【実際どう?】カタリバの気になる評判は?寄付先として信頼できるかを徹底解説

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寄付先:認定NPO法人カタリバ

支援を受けた子どもたちからのメッセージ

ご飯が1番の楽しみ

放課後学校に通いはじめてから、高いお金をおかけなくても、いろいろなことに挑戦できるということを知りました。私が一番楽しみにしているのはご飯です。お腹いっぱい食べて、幸せな気分になったあと、また勉強を頑張ることができます。放課後学校のおかげで、私達の興味は広がり、未来も広がり続けています。

放課後学校は心の居場所です

放課後学校は、私の知らない世界を見せてくれたり、出会ったことのない人と巡り合わせてくれました。そんな経験をして、私の考え方は変わりました。自分のはるか上にあるような高校を目指し、結果、希望の学校に入学することができました。放課後学校と出会ったことで、勉強を頑張ることができたのはもちろんのこと、たくさんの人に出会い、たくさんの気持ちを知ることができました。

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「カタリバへの寄付を考えているけれど、安心して寄付できる団体なのか分からない」
「そもそもカタリバはどのような活動を行っているのか、詳しく知りたい」
と悩んでいる方もいるでしょう。

そこで、gooddo編集部がカタリバについて徹底リサーチを実施。ホームページでの活動内容チェックやSNSでの口コミリサーチ、寄付の専門家にインタビューを行いました。
「カタリバは安心して寄付できる団体なのか」を判断できるよう、以下の点を解説します。

  • ・カタリバの活動内容
  • ・カタリバの良い口コミ、悪い口コミ
  • ・専門家から見たカタリバの評価
  • ・カタリバへ寄付募金する方法

結論をお伝えすると、カタリバは日本の子どもを応援したい方にはピッタリの団体です。
専門家からも、「多様な価値観や、子ども一人ひとりの可能性を尊重しているように見受けられます」という声を頂いております。

カタリバについて、詳しく解説していきますね。

>>今すぐにカタリバの評判が知りたい方はこちらをクリック

カタリバとは?


(公式ホームページより)

カタリバ(認定特定非営利活動法人カタリバ)は、「どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来」の実現を目指して、以下の活動を行っています。

【カタリバの活動】

  • ・ディスカバー:将来のビジョン形成や考え方のヒントになるきっかけを提供
  • ・レジリエンス:家庭環境に問題をかかえている10代に対して、居場所づくりの支援や独自の支援プログラムを提供
  • ・グローカル:オリジナルの教育プログラムを提供
  • ・ポスト・トラウマティック・グロース:災害などによって生活環境が変わってしまった子どもに対して、教育支援を提供

たとえば「カタリ場プログラム」では、10代の子どもが大学生や社会人と対話を行い、将来のキャリアやビジョンについて考えるきっかけとなる場を提供。対話を通じて子どもたちに考えるきっかけを与え、キャリア形成支援を行います。

10代の子どもたちに対して“新しい気付きや発見”のきっかけとなる機会を提供するのが、カタリバの主な活動内容です。

カタリバの寄付募金の使われ方

(公式ホームページより)

カタリバの活動費用の約9割は、子どもたちを支援するプログラムの活動費に充てられています。

2019年度の年次報告書を確認すると、カタリバの支出は9億7,012万円。そのうちの87.7%に当たる8億5,075万円が、子どもたちを支援するプログラムの活動費に当てられています。具体的な費用の内訳は、以下の通りです。

【カタリバの費用内訳(2019年度)】

  • ・プログラム活動費:8億5,075万円(87.7%)
  • ・運営・管理・広告活動費:1億1,937万円(12.3%)

プログラム活動費は、災害によって生活環境が変わってしまった子どもを支援したり居場所作りの支援をしたりといった活動に使われています。一方でカタリバの運営や広告活動などに使われている費用は、費用全体の約1割です。

まとめると、カタリバの支出の約9割が子どもたちへの支援に、約1割が運営・管理・広告活動に使われています

カタリバの3つの活動内容

(公式ホームページより)

ここからは、カタリバの具体的な活動内容について紹介します。

家庭の事情や生活環境の変化によって勉強する機会を奪われた子どもを支援するため、カタリバでは「無料の放課後教室」を運営中。放課後教室では、主に以下3つの活動を行っております。

