結論から申し上げると、Dialogue for People(D4P)は寄付先として信頼できる団体です。
その理由は、
- ・寄付者や支援者からの口コミ評判は良いものが多い
- ・寄付金が支援が必要な活動に使用されている
- ・情報公開を積極的に行っている
という点です。
「Dialogue for People(D4P)への寄付を考えている」
「でも怪しくない?本当に寄付して大丈夫?」
そのように思う方のために、gooddo編集部がDialogue for People(ダイアローグフォーピープル:D4P)について調べました。公式サイトの情報やSNSでの口コミを紹介します。
Dialogue for Peopleへの寄付を考えている方は、前向きに検討して大丈夫です!
Dialogue for People(D4P)の口コミ評判まとめ
Dialogue for Peopleの口コミ評判の良い面、悪い面の両方を紹介していきます。
まずは良い口コミについて紹介します。
毎月、ささやかながら寄付で支援している認定NPO法人Dialogue for People
@dialogue4pplさんからのメルマガでお知らせがあった記事。
「破綻」した難民審査参与員制度、統計なく「立法事実」化 | https://d4p.world/news/21091/
データに基づき、制度のずさんさを丁寧に指摘している。(Xより)
私が応援していて、sessionにもよく出演する安田菜津紀さんが副代表を務めるDialogue for Peopleも、遺贈寄付、相続財産の寄付を案内しています😌(Xより)
安田菜津紀さんの公表に敬意を表して、少額ですが #d4p に寄付しました。マンスリーサポーターができる方はキャンペーン中だそうなのでぜひ。
私はちょっと余裕がなくワンタイムサポーターとして寄付しました。(Xより)
今年のユンギさんのセンイル寄付を、寄付先を選ぶことすらできていなくて、どうしようかなと思っていたところ…安田菜津紀さんのこちらを見つけて参加しました👛
D4Pの沢山の記事や配信を無償で受け取り無償で学びを深めている一方だったので、今回参加できて良かったです🎂(Xより)
Radio Dialogueポッドキャストあったんですね!(遅い)
たまに聞いてますが、「タダで聞いてええんかな…」てくらい大事なこと話してるから寄付します…!(Xより)
リサーチの結果、Dialogue for People(D4P)の活動や発信に対する信頼や共感から寄付を行っているという口コミが数多く見受けられました。
一方で、根拠に乏しいものや感情的な投稿は一部見られたものの、明確に否定的な口コミはほとんど確認されませんでした。
総合的にみると、Dialogue for People(D4P)への評価はおおむね良好であることが確認できました。
Dialogue for People(D4P)は怪しい?信頼できるかを調べてみた
gooddo編集部も独自に団体公式サイトをリサーチし、Dialogue for People(D4P)の信頼性を確かめました。
以下の3点を調査しました。
- 寄付の目的と使途が整合しているか?
- 情報開示を行っているか?
- 認定NPOを取っているか?
1.寄付の目的と使途が整合しているか
Dialogue for People(D4P)の公式HPでは、『世界の「無関心」を「関心」に変えるため』に、寄付を以下のように使うとしています。
- ・国内外の取材
- ・記事や動画の発信
- ・自主企画の運営 など
2023年度の活動報告書によると、Dialogue for People(D4P)の収益のうち、約52%が寄付金によって支えられていることが明らかになっています。
総収益68,610,714円のうち、92%以上にあたる63,617,605円が事業活動に充てられており、資金の大半が実際の活動費にされている点が特徴です。
費用の内訳を見ると、63%以上が取材・発信事業に、13.7%が若手発信者の育成事業に使用されており、社会課題の可視化と次世代支援の両面に重点が置かれていることがわかります。
事業報告書や活動報告書から、2023年度には以下のような活動が行われていました。
- ●社会課題を発信する事業
- ●次世代を担う発信者の発掘・育成を行う事業
国内外で取材を行い団体公式サイト、YouTube、外部メディアでの発信
東北オンラインスタディツアー・メディア発信者集中講座
このように、集まった寄付は目的と整合していることがわかります。
Dialogue for People:2023年度活動報告書
Dialogue for People:2023年度事業報告書
2.情報開示を行っているか
