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【実際どう?】日本ファンドレイジング協会の気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

  • 2022年1月24日
  • 2022年5月13日
  • 寄付
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「日本ファンドレイジング協会への寄付を考えている」
「でも怪しくない?本当に寄付して大丈夫?」

そのように思う方のために、gooddo編集部が日本ファンドレイジング協会について調べました。ホームページでの活動内容チェックやSNSでの口コミリサーチ、寄付の専門家にインタビューした内容を紹介します。

結論から申し上げると、日本ファンドレイジング協会は寄付先として信頼できる団体です。

その理由は、

・寄付者や支援者からの口コミ評判は良いものが多い・様々なNPOを知る専門家からの評判も高い
・編集部で寄付の使い道や活動実績をリサーチしても十分な信頼が得られた

という点です。

日本ファンドレイジング協会への寄付を考えている方は、前向きに検討して大丈夫です!

寄付金控除の対象団体です

記事本編に入る前に「ファンドレイジング」「ファンドレイザー」について簡単に説明します。

ファンドレイジングとは?(fundraising)
個人や団体が活動のための資金を集める行為のことを指します。
主に非営利活動の資金集めのことを指すことが多いです。
ファンドレイザー(fundraiser)とは?
活動(主に非営利の活動を指すことが多い)の資金集めをする人全般の呼び名。団体における「ファンドレイジング」の専門担当者を指す言葉でもある。
目次

日本ファンドレイジング協会の口コミ評判まとめ


日本ファンドレイジング協会の口コミ評判を紹介していきます。

ファンドレイジング協会の寄付教育の取り組みは、当財団からも去年から支援を始めたが、この取り組みは本当に素晴らしい取り組みだと思う。
「寄付」は一つの行為だが、この行為以上に社会のリアリティを学んだり、共感力を育む教育ツールとしてもとても秀逸だと思っている。
もし学校を創るとしたら、絶対に組み込む教育プログラムですね。(news picsより)

ファンドレイジング協会の寄付教育の取り組みは、当財団からも去年から支援を始めたが、この取り組みは本当に素晴らしい取り組みだと思う。(twitterより)

日本ファンドレイジング協会の実践報告会を聞いていたのです。中学生が真剣に社会課題に向き合う姿に感動しました。(twitterより)

9月のファンドレイジング協会のイベントで僕の話を聞いてくださった方が、クラファンで支援してくださり、雑誌作りの仲間になってくださり、ついに今日、お会いできました。行動すれば仲間や応援者が増える。(後略)(twitterより)

シビックフォースの大西代表とファンドレイジング協会の鵜尾さん、彼らはホンモノの日本のリーダーだとしみじみ思いました。めちゃカッコいいです!(twitterより)

ファンドレイザーの職はNPOと契約を結んでNPOに寄付を集める職種。アメリカだと確立されているが、日本だとまだちゃんとやっている人は数える程かも。
ただ、ファンドレイジング協会もファンドレイザーを職種として押し上げようとしているし副業としてやることもできるからもっとみんなやろう。(twitterより)

リサーチした結果、
「寄付教育の取り組みが素晴らしい」
「ファンドレイジング協会のイベントへ参加したことで、仲間や応援者が増えた」
といった投稿が確認でき、おおむね日本ファンドレイジング協会への口コミ評判は良いものと確認できました。

>> 日本ファンドレイジング協会について詳しくみる

専門家から見た日本ファンドレイジング協会の評価は?インタビューで徹底取材

日本ファンドレイジング協会に寄付するとなった場合に、編集部が気になる点は2つ。

  1. 日本ファンドレイジング協会の強みや特徴は?
  2. 支援の必要な人のために直接活動するNPOではなく、中間支援組織であるファンドレイジング協会に寄付をする意義は?

これらの点について、NPOに詳しい松浦さんにお話を伺いました。

metaLink代表:松浦史典さん
metaLink代表/NPO法人名古屋NGOセンター 理事/認定NPO法人ホープ・インターナショナル 開発オフィサー
アフリカや東南アジアの支援現場をいくつか経験し、活動への寄付集めの仕事を9年間行っている。昨年の2021年度は、新規寄付者を150名近く獲得。また、東海地方の42団体が加盟する名古屋NGOセンターの理事を2015年から兼務し、様々な団体の運営や活動に関わってきた。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

インタビュー結果まとめ: 日本ファンドレイジング協会は人づくりによって社会問題の解決を支えている!

