寄付

ロサンゼルス山火事の寄付先はどこがいい?支援団体や活動内容を紹介

  • 2025年1月22日
  • 2025年1月22日
  • 寄付

1月7日に発生した米国ロサンゼルスの山火事は、干ばつや強風などが重なり、「ロサンゼルス史上最も破壊的な火災」とされるほどの大規模な災害となりました。

米国ロサンゼルスの被災者たちを支援したい気持ちはあるものの、

・どのような支援が必要とされている?
・どのような支援団体が寄付を募っている?
・寄付はどのようにしたらいいの?

と疑問に思う方もいるでしょう。そこでこの記事ではその疑問に答えるべく、混乱の中にあるロサンゼルスの人々を支援する団体について紹介していきます。

具体的には

  1. ロサンゼルス山火事の被災者を支えるために私たちにできることとは
  2. ロサンゼルス山火事の被災者を支援する団体と概要
  3. ロサンゼルス山火事で必要とされている支援

の順にご紹介します。

寄付先を迷っている方には実績が豊富なピースウィンズ・ジャパンへの寄付がおすすめです。

>>今すぐおすすめの寄付先を見たい方はこちら

2025年1月7日ロサンゼルスで山火事が発生

消火活動をしている消防車
2025年1月7日(日本時間1月8日)、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス西部で発生した山火事は、乾燥と強風により急速に拡大。広範囲に深刻な被害を及ぼし、多くの住民が避難を余儀なくされています。ここでは、その被害状況や原因について詳しく解説します。

火災の被害状況

アメリカ西部ロサンゼルス周辺で、1月7日に山火事が発生。その後、強風と乾燥した気候が火の勢いを増し、複数の地域に延焼が広がりました。現在までに25人の死亡が確認され、13日時点で住民9万3000人以上に避難命令、8万9000人に避難勧告が出されています。

海沿いの「パリセーズ」地区では5000棟以上、内陸の「イートン」地区では7000棟以上の建物が被害を受けました。延焼面積は152平方キロメートルに及びます。これらの地区を含む4つの地域では、依然として消火活動が続いていますが、新たな火災の発生も確認されています。

山火事の原因

カリフォルニア州で続いた記録的な乾燥と降水量の不足が山火事の主因とされています。枯れた植生が可燃物となり、さらに乾燥した強風「サンタアナ風」が火災を拡大。気候変動による気温上昇や乾季の長期化もリスクを高めています。

また、放火の可能性が調査されており、都市化による自然と住宅地の接近が被害を拡大させた一因とも考えられています。

ロサンゼルス山火事の被災地を支援するために私たちができることとは


ロサンゼルスの火災はまだ収束しておらず、水道水や空気の質が悪化する中、健康への影響が懸念されています。住宅が焼失したことによる生活の混乱に加え、さらなる被害が発生する可能性も指摘されています。そのため、火災が沈静化した後も避難生活が続くと見られています。

日本からでも被災地を支援する方法として、支援団体への寄付があります。寄付は場所や時間を問わず、誰でもすぐに始められる支援方法です。寄付金は、支援団体が現地で必要とする支援に柔軟に活用されるため、被災者にとって非常に役立つものとなります。

ロサンゼルス山火事の被災者の支援団体

ここでは、「ロサンゼルス山火事で被災した人々へ寄付したい」と考えている方へ向けて、被災地で支援活動をしている団体を紹介します。

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン:難民支援や災害救援の分野で20年以上の経験を持つ団体

ピースウィンズ・ジャパンのロス山火事支援
ピースウィンズ・ジャパンは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困などによる人道危機や生活の危機にさらされた人びとを、教育、水衛生、保健、シェルター、生計向上、弱者保護、物資配布などの分野で支援しています。

米国カリフォルニア州ロサンゼルス西部で山火事が発生したことを受け、ピースウィンズ・ジャパンは、米国を拠点とする姉妹団体「ピースウィンズ・アメリカ」と連携して、物資配付や火災の被害を受けたペットへの支援を実施しています。

ロサンゼルス山火事の被災地で必要とされている支援


ロサンゼルスで発生した山火事により、被災地ではさまざまな支援が急務とされています。主に必要だと考えられている支援は以下の通りです。

  • ・安全な避難場所
  • ・食料や生活用品などの支援物資
  • ・家屋再建やがれきの除去
  • ・被災者への精神的なサポート

安全な避難場所

ロサンゼルス周辺で発生した山火事により、多くの人々が避難を余儀なくされています。安全な避難所の提供は、被災者の生命と健康を守るために最も重要な支援の一つです。

避難所では、適切な食料、水、医療支援、衛生管理が求められます。また、避難所の設営や運営には、専門的な知識と経験を持つ支援団体の協力が不可欠です。これらの支援を通じて、被災者が安全かつ健康的な環境で避難生活を送ることが可能となります。

食料や生活用品などの支援物資

主要な高速道路の閉鎖や広範囲での停電が報告されています。そのため、被災地では食料や生活必需品の支援が必要とされています。

被災地で求められる支援物質は以下の通りです。

  • ・衛生用品(トイレットペーパー、歯ブラシなど)
  • ・生活必需品(懐中電灯、乾電池など)
  • ・食料品(保存食や飲料水など)

現地では、地域住民やボランティアが協力し、これらの物資の集積と配布を行っています。また、支援活動に携わる団体は、変化するニーズに対応するため、情報共有プラットフォームを活用し、柔軟な支援を進めています。

家屋再建やがれきの除去

山火事で多くの家屋が焼失し、がれきの除去と家屋再建も急務となっています。現在、焼失地域から有毒廃棄物を取り除き、廃墟の中で危険な電気やガスの配管を遮断する作業が進められています。

連邦政府はがれきの除去や仮設避難所の支援を表明していますが、家屋の再建にはまだ多くの支援が必要です。

被災者への精神的なサポート

山火事により多くの人々が家を失い、避難生活を送っています。災害に巻き込まれた人々は心に深く傷を負い、トラウマを抱えることもあります。そのため、被災者には「こころのケア」も必要です。

支援団体では、応急処置、救急医療に加えて、精神的なサポートも行っています。

ロサンゼルス山火事の被災者支援は今すぐできる


この記事では、米国ロサンゼルスの山火事で必要とされている支援、被災者のために私たちができること、支援活動を行っている団体の概要について紹介しました。

記事の内容をまとめます。

  • ・山火事による物資供給が滞り、被災地では支援が遅れている
  • ・被災地では物資支援に加え、精神的なサポートや家屋の修復支援が必要
  • ・ロサンゼルスの人々を支援するために寄付する方法がある

「山火事で被害を受けたロサンゼルスの人々のために、今すぐ自分にできることをしたい」と考えている方は、ぜひ紹介した支援団体のホームページを確認してください。

災害の復興支援について詳しく知りたい方はこちらの記事もご一読ください。
>>災害被災地の復興支援にはどんな活動がある?あなたにできることを紹介

この記事を書いた人
gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。 なお、掲載されている記事の内容に関する「指摘・問い合わせ」「誤字脱字・表示の誤りの指摘」につきましては、こちらの報告フォームよりご連絡ください。

- gooddoマガジン編集部 の最近の投稿