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地震に備えて日頃の防災が大切!準備しておくべきこととは?

地震はいつ起こるか分からない恐ろしい災害です。大小様々な揺れが私たちを襲いますが、大規模なものだと避難を余儀なくされることもあります。

また地震による被害で亡くなる人も少なくありません。被害を防ぐためには地震に備えて日ごろから防災を行う必要があります。

この記事では防災の方法や備えについて解説します。

地震・震災の対策や津波発生時の注意点は?地震保険や南海トラフ巨大地震の想定被害も解説

震度の強さと体感の関係

地震が起こったとき、ニュースなどで市町村ごとに「震度○」と表示されます。この震度は10段階で表記され、地震の大きさを数字で伝わりやすくしたものです。

震度は体感する揺れの大きさにもつながります。それぞれの震度にはどの程度の体感になるかという規定があり、その情報も踏まえた上で揺れの大きさが決められています。

1996年以前は、震度の決定は体感および周囲の状況から推定していました。しかし1996年4月以降は計測震度計により自動的に観測して速報が行われるようになりました。

古くから震度の大きさはどのような体感をするか、どの程度揺れるか、どの程度の被害が発生するのかの目安になるとされています。必ずしも以下の被害になるとは限りませんが、このような状況になると思って対策を講じる必要があります。

震度0 人は揺れを感じない
震度1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる
震度2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる
震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる
震度4 ・ほとんどの人が驚き、かなりの恐怖感から一部の人は身の安全を図ろうとする
・眠っている人のほとんどが目を覚ます
・電灯などの吊り下げ物は大きく揺れる
・座りの悪い置物が、倒れることがある
震度5弱 ・大半の人が恐怖感を覚え、物につかまりたいと感じる
・多くの人が身の安全を図ろうとする
・一部の人は、行動に支障をきたす
・棚にある食器類や本が落ちることがある
・固定していない家具が移動することがあり、不安定な物は倒れることがある
震度5強 ・立っていることが困難となり、物につかまらないと歩くことができない
・棚にある食器類や本で落ちる物が多くなる
・固定していない家具が倒れることがある
・補強されていないブロック塀が崩れることがある
震度6弱 ・立っていることが困難になる
・固定していない家具の大半が移動し、倒れる物もある
・ドアが開かなくなることがある
・壁のタイルや窓ガラスが破損し、落下することがある
・耐震性の低い木造建築物は、瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがあり、倒壊する恐れもある
震度6強 ・這わないと動くことができない
・飛ばされることもある
・固定していない家具のほとんどが移動し、倒れる物が多くなる
・耐震性の低い木造建築物は傾くものや倒れるものが多くなる
・大きな地割れが生じたり、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生したりすることがある
震度7 ・揺れに翻弄され、自分の意思で行動できない
・耐震性の低い木造建築物は傾くものや倒れる物がさらに多くなる
・耐震性の高い木造建築物でも稀に傾くことがある
・耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では倒れる物が多くなる

(出典:総務省 消防庁 防災マニュアル「1,地震を知る」)
(出典:国土交通省気象庁「震度について」)

  • 震度は10段階で表記され、地震の大きさを数字で伝わりやすくしたもの
  • 1996年以前は、震度の決定は体感および周囲の状況から推定していたが、1996年4月以降は計測震度計により自動的に観測して速報が行われるようになった
  • 古くから震度の大きさはどのような体感をするか、どの程度揺れるか、どの程度の被害が発生するのかの目安とされている

地震が起きる前にできる防災とは

防災 

地震は台風や津波と違って、いつ、どの程度の規模で起こるのか予測が難しい災害です。

そのためいつ地震が起こってもいいように備えは必要となります。予め準備しておくことで、自分、そして家族を守ることができます。

国や自治体も対策を講じてはいますが、ひとたび地震が起これば被災する人の数は大規模となるため、自分の命は自分で守れるように行動することが大切です。

そのためにも地震が来る前にできる防災について知っておきましょう。

家族での防災会議

地震はいつ起こるか分からないため、家族で一緒にいるケースや仕事や学校などバラバラで過ごしているケースなど様々な状況が考えられます。

どのようなケースで地震が起こっても対応できるように家族会議を事前にしておくことが大切です。

その際に次のようなことを確認、把握しておくと良いでしょう。

  • 家の中で一番安全な場所
  • 近隣の避難場所と避難経路
  • 防災袋(非常持出袋)の位置の確認
  • 被災時の家族の連絡方法の確認

地震が起こったとき、家の中であっても家族が一緒にいない可能性もあります。このような場合、家の中で一番安全な場所を確認しておくことで、一時的な避難や集合をすることができます。