松浦さんへのインタビュー結果を先に紹介します。
問)日本ファンドレイジング協会の強みや特徴は?
・ファンドレイジングの中間支援組織として唯一無二の存在
・ファンドレイジングについて体系的に学ぶ機会を提供している
・広く多様なネットワーク
・お金に強い
・高い巻き込み力

問)支援の必要な人のために直接活動するNPOではなく、中間支援組織であるファンドレイジング協会に寄付をする意義は?
日本の社会課題解決力を、人づくり、組織づくり、文化づくりの面から総合的に支援できる。

詳しく紹介していきます。

>>日本ファンドレイジング協会について詳しく見る

インタビュー詳細1:日本ファンドレイジング協会の強みや特徴は?

私、松浦が考える日本ファンドレイジング協会の強みや特徴は

  • ファンドレイジングの中間支援組織として唯一無二の存在
  • ファンドレイジングについて体系的に学ぶ機会を提供している
  • 広く多様なネットワーク
  • お金に強い
  • 高い巻き込み力
  • です。

    詳しく解説します。

    ファンドレイジングの中間支援組織として唯一無二の存在

    ファンドレイジングの中間支援組織として唯一無二の存在という点が日本ファンドレイジング協会の強みの1つだと思います。

    彼らが他に類を見ない存在である理由は、この団体がファンドレイジングのプロ及びそれを目指している人たちにより構成されている点です。
    ボランティアではなくプロフェッショナルとして社会課題の解決に取り組んでいます。

    ファンドレイジングについて体系的に学ぶ機会を提供している

    ここでは私自身の経験をお話したいと思います。

    私は所属するNGOで、エチオピア駐在を経験後、ファンドレイジング担当を希望しました。支援現場しか知らなかった私には、当初ファンドレイジングについての知識があまりありませんでした。
    そこで、ファンドレイジングについて勉強しようと思い、色々な研修機関を調べてみたのです。

    研修や開催している団体は色々ありましたが、実践者から体系的にファンドレイジングについて学べ、かつ大きなネットワークを持つ組織は、日本ファンドレイジング協会だけでした。

    まずはファンドレイジング・日本(日本ファンドレイジング協会のカンファレンス)に3日間参加しました。そこで体系化されたファンドレイジングを初めて学んだのです。

    それまで私は、北米に本部がある所属団体の欧米流のやり方にしか触れてきませんでした。つまり、日本において有効なファンドレイジングの手法を知らなかったのです。

    しかし、ここで学んだ企業との寄付付き商品販売やクラウドファンディングなど、新しいファンドレイジング手法を導入したことにより、団体のファンドレイジングの幅を広げることができました。つまり、支援できる人の幅も広がったのです。

    このように、ファンドレイジングを体系的に学べる機会を提供している点は、日本ファンドレイジング協会の大きな特徴だと思います。

    広く多様なネットワーク

    国内ネットワーク
    国内においては、財団法人、社団法人など法人格の枠、さらには非営利団体だけでなく、民間企業、金融機関などのセクターの垣根を超えてネットワークを持っている点が強みです。

    広く多様なつながりは、セクター(専門分野や役割)を超えた協働の可能性や新しい学びの場を生みます。つまり、社会課題の解決に早く近づくことができます。

    また、ファンドレイザー個人にとっても、協会のネットワークの広さは魅力的です。私自身、先ほどお話したカンファレンスに参加したあと、勉強会などにも参加しました。

    ファンドレイジング実践者という立場を共有できる仲間とのつながりが、全国にできました。これはとても心強かったです。また、仲間がいることで学び続けることができています。

    海外ネットワーク
    日本ファンドレイジング協会は海外にもネットワークを持っています。

    認定ファンドレイザー資格は、世界最大のファンドレイザー認証団体であるCertified Fundraising Executive(CFRE)と相互認証されているのです。

