D-SHiPS JOURNEYは特定非営利活動法人ディーシップスミニの
「特別支援学校の子どもたちや入院中の子どもたちに楽しい体験を届けたい!」
「ベッドの上からでも外の世界を体験してもらいたい!」
という思いから誕生したプロジェクトです。
「子どもたちの未来に船を出そう」というビジョンの実現に向け、企画に賛同してくれたアーティストとコラボしNFTアートを発行。
NFTの販売を通じて得た収益を活用し、身体が不自由な子どもたちとメタバースを企画・制作し、完成したメタバース体験を全国の子どもたちへ届けます。
この記事では、発起人のディーシップスミニ理事長 上原さんにこのプロジェクトへの想いをお伺いしました。
また、実際に障がいを持つ子どもたちの保護者の方に、どのような環境で日々過ごしているのか、どのような体験を子どもたちに届けたら喜ぶのかを、インタビューしました。
●話し手
上原 大祐 さん
特定非営利活動法人ディーシップスミニ理事長
生まれつき「二分脊椎」という障害を持ち、車いすでの生活を送る。2006年トリノ、2010年バンクーバー、2018年平昌と3回大会パラアイスホッケー競技でパラリンピックに出場。バンクーバーでは銀メダルを獲得。
加藤 さくら さん
障害がある子が生まれても誰も絶望しない世の中にするため複数のプロジェクトに関わり面白いことをカタチにしてます。
次女の疾患は福山型先天性筋ジストロフィー。
一般社団法人 mogmog engine(スナック都ろ美)| デジリハ |障害攻略課 など 著書: 『えがおの宝物』(光文社) 出演:ドキュメンタリー映画『えがおのローソク』
永峰 玲子 さん
重度心身障害児を育てながら、福祉系の課題を解決するために様々なプロジェクトに楽しみながら取り組んでいます。
長女の疾患は日本に100人未満とされる希少難治性てんかん「大田原症候群」。
一般社団法人 mogmog engine(スナック都ろ美)/おおたはらっこ波の会/心魂プロジェクト/笑顔の向こうに繋がる未来プロジェクト/海外に子ども用車椅子を送る会など
●聞き手
下垣 圭介
gooddo株式会社 代表取締役
社会貢献プラットフォーム「gooddo」の運営、非営利団体及び非政府組織に対する広報の支援およびコンサルティングを行う
子どもたちの未来に船を出したい!ディーシップスミニ理事長 上原さんの想い
ーー上原さん、まずはご自身について教えてください。どのような幼少期を過ごされましたか。
上原:生まれつき「二分脊椎」という障害を持ち、車いすでの生活を送っていました。小さい頃は入院生活が長く、暇なことが多くてやたらガンダムを作っていましたね。
ーーアイスホッケーとの出会いは?
上原:大学生まではピアノを弾いたりトランペットを吹いたりしていました。大学2年のときアイスホッケーの体験に行く機会があり、これだ!と思いました。それがアイスホッケーとの出会いです。
ーー現在はどのような活動を?
上原:ディーシップスミニの他にも一般社団法人障害攻略課を設立し活動しています。またHEROsアンバサダーを務めたり、NECのパラスポーツ支援の一環として全国を回り講演会も行っています。いろんな立場からいろんな課題を解決していこうと活動しています。課題が大好物なんです。
ーー今回はどのような想いでD-SHiPS JOURNEYを企画したのですか?
