フレンズはこんな応援者におススメ!
- 特定の地域に根を張り、じっくり活動する団体を応援したい!
- 笑顔になった人たちや現地の様子をたくさん見たい!
- コロナ禍でも発信と工夫をして走り続ける前向きな団体を応援したい!

gooddo magazineきっかけに、累計約6.5万人の方が継続支援をはじめています。そのgooddoがこの団体をおススメする理由を以下に解説していきますね!
フレンズってどんな活動をしている団体?

フレンズの活動地、ラオスでは新生児死亡率が日本の23倍、5歳未満児死亡率は24倍、妊産婦死亡率に至っては日本の37倍(ユニセフ「世界子供白書2019年」より)。
これが、何年も続いた内戦と貧困により医療への対応が遅れているラオスの現状です。また、子供の栄養失調の割合が世界で最も高い国の一つで、5歳未満の子供のうち44%が発育不良です。
フレンズは「国際基準に見合った、質の高い、心のこもった医療を提供できる病院」を目指し、2015年からラオスで小児病院を運営しています。
院内診療の他に、保健・衛生観念が浸透していない農村部に出向き、訪問看護及び訪問時の疾病予防教育も行っています。

最初のプロジェクト地、カンボジアではアンコール小児病院を設立し、14年に渡り活動。現地の人が自分たちで運営できるようになるのを見届けました。
現在活動を行っているラオスにおける医療活動の拠点であるラオ・フレンズ小児病院では、年間約2万人の子供たちの治療にあたっています。
スタッフは、9割以上がラオス人。
地域での認知度や信頼度が高まるにつれて患者数も年々増加し、2015年の開院以来、患者数はのべ10万人を突破したそうです。
また、最近は、毎年クラウドファンディングを積極的に行い、設備の充実、難病治療のための資金、障がい児のケアに充てられています。
いずれのプロジェクトも目標金額を達成し、200万~400万円の資金調達を行いました。
クラウドファンディングのプロジェクトページで発信されている、フレンズの代表であり、現場で長年活動されている赤尾和美さんの「言葉」には、とても説得力があります。

フレンズのプロジェクトの最終目標は「現地の人の手で運営できる病院」を作ること。臨床の場での教育だけでなく、講義などでも現地スタッフの知識を高めることに力を注いでいるそう。
また、英語教育を行い、世界中の指導者や書物から高度な技術を直接学んだり、自らが学会に参加したり、発信者となって世界に支援を呼びかけたりできるようにする取り組みも。
さらに、医療スタッフだけでなく管理部門のスタッフにも病院運営に関する教育を行っています。
フレンズはこんな応援者におすすめ!
- 特定の地域に根を張り、じっくり活動する団体を応援したい!
- 笑顔になった人たちや現地の様子を臨場感あふれる写真でたくさん見たい!
- コロナ禍でも発信と工夫をして走り続ける前向きな団体を応援したい!
おすすめの理由1:一カ所で腰を据えて、しっかり根付くまで支援。

フレンズは、一カ所でずっとそこに根付くまで支援を行い、現地の人々にバトンタッチするということを目指して活動しています。一カ所に集中することで、ハード面とソフト面、両方から医療支援を行うことができます。
最初のプロジェクト地であるカンボジアのアンコール小児病院では14年間活動。
診療のみにとどまらず、訪問看護、農村部での予防活動、医療関係者への教育活動などを通して、多角的に地域医療の底上げを行い、病院の現地化までこぎつけました。
そこでのノウハウを生かし現在はラオスで活動。今年で9年目になります(2021年現在)。
1つの場所で長年かけて行う活動を支援して、よい方向へ変化が現れ定着するのをじっくりと見届けたいあなたにおすすめです。
おすすめの理由2:写真家が立ち上げた団体だからこその臨場感あふれるたくさんの写真!

フレンズの創設者は写真家・井津建郎さん。撮影で訪れていたカンボジアで、病気や怪我、栄養失調で苦しむ子供たちの姿を目の当たりにしたことがきっかけでフレンズを立ち上げました。
フレンズでは、かわいそう、苦しんでいる子がいる等、ネガティブイメージを前面に出してお願いするというよりは、活動を通して生まれたポジティブなことを多くの方に知ってもらいたいそう。
プロの写真家が撮影した臨場感あふれる、笑顔になったたくさんの子供や家族の写真がフレンズのウェブサイトを彩っています。
百聞は一見にしかず。
写真に写る人々の表情を見ることで、フレンズの活動、つまりはあなたの支援が現地でどのような好影響をもたらしているのかを知ることができます。
おすすめの理由3:コロナ禍でも前向き!オンラインでできることをやる!

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、病院の運営費を支えるチャリティーイベントが全て中止、延期となり、運営費の確保がいまだかつてない危機に直面したフレンズ。
そんな中でもできることを、とクラウドファンディングを実施。目標額300万円に対し3,126,000円を調達しました。
他にも、海外スタッフの渡航制限がかかり多くの専門家が帰国しなければならなくなりました。
そんな状況下でも、数名残った長期駐在専門家とラオス人のシニアスタッフがスタッフの教育活動を続けています。
また、以前ボランティアでラオス人スタッフの指導にあたっていた方々が、海外からオンラインセッションを行い教育のチャンスの継続に努めているそう。
さらに、バーチャルランやマラソンで支援者の気持ちをつなぎ、オンラインチャリティーイベントで寄付金を集めて、前向きに走り続けています。
まとめ:フレンズはじっくりと一ヵ所に根を張って活動する団体を応援したい人におすすめ!
フレンズについてここまで紹介してきた内容をあらためてまとめておきます。
- フレンズは、「国際基準に見合った、質の高い、心のこもった医療を提供できる病院」を目指し、ハード面とソフト面両方からアジアの小児医療支援を行う団体。現在はラオスで活動している。
- 現在の活動内容は、ラオスのラオ・フレンズ小児病院を拠点とした外来、入院病棟、新生児病棟、救急病棟、手術室、専門外来クリニック、訪問看護等。現地化に向けた人材育成にも力を入れている。
- 広報には笑顔になった現地の人たちの臨場感あふれる写真を使い、また、コロナ禍でも、資金調達、啓発活動などオンラインでできることを実施する、明るいイメージの前向きな団体。
ぜひ、フレンズへ寄付を検討している人は以下のリンクから団体の公式サイトを見てみてくださいね。
特定非営利活動法人 フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN(フレンズ)の団体データ
団体名 | 特定非営利活動法人 フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN |
所在地 | 東京都中央区日本橋小伝馬町16-8 共同ビル7F |
代表者名 | 赤尾 和美 |
スタッフ数 | スタッフ:4名、インターン:2名(2021年3月末まで)、ボランティア:約30名(登録者数) |
活動内容 | アジアの恵まれない子供たちの支援を目的とした医療施設運営事業、スタッフ派遣事業、助成事業等。 |