  1. 学習支援
  2. 暖かい食事の提供
  3. 本音を話せる居場所作り

具体的にどういうことをしているのか、詳しく紹介します。

1.学習支援

カタリバでは、様々な課題を抱えている10代の子どもたちに勉強する習慣をつけてもらうため、「学習支援」を行っております。

「自宅にはクーラーがなく、兄弟も多いため集中して勉強する機会がなかなか無い」

厚生労働省の「平成28年国民生活基礎調」によると、日本の子どもたちの7人に1人が「貧困」に陥っているという調査結果がでています。落ち着いて勉強に専念できる環境が自宅にないため学校の勉強についていけず、「自分はダメな人間だ」と自己嫌悪に陥っている子どもも少なくありません。

カタリバではそのような子どもを支援するため、学習支援を行っています。たとえば放課後学校「コラボ・スクール」では、東日本大震災の被災地の子どもに対して、放課後の学校で学習指導を行っています。

2.暖かい食事の提供

無料の放課後教室では、学習支援だけでなく、夕食の提供活動も行っております。

生活困窮世帯の子どもの中には、お腹いっぱいご飯を食べることもままならない状態に陥っているケースも、決して少なくはありません。

そこでカタリバでは、学習支援だけでなく夕食の提供活動も開始。学習支援だけでなく夕食支援も行うことで、子どもたちが安心して勉強に専念できる環境を提供しております。

3.本音を話せる居場所作り

カタリバでは、学習支援や夕食支援を通して、子どもたちが本音で話せる環境を提供しています。

無料の放課後教室では、スタッフとの対話を通じて「子どもたちが本音で話せる機会」を提供。また放課後教室では、音楽やものづくりの体験学習といった活動も行っております。これによって、学校や家庭以外に「本音で話せる」居場所作りを支援します

「学習支援・夕食の提供・体験学習」を通して子どもたちに「安心して、本音で話せる居場所作り」の支援をすること。これが、カタリバの提供している「無料の放課後教室」の活動内容です。

カタリバの良い口コミ評判まとめ

ここからはカタリバの良い評判について、インターネット上に投稿されている口コミを紹介します。

カタリバの良い口コミについて調べた結果、以下の口コミが確認できました。

“私がカタリバのボランティアやろうって思ったのは、サイト見た時に「私が高校生の時もこういうの欲しかったなぁ」からだった。もっとこういうの高校生に伝わったらより良くなるって思ってた部分があったなぁ。 #melc2021”(Twitterより)

“NPO法人カタリバにお話を伺いに行きました✨
「生き抜く力を、子ども、若者へ。」掲げるテーマも行なっている内容も、私が以前よりとーっても興味があり共感していました!たくさん為になるお話が聞くことが出来ました。”(Instagramより)

“カタリバの代表の方の記事がとても良かった。
日曜日のオンライン説明会に申し込みしちゃった。とっても楽しみ。”(Twitterより)

“カタリバさんへ寄付しました”(Twitterより)

良い口コミをリサーチした結果、

・自分が高校生のときに欲しいサービスだった
・カタリバの活動内容に共感できた
・説明会に参加申し込みした

といった書き込みが確認できました。gooddo編集部としては、良い口コミをまとめると「カタリバの活動内容に共感できた」という趣旨の投稿が多いと考えています。

次は、悪い口コミもチェックしましょう。

カタリバの悪い口コミ評判まとめ

カタリバの悪い評判について、ネットに記載されている口コミを調査しました。どのような口コミがあるのか、さっそく見てみましょう。

“Viberにカタリバとかいう怪しい団体の広告入ってきてウザい。
有料で広告表示なしに出来んのかなぁ。”(Twitterより)

“カタリバって・・胡散臭い”(Twitterより)

“現在中流の収入ながらカタリバさんに寄付してるけど、ユニセフとか国境なきとかにも寄付を回したいけどIOCを見てると中抜き組織だったら嫌だしな。”(Twitterより)

悪い口コミをまとめると、

・なんとなく怪しい団体という印象がある
・寄付金で不当に儲けているのではないか感がある

といった口コミが確認できました。gooddo編集部としては「本当に信頼感のある団体なのか分かりにくい」という趣旨の口コミが多いと考えています。

続いて、専門家から見たカタリバの評価を紹介します。

専門家から見たカタリバの評価

口コミ評判でもあったように、カタリバへ寄付する場合、気になる点は次の2つです。

  • ・カタリバは信頼感のある団体なのか?
  • ・集まった寄付金を適正に使われているのか?

これらの点について、本当のところはどうなのか、寄付アドバイザーである河合さんにお話を伺いました。

寄付アドバイザー:河合将生(まさお)さん

非営利団体の運営支援コンサルタント。寄付の講座を開催しその魅力を伝えている。
数々の団体の経営に携わりながら、自らもNPOに寄付を続ける。
※詳細なプロフィールは文末に掲載

カタリバは信頼できる団体なの?