上原:課題が大好物と言いましたが……入院中の子どもたちや特別支援学校の子どもたちに課題があると感じたのがきっかけです。
障がいを持っているとなかなかできない体験が多いんです。あと、私自身がそうだったように入院中はとにかく暇なんですよね。
そういう課題を今の技術を使って解決できたらいいなと思いました。
例えば入院中のベッドの上でメタバース空間でスポーツを体験し、退院したら実際にそのスポーツをやってみたい!というところに結びつくのではないかなと考えました。
ーーベッドの上からでもスポーツが体験できるのは魅力的ですね。
上原:ホッケーに関しては別の企画ですでにVRを作り始めています。最終的には、例えば「上原大祐と試合ができる」とか「アメリカのあいつと試合ができる」といった仕組みも作れたらいいと思っています。
ーーなるほど、別の空間と繋がれるんですね。
上原:別の空間とつながるという点でいうと、入院先の病院で友だちになった子が退院したあとも、メタバース空間であれば病院と自宅でつながり続けられますよね。バーチャルではありますが、子どもたちが楽しみに思える時間や空間を作っていきたいです。
ーー今回のプロジェクトはNFTアートの販売もあります。
上原:はい、全て販売できれば数百万円の収益になります。それをメタバースやVRを作る費用に充てていきたいと考えています。
経験を広げるもの、メンタルをケアするもの両方あるといい
ーー加藤さん、永峰さんまずはそれぞれ、お子様とご自身についてお聞かせください。
加藤:加藤さくらと申します。2人の子がいるのですが、現在中学1年生の下の娘が福山型先天性筋ジストロフィーという疾患を持っています。
生まれつき筋力が弱い病気で、特別支援学校に通っています。
生まれた時はすごく元気だったのですが、小さい頃は免疫力が弱く入退院を繰り返していました。
2-3か月に1回は体調を崩して病院生活を送っていましたね。入院は子どもだけでなく親の私も一緒に入院するんです。
先ほど上原さんが言っていた「入院中はめちゃくちゃ暇」というのは、とてもよく分かります。
病院って本当に暇で。検査以外することないんですよね。
また、私自身は「スナック都ろ美(とろみ)」という活動をしています。
嚥下障害がある子を持つ親たちのコミュニティで、嚥下機能が低下・未発達な子も家族と一緒においしく食べられる「おもしろい食」を発信する場となっています。
さらに2022年4月にからは「一般社団法人mogmog engine(もぐもぐエンジン)」を立ち上げました。
摂食嚥下障害の子どもたちの親のコミュニティ形成や、摂食嚥下障害の子どもが外出しやすい世の中にするための活動をしていきます。
これらの活動の起点になっているのが娘です。
ーーでは、永峰さんお願いします。
永峰:永峰玲子と申します。私も加藤さんと同じ中学1年生の娘がいます。大田原症候群という難治性のてんかんを生まれたその日に発症しました。
首が据わっておらず、1人で座ったり寝返りを打ったりすることもできないような状況です。また、言葉も発することができないのでコミュニケーションもなかなか難しい感じで、重度の心身障がい児です。
私自身は、加藤さんと一緒にmogmog engineを立ち上げ、子どもたちの食の支援をさせていただいております。
障がいを持つ子どもの日々の暮らしや直面する困難
ーー障がいを持つお子さんとの日々の暮らしや、彼らや保護者が直面する困難について聞かせてください。
加藤:検査入院など、元気な状態での入院はとてもタチが悪いですね(笑)。
檻の中に閉じ込められた動物みたいな感じで、子どもが本当に暇をもてあますんです。さらに、それを相手する親も疲れてしまいます。
あのすごく大変な思いっていうのは、病院での楽しい思い出であるような、ないような感じですね。
ーー入院中の生活は、親にも影響があるのですね。では、普段は娘さん、どのように過ごしているのですか?
加藤:私には娘が2人いるのですが、障害を持つ次女には遊びの欠如が明らかにあるなと感じています。
「自分で遊びを取りに行ける子と行けない子がいる」という現実が、うちの家庭では顕著にあります。次女にも色んな環境を経験させてあげたいと思い気を付けてはいるのですが、遊びの欠如は明らかな課題だと感じています。
ーー遊びの欠如ですか。
加藤:入院など日常とは違うシーンになると、さらに制限がかかります。子ども時代はとても限られているので、遊びなど様々な経験をさせてあげたいという親心はもちろんあると同時に、子ども自身も遊ぶことを欲しています。
ーーなるほど。永峰さんはいかがですか?
