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ユニセフ募金の使い道は?寄付金の使われ方や寄付募金の方法を4つ解説!

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ユニセフへの寄付募金は、困難な状況に陥っている世界中の子どもたちのために役立てられます。

紛争や災害などにより貧困に陥っている子供たちが、世界中にいます。貧困に陥っている子どもたちは安全な水を飲んだり十分な食べ物を取ったりすることも難しく、十分な教育を受ける機会も得られにくいのが現状です。

このような困難な状況に陥っている子どもたちを支援するのがユニセフであり、その活動を支えているのは皆さまからの寄付募金です。しかしユニセフに寄付募金しようか考えているものの、「自分がした寄付は、本当に子どもたちのために役立っているのだろうか?」と疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。

この記事ではユニセフへの寄付募金について、以下の内容をご紹介します。

  • ・ユニセフに集まった寄付募金は具体的にどのようなことに活用されているの?
  • ・そもそもユニセフに寄付募金する必要はあるのか?
  • ・ユニセフに寄付募金するにはどのような方法があるのか?

先に結論をお伝えすると、ユニセフの支出のうち約9割は支援活動に活用され、残りの約1割が管理運営費などに利用されています。またユニセフは困難な状況に陥っている世界の子どもを支援しており、活動を継続するには定額寄付など、お金の寄付が重要な収入源となっています。

ユニセフに集められた寄付募金はどのように活用されているのか詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。なお「困難な状況にある子どもたちを支援するため、ユニセフへの寄付を継続的にしたい」と考えている方は、ユニセフへの定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」への参加を検討してはいかがでしょうか。

>>マンスリーサポート・プログラムに参加する魅力をチェックする!

ユニセフ募金の使い道は?集めた寄付金の使い方について紹介!

ここでは、日本ユニセフ協会に寄付募金したお金がどのように活用されているのかについて、以下の内容を紹介します。

  • ・日本ユニセフ協会とユニセフの関係
  • ・ユニセフ寄付募金の使われ方
  • ・ユニセフに100円募金すると何ができるのか

日本ユニセフ協会とユニセフの関係を紹介

日本ユニセフ協会とは、日本におけるユニセフの支援窓口です。

各国のユニセフ協会はユニセフと「協力協定」を締結しており、ユニセフの唯一のパートナーと定められ、募金活動、広報活動、アドボカシー活動(政策提言)に取り組んでいます。同じようなユニセフ協会は、世界の33の先進国と地域にあります。

ユニセフの発行している「公益財団法人 日本ユニセフ協会 年次報告 2023
によれば、日本ユニセフ協会に集まった寄付募金の86.7%が世界の子どもたちを支援するため役立てられており、13.3%が日本国内の活動に活用されていることが分かりました。日本国内の活動は広報活動やアドボカシー活動であることから、間接的に世界の子どもたちのために役立てられていると言えるでしょう。

では日本ユニセフ協会からユニセフに送られた86.7%の寄付募金がどのように活用されているのか、詳しく見てみましょう。なお日本ユニセフ協会の活動費の割合について、適正感があるかどうか知りたい方は、寄付アドバイザーのコメントがある以下記事をご一読ください。

【実際どう?】ユニセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

活動報告書から見る、ユニセフ募金の使われ方

(公式ホームページより)

2022年におけるユニセフの活動資金総支出は、79億8,500万米ドル(2022年12月末の相場1ドル136円で換算すると、約1兆2200億円)です。そのうち81%が開発支援事業費に充てられ、残りが管理運営費や民間部門との連携とパートナーシップに使われています。

活動分野別の内訳は、下記のようになっています。

  1. 子どもの生存と成長:40%
      保健、栄養、HIV/エイズ、乳幼児期の子どもの発達と青少年の健康に関する活動
  2. 教育:20%
  3. 環境(水と衛生):16%
      水と衛生に関する活動、気候変動、災害リスクの軽減、都市環境への取り組み
  4. 子どもの保護:11%
      子どもたちを暴力や搾取から守る活動
  5. 公平な機会:13%
      貧困、ジェンダーの平等と差別への取り組み、障がいのある青少年と子どもへの支援、あらゆる年齢の子どもたちの安全で有意義な参加と市民参加を支援するための取り組み

次は、ユニセフに寄付募金すると具体的に何ができるのかについて紹介します。

ユニセフに100円募金すると何ができるのか紹介

たとえばユニセフに100円募金すると、以下の支援物資を調達できます。

  • ・ポリオ※から子どもを守るためのワクチンの提供
  • ・栄養治療食の提供
  • ・経口補水塩の提供

※2024年1月現在の価格。輸送や配布のための費用は含まれていません。
参考:日本ユニセフ協会|ユニセフ募金のゆくえ

ポリオとは、脊髄性小児麻痺とも呼ばれる疫病のこと。一度感染すると手足が麻痺したり中枢神経が冒されたりする病気で、感染すると効果的な治療方法がありません。しかしワクチンの接種で予防できるため、世界中でポリオの根絶に向けて動いています。

また海外では、衛生的な水や食べ物を入手することが難しい場合が多く、激しい下痢が発症して脱水症状で命を落とす子供達も少なくありません。このような問題を解決するため、ユニセフでは経口補水塩※や栄養治療食の提供もしています。

※糖分と塩分と栄養素を配合したもの。安全な飲み水を使って適切な配合液を作れば、脱水症状で奪われた水分を補給できます。

ユニセフの活動について、より詳しく知りたい方は以下をご一読ください。

そもそもユニセフへの寄付募金は必要なのか?寄付する理由を紹介!

