地震

平成の時代に起こった大地震・震災一覧

平成から令和に変わり、平成を振り返ると大きな大地震がいくつも日本を襲い、多くの人がその被害にあいました。

そこで、平成の時代に起こった大地震について、いま一度振り返ってみましょう。日本各地で大地震が起こるたびに、日本国内はもちろん、海外からも多くの義援金や支援が寄せられたことについて紹介していきます。

地震・震災の対策や津波発生時の注意点は?地震保険や南海トラフ巨大地震の想定被害も解説

世界で起こるマグニチュード6の地震の20%が日本付近


地震は国を問わず世界各国で起こっていますが、マグニチュード6級の地震の約20%が日本付近で起こっているというデータがあります。

なぜ、これほどまでに日本で大きな地震が、起こってしまうのでしょうか。

それは、日本が環太平洋地震帯にあり、地殻の変動が激しくて、地震活動が活発であることがあげられます。また、日本周辺には、太平洋プレート、北アメリカ(北米)プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4つのプレートがあり、それらのプレートが動くことでマグニチュード8クラスの海溝型地震が発生することがあります。

日本で発生する地震は、プレート境界で発生する地震 、プレート内で発生する地震、内陸部の活断層を震源とする地震の3つに分類されます。いずれも断層運動によって起こるものです。

(出典:内閣府防災情報「我が国で発生する地震」)

プレート境界で発生する地震について

海側のプートが陸側のプレートの下へ潜り込むように動くことで生じたひずみが蓄積し、限界を超えたときに陸側のプレートが跳ね上がることで起こる地震をプレート境界型地震と言います。海溝型地震はこれに含まれます。

プレートの移動による押し込み、プレート同士に加わるパワーの加わり方が、下からの大きな力が海水に対して加えられることで、津波や高波が起こります。

東日本大震災での地震や大きな津波が起こった原因は、この現象と同じで、震源の範囲が広かったことから私たちの想像もつかない大きな地震・被害となってしまいました。

プレート内で発生する地震について

大規模な断層運動がプレートの内部で起きて発生する地震です。ハワイや中国内陸部で発生している地震はこちらのタイプが多いようです。

内陸部の活断層を震源とする地震について

内陸部の活断層震源とする地震は、地表面に震源が近いため、マグニチュードが小さくても大きな被害をもたらす可能性があります。

(出典:気象庁公式サイト「地震発生のしくみ」)

平成の時代で起こった大地震・震災を振り返ろう


平成の時代に日本で起こった主な大地震は、まだまだ私たちの記憶として鮮明に残っています。
また、今もなお、避難生活を余儀なくされている人もいます。多くの人が犠牲になり、これまでの生活と一変した大地震・震災を忘れないためにも一度振り返ってみましょう。

震災名地震発生日時震源地最大震度マグニチュード
阪神・淡路大震災1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒淡路島北部の北緯34度36分、東経135度02分、深さ16km震度6マグニチュード7.3
鳥取県西部地震平成12年(2000年)10月6日鳥取県の西部震度6強マグニチュード7.3
岩手・宮城内陸地震平成20年(2008年)6月14日午前8時43分岩手県内陸南部(仙台市の北約90km、東京の北北東約390km)震度6強マグニチュード7.2
東日本大震災平成23年(2011年)3月11日14時46分牡鹿半島(宮城県石巻市)の東南東約130kmの三陸沖深さ約24kmの地点震度7マグニチュード9.0
熊本地震平成28年(2016年)4月14日21時26分熊本県熊本地方震度7マグニチュード6.5

平成の大地震を表にしてみると、記憶に残る大地震ばかりです。まだ被災したままの状態の人も多くいて、復興が思うように進んでいない場所も少なくありません
だからこそ、多くの支援が必要ですし、これから起こる可能性のある大地震に備えることが大切です。