永峰:うちの子は生まれてすぐ発症したので、NICUに1ヶ月、その後一般病棟に1ヶ月入院しました。
自分自身は本当に健康優良児で一切入院をしたことがありませんでした。その元気な自分から生まれてきた子が一生歩けないかもしれないような重度の障がいを持っていると言われ、一生入院しなきゃいけないんだろうな、とその時は思っていました。精神的にやられていたと思いますね。
ーー親にとっても精神的にきついのですね。
永峰:病棟を見渡すと、精神的にやられているのは私だけではありませんでした。一緒に入院していたお子さんたちも、保護者が帰っちゃうとみんなすごく泣いたり。本当にすごいんですよ。
子どもたちの切ない叫びを、本当に間近でずっと経験しました。
ーー切ないですね。
永峰:今、娘は元気なのですがそれでも検査のために入院することがあります。あと、今年の夏は大きなオペがあり、1ヶ月くらい入院になります。
子どもの1日1日ってとても大事だと思います。日々成長している。この大切な一瞬が検査で1日終わってしまうようでは、本当にもったいないと思います。
どんな体験ができたら子どもたちが喜ぶか
ーーではここからは上原さんにも入っていただき、実際どのようなプログラムがあればお子さんたちが喜ぶか、ざっくばらんに教えていただきたいと思います。
加藤:ちなみに体験はゴーグルを装着して行うタイプですか?
ーーそれもありますし、パソコンやタブレット、スマホでできるようなものも考えられます。装着するスタイルは没入感はありますが、みんなが持っている装置ではないので。現時点では詳しく決まっていませんが、両方とも可能性はあると思っています。
上原:今、特別支援学校では1人1台iPad持っているんですよね。なのでタブレットで何かできるとちょうどいいなと思っています。
ーー1人1台。それはいいですね。
加藤:あと、ウェアラブルに抵抗ある子が多いですよね。
ーー結構重いですしね。
加藤:また、理解できない子もいますね。やはりタブレットの方が体験できる子の幅が広がる気はしますね。
日常の体験だけでなくメタバースならではの特別感もほしい
ーーどのような体験があると喜ばれるでしょうか。
永峰:肢体不自由な子どもは実際の体験がなかなか難しいので、そんな彼らができないことを提供できたらと思います。ジェットコースターや海に潜ったり空を飛んだりといった体験ができたらな、と。
加藤:日常と非日常がいい塩梅で体験できるといいなと思います。うちの子は肢体不自由で1回も歩いたことがないので、今ハマっている「原神」というアプリで歩くことをめちゃくちゃ楽しんでいるんですよ。ずっと遊んでいます。
歩くことは私たちにとっては日常のことだけど、彼女にとっては非日常だと気づかされました。私たちが日常的に行っている動作をやれるだけでも楽しいコンテンツなのかなと思います。
一方で、空を飛んだり、何もつけずに長いこと海を泳いだりなど、ぶっ飛んだ非日常の体験もいいなと思います。
永峰:そうですね、メタバースだからこそできるような特別感もほしいですよね。
例えば動物園で、自分がこびとになったような視線で動物を見れる、といった世界です。隣見たらライオンがいる!みたな距離感の体験です。普通の元気な子たちも楽しめそうですよね。
色々なシーンを想定したコンテンツがあると良い
ーーどんなシーンで活用されそうでしょうか。
上原:入院中のベッドの上、特別支援学校が主なシーンになってくると思います。
加藤:例えば入院しているときは体調が悪い場合が多いですよね。そういう時はメンタルケアが大事になってきます。入院中、特別支援学校での活動、など色んなシーンを想定したコンテンツがあると良いですね。
上原:そうですね。特別支援学校で使える教育的側面のあるプログラムと、入院中に使える癒しやストレス発散に使えるプログラムといった感じですね。もちろん両方のシーンで使えるものもあると思います。
永峰:ペットを育てる体験ができるといいかもしれないですね。特に入院中は、痛いとか怖いといった体験が多くなるので癒しになると思います。
他にも「育てる系」として野菜を育てるのもいいですよね。1日のスケジュールの中で、子どもに役割とか喜びを持たせてあげることができると思います。
ーー病院の中にいながら、そのような体験ができるのは良いですね。
永峰:あとはストレス発散できるものもいいですよね。何かぶっ叩く感じの。
加藤:子どもたちは破壊系好きですね。デジタルアートを使ったコンテンツのリハビリをやる中で、子どもたちのツボっていうのはいくつかあるのですが、破壊系がその1つですね。
宇宙を爆破するなどの破壊系、それから誰かに迷惑をかける「いたずら系」もすごく好きですね。
ーー特別支援学校ではどのようなものがあったらよいでしょうか?
