「寄付に興味あるけど、なんだか不安がぬぐえない」そんなあなたに送る寄付経験者からのメッセージ

寄付してみたいとは思うけど、まだ勇気が出ない…

誰かの役に立ちたいけど、どうしたらいいのだろう?

寄付したことのある経験者の話を聞いてみたい

周りには寄付したことがある人がいないし、なんとなく相談しにくい

きっと、このような不安や迷いを抱えている方が多くいらっしゃるでしょう。
日本ではまだ寄付や支援、ボランティアなど、社会に根付いているとは言い難いのもまた事実でしょう。
 
この記事を執筆しているのは、gooddo株式会社(グッドゥ)です。
【gooddoマガジン】では、日本だけでなく世界における社会課題についての記事を執筆し、課題を広くみなさまに知っていただき、また何かしらの支援や寄付などの行動に移すきっかけとなるよう情報を発信しています。
 
さらに、「無料支援」という仕組みを提供しています。簡単なアンケートやLINE友だち追加など、個人情報や金銭負担なしで、興味のある課題解決のために活動している団体へ10円の支援金を送ることができる、というものです。
(10円の支援金はgooddoがすべて負担しています)
 
社会課題の発信と、課題解決のために活動する団体のご紹介を通して、「寄付をしたいけど、どこがいいのだろう」「寄付自体がはじめてで不安」というみなさまのやさしさをつなげるのがgooddoの役目です。
 
この記事では、gooddoの社員によるインタビューを通して「寄付について」「寄付を通して感じること」などをご紹介し、寄付や支援のきっかけづくりを後押しできればと思っています。
 
ぜひ最後までお読みいただければうれしいです!

gooddo社員のご紹介

gooddoの中でもひときわ若い戦力の鈴木英郎さん。

物腰の柔らかい青年ですが、とても活力にあふれ、自らアイデアをいろいろと出してくれています。

gooddoに入社した理由や、社会課題に興味をもったきっかけなどをお聞きし、ぜひみなさんの「寄付ってどうなの?」といった気持ちに少しでもお答えできればと思います。

 

さっそくですが鈴木さんはgooddoではどんなおしごとをされていますか?

営業担当として団体の方々と向き合う業務が多いです。弊社では様々な団体を紹介するコンテンツを制作していますが、その制作管理も行なっています。

gooddoに入るまではどんなことをされていましたか?

前職は広告代理店に勤めていました。当時はいわゆる広告プランの作成を主に行なっていて、「どの広告にどの位の金額を割り当てれば、より多くの生活者の方々にこの商品を知ってもらえるか」を考える業務でもありました。
あとは、社内ツールの開発等も行なっていました。

なぜgooddoに入ろうと思いましたか?またgooddoに入って成し遂げたいことなどはありますか?

以前から社会課題に関心があり、将来的にはその分野で活躍したいと考えていました。前職からの転職活動中に運良くgooddoに出会い、共感する部分が多かったので入社を決めました。前職が数千人規模の会社で、現在は10人ほどなので、色んなことにチャレンジできる環境だと感じています。
これから成し遂げたいこととしては、「寄付」のような形ではなくても、人々が気軽に「いいこと」をしやすい社会を作ることですかね。
あとは、gooddoの知名度をもっと上げたいです!

興味ある社会課題やそのきっかけとは?

gooddoに入る前も社会課題に興味があったとのことですが、どんな分野でしょうか?

特に子ども支援や災害支援には関心が高かったです。

興味をもったきっかけはありましたか?

きっかけは、生まれ育った環境だと思います。
私は生後まもない頃から母子家庭で育ってきて、長崎県の、コンビニも無いような田舎町で10代半ばまで過ごしていました。そこでは、比較的裕福な子もいれば、毎日同じ服を着るしかないような子、私と同じように母子家庭・父子家庭の子もいました。お友達のお家に遊びに行って、「このお家大丈夫かな?崩れないかな?」と思ったことも…本当に色んな家庭がありました。

