の方法などを紹介しました。
    この記事の内容をまとめます。

  • テラ・ルネッサンスは地雷や不発弾の撤去、子ども兵の社会復帰支援など紛争被害地の支援を行っている。
  • 寄付は90%以上が海外や日本での事業活動に使われている
  • 長期に渡る活動を伴走して応援できるという理由から、継続寄付がおすすめ
  • 「平和な社会の実現のため自分にできることをしたい」と考えている方は、ぜひテラ・ルネッサンスへの寄付・募金を検討してみてくださいね。

    寄付金控除の対象団体です

    一方で「他にも地雷問題に取り組む団体を知りたい」と考えている方は、こちらをご一読ください。
    地雷の危険から子どもを守りたい!寄付できる団体を5つ紹介!

    この記事を書いた人
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