「女性の支援方法には、どういったものがあるのだろう?」
「女性を支援しているNPOは、どこを選ぶのがいいのかな?」
このようなお考えはありませんか?
女性の支援方法は、お金の寄付やモノの寄付、ボランティア参加など様々です。さらには女性を支援するために、国も支援活動やサポートを行っています。
とはいえ、「自分に適した支援方法は何だろう?」と悩む方もいるでしょう。
そこでこの記事では、女性の支援について知っておきたい以下のことをまとめました。
- ・女性を取り巻く環境
- ・私たちにできる女性の支援方法
- ・女性を支援している(寄付できる)団体
女性への支援を考えている方は、ぜひご一読ください。
今すぐおすすめの団体を知りたい方は、以下をご覧ください。
女性を取り巻く環境とは
近年、貧困状態にある女性が増え続けています。
平成24年版「男女共同参画白書」によると20代女性の貧困率(※)は15%を超えています。
※収入から税金や社会保険料を引いた可処分所得を高い順に並べ、中央の額の半分に満たない人が全体に占める割合
女性が仕事を積極的にするようになり晩婚化が目立ってきました。一方で、男性の年間平均給与は568万円、女性は316万円と、いまだ女性の給与は全体的に男性より低いままです。
未婚のままの女性が増加したことや、離婚した女性が育児と家事、仕事の両立ができずに低賃金の仕事しかできないために貧困になっているということがその理由と考えられています。
出典:
内閣府, 平成24年版男女共同参画白書
国税庁, 民間給与実態統計調査(令和5年分)
離婚により貧困になってしまうケース
また、近年増加している熟年離婚は年金支給額に関する問題を起こしています。
夫の給与が主な収入源となっている場合、多くは夫と夫が勤めている会社が妻の分の年金や社会保険料を支払っています。
そのままであれば、妻は保険証を利用することもできますし、将来的にはそれによって計算された年金を受け取ることができるようになります。
しかし、離婚した場合はそれらの年金や社会保険料を自分で支払うことになります。
これらは生活が苦しい家庭にとってはかなりの高額で、より生活が苦しくなることに。
さらに、そうした年金を支払う額が少ないと将来自分が受け取る年金も少なくなってしまいます。
年齢を重ねるほど、高収入の仕事を見つけて就職することは難しくなる傾向にあります。
また、元々仕事をしていた女性も、長いブランクがある場合は即戦力として雇用することをためらう企業も多く、再就職も難しいというのが現状です。
これがさらなる貧困を生み出す原因となっているのです。
婚姻歴がない女性は、それらの年金や社会保険料を自分で払い続けていたことになります。
経済的に自立ができており、ゆとりをもって貯蓄できている場合は問題ないのですが、貯蓄額が少ないまま年齢を重ねていった場合は老後の蓄えに不安が出てきます。
このように、貧困状態は様々な問題が発生する可能性を秘めているのです。
- ・単身女性の貧困が深刻な状態にある
- ・単身女性の32%、65歳以上の単身高齢女性と母子家庭の50%以上が貧困状態
- ・単身女性が貧困に陥る理由は離婚や仕事など様々な要因がある
(出典:国立社会保障・人口問題研究所「2007年社会保障・人口問題基本調査」)
貧困に苦しむ女性の強い味方!日本で行われている支援活動や内容は?