ユニセフへの寄付を考えている方の中には、「そもそもなぜユニセフへの寄付が必要なのだろうか?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

ユニセフは世界中の恵まれない子どもたちに対して支援活動を行っています。そしてユニセフへの寄付募金は、海外の厳しい状況に置かれている子どもを支援するための活動に役立てられており、ユニセフにとってとても重要な収入源となっています。

たとえば世界では4人に1人が、自宅で安全な飲み水を入手できる状況にありません。安全な水を手軽に入手できないため、

  • ・何時間もかけて水を入手するために歩き回り、学校に行ったり勉強したりできない
  • ・安全な水を入手できず不衛生な環境に置かれるため、病気にかかりやすい
  • ・下痢による脱水症状から、命を落とす子どもも少なくない

といった問題が発生しています。

一方でユニセフでは、安全な水を手軽に入手できるようにするため、

  • ・浄化剤の配布
  • ・給水塔の設置
  • ・災害に強い給水システムの導入

など、子どもたちが手軽かつ安全に水を入手できるよう、支援を行っています。そしてこのような活動を継続的に行うための費用は、一人ひとりの寄付金などからまかなわれています。

もし「厳しい状況に置かれている海外の子どもたちを支援したい」と考えている方は、ユニセフへの寄付募金を考えてみてはいかがでしょうか。

ユニセフを支援するには?寄付募金の方法を2つ紹介!

ここからは、ユニセフを支援するための寄付募金の方法について紹介します。ユニセフを支援するには、主に以下2つの方法が挙げられます。

  • ・マンスリーサポート・プログラム(定額寄付)
  • ・1回だけの寄付(単発寄付)

1.マンスリーサポート・プログラム(定額寄付)

ユニセフへの継続的な寄付募金を考えている方は、継続寄付「マンスリーサポート・プログラム」への参加がおすすめです。

【定額寄付をおすすめする3つの理由】

  • ・毎月指定した金額が自動で寄付されるため、手間をかけず継続支援できる
  • ・ユニセフへの寄付は寄付金控除の対象になるため、税金の控除を受けられる可能性がある
  • ・いつでも定額寄付をストップできるため、お金に余裕がない時は解約できる

さらにユニセフの定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」に参加すると、年に4回ほど広報誌「ユニセフ・ニュース」が届いたり定期的に各種資料が無料で届いたりと、ユニセフの活動内容についてより深く知ることができます。

マンスリーサポート・プログラムが気になる方は、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

ユニセフへの定額寄付がおすすめな理由をもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!

2.1回だけの寄付(単発寄付)

ユニセフへの寄付募金は、1回限りの単発寄付もできます。

ユニセフへの単発寄付は、Webサイト上からできます。「ユニセフへの寄付を考えているけれど、毎月の支援は難しい」という方は、まずは単発寄付を考えてみてはいかがでしょうか。

>>>ユニセフへの単発寄付はこちらから!

ユニセフへの寄付募金は「マンスリーサポート・プログラム」への参加がおすすめ!その理由を解説

ユニセフへの寄付募金は定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」への参加がおすすめです。

マンスリーサポート・プログラムとは、日本ユニセフへの定額寄付プログラムの名称です。このプログラムに参加することで、以下のようなメリットがあります。

  • ・継続的に困っている人を支援できる
  • ・参加者独自の特典がある

定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」に参加すると、あらかじめ決めた金額を毎月引き落とされるため、手軽にユニセフの活動を支援可能。またマンスリーサポート・プログラムに参加すると、以下の特典を受けられます。

  • ・広報誌「ユニセフニュース」を年4回、郵便とメールで受け取れる
  • ・(希望の方のみ)日本ユニセフ協会発行の資料を無料で受け取れる
  • ・オリジナルエコバッグがもらえる(数量限定)

※2024年10月時点。

また日本ユニセフ協会への寄付は、寄付したお金の一部が税金から控除される「寄付金控除」の対象になります。

ユニセフの活動を支援したいと考えている方は、この機会にマンスリーサポート・プログラムへの参加を考えてみてはいかがでしょうか。

なお寄付金控除について詳しく知りたい方は、以下をご一読ください。

>>>寄付金控除の仕組みとは?確定申告の方法も紹介

ユニセフ募金の使い道が気になる方は、公式サイトを確認しよう

ここまで、ユニセフ募金の使い道などを紹介しました、ここで紹介した内容をまとめます。

  • ・ユニセフの支出の89%は開発支援活動に充てられている
  • ・ユニセフに寄付募金すると、厳しい状況に置かれている海外の子どもたちを支援できる
  • ・継続的にユニセフの活動を支援するなら定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」への参加がおすすめ

ユニセフでは寄付金の大部分を、海外の子どもたちの支援活動に充てていることが分かりました。活動内容や収支報告などはユニセフのホームページで公開されているため、より詳しく知りたい方はあわせてご確認ください。

またユニセフの活動を継続的に支援したいと考えている方は、定額寄付「マンスリーサポート・プログラム」への参加もこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

一方で「ユニセフ以外に海外の子どもを支援している団体を知りたい」と考えている方は、こちらをご一読ください。

>>>海外の子どもたちを支援するには?課題別のおすすめNPO団体や寄付の方法を解説

この記事を書いた人
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