カタリバは信頼できる団体のひとつだと思います。たとえば
・事業が年々成長を続けていること
・数々の受賞歴があること
・認定NPO法人として、2013年に東京都から認定を受けていること(2019年に更新)
といったことが、信頼性の材料として挙げられます。

「認定NPO法人になると寄付者が税制優遇措置が受けることができる」ということはご存じの方もいらっしゃるでしょう。しかし認定NPO法人になるためには、
・運営組織及び経理が適切であること
・事業活動の内容が適切であること
・情報公開を適切に行っていること
・事業報告書等を所轄庁に提出していること
・法令違反、不正の行為、公益に反する事実がないこと
といった基準も認定NPOになるための要件として求められている、ということをご存じの方は少ないかもしれません。

カタリバは認定NPO法人であり、毎年認定の更新もされています。よって信頼できる運営や経理、情報公開がなされていることがうかがえます。(参考:認定制度について | NPOホームページ

また情報公開の点では、財務・会計報告のハイライト版を図解を使ってわかりやすく紹介したり、活動実績もポイントをまとめていたり、より詳細を知りたい人には年次報告書を過去の分も含めて見れるようにしていたりと、随所に見る人の視点に立った工夫が確認できました
(参考:年次報告 | 認定NPO法人カタリバ )

「子どもたちからの感謝の声」や「支援者の声」など、団体側からの発信・声だけでなく、受益者や支援者の視点からの生の声からも、団体と活動の信頼性を感じます。

【関連】カタリバ公式ホームページ

また活動面では、以下の3つが大きなテーマです。

  1. ナナメの関係という共成長モデル
  2. 10代に伴走する技術と仕組み
  3. 個人の成長を支える強い組織文化

カタリバでは、親や先生(縦の関係)でも友達(横の関係)でもない「ナナメの関係」と呼ばれる、大学生と将来や未来について語り合う場を作っています。

こうして作り出した様々な教育サービスは、プロフェッショナルな教員が教える形とは違う、10代が本来持っている意欲と創造性に伴走するサービスとして、多くの現場で取り入れられています。このナナメの関係という共成長モデルは、NPOカタリバの活動のすべての軸となっています。

引用:カタリバ

この説明は、カタリバの強みを象徴するものです。また実際に語り合う場を設けて活動している事実は、カタリバの事業への信頼性を高めるものだと思います。

「10代に伴走する技術と仕組み」についても、以下の言葉から、求める人物像と人材育成の考え方がうかがえます。

繊細な10代の内発性を引き出すことは、マニュアルや形式化した場作りでは実現できないということです。
指標を共通言語としながらも、場作りに関わる全てのメンバーが、プロフェッショナルとしての意識とスキルを持ち続け、本気で考え抜くことを大切にしています。

引用:カタリバ

「個人の進化を支える強い組織文化」と合わせて、スタッフや関わる人、組織への信頼性につながっていると思います。

寄付金は適正に使われているのか?

(公式ホームページより)

カタリバは東京都から認定NPOを取得しているため、情報公開を行っております。

【認定NPOを取得するための要件】

  • ・運営組織及び経理が適切であること
  • ・事業活動の内容が適切であること
  • ・情報公開を適切に行っていること
  • ・事業報告書等を所轄庁に提出していること
  • ・法令違反、不正の行為、公益に反する事実がないこと

認定NPO法人として求められる要件を満たしているのは当然のことながら、財務状況を公開して使途を明確に記載しているなど、求められている要件以上に丁寧に情報公開がなされています。具体的な寄付金の使途として、プログラム活動費が約9割、管理費が約1割と記載されていました。

NPOやNGOが支援事業を実施する場合、事業や組織の運営管理や間接的な経費は必要です。

間接的な経費とは、支援活動に直接必要な経費ではないけど、活動を行う上で必要な経費のこと。たとえば組織運営のための人件費、会計や人事労務、広報などにかかる経費が「間接的な経費」に当たります。

団体や活動内容によって、直接経費と間接経費の割合はそれぞれです。また、人の支援に関わる活動は当然ながら人件費の割合が高くなりますが、団体によって、人件費を事業費と管理費にわける比率の考え方はさまざまです。

基本的には活動あっての組織ですので、管理費や経費の割合に上限や目安を設定している団体もあります。また助成金や行政からの委託金など外部の資金を活用して事業を行う場合にも、上限は20-30%ですが、間接費が認められることもあります。

こうした考え方に照らしてみても、「プログラム活動費」として事業にかける割合が大きいです。運営・管理・広報活動費は12.3%という水準から、なるべく寄付金を含む資金をプログラム活動に充てていることがうかがえます

カタリバへの寄付が向いている人・向いていない人は?