日本では、女性を支援する制度として様々な手当や税の控除などの他にも支援活動やサポートが行われています。
こういった支援活動やサポートをうまく利用することで、貧困の状況を打破することができます。
女性のためのキャリア支援、就職支援
職業安定所やハローワーク、市区役所などでは様々なキャリア支援が行われています。
例えば「家事や子育てと両立可能な就業・再就職支援」です。
これは家事や育児のために希望通りの仕事に就けない女性を応援する支援で、就業時間が短い、託児所がある、フレックス制を導入しているなど、家事や育児と仕事を両立しやすい条件の仕事を探してくれる制度です。
同様のものに「マザーズハローワーク」というものがあります。
こちらも母子家庭やシングルマザーなどに対して配慮がなされている職場を紹介してくれるもので、マッチングしやすくなっています。
また、どうすればスムーズに仕事を見つけることができるかといったセミナーなども定期的に行われています。
こういった支援は、公的機関だけでなく民間でも行われています。
何か専門資格を持っている場合はそれを活かした再就職を支援するようなサイトもあります。不足している保母、保育士や看護師のような専門職の復職支援を行っているサイトや団体がいくつもあります。
シングルマザー支援
シングルマザーの場合は家事、育児、仕事の両立がどうしても難しくなるので、シングルマザーに対しての支援も色々と行われています。
自治体にもよりますが、「地域少子化対策重点推進交付金」「ひとり親家庭等日常生活支援」といった形で何かしらの手当や控除が発生することもありますし、訪問型保育制度、ベビーシッター紹介制度、といったものを利用して子どもを預けることも可能です。
また、こういった支援を積極的に行っているのは人手が足りていない職種が目立ちます。
バス・トラックなどのドライバー業界は、人手不足や高齢化が問題視されるようになってから長いです。
ネット通販などの普及によってますます仕事が増加しているにも関わらず、若い人があまり就かないことから常に人手が足りていません。
こういった企業や業界ではシングルマザーを支援するような活動が盛んで、託児所の設置や勤務時間の個別化などがどんどん行われています。
支援が行われている業界から仕事を探すのも有効的であると言えます。
(出典:厚生労働省「マザーズ・ハローワーク」
心身の健康支援
母子家庭・シングルマザーの女性は、仕事と子育ての両立で心身共に疲れていることがあります。
そうした女性のためにも「ひとり親家庭への相談窓口」「育児相談窓口」のような様々な機関が設置されています。
こうした窓口では母子家庭やシングルマザーならではの悩みなどを無料で相談することができ、その内容によって解決策を指示してくれることもあります。
場合によっては担当部署に連絡をしてくれる場合もあるため、何か悩みがある場合はこれらの窓口を利用するのも良いでしょう。
多忙な場合は電話相談などを積極的に利用しましょう。
- ・行政や地域では家事や子育てと両立可能な就業・再就職支援を実施
- ・地域少子化対策重点推進交付金、ひとり親家庭等日常生活支援などがある
- ・マザーズハローワークやシングルマザーを支援するような活動もされている
(出典:厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課「ひとり親家庭等の支援について」)
働く女性を支援しているNPO団体がある
スキルアップ支援や就業支援など、「働く女性」に対して支援しているNPO団体があります。
たとえばグラミン日本は、夢を諦めたくない女性を支援する団体です。
貧困や生活に困窮する人々に低金利・無担保でお金を貸し、起業・就労などを通じた自立支援をしています。
グラミン日本の基礎であるグラミン銀行は、1983年の設立以来、のべ900万人以上の女性へ融資を実施してきました。
他にもグラミン日本では、非正規職で働く女性やシングルマザー向けに「プチ起業のはじめ方」ワークショップを無料で開催しています。
グラミン日本の活動をもっと詳しく知りたい方は、以下をご参照ください。
>>一般社団法人グラミン日本:ノーベル平和賞受賞の取り組みを日本で展開
貧困女性を支援しているNPO団体がある
ひとり親家庭支援をはじめ、貧困女性を支援しているNPO団体があります。
たとえばフローレンスは、2008年からひとり親家庭に低価格で病児保育を提供している団体です。
もし母子家庭の子どもが病気になったとき、子どもの看病ができるのは母親だけというケースも少なくありません。
しかし、シングルマザーの中には「看病するために仕事を休んだら退職を促された」という方もいらっしゃいます。
そのような背景がある中、フローレンスではひとり親家庭の厳しい子育て環境を改善するための活動を行っているのです。
また、フローレンスには寄付会員制度(サポート隊員)があり、ひとり親家庭への安価な病児保育の提供を寄付を通じて支えることが可能です。
フローレンスの活動については、以下でも紹介しているのでぜひご覧ください。
>>認定NPO法人 フローレンス:強固な組織による課題解決集団
私たちにできる女性の支援方法は?
