ボランティアは様々な種類があり、多くの人々が参加しています。特に時間の調整が利きやすく、自分の意思と責任で活動に参加しやすい大学生は、いくつものボランティア活動に参加しています。
これからボランティアに参加しようと考えた場合、どのような活動に参加すると良いのでしょうか。
この記事では、大学生向けのおすすめボランティア活動を紹介します。
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ボランティア活動とは?
ボランティア活動とは、一般的に個人の意思による自主的な活動で、活動を行う自己実現への欲求や社会参加意欲を充足させるものです。
また社会においてボランティア活動は、その活動の広がりで社会貢献や福祉活動などへの関心が高まり、参加者が支え合って交流する地域社会作りを促進するなど、大きな意義を持っているとされています。
そのような側面があることから、多種多様なボランティア活動が行われており、様々な年齢層の人たちが活動に参加しています。
小学生から高齢者まで幅広く、地域の活性化やまちづくりなど身近なものから海外での支援活動といった海を渡って行われるものまであるのです。
様々な分野のボランティアがあるなかで、長期休暇があり比較的時間の調節がしやすい大学生は、実際にボランティア活動に興味を持ち参加する人も少なくありません。
多くのボランティア活動のなかでも、大学生におすすめのボランティアもあります。興味があるボランティアには積極的に参加していくと良いでしょう。
(出典:厚生労働省「ボランティア活動」,2017)
大学生におすすめなNPOのボランティア活動
大学生におすすめなNPOのボランティア活動をいくつか紹介します。
地域の交流・活性化やまちづくりのボランティア
地域の活性化やまちづくりは身近なところで参加しやすく、時間の調整もしやすいボランティア活動です。
住んでいる街での作業が多いことから、移動時間などもそれほどかからずに行えます。
季節ごとに行われるイベントや祭りのサポート、田植えや稲刈りなどの農業体験や手伝いなどがあります。
また行事のサポートをしながら感じられる町の魅力を取材、レポートしてまとめるなどのボランティアもあるのです。
伝統的な行事への参加だけでなく、取材やレポートをすることで地域の人々との交流により活性化を図ることができます。
それぞれの得手不得手から柔軟な選択も可能であり、ほかの大学生の参加も多いことから、ボランティア未経験でも参加しやすい活動でもあります。
学習支援ボランティア
日本では親の失業やひとり親世帯となったことによる収入の少なさから、同居する子どもが貧困に苦しむケースが増加しています。
貧困により子どもが十分な教育を受けられず就学や就職で不利になり、収入の高い職に就けなくなるケースもあるのです。
それにより、同じようなケースに陥るという貧困の連鎖が進む可能性があります。
また生活習慣や健康管理、学習意欲、自己肯定感への影響もこの負の連鎖を助長することとなると言われています。
そのような状況を改善するため、子どもたちへの学習支援のボランティアが募集されるのです。
子どもと関わることが好きな人、子どもの教育やふれあい、福祉に関心がある大学生などを対象としています。
学習支援教室への参加を呼びかけ、十分な教育を受けられない子どもたちへの学習サポートが行われます。
また地域によっては幼稚園から高等学校まで幅広い活動場所で、障がいのある子どもへの学習・学校生活への支援のボランティアも募集しているのです。
教育関係や社会福祉関係の仕事を目指している大学生にはおすすめのボランティアです。
スポーツの指導補助ボランティア
子どもの教育という面では、スポーツの指導も必要とされます。
正規の指導となると資格なども必要となりますが、その補助であれば大学生でも可能なものもあります。
フットサルやバトミントン、スキーなど様々なボランティアが募集されているため、自身の得意とするスポーツのボランティアがあれば参加してみるのもおすすめです。
被災者支援のボランティア
日本は災害が起こりやすい国です。
地震や台風、大雨・大雪などの自然現象により大きな被害を受けることも少なくありません。
そのような場合、被災者支援や復興支援には多くの人の手が必要となります。
救助活動は危険なため参加できませんが、炊き出しや清掃などには人数と力が必要となるため、大学生のような若い世代の協力は不可欠です。
特に津波や洪水などは床上や床下浸水により道路だけでなく家屋にも汚泥などを流し込むため、衛生面からも速やかな清掃が必要になります。しかし、疲弊した被災者だけでは手が足りないため多くの人の協力が求められます。
体力がいるため大変なボランティアではありますが、柔軟に対応する力がある大学生だからこそ可能な内容もあります。
交通費など費用がかかる可能性もありますが、被災地の復興にも関われる重要なボランティアです。
国際交流や国際協力のボランティア
大学生は長期休暇があることから、海外ボランティアに参加する人も多いです。
国際協力を行う海外ボランティアでは、有機農業や植林、動植物の保護から子どもや高齢者、障がい者、難民などの支援を行います。
また学校やトイレの建設、祭りの運営など地域の教育や特色を活かした活動、遺跡発掘や城・寺院の修復のような珍しいものもあります。
東南アジアやアフリカ、南米など発展途上国での活動が多くなりますが、現地の住民や各国のボランティアと参加することで、相互理解を進めることができるでしょう。
国内でも外国人との交流を行ううえで、手伝いをするボランティア活動に参加できます。
特に語学の勉強をしている大学生や語学に堪能な人が参加することが多いですが、オンラインで遠く離れた人とも交流ができるため、多くの場面で必要とされます。
加えて、日本を訪れる留学生の日本語指導などのボランティアも募集されます。このような活動を通して異文化コミュニケーションを進めつつ、社会貢献をしながら語学力を向上させられる効果も期待できるボランティア活動です。
大学からNPOのボランティアに参加できることもある
大学によっては社会貢献活動の参加を支援する取り組みを行っているところもあります。
個人ではボランティアに参加しにくくても、日常的にこのような取り組みに参加しておくことで、仲間とともにボランティアに参加することができます。
ボランティアを募集・依頼したい地域のNPOや機関からの情報、ボランティアに関連する様々な情報を受け付けていることから、様々な情報を得やすい環境にもあります。
個人で都道府県や市区町村などのボランティアセンターやNPOの募集を探す前に、まずは大学でボランティアを集団で行っているNPOがないかどうか確認してみるのも良いでしょう。
(出典:環境省「ボランティア募集」)
(出典:岐阜県「学習支援ボランティアの募集」)
(出典:京都市教育委員会「総合育成支援教育ボランティア養成講座について」)
(出典:内閣府「子供の貧困対策」,2019)
(出典:政府広報オンライン「被災地を応援したい方へ 災害ボランティア活動の始め方」)
NPOのボランティア活動に参加し、大学生活を充実させよう
NPOのボランティア活動は様々な種類があります。
それこそ興味があるものや将来につながるものを探して、参加していくことが良い方法ですが、どのようなボランティアに参加しようか悩むこともあるでしょう。
そのようなときには大学生でしかできないボランティアや、大学生が参加しやすいボランティアから始めてみるのも良いです。
その経験は今後の自分の生き方に影響を与える可能性があります。
社会貢献を行うとともに、生きていくうえで重要な知識や技術を身に付け、地域や異文化との様々な交流を行ってみてはいかがでしょうか。
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