Dialogue for Peopleは、設立以来、毎年の決算報告を含む事業報告書や活動報告書を公式サイト上で公開しています。
Dialogue for People:活動報告書
2023年度の活動報告書では、具体的な活動実施数やその様子が記載されているほか、現場の様子を伝える写真も多く掲載。
また事業報告書には、今後の課題や改善点についても記載されており、団体としての自己評価と向上への意欲がうかがえます。
このように積極的な情報開示を行うことで、支援者との信頼関係を着実に築いていると言えるでしょう。
各種SNSでもこまめに情報発信を行っており、情報公開を積極的に行おうとしている姿勢が感じられます。
3.認定NPOを取っているか
Dialogue for People(D4P)は2022年1月7日に認定NPO法人を取得しています。
- ・運営組織及び経理が適切であること
- ・事業活動の内容が適切であること
- ・情報公開を適切に行っていること
- ・事業報告書等を所轄庁に提出していること
- ・法令違反、不正の行為、公益に反する事実がないこと
認定NPOを取得するには、認定基準を満たした運営と体制が必要であり、公益性や信頼性などが前提となっています。
つまり認定NPO法人を取得しているDialogue for People(D4P)は公益性があり信頼性が高いといえます。
Dialogue for People(D4P)への支援方法
Dialogue for People(D4P)は、世界の「無関心」を「関心」へと変えていくことをミッションに掲げ、特に社会的マイノリティの声に耳を傾けながら、関心が集まりにくい問題に光を当て、取材・発信を行っている団体です。
「すべての人の尊厳や基本的人権が大切にされる世界」を目指しています。
こうした取り組みを、寄付という形で支援することが可能です。
寄付金は、取材活動だけでなく、現地で派生する支援プロジェクトや、情報発信に必要な媒体制作、さらには事務局の運営など、多岐にわたる活動資金として活用されています。
ここでは、誰でもすぐに行動を起こせる2つの寄付方法について紹介します。
寄付の方法は以下の通りです。
- ・継続寄付(マンスリーサポーター)
- ・都度寄付
継続寄付(マンスリーサポーター)
毎月決まった金額を自動で寄付できる「継続寄付」は、安定的に活動を支える支援方法です。
一度登録すれば、毎月自動で決済されるため、手間なく継続的に関わることができます。
継続寄付のメリットは、長期的・安定的な支援が可能になること。活動の見通しが立ちやすくなり、計画的な取材や支援プロジェクトの実施に貢献できます。
決済方法は、クレジットカードまたは口座振替から選択可能です。ライフスタイルに合わせた方法で、無理のない支援が始められます。
都度寄付
寄付したいと思ったタイミングで、1回ごとの寄付ができる「都度寄付」は、気持ちに応じた柔軟な支援方法です。
自分のペースで、好きな金額を選んで寄付できるため、無理なく参加できます。
決済方法は、クレジットカード払い、銀行振込、郵便振替の3つから選べます。
Dialogue for People(D4P)とは?
Dialogue for People(D4P)は、戦争や差別、貧困など、困難な状況に置かれた人々や社会課題の渦中にある地域に足を運び、対話を重ねながら、写真・文章・動画・音楽といった多様な表現で「伝える」活動を行っている団体です。
現場で得た声や視点を丁寧に届けることで、遠い世界の出来事を自分ごととして考え、社会課題の解決につながるきっかけをつくっています。
「すべての人の基本的人権が守られ、さまざまな違いを超えて多様性が認められる世界」を目指しています。
Dialogue for People(D4P)の活動内容
ここからはDialogue for Peopleの具体的な活動内容を紹介します。
- ・国内外における社会課題を現地取材
- ・執筆・メディア発信/講演・自主企画
- ・教育プログラム・次世代育成
それぞれ詳しく解説します。
国内外における社会課題を現地取材
主な取材テーマは以下の通りです。
- ・加害の歴史
- ・入管収容問題
- ・性の多様性・ジェンダー
- ・災害・防災
- ・差別・ヘイトクライム
加害の歴史
Dialogue for People(D4P)は、過去の戦争や人権侵害における日本の加害の歴史に向き合い、忘却されがちな記憶を社会に問い直しています。
2023年には、イラクでのクルド人虐殺の現場を訪ね、イラク戦争から20年の節目に現地の声を記録。さらに、フィリピンでは太平洋戦争時の加害を取材し、韓国では光州事件に関する取材を実施。加害の歴史を伝えることで、未来の暴力を防ぐ視点を提示しています。
入管収容問題