女性を支援する方法には様々なものがあります。ここでは、それぞれの支援の特徴について見ていきましょう。
お金の寄付
お金の寄付は、支援団体と困っている人へのメリットが多い支援の1つです。
寄付先の団体が最も効果的な支援方法を選択して寄付の使途を決めるため、その時困っている女性に支援が行き届けられます。
お金の寄付は、寄付する側にもメリットがあります。
たとえば団体ホームページから寄付をすれば、時間と場所を選ばずに今すぐ支援することが可能です。
それだけでなく、お金の寄付には寄付金控除といって寄付をした人にも所得税や住民税の控除によって還元される仕組みがあります。
寄付金控除の詳しい解説が知りたい方は、こちらもご確認ください。
今すぐおすすめの団体を知りたい方は、以下をご覧ください。
古着や本などモノの寄付
古着や本など、モノの寄付でも女性を支援することが可能です。
特に食料品や衣類といった命に関わるもの、生活に必要なものは支援現場の役に立っています。
ただし、モノの寄付には難しい面があることも事実です。
たとえばモノを送られる側は、保管場所や管理体制を整える必要があります。
一方でモノを送る側からしても、「支援したいけど何を送ればいいのか分からない」と悩むことがあるでしょう。
モノでの寄付を考えている方は、事前に以下の記事を参考にしてみてください。
>>食料や服の寄付は支援に役立てにくい?実際のところを専門家が解説!
ボランティアへの参加
ボランティアは、「困っている人へ直接サポートしやすい」「団体・支援者などと繋がりを持ちやすい」などのメリットがあります。
ボランティアだからこそ得られるメリットもあるため、まずは自分が始めやすいことから手をつけてみてるのがおすすめです。
一方で、「ボランティア活動に参加する時間がない」「いきなり団体の活動に参加するのは心理的なハードルがある」と感じる人もいるようです。
ボランティアへの参加が難しいという人は、支援団体へのお金の寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
NPOなど女性を支援している団体を5つ紹介
「お金の寄付で女性を支援したいけど、そもそもどの団体に寄付すべきか分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。
そこで、寄付アドバイザーである河合さんのコメントとともに、寄付先におすすめの5団体を紹介します。
【女性を支援できる団体5つ】
【寄付先1】公益財団法人ジョイセフ:女性に選択する自由を届ける
ジョイセフは、世界各国において、母子保健向上、家族計画と避妊、女性のエンパワーメント、緊急復興支援などの分野で活動しています。
保健医療サービスの提供による妊産婦死亡の削減や、少女たちに対する家族計画に関する知識などを通して、命と健康が「格差」によっておびやかされている途上国の女性を支援しています。
ジョイセフでは、持続可能なコミュニティをつくるためには「人づくり」が重要だと考え、地域の人材育成を活動の中心としています。
活動を通じて、「すべての人びとが自らの健康を享受し、尊厳と平等のもとに自己実現できる世界」を目指しています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 日本において、家族計画、女性のエンパワーメントを中心とした保健分野の国際協力における最長の歴史と最大の実績を有する専門機関
- 日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる「思い出のランドセルギフト」は特徴的な取組み
- 「ジョイセフアンバサダー」に冨永愛さんが就任し広報リーダーの役割を果たす
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】ジョイセフの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
【寄付先2】認定NPO法人 フローレンス:強固な組織による課題解決集団
フローレンスはこんな人にオススメ!
- ・これからの日本には古い価値観や仕組みにとらわれないイノベーションが求められていると思う
- ・日本から子どもの虐待死がなくなって欲しい
- ・障害のある子どもやその親が幸せに暮らせる社会になって欲しい
フローレンスは、親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決するため、病児保育、小規模保育園、障害児保育・支援、特別養子縁組、子ども宅食、ひとり親支援などの事業に取り組んでいます。
活動を通して、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指しています。
寄付アドバイザー河合さんの注目ポイント3つ!