    これにより認定ファンドレイザーは、日本だけでなく世界でも自身の能力を客観的に証明することができます

    また、ファンドレイジング・日本などにて海外からのゲストの話を聞くことで、最先端のファンドレイジングを知ることができます。

    お金に強い

    「お金に強い」点も、日本ファンドレイジング協会の大きな強みです。これは、他の中間支援団体と大きく違う点でもあります。

    具体的どのようにお金に強いのかと言うと

  • 社会的投資や寄付についての知識も実績もある
  • 金融関連のネットワークを持っている
  • という点です。

    この強みを活かした例が、2016年に成立した休眠預金活用法案です。この法案は、とても簡単にいうと「使われていないお金を、社会を良くするために使う」ものです。

    日本ファンドレイジング協会は、他セクターの有志メンバーで構成する「休眠口座国民会議」の立ち上げを担い、議論を広げていきました。この国民会議が全国で普及や啓発活動を行ったことが、法案の成立につながりました。

    高い巻き込み力

    日本ファンドレイジング協会では、協会に関わる個人が主体となった活動が多く行われています。

    認定・准認定ファンドレイザーをはじめとする会員が、エリアや職種別のチャプターを作り、ノウハウの交換や情報発信などを通し交流し、お互いを高めあっています。

    チャプターは「チャプター5か条」に則り、会員主導で設立されます。会員個々の力を活かし多くの人を巻き込むことで、協会の活動の幅を広げています。

    インタビュー詳細2:中間支援組織であるファンドレイジング協会に寄付をする意義は?

    日本ファンドレイジング協会に寄付することで、日本の社会課題解決力を、人づくり、組織づくり、文化づくりの面から総合的に支援できる点です。

    人づくり・組織づくりの重要性

    ファンドレイジングとは、資金集めだけではなく、組織作りでもあります。

    資金集めは非営利組織の目的ではなく、課題解決のための手段です。各団体の目的である「ミッション」を達成するためには、ファンドレイジングのための組織作りが不可欠要素となります。

    組織を作っているのは「人」です。日本ファンドレイジング協会は、ファンドレイジングに関わる人づくりという重要な部分を担っています。

    文化づくりの重要性

    日本ファンドレイジング協会が発行している『寄付白書』によると、2009年の協会設立から2020年までの11年の間に、個人寄付が5400億から1.2兆円になっています。

    実際にお金の流れが変わり、社会課題解決のためにお金が使われるようになりました。

    日本ファンドレイジング協会の活動だけによる成果とは言いませんが、協会の社会的投資の推進活動が大きく影響していると考えられます。

    日本ファンドレイジング協会の代表 鵜尾 雅隆さんってどんな人?


    認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会代表理事を務めているのは、鵜尾雅隆さん。
    日本の寄付文化やファンドレイジングについての第一人者の一人だと言われています。

    「寄付には正解がありませんが、自分の心が動いた団体や活動に寄付をすることが最も大切だと思います。」というモットーを持つ鵜尾さん。

    90年代から国際協力機構(JICA)や外務省での勤務を経て、NPO・NGOの理事や創設に携わってきました。

    2004年にはインディアナ大学The Fundraising School修了。
    同年に、アメリカで最も歴史のあるNPOマネジメントの修士課程であるMandel Center for Nonprofit Organization(ケースウエスタンリザーブ大学)で非営利組織管理学修士も取得しています。

    学術的にもファンドレイジングについてしっかりと学んだ方だとわかります。

    2009年、寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指して日本ファンドレイジング協会を創設。
    日本全国47都道府県から580人の発起人の賛同を受けて、実現しました。

    「企業とNPOの信頼関係」についてシンポジウムのパネリストを務めるなど、積極的に情報発信され、その活動は日本経済新聞などにも取り上げられています。

    >> 日本経済新聞12月4日付夕刊「コロナ関連に寄付 860万人 昨年、NPO推計 「助け合い」強まる」

    客観的な視点と情熱的な思いを兼ね備えた鵜尾さんに「心を動かされた」という人も多く、ソーシャルメディアなどで講演や著作についての感想を多く目にします。

    日本ファンドレイジング協会は怪しい?信頼できるかを調べてみた


    gooddo編集部も独自に団体公式ホームページをリサーチし、日本ファンドレイジング協会の信頼性を確かめました。

    以下の3点を調査しました。

    1. 寄付の目的と使途が整合しているか?
    2. 情報開示を行っているか?
    3. 認定NPOを取っているか?