(出典:内閣府防災情報「阪神・淡路大震災教訓情報資料集阪神・淡路大震災の概要」)
(出典:鳥取県庁危機管理局「鳥取県西部地震の概要」)
(出典:文部科学省研究開発局地震・防災研究課 岩手・宮城内陸地震)
(出典:文部科学省「東日本大震災について」)
(出典:気象庁公式サイト)

2011年東北地方周辺で何度もの巨大地震が発生


2011年の3月~7月に東北地方周辺では何度も大きな地震が発生しました。まずは、どのように東北地方周辺で地震が発生したのかについて表にまとめてみました。

地震発生日時震源地震度マグニチュード
3月9日三陸沖震度4マグニチュード7.3
3月10日三陸沖震度4マグニチュード6.8
3月11日(東日本大震災)牡鹿半島(宮城県石巻市)の東南東約130kmの三陸沖深さ約24kmの地点震度7マグニチュード9.0
4月7日宮城県沖震度6強マグニチュード7.2
4月11日福島県浜通り震度6弱マグニチュード7.0
4月12日福島県中通り震度6マグニチュード6.4
7月10日三陸沖震度4マグニチュード7.3

表にまとめてみると、3月にはM6.8以上の大きな地震が3回、4月にも同じく3回、7月には1回と短期間で震度4以上の地震が、7回も来ていることがわかります。

震度4以下の地震は、この数よりももっと多く、常に揺れていたことになります。

東日本大震災が起こる前からも起こった後も、大きな地震が頻発しているのは、本当に恐怖です。だからこそ、常に地震が起こっても対処できるように備えることが大切です。

(出典:仙台管区気象台 2011年(平成23年)の東北地方の主な地震活動)

国内外から多くの義援金が寄せられた

日本で大地震が起こるたびに、日本国内はもちろんのこと、国外からも多くの義援金をはじめとする支援が寄せられ、地震により被災した人々の支えとなりました

東日本大震災による義援金は、受付状況が3,414億1,057万182円(令和元年5月31日現在)、送金・配分状況が3,829億362万1,486円(令和元年6月21日現在)となっています。

この金額は日本赤十字社によって受け付けたものであり、その他の団体などこれ以上の義援金が東日本大震災によって被災した人々の復興支援のために利用されています。

国内外から震災地に寄せられる支援は、義援金だけではなく、少しでも早い復興に役立ちたいと、各被災地では様々な支援活動が行われています。

  • がれきの撤去作業
  • 損壊した家屋に対する撤去作業
  • 炊き出しなどの食料支援
  • 世界各国から医師や看護師の派遣

上記のように、被災者にとって心強い支援が行われており、被災地の復興に大きな力を発揮しています。
震災の被害にあった方は、地震に備えて何が必要で何が重要だったのかというリアルな情報を発信している人も多くいるので参考にしたいものです。

実際に大地震にあい、被災したからこその重要なアドバイスとしてしっかり受け止め、いつ大地震にあっても対応できるような備えを意識しましょう。

(出典:赤十字社「東日本大震災義援金の受付および送金状況のご報告」)

いつくるかわからない地震にしっかり備えよう


日本は地震大国として、いつくるかわからない地震に対して、しっかり備えることが大切です。

平成の時代に大きな地震によって被災した人々は、日頃の備えがどれほど大切で必要なことなのかということを実感していることでしょう。
経験に基づくそれらの情報は、まだ地震による被災経験がないという人へと受け継がれていくことが何よりも重要となります。

これから起こるかもしれない大地震を最小限の被害に留めるためには、被災した人によるアドバイスは、必要不可欠なものです。

また、行政や国の制度もこれまでの震災の被害や経験を元に改正されています。

私たちが住んでいる日本では、地震は起こるものという自覚と準備をすることがとても重要です。
そして、いつ大きな地震が起きてもすぐに避難できるよう、日頃から防災意識を持ち、準備をしておくのが良いでしょう。

動画はこちら
この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。

- gooddoマガジン編集部 の最近の投稿