加藤:雪を体験したり常夏の海の経験など、体調管理が大変な子たちをなかなか連れていくことのできないような場所の体験ができたらいいですよね。
あとは、砂利道だらけの神社などバリアフルな場所も体験してもらえますよね。
障がいを持つ子どもの周囲の大人たちが口を揃えて言うのは「経験値を増やしてあげたい」です。
現実と仮想の世界がリンクする体験
ーー上原さんはご自身の幼少期を振り返って、どのような体験が印象に残っていますか?
上原:私は入院中に院内学級での農園体験をしたんですよ。サツマイモ掘りとかの。
芋掘って食べて美味しかったなって、今でも思い出すくらいすごく印象に残っています。
植物を育てるだけじゃなく、引っこ抜くといったような体験もできると面白いんじゃないかなと思います。
永峰:そのメタバース体験が終わった後に実際に芋をみんなで一緒に食べる体験もあれば、現実と仮想の世界がつながって面白いですよね。食育の一環にもなります。
世界とつながる
ーー子どものころ上原さんがやりたかったことはどんなことですか?
上原:入院中って、シンプルにもう外に出たくてしょうがないんですよね。だから外を味わえるって結構重要ですね。
加藤:ある団体がオンラインでサファリパークの案内人とつなぐ企画を行っているのを見て、外の世界と繋がるってすごく大事だなと思いました。
ーー外の世界との繋がり。確かに大事ですね。
加藤:肢体不自由の子って与えられたことしか知らないからわからないんですよね。パイロットなどの職業に出会わないから、大人が教えない限りそういう職業が世の中にあるっていうことを知らないんですよ。
モデルになってファッションショーのランウェイ歩いてみたり、アイドルになってダンスステージに立ってみたり、そういう体験ができたら面白いかなと思います。
上原:そういう意味だとキッザニアのメタバースとかVRバージョンってありかもしれないですね。
NFTアートの購入で子どもたちにメタバース体験を届けられる!