    1.寄付の目的と使途が整合しているか

    日本ファンドレイジング協会では、寄付を以下のように使うとしています。

    日本ファンドレイジング協会は、皆さまからのご寄付で、
    子どもたちのための「社会貢献教育の推進」と
    寄付市場を変えるための「寄付白書の発行」に取り組んでいます。
    日本ファンドレイジング協会 | 寄付する・社会貢献教育サポーターになるより

    実際に寄付募集ページでは、使途を上記2つから選んで寄付できます。

    2020年度の決算報告書を見ると、全経費約1億9000万円のうちの約86%にあたる約1億6000万円が事業費に使われています。

    活動報告書を見ると、寄付が活用されている事業において2020年度は以下のような活動を行っていました。

  • 社会貢献教育の推進
    寄付について子どもたちが学び、寄付者から託されたお金の寄付先を決めるプロジェクト「Learning by Giving」を立ち上げ。3校でプロジェクトを実施
  • 寄付白書の発行
    『寄付白書2021』の出版に向けて研究会をスタート。基本方針の検討、基本構成の確定、調査設計と実査、クラウドファンディングを行った
  • 毎年の事業報告書やホームページ、SNSでは、社会貢献教育活動や寄付白書の発行に向けた事業の様子が報告されています。

    また社会貢献教育を実施した学校の先生や保護者の声もホームページに掲載され、寄付を使って活動が行われていることが伺えます。

    2.情報開示を行っているか

    日本ファンドレイジング協会は、2008年の設立から現在までの事業・決算報告書をホームページで公開しています。
    また、総会の資料もホームページに掲載しています。

    >>日本ファンドレイジング協会 | 私たちについて(毎年の事業・収支決算報告書掲載ページ)

    3.認定NPOを取っているか

    日本ファンドレイジング協会は2016年12月に認定NPO法人を取得しています。

    【認定NPOを取得するための要件】

  • 運営組織及び経理が適切であること
  • 事業活動の内容が適切であること
  • 情報公開を適切に行っていること
  • 事業報告書等を所轄庁に提出していること
  • 法令違反、不正の行為、公益に反する事実がないこと
  • 認定NPOを取得するには、認定基準を満たした運営と体制が必要であり、公益性や信頼性などが前提となっています。

    つまり、日本ファンドレイジング協会の活動は公益性があり、信頼性も高いと言えます。

    日本ファンドレイジング協会への寄付募金の方法


    日本ファンドレイジング協会への寄付金は

  • 子どもたちのための「社会貢献教育」の推進
  • 寄付市場を変えるための「寄付白書の発行」
  • に使われます。

    日本ファンドレイジング協会の活動の詳細は後ほど紹介します。
    >>日本ファンドレイジング協会の活動内容を見る

    では、個人が支援するには、どんな方法があるのでしょうか?
    以下では主な募金の方法についてご紹介します。

    社会貢献教育サポーター(継続寄付)

    継続寄付は、毎月決まった金額を寄付します。

    子どもたちが、「寄付やボランティア」を体験する「社会貢献教育」を支援するマンスリーサポーターです。
    日本ファンドレイジング協会では、社会貢献教育事業への寄付者を「社会貢献パートナー」と呼んでいます。

    設定された3つの金額から自分の好きな金額を選びます。それぞれの金額の寄付者には下記のように名前が付けられています。

  • 一口応援団:1,000円/月
  • 一口応援団長:2,000円/月
  • 一口校長先生:5,000円/月
  • 支払いはクレジットカードで行います。

    継続寄付を選んだ方には

  • 社会貢献教育サポーターキット
  • 子どもたちからの御礼のメッセージと開催報告、年次報告書
  • が届くので、活動の内容や寄付の使われたかを確認できます。