- 新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団と掲げるように社会問題への「小さな解」を、事業として次々と生み出す
- 政治や行政と共に「小さな解」を政策にし、全国に拡散する
- 内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める代表理事 駒崎弘樹さんの発信力
ネットの口コミ評判を知りたい方はこちら
>>【実際どう?】フローレンスの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説
>>フローレンスに関する記事一覧はこちら
【寄付先3】一般社団法人グラミン日本:ノーベル平和賞受賞の取り組みを日本で展開
グラミン日本は、貧困や生活困窮の状態にある日本の方々に低利・無担保で少額の融資、起業・就労支援、フォローアップを行い、貧困から脱却し自立するのを支援するマイクロファイナンス機関です。
借り手の97%はシングルマザーをはじめとした女性で、ほとんど貸し倒れのない実績を持っています。また、発展途上国のみならず先進国でも貧困削減の成果を上げています。
また、非正規職で働く女性やシングルマザー向けに「プチ起業のはじめ方」ワークショップを無料で開催しています。
支援を通して「貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会」を目指しています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 2006年にノーベル平和賞を受賞し、貧困削減に効果をあげている「グラミン銀行」の日本版
- 5人一組の互助グループを作り、起業や就労の準備の融資を受け、仕事の機会や就労支援、顔の見えるコミュニケーションを行うビジネスモデル
- 企業、NPO、金融機関、コンサルティングファーム出身者など各分野の専門家などの有志が参画
【寄付先4】認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ:日本で初めての国際人権NGO
女性に対する暴力を根絶する取り組みなどの人権侵害をなくすために活動しています。
国際女性デーにちなんだ記念イベントをはじめ、各種ウェビナーやプレスリリースを通じた情報発信にも積極的な団体です。
「国際的に確立された人権基準に基づき、紛争や人権侵害のない公正な世界」の実現を目指しています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- 日本を本拠とする、日本で初めての国際人権NGO
- 法律家、研究者、ジャーナリスト、市民など、人権分野のプロフェッショナルたちが中心となり、理事や顧問、アドバイザーなどで関わり専門性を発揮
- 社会動向に合わせタイムリーな声明や情報の発信がされている
【寄付先5】認定NPO法人国連ウィメン日本協会:女性のエンパワーメントとジェンダー平等に特化
UN Womenは途上国の女性の自立を支援し、世界中の女性のエンパワーメントとジェンダー平等を実現するため活動しています。 特定非営利活動法人国連ウイメン日本協会は、国連で唯一、女性と少女の課題に取り組むUN Women(国連女性機関)の日本国内委員会で、日本はもちろん世界中の女性と少女がいきいきと暮らせる社会をめざして活動しています。
寄付アドバイザーが見た注目ポイント!
- UN Womenは国連で唯一、女性と少女の課題に取り組む機関。女性のエンパワーメントとジェンダー平等に活動が特化されている
- エマ・ワトソンやアン・ハサウェイ、ニコール・キッドマンなどハリウッドスターが親善大使として活動に参加
- UN Womenはバングラデシュで、『ロヒンギャ難民女性・少女の自立支援プロジェクト』やCOVID-19のパンデミックに際しては少女たちに感染防止の教育をするなど、社会状況に合わせて必要な支援を提供していることがうかがえる
女性への支援についてよくある疑問3つ
ここからは、女性への支援でよくある3つの疑問について解説します。
- 女性センターはどんなところなの?
- 女性を支援できる団体のボランティア募集情報は?
- 女性を支援できる団体の求人はどこで確認できる?
【疑問1】女性センターはどんなところなの?
女性センターとは、各都道府県や市町村が自主的に設置している女性のための総合施設です。
「女性センター」や「男女共同参画センター」など、呼び方は施設によって様々です。
女性の地位向上・女性の社会参画・女性問題の解決を目的に、女性が抱える問題全般の情報提供や研究などを実施しています。
【疑問2】女性を支援できる団体のボランティア募集情報は?