カタリバは、公式ホームページでも自己肯定感というキーワードを多く使用していることからも、多様な価値観や、子ども一人ひとりの可能性を尊重しているように見受けられます。

子どもたちの可能性・未来は無限に広がっている、という考えに共感できる人は向いていると思います。また、関わっている一人ひとりの顔が見えるのも特徴で、関わっているスタッフのエピソードや声も充実しています。この点は信頼できるポイントのひとつですね。

一方、子どもの可能性を広げる活動は「複数のテーマから多様なアプローチやプログラムを開発」したり「成果や変化が目に見えにくいもの」でもあります。

学習支援だと点数が何点上がった、と明確な成果がわかりやすかったりするもの。一つの活動を応援したかったり、具体的で定量的な成果を寄付に求めたかったりする人は、カタリバ以外の団体の方が良いかもしれません。

カタリバへの寄付募金の方法

カタリバの収益の約7割は、皆様からの寄付や会費、また助成金によるものです。

(公式ホームページより)

カタリバの活動は、寄付や会費などによって支えられていることが分かりました。では個人がカタリバへ支援・寄付しようとする場合、どのような方法があるのか見てみましょう。

定額寄付(NPOカタリバサポーター)

カタリバへ寄付する場合、毎月1,000円から定額寄付できます。

定額寄付(NPOカタリバサポーター)に申し込むと、毎月1,000円から定期的にカタリバへ寄付できます。なお定期的に寄付するには、以下の情報が必要です。

  • ・寄付金額の入力(1,000円、3,000円、10,000円、もしくは任意の金額)
  • ・名前、メールアドレス、住所
  • ・クレジットカード情報

カタリバへの寄付は、ホームページから簡単に手続き可能。家に居ながらでも寄付できるため、手軽です。「手軽に寄付したい」「毎月一定額を寄付したい」という方は、カタリバへの定額寄付を活用してはいかがでしょうか。

>>定額寄付(NPOカタリバサポーター)について詳しくみる

1回のみ寄付

カタリバへの寄付は、1回のみの単発寄付も実施できます。

1回だけ寄付する場合は、カタリバのホームページから申し込み可能。単発寄付をする場合は、以下の情報が必要です。

  • ・寄付金額の入力(5,000円、10,000円、30,000円、100,000円、任意の金額から選択可能)
  • ・名前、メールアドレス、住所
  • ・クレジットカード情報

カタリバへの寄付は、単発でも実施できます。「1回だけでも、カタリバへ寄付したい」という方は、単発寄付を行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ:カタリバへの寄付はおすすめ!

(公式ホームページより)

ここでは、カタリバの評判や活動内容の紹介、専門家へのインタビューなどを行いました。ここで、紹介した内容をまとめます。

  • ・日本に住む10代の子どもに対して、様々な支援を実施
  • ・様々な方法でカタリバの活動を支援できる
  • ・「子どもたちの可能性・未来は無限に広がっている」という考えに共感できる人におすすめできる寄付先

カタリバでは、さまざまな手段やアプローチを通して、子どもたちの成長をサポートしております。

「様々な困難に置かれている日本の子どもを支援したい」
「子どもたちが持っている無限の可能性を、少しでも広げる手助けをしたい」
と考えている方は、この機会にカタリバへの寄付を検討しませんか。

参考:カタリバの基礎情報

団体名 認定NPO法人カタリバ(認定特定非営利活動法人カタリバ)
所在地 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
代表者名 代表理事 今村久美
活動内容 どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現しようと活動しています。

寄付先の選び方ガイド:河合将生(まさお)さん

NPO組織基盤強化コンサルタント office musubime代表/関西チャプター共同代表・准認定ファンドレイザー

大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、国際交流・協力分野の中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て、office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。
寄り添って伴走する第三者として、身近な相談相手や多様な人・団体をつなぐ役割を通し、組織診断・組織基盤強化、ファンドレイジング支援など、各団体の支援に取り組む。
大阪マラソンチャリティ事務局担当や、国際協力や子ども/子育て支援、まちづくり分野、コミュニティ財団などの役員、大学の非常勤講師としてNPO論やボランティア論などの担当も。