    継続寄付は以下の理由で特におすすめです。

  • 継続的に社会貢献教育プログラムを支援できる
  • 子どもたちからお礼のメッセージや開催報告が届くため、団体や子どもたちとのつながりを感じやすい。また寄付の実感を得やすい。
  • 自動決済なので忘れずに寄付ができる
  • もちろん、一度の寄付でも大きな力になりますが、より多くの子どもたちが体験を通じて社会貢献を学ぶには、継続的な寄付が必要です。

    継続寄付の申し込み手続きは、ウェブから簡単に行えます。

    >> 日本ファンドレイジング協会について詳しくみる

    都度寄付

    「寄付したい」と思った時に、単発で寄付できるのが都度寄付です。

    都度寄付には

  • 社会貢献教育サポーター
  • 寄付白書発行パートナー
  • 一般寄付
  • があります。

    社会貢献教育サポーター(都度寄付)

    寄付金は、継続寄付と同様に、子どもたちが「寄付やボランティア」を体験する「社会貢献教育」に使われます。

    都度寄付への寄付者も「社会貢献教育サポーター」と呼ばれ、寄付の金額ごとに名前がつけられています。

  • 応援団:5,000円、10,000円 
  • 一口応援団長:30,000円 
  • 一口校長先生:100,000円
  • クレジットカード、郵便振替で支払いが可能です。

    寄付白書 発行パートナー

    寄付は、日本で唯一の寄付市場を明らかにする「寄付白書」の発行のため、研究機関等による調査の実施、専門スタッフによる情報収集のために活用されます。

    寄付金額は3種類です。

  • 名誉発行パートナー:1口100,000円
  • 発行パートナー:1口20,000円
  • 発行サポーター:1口5,000円
  • クレジットカードまたは郵便振替で支払いが可能です。

    寄付白書パートナーには、特典として金額にかかわらず、白書に名前が掲載されます。
    さらに発行パートナーには最新版寄付白書1冊が、名誉発行パートナーには、最新版寄付白書1冊と最新版寄付白書図番データセットが提供されます。

    寄付白書パートナーの詳細は、日本ファンドレイジング協会のホームページをご覧ください。
    >>日本ファンドレイジング協会 | 寄付する・社会貢献教育サポーターになる

    一般寄付

    日本ファンドレイジング協会が実施している様々な事業、運営に活用される寄付です。

    寄付金額は3,000円、5,000円、10,000円の3種類から選ぶことができます。
    クレジットカード、郵便振替で寄付することができます。

    ソフトバンクのスマートフォンをご利用の方は、「つながる募金」から手続きすると、携帯電話料金と一緒に寄付ができます。

    その他の寄付

    寄付の方法には他に、LbGパートナーと遺贈寄付があります。

    LbGパートナーとはLearning by Giving(LbG)という教育プログラムへの寄付です。

    このプログラムでは、子どもたちが自分たちで社会課題を調べ、寄付先を決定し、実際に寄付を行う教育を行っています。
    この際、LbGパートナーからの寄付が子どもたちからの寄付金として活用してされています。

    LbGパートナーは1口100万円の寄付となります。

    また、日本ファンドレイジング協会では、遺贈寄付も受け付けています。

    詳細は団体へお問い合わせ下さい。

    寄付や税制上の優遇措置についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
    >>寄付の方法や節税メリットなど、寄付・募金のよくある疑問に答えます

    日本ファンドレイジング協会とは?


    ここからは参考までに、日本ファンドレイジング協会の活動内容を紹介します。

    日本ファンドレイジング協会は、民間非営利組織のファンドレイジング(資金集め)に関わる人々と、寄付など社会貢献に関心のある人々のためのNPOです。

    認定ファンドレイザー資格制度やファンドレイジング・日本、子ども向けの社会貢献教育、遺贈寄付の推進、寄付白書の発行などに取り組んでいます。

    2009年に日本全国47都道府県から580人の発起人の賛同を受け、寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指して設立されました。

    日本ファンドレイジング協会の活動内容

    日本ファンドレイジング協会は「ファンドレイザーを育成する」、「政策を変える」、「市場を形成する」事業を行っています。

    詳細な事業内容は以下の通りです。

  • 「認定ファンドレイザー®」(資格認定制度)
  • ファンドレイジング・日本(ファンドレイジング大会)
  • 社会貢献教育
  • 地域チャプター制度
  • テーマ別チャプター制度
  • ファンドレイジング・スクール
  • 遺贈・富裕層寄付の推進
  • 社会的インパクトセンター
  • 調査研究(寄付白書)
  • 活動の詳細を紹介します。