私も幼い頃は「あの子のお家は〇〇なのに、何でうちはこうなんだろう」と思うことはありました。ただ、それを口に出してしまうと何かが崩れる気がしたので、色んなことを我慢して、できるだけ親の言うことを聞いて無難に過ごしていました。唯一、テストで良い点を取ると親が褒めてくれたので、毎回学年で1番を取るようにしていましたね。あとは、親に負担をかけないように、高校や予備校の入学試験では学費の全額免除を狙って頑張っていました。親に悟られないように、子どもは子どもで色々考えているんですよね。(笑)

「皆が同じような家族のかたちをしている訳ではない」と子どもながらに格差があることを感じて、そうやって貧困などが再生産されてしまうのだろうな…と中学校を卒業する頃には問題意識として持っていた気がします。

皆さんの近くにも、周りに気付かれないように元気な振りをして、実はギリギリで生活している人たちはいるのではないでしょうか。

環境によって、人生の選択肢は限定されるということを感じてきました。
何かを成し遂げようとするとき、人によっては「努力が足りない」と言う人もいますが、その努力は恵まれた環境があるからこそできるものです。
私自身、今の恵まれた環境に感謝を忘れず、これまで受けたさまざまな恩を、他の困っている誰かに渡していく…そんな流れを作っていきたいと思っています。

子どものころからそのような意識を持たれていたんですね。では、gooddoに入ってから、そういった社会課題や活動する団体への意識に変化はありましたか?

入社して初めて団体の方と接しましたが、”熱い方が多い”と感じました。皆さん、原体験があるなしに関わらず、「良い社会にしたい」という想いを強く持っていらっしゃいます。
また、寄付に関しても、物品や一度きりの寄付だけではなく、「継続寄付」の必要性を強く感じました。
継続的な寄付があるからこそ、団体は長期的な視野をもって支援の計画を立てられるし、安定した支援を届けることができます。
以前から社会課題に関心があった私ですが、継続的な支援が、団体活動においていかに大切かということに気づかされました。

寄付するきっかけ、寄付先を選ぶ基準や確認するべきポイント

これまでに募金や寄付などの経験はありましたか?

人生初めての寄付は、小学生の頃にカンボジアに手作りのノートと筆記用具を送ったことです。学校で余ったプリントの裏側が白紙なのがもったいないなと思って、クラスのみんなでプリントを折って冊子にして、みんなの使わなくなった文房具も併せて送りました。
後日、御礼としてカンボジアの方から現地のお砂糖をいただきました。「ちゃんと届いたんだな」と嬉しく思い、使わずに家に飾っていました。

最近だと2024年1月に発生した能登半島地震への寄付を行いました。これからは次の世代が安心して暮らせる社会を作っていけるような寄付先を支援したいと思っています。

逆に御礼をもらうなんてそれは珍しい体験ですね。実際に寄付を経験してみて、どのような気持ちになられましたか?

寄付をすると活動報告書などを送ってくださる団体が多いですが、「私のお金がすぐに困っている人の元へ届いている」という実感は湧きにくい…というのも正直なところです。
それでも、「いいこと」をしている事実に変わりないので、少しだけ誇らしい気持ちになります。ちょっと空気が美味しくなるみたいな。

確かに物を買うのとは違い、実感としては難しい部分かもしれないですね。鈴木さんご自身の寄付先を選ぶときの基準や寄付したあとに特にチェックしてることなどがあれば教えてください

支援内容に共感できるかと、信用できるかですかね。

人によって関心は違うので、「この団体は素晴らしい」と言われてもピンと来ないこともあると思います。
団体のサイトで活動実績や会計報告などを見て、自分自身が「信頼できそうかも」と思えたら、それが寄付をするタイミングなのではないでしょうか。

また、「寄付金が中抜きされている」とSNS等で言われることもありますが、これは大きな誤解であることを伝えたいです。
寄付金を困っている人たちに届けるためには、人件費や運搬費などの必要経費が発生します。私たちの代わりに動いてくれている人がいて、寄付とはそういう方々を応援するという意味もあるのだと思っています。

gooddo社員からのあなたへのメッセージ

ここまで鈴木さんにはたくさんお話いただきましたが、少しでもみなさまのご参考になったでしょうか?
最後に、鈴木さんからこの記事をお読みくださっているあなたに向けてメッセージをお伝えします。
 

ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。ここまで読んでくださったということは、少なからずこれまでに寄付を検討したことがある方だと思います。
誰かのためを思えるあなたであれば、いつか素敵な寄付先に出会えるはずです。
そのタイミングが今なのか、1年後なのかは分かりませんが、その時が訪れた際には、是非勇気をもって行動してみていただけると大変嬉しく思います。
 
100円でも1,000円でも寄付を経験してみると、次へのハードルが低くなります。迷ったらとりあえず一度だけでもやってみることが良いのかなと思います。
「たかが100円」ではなく、「その100円が大切」なんです。
 

ぜひ、一緒に少しずつ素敵な社会を作っていきましょう!
 
gooddoの公式LINEでも様々な寄付先を紹介しておりますので、その中で出会えるかもしれません。(gooddo株式会社 鈴木英郎)

gooddoってどんな会社

gooddo株式会社は、2014年10月に創業。
「ちょっといいこと」をみんながしていけば、きっとやさしい社会になるのでは…?そんな創業者の想いからはじまりました。
ちょっと言いにくいかもしれませんが「グッドゥ」と読んでくださいね。
 
たったひとりではじまったgooddoですが、現在は10名ほどに増えました。
「社会課題」と聞くと、キッチリ堅い…というようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはフランクで意見交換も頻繁に飛び交うような環境です。
 
gooddoでは、社会課題を解決したいと様々な活動をしている団体と、「何か自分にできることはないかな」「ニュースを見て心が痛いけど、何もできない…」「寄付には興味あるけど、勇気がでない…」「どんな団体があるか、比べたい」そんなやさしい想いを持ったみなさんをつなげる場を提供しています。
 
「gooddoマガジン」の運営。(https://gooddo.jp/magazine/
様々な社会課題を取り上げ、みなさんが課題を知るための記事を掲載しています。「知る」ことから支援がはじまります。
 
もうひとつは「無料支援」。
費用の負担はgooddoがしていますが、百聞は一見に如かず、経験は何にも代えがたいものです。日本では少しハードルの高い「寄付」を、まずは無料で体感して欲しいと想いからこのような仕組みを作りました。
改めてどんな課題に一番関心が高いのか、どんな団体だったら自分の寄付を託せると思えるのか、そして実際に団体がどんな活動をしているのかを知っていただく機会にしていただきたいです。

gooddoから『寄付先診断(無料支援)』のプレゼント

◆寄付先診断◆
たったの5問であなたにピッタリの寄付先をお伝えします!

たくさんある社会課題の中で、自分が本当に興味・関心が高いのはなんだろう?
団体もたくさんあって、どれが一番自分に合うの?

そんな疑問をお持ちの方に、5つの質問に答えていただくと、gooddoのおススメの課題や団体をお伝えします。
診断結果で出た団体へ、10円の支援金をgooddoがお送りします。(費用負担はございません)
ぜひ試してみてくださいね!

 

 

最後にgooddoからあなたへ

gooddoは、支援の輪がひろがっていくことで社会がやさしくなると考えています。

恩送りという言葉がありますが、誰かから受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送ることです。
例えば、誰かに席を譲ってもらった経験がある方は、「次は困っている誰かを見かけたら自分が席を譲ろう」そんなことを思うでしょう。
 
また、支援や寄付を経験された方の中には「誰かを助けられたら、支えられたらと思っていたけど、辛い状況でも頑張っている姿や、成長する姿を見て自分こそが励まされた」とおっしゃる方も少なくありません。
 
寄付では自分が誰かを支えているけれど、他の面では自分も誰かに支えられていることに気づき、素直に感謝の気持ちが湧き上がる…寄付や支援の行動、気持ちとはこのように巡っていくものだとgooddoでは考えています。

今この団体がすごく良くて寄付してるんだよ

この課題に興味があるんだけど、オススメの団体知らない?

働くようになったから、支援はじめてみようと思ってるんだ

寄付や支援について誰もが気軽に話せ、そのような人々が増えれば、綺麗事ではなく、もっとあたたかく、もっと希望に満ちたやさしい社会に、世界になるのではないでしょうか。
 
あなたの貴重な時間を使って、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
ぜひ、この記事をきっかけに、寄付や支援についてもっと身近に、感じていただけることを願っています。