女性を支援している団体は、公式サイト上でボランティアを募集していることがあります。
「単発ボランティア」や「定期的な活動を支援するボランティア」など、形は団体によって様々です。
ボランティアに興味がある方は、ぜひ各団体の公式サイトを参考にしてみてください。
【疑問3】女性を支援できる団体の求人はどこで確認できる?
団体にもよりますが、女性を支援できる団体の求人を大手求人サイトで募集していることがあります。
また、各団体の公式サイト上で求人募集していることもあるため、興味がある方はインターネットで検索してみてください。
女性を支援できる団体に寄付してみませんか?
ここまで、女性を支援できる団体について解説しました。ここで、紹介した内容をまとめます。
- ・近年、貧困状態にある女性が増え続けている
- ・単身女性が貧困に陥る理由は離婚や仕事など様々な要因がある
- ・働く女性や貧困の女性を支援している支援団体がある
貧困に苦しんでいる女性が、その状況を一人で打破していくのは非常に難しいことです。無理をしているうちに心身が疲弊してしまうことも少なくありません。
簡単に解決しないのは、それぞれが抱えている事情が違っているからということもあります。
状況を改善していくには、理解者や協力者を一人でも多く見つけることが大切です。
また女性を支援する方法には、お金の寄付やモノの寄付、ボランティア参加などがあります。
それぞれの支援には特徴がありますので、自分が始めやすいものから選択するのがおすすめです。
もし「女性を支援できる団体に寄付したい」とお考えの方は、この機会に今回挙げた団体をチェックしてみてはいかがでしょうか。
▼(女性を支援できるNPO団体5つ)
団体名 | 寄付アドバイザーが見た注目ポイント |
---|---|
ジョイセフ | ・日本において、家族計画、女性のエンパワーメントを中心とした保健分野の国際協力における最長の歴史と最大の実績を有する専門機関 ・日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる「思い出のランドセルギフト」は特徴的な取組み ・「ジョイセフアンバサダー」に冨永愛さんが就任し広報リーダーの役割を果たす |
フローレンス | ・新たな価値を創造するイノベーター集団、社会問題解決集団と掲げるように社会問題への「小さな解」を、事業として次々と生み出す ・政治や行政と共に「小さな解」を政策にし、全国に拡散する ・内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める代表理事 駒崎弘樹さんの発信力 |
グラミン日本 | ・2006年にノーベル平和賞を受賞し、貧困削減に効果をあげている「グラミン銀行」の日本版 ・5人一組の互助グループを作り、起業や就労の準備の融資を受け、仕事の機会や就労支援、顔の見えるコミュニケーションを行うビジネスモデル ・企業、NPO、金融機関、コンサルティングファーム出身者など各分野の専門家などの有志が参画 |
ヒューマンライツ・ナウ | ・日本を本拠とする、日本で初めての国際人権NGO ・法律家、研究者、ジャーナリスト、市民など、人権分野のプロフェッショナルたちが中心となり、理事や顧問、アドバイザーなどで関わり専門性を発揮 ・社会動向に合わせタイムリーな声明や情報の発信がされている |
国連ウィメン日本協会 | ・UN Womenは国連で唯一、女性と少女の課題に取り組む機関。女性のエンパワーメントとジェンダー平等に活動が特化されている ・エマ・ワトソンやアン・ハサウェイ、ニコール・キッドマンなどハリウッドスターが親善大使として活動に参加 ・UN Womenはバングラデシュで、『ロヒンギャ難民女性・少女の自立支援プロジェクト』やCOVID-19のパンデミックに際しては少女たちに感染防止の教育をするなど、社会状況に合わせて必要な支援を提供していることがうかがえる |
記事の内容は以上です。もし、今あなたが
「どの団体に寄付するか決めかねている・・・」
「寄付先の選び方を知りたい・・・」
とお思いなら、寄付アドバイザーが「あなたに合う寄付先の選び方」を解説する人気記事をおすすめします。
気になる方はぜひ以下のリンクからどうぞ!
>>寄付先のおすすめNPO団体は?失敗しない選び方を専門家が徹底解説!
寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん
NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー
大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。