    「認定ファンドレイザー®」(資格認定制度)

    「認定ファンドレイザー」という資格認定制度の、構築と運営を行っています。

    ファンドレイジングの全体像を理解し、自分の体験や個々の研修などで得る学びを体系化できる資格認定制度です。

    認定ファンドレイザー資格制度には下記2種類の資格試験があります。

    1. ファンドレイジングの基本的な要素を押さえることを目的とした、未経験者でも取得可能な「准認定ファンドレイザー」
    2. 3年以上の有償実務経験も踏まえて、包括的なファンドレイジング力が問われる「認定ファンドレイザー」

    これまで、「認定ファンドレイザー」155名、「准認定ファンドレイザー」が1,374名誕生しています。

    また、准認定ファンドレイザーの必須研修を受講する人の数が毎年増えています。

    この研修はファンドレイジングの全体像を理解でき、自分の体験や個々の研修などで得る学びを体系化することができるので、資格取得を目指す人以外も活用できる講座です。
    非営利組織職員のみならず、企業・行政・社会福祉法人など、多様な層が受講しています。

    ファンドレイジング・日本(ファンドレイジング大会)


    ファンドレイジングに関する最新事例、世界の潮流、地域のネットワーク、企業によるサービスなど全てが一堂に会するファンドレイジング大会を開催しています。

    世界で活躍するファンドレイザーによるセッションや懇親会などがあり、ファンドレイザーたちが新たな気づきを得たり、ネットワークを広げたりすることができます。

    2010年から始まり、現在は日本だけでなくアジアからの参加もあり、1500名を超える規模になっています。

    社会貢献教育


    社会貢献教育とは、社会貢献について、子どもたちが楽しみながら考え、体験する教育プログラムです。

    教室で完結する「疑似体験」型から年間を通じて体験するものまで様々なモデルがあります。

    数ある教育プログラムの中から、一例として日本ファンドレイジング協会主催の社会貢献教育プログラムを紹介します。

    1、Learning by Giving
    寄付者から託された寄付を元に、子どもたちが寄付や社会貢献について学び、寄付先候補のNPOを調べて、受講者同士、寄付者との、NPOとのそれぞれの対話を通じて、最後にNPOに寄付するプログラムです。

    2、寄付の教室
    子どもたちが社会課題や、社会的な活動を応援することの楽しさを知り、そのために何ができるかを考える寄付の模擬体験を教室内授業として行っています。

    3、社会に貢献するワークショップ
    社会貢献について国際社会でも通用する柔軟で幅広い考え方を学ぶワークショップです。「災害・不登校・子どもの貧困・難病」という4つのテーマに添って考えていきます。

    地域チャプター制度


    地域チャプター制度とは、認定・准認定ファンドレイザーをはじめとする会員が、全国各地でチャプター(支部)を創設する制度です。

    各地でのファンドレイジングのノウハウ・知見の交流、寄付教育を促進し、プロフェッショナルファンドレイザーが輝く機会を創出しています。

  • 地域で知識や経験を共有すること
  • 地域で枠組みを超えた人のつながりを生むこと
  • さらに新しい資金循環のイノベーションを生み出す「場」にすること
  • を目的としています。

    現在は、北海道・ 東北・ 静岡・東海・関西・中国・九州の7つの地域チャプターがあります。

    テーマ別チャプター制度

    テーマ別チャプター制度とは、テーマごとにファンドレイザーたちが交流する制度です。

    そのテーマに関心がある会員が集い、新しい資金循環のイノベーションを生み出す発想や仕掛けのインキュベーターとして、時代を転換させるきっかけを生み出す制度です。
    現在は、アート・ 全国福祉・ 大学・ グローバル ・災害対応の5つのテーマチャプターがあります。