入管収容に関する人権課題について継続的に取材・発信。長期収容や医療放置、収容中の死亡事案などを取材し、当事者の声とともに制度の問題点を伝えています。
外国ルーツの人々を取り巻く状況を掘り下げることで、日本社会にある「見えにくい排除」の構造を明らかにし、より良い制度や共生社会のあり方を模索しています。
性の多様性・ジェンダー
性の多様性やジェンダーに関する課題を、個人の声を起点に丁寧に取材・発信しています。教育現場や職場、法制度などに残る不平等の実態を明らかにし、多様な生き方を尊重する視点を社会に問いかけている点が特徴です。
また、性暴力や差別の構造的な背景にも注目し、当事者の言葉を通じて、社会の見えにくい課題に光を当てています。
災害・防災
災害やその背景にある社会的課題について国内外で取材を行っています。2023年はシリア地震の被災地を現地取材し、支援が届きにくい状況を伝えました。
国内では、福島第一原発事故の影響や被災地の今を継続的に追っています。災害が浮かび上がらせる社会のひずみに目を向けながら、防災や復興のあり方を考えるきっかけを提供しています。
差別・ヘイトクライム
Dialogue for People(D4P)では、民族や国籍、宗教、性などを理由にした差別やヘイトクライムについても発信。外国ルーツの人々が直面する偏見や制度上の壁を取材し、多文化共生の課題を可視化しています。
国内ではヘイトスピーチや制度的差別を追い、海外ではパレスチナ・ヨルダン川西岸にて紛争下の人権侵害を取材しています。
執筆・メディア発信/講演・自主企画
団体公式サイト、YouTube、外部メディアを通じて社会課題を発信しています。
自社媒体
自社媒体を活用した情報発信にも力を入れており、Web記事の閲覧数は前年度比で20%増加しました。YouTubeでは、週1回のライブ配信「Radio Dialogue」を継続しており、好調な反響を得ています。
さらに、年2回発行しているフリーマガジンも、地域との接点づくりに役立っています。
外部メディア
外部メディアを通じた発信も積極的に行っており、これまでに100回以上の講演を実施し、延べ20,000人以上に情報を届けてきました。
書籍は1冊を刊行し、1冊が重版となったほか、新たに1冊の企画も始動しています。現在は常時8本以上の連載を抱えており、テレビ出演などのメディア露出も継続的に行っています。
教育プログラム・次世代育成
Dialogue for People(D4P)は、社会課題の解決には長い時間がかかるものだという前提のもと、世代を超えて取り組みを継承していくことを重要な活動の一つと位置づけています。
2023年度にはその一環として、若手発信者の育成事業を展開し、東日本大震災の被災地を題材に、現状や課題について学ぶ「東北オンラインスタディツアー」を実施しました。
また、18~25歳を対象に、「伝える」ことの意味や影響、そしてその可能性について考える集中講座も開催。若い世代に向けた発信力の育成に力を入れています。
まとめ:Dialogue for People(D4P)への寄付が向いている人はこんな人!
本記事では、Dialogue for People(D4P)の口コミ評判や活動内容の紹介を行いました。記事で紹介した内容を以下にまとめます。
- ・社会的マイノリティや見過ごされがちな課題に焦点を当て、現地取材・発信を行っている
- ・収益の大半を事業活動に充てており、寄付金の使途が明確で信頼性が高い
- ・認定NPO法人として情報公開を積極的に行い、寄付先としての透明性を確保している
「社会課題をもっと知りたい、伝えたい」
「報道や発信を通して、変化を生み出したい」
「自分の寄付が、確かな形で社会のために使われてほしい」
このように考えている方には、Dialogue for People(D4P)への寄付は非常に向いていると言えるでしょう。
まずは公式サイトをチェックし、自分の目で団体の姿勢や活動内容を確かめてみてください。
参考:Dialogue for People(D4P)の基礎情報
団体名 | 特定非営利活動法人 Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル) |
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所在地 | 〒165-0026 東京都中野区新井2-10-3 KSビル202 |
代表理事 | 佐藤 慧 / D4P事務局員 |
副代表理事 | 安田 菜津紀 / D4P事務局員 中山 大輔 / D4P事務局員 |
活動内容 |
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