ーー最後にNFT購入を検討している方にメッセージをお願いします。
上原:病院内で何かをやるというのは、なかなか難しいこともあり、検査入院時をはじめとした「元気なとき」に体験を届けるということが、今までできていませんでした。
こういった体験プログラムを作り、病院とも連携しながら、社会と子どもたちを繋ぐ活動をしていきたいと思っています。
みなさんのご協力がないと実現できませんので、ぜひNFTのご購入を通して支援をお願いします。
加藤:今の時代、色々な可能性があると思います。この時代を生きている子どもたちにはその恩恵を受け、様々な経験をして欲しいと、1人の母親として思っています。ぜひ、多くの皆様に本プロジェクトを知って頂き、また、ご支援を頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
永峰:最近は医療が発達した分、障がいを持った子どもが増えてきています。通院、入院で苦しい生活を送る子どもたちに、病院が怖いだけのところじゃないって思ってもらいたいです。病院のベッドの上でできることは、まだまだあると感じています。つらい経験だけじゃなくて、楽しい経験もたくさんさせてあげたいのでぜひ支援をお願いします。
『D-SHiPS JOURNEY』プロジェクト概要
D-SHiPS JOURNEY 3つの航路
D-SHiPS JOURNEYには3つの航路(企画)が用意されています。
航路2 Concept Event(体験型アート展示)
航路3 Special Metaverse(子どもたちにメタバース体験をプレゼント)
それぞれ詳しく紹介します。
航路1 D-SHiPS NFT(コラボレーションアートの販売)
ディーシップスミニのモチーフである船をテーマにした⾶空艇NFTをOpenSeaにて販売します(5月2日から5月31日までの予定)。
⾶空艇の帆の部分にはコラボレーションの形としてアートが描かれています。
コレクションは2つです。
2 購入者が所有するアートとコラボできるコレクション(Canvas by Supporters)
1 賛同アーティストによる公式コレクション(Canvas by Official Artists)
6名の賛同アーティストによる⾶空艇NFTです。
– コレクション名:D-SHiPS NFT Canvas by Official Artists
– 発売期間:2022年5月2日(月)正午~2022年5月31日(火)予定
– 販売方法:OpenSeaにて固定価格による出品
– 個数:50個
– 価格:0.2ETH(6名のアーティストとのコラボNFT)/0.1ETH(CC0※1のNFTアートコラボ)
– 規格:ERC-1155
– ブロックチェーン:Ethereum
2 購入者が所有するアートとコラボできるコレクション(Canvas by Supporters)
自分が所有するNFTや画像データをアーティストが制作したコラボモデルに挿入できます。
– コレクション名:D-SHiPS NFT Canvas by Supporters
– 発売期間:2022年5月2日(月)正午~2022年5月31日(火)予定
– 販売方法:OpenSeaにて固定価格による出品
– 個数:50個
– 価格:0.1ETH
– 規格:ERC-1155
– ブロックチェーン:Polygon
航路2 Concept Event(体験型アート展示)
障がい者が日常で感じている課題や手話などに触れる体験をメタバースで表現します。
現実社会では、健常者の想像だけで当事者不在のデザインがされることがまだまだ多く、障がい者たちは不便を感じることが多々あります。この体験を通し、世の中のデザインが良い方向に進んでいくきっかけとなることを目指します。
本企画では賛同アーティストによる⾶空艇NFTアート(D-SHiPS NFT Canvas by Official Artists) の展示も行います。さらに、アトラクションをクリアし体験をSNSでシェアすることで無料NFTを配布するキャンペーンも実施されます。
航路3 Special Metaverse(子どもたちにメタバース体験をプレゼント)
D-SHiPS NFTの収益の一部を活用し、体の不自由な子どもたちをもつ当事者家族と共に、ワークショップを展開しコンテンツの企画・制作を行います。
制作したコンテンツは、ディーシップスミニのネットワークを用いて、全国の障がいを持つ子どもたち・家族へ届けられます。
特定非営利活動法人ディーシップスミニについて
特定非営利活動法人ディーシップスミニ(NPO法人 D-SHiPS32)は、健常者と障がい者が同じ時間と場所などを共有する企画をしたり、子どもたちの夢に挑戦する機会を増やせる社会づくりを行う団体です。
具体的には
・障がい児と健常児が一緒に参加するキャンプの企画
・障がいを持つこどもの保護者のネットワークづくりやサポート
・障がい者も健常者も一緒に参加できるパラスポーツイベントの開催
などを行っています。
活動を通じ、子どもたちが夢を持って挑戦できる精神を育て、当たり前の事が当たり前にできる社会を目指しています。
バンクーバーパラリンピック銀メダリスト(パラアイスホッケー)上原 大祐さんの「障がい児でも当たり前の事が当たり前に出来る社会にしたい!誰もが夢を持ち挑戦する世の中に作っていきたい!」という想いのもと、2014年に設立されました。