    ファンドレイジング・スクール

    日本ファンドレイジング協会は日本で唯一のファンドレイジング専門のスクールを運営しています。

    ファンドレイジング・スクールでは、資金集めをするだけではなく、様々な枠を超えて活動をすることで社会的課題を解決できる本物のファンドレイザーの育成を目指しています。

    スクールは准認定ファンドレイザー必修研修を受講し、さらに実践力をつけたい方を対象としています。ファンドレイザーの実践力を習得したいと本気で思っている学習者の支援を行っています。

    遺贈・富裕層寄付の推進

    遺贈や富裕層寄付の普及に向けた取組みを行っています。

    遺贈・富裕層寄付が十分に進まない背景にどのような課題があるのか、そしてどのようにアクションしていくべきかを整理。包括的な視点を持つことができる提言書をまとめました。

    さらに、全国的で安心できる遺贈寄付の相談窓口が整備されることが必要不可欠であるとの認識のもと、2016年11月14日には全国レガシーギフト協会が発足し、全国的な環境整備を進めています。

    社会的インパクトセンター

    社会的インパクト・センターは、「社会的インパクト評価」や「社会的インパクト投資」の促進に向けた研究・事業開発を行っています。

    社会課題を税金や市場原理だけで解決することは、既に限界に達しています。
    日本ファンドレイジング協会は、NPOやソーシャルビジネスが生み出す「社会的インパクト」を可視化し、「寄付」や「社会的投資」を促進することが、今求められていると考え、その実現に向け政策提言や啓発活動を行っています。

    調査研究(寄付白書)

    日本ファンドレイジング協会は、日本人の善意の資金の流れを明らかにする『寄付白書 Giving Japan』を発行しています。
    『寄付白書』の発行を通じて、寄付市場への関心と理解を広め、日本の寄付文化の成長を促すことが目的です。

    まとめ:日本ファンドレイジング協会への寄付が向いている人はこんな人!


    ここでは、日本ファンドレイジング協会の評判や活動内容の紹介、専門家へのインタビューなどを行いました。記事で紹介した内容をまとめます。

    1. 日本ファンドレイジング協会は独自性のある活動で、NPO・公益法人のファンドレイジング力の底上げに寄与している。
    2. 情報公開、団体内外との丁寧なコミュニケーションがしっかり行われている信頼性が高い団体。
    3. 代表の鵜尾さんをはじめとするファンドレイザーたちが、高い発信力で多くの仲間を巻き込みながら、志高く新しいことにチャレンジしている。

    「社会のために、何か役に立ちたい」と考える人を「枠」を超えて繋ぐ日本ファンドレイジング協会。
    社会の課題を解決するために、寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指しています。

    情報公開をしっかり行い信頼性の高い団体です。

    「日本の寄付文化を成長させる取り組みを応援したい」
    「長期的な視点で社会を進化させようとする新たなチャレンジを応援したい」

    このように考えている方は、ぜひこの団体の公式サイトを覗いてみてくださいね。

    寄付金控除の対象団体です

    参考:日本ファンドレイジング協会の基礎情報

    団体名 認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
    所在地 〒105-0004 東京都港区新橋5-7-12 ひのき屋ビル7F
    代表者 代表理事 鵜尾 雅隆 (大学院大学至善館特任教授)
    活動内容 ・認定ファンドレイザー資格制度
    ・ファンドレイジング・日本(ファンドレイジング大会)
    ・子ども向けの社会貢献教育
    ・遺贈寄付の推進
    ・寄付白書の発行
    metaLink代表 松浦史典さん

    NPO法人名古屋NGOセンター 理事
    認定NPO法人ホープ・インターナショナル 開発オフィサー
    認定NPO法人ムラのミライ メタファシリテーション認定講師

    国際協力NGOに10年勤めながら、支援現場の本当の問題を引き出すコミュニケーション手法「メタファシリテーション」を習得。認定講師としてNPOや企業、行政、医療関係者向けに研修を行ってきた。
    2022年にmetaLinkを立ち上げ「職場の問題を解決するためのコミュニケーション講座」をスタート。企業の人事部やコンサルを対象に、組織の困りごとの解決手法としてメタファシリテーションを伝えている。支援現場での経験に基づくノウハウが強み。大学の非常勤講師としても教壇に立つ。

    この記事を書いた人
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