また避難場所や避難経路の確認も大切です。もし1人だった場合でも、闇雲に逃げるのではなく、安全な避難場所へ行けるように皆が把握できるようにしましょう。

ただし避難場所や避難経路は地震によって利用できなくなる可能性もあるため、1つではなく複数確認しておく必要があります。確認にはハザードマップなどを利用するのも1つの方法です。

防災袋の位置を確認しておき、誰でも持ち出せるようにしておくと、速やかに避難場所などへ移動することができます。
また日中は家族が離れている可能性が高いため、緊急時の連絡手段を確保しておくことも大切となります。

携帯電話での連絡は混雑が予想されます。そのため「災害伝言ダイヤル171」や「災害伝言板サービス」の確認と活用方法を話し合っておきましょう。

(出典:消防庁防災マニュアル「2,家庭での防災会議」)
(出典:消防庁防災マニュアル「3.家族との連絡方法の確認」)
(出典:消防庁防災マニュアル「5.避難路を確認する」)

家具の配置と固定

震度によっては家具が移動し、倒れる危険性があります。家屋が下敷きになって亡くなる人や、家具がドアを塞いだことで脱出できなくなる、といった被害にあうことがあります。

そうならないためにもベッドやドアの近くに本棚などの倒れると危険な家具を置かない、置く場合は壁や床に固定する、あるいは天井との間にポールなど挟んで固定するといった方法を取ることも大切です。

(出典:埼玉県「(1)家具の固定 ~命を守る3つの自助の取組~」)

防災袋(非常持出袋)の準備

防災袋は地震が発生したときに自分たちを守る大事な袋です。何を入れていいか分からないという方のために、最低限用意するものを紹介します。

まずは目安として最低限3日分程度の家族の水や食料を備蓄しておきます。消費期限に気をつけ、定期的に確認しながら入れ替え、大きめのリュックやキャリーケースに入れていつでも持ち出せるようにしましょう。夜間に地震が発生する可能性もあるので懐中電灯も入っていると安心です。

また屋外も地震によりガラス片などが飛び、危険な環境である可能性があるので、手袋や軍手なども入れておくと良いでしょう。

できればヘルメットや防災頭巾、雨具、避難用の靴、タオル、着替えも別で用意しておけると安全の確保につながりやすいです。

さらに通帳や印鑑など貴重品がすぐに持ち出せるように、1つの袋などにまとめておくと、災害時に慌てる必要がなくなります。

(出典:消防庁防災マニュアル「7.備蓄品・非常持出品・備蓄品を備える」)
(出典:消防庁防災マニュアル「7.備蓄品・非常持出品・非常時出品を準備する」)

地震保険の加入

地震の後に問題になるのが元の生活に戻るための取り組みです。大地震では、家屋には甚大な被害が出る可能性があります。

仕事にすぐに復帰するのは難しく、家屋の修繕などにはお金もかかるため、保険の加入は大事な防災につながります。

火災や風水害などの自然災害への補償として「火災保険」がありますが、こちらは地震や火山の噴火、津波による火災、損壊、埋没、流出などの損害には対応していません。

そのため地震保険に加入する必要があります。地震保険は「地震保険に関する法律」により、政府と各損害保険会社の共同で運営されています。
いつ地震が起こってもいいように、地震が起こった後のことも考えて備えておきましょう。

(出典:内閣府 防災情報のページ「防災Q&A」)

  • どのようなケースで地震が起こっても対応できるように家族会議を事前にしておくことが大切である
  • 防災袋には目安として最低限3日分程度の家族の水や食料を備蓄しておく
  • 地震の被害にあった後には多くのお金が必要なため、地震保険などに加入しておくことが大切である

いざというときに身を守るために地震への備えを

地震は予測できない災害ですが、過去のデータから、今後南海トラフや首都直下型地震が高い確率で起こると予想されています。

しかし、いつ来るか正確な日付は分かりません。さらに他の大地震が起こる可能性も十分にあると言われています。

自分や家族の身を守れるのは自分自身です。そしてそれができるのは、普段から備えをしていた人がほとんどです。

いついかなる時に地震が起こってもいいように、私たち自身ができる防災を心がけ、備えておくことが何よりも大切となります。

gooddoマガジン編集部

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