長引くウクライナ紛争の中、避難を強いられる人々の生活や不安とは…

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長きに渡る避難生活…子どもも大人も笑顔の裏で感じる「限界」

 
2022年2月以降、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ…すでに紛争開始から1年が過ぎました。
しかし、事態が収まる見通しはまったく立っていません。
特に激しい戦闘が繰り広げられた東部や南部地域からは、多くのウクライナ国民が国内・国外へ逃れました。
 
2023年4月現在、ウクライナでは氷点下にもなる厳しい冬が終わり、ようやく春の訪れを感じられます。
 
ウクライナ西部の静かな田舎町のはずれにあるヤズローヴィツ修道院で今もなお自宅へ帰ることができずに避難生活を送っている多くの母親とその子どもたち、そしてお年寄りたち。
 
生活必需品などの支援物資が隣国ポーランドを通して届いています。
またポーランドからやって来るボランティアの教師が子どもたちに勉強を教えるなど、様々なサポートによって避難生活を送っています。
 

 
厳しい冬を過ごした子どもたちは「雪が降って寒い日もあったけど、みんなで学校に通ったり、部屋で遊んだりして楽しかったよ!」と笑顔で話してくれました。
 
しかし、その一方で長きに渡る避難生活に限界を感じている方も少なくありません。
再開された学校へ通いはじめても教室から逃げ出してしまう子がいたり、危険な遊びをしてしまう子がいたり、大人も怒りっぽくなったり、不安でふさぎ込んでしまったり…先の見通しが立たない生活にストレスを抱えています。
 
この1年の間に、修道院で新しい命が誕生しましたが、その子が「自分の家」に足を踏み入れられる日は、いったいいつになるのでしょうか。
 

※誕生した新しい命ソーニャちゃん

 
ニュースを眺めるだけの傍観者ではなく、同じ時代を生きる者として、私たちにも何かできることがあるはずです。

 

戦火と暴力から子どもたちを守るために…異国の地で奮闘する母親たち

 

※カテリーナ・ドリーガさんと息子のナザールくん

 
ウクライナの隣国、モルドバ。
日本の九州ほどの小さな国に、ウクライナからの難民が約11万人も逃れてきています。ウクライナ政府は成人男性の出国を原則禁じているため、難民の多くは女性と子どもたちです。
 
モルドバ北部にあるファレシュティにウクライナから逃れてきたのはカテリーナ・ドリーガさん。
カテリーナさんはウクライナ南東部ドネツク州の出身です。
 
自分でNGOを設立して、現在もオンラインで国内避難民支援などを続けています。今までの経験を生かして、モルドバの子どもたちの遊び場整備のプロジェクトにも携わっています」とのこと。
 
避難してからも精力的に活動するカテリーナさんですが、母国では過酷な経験をしました。
 
「戦争が始まった日、弟は夕方に外出した後、行方不明になりました。一カ月後、川の中で遺体が見つかりました。誰の犯行かは分かりませんが、6歳と3歳の子どもを残して彼は殺されたのです」
 
モルドバにも戦火が広がらないとは言い切れません。
そうしたらまたどこかへ避難しなければならないといった不安を抱えています。
 
ファレシュティには学校もあり、子どもたちも暮らしを気に入っているそうです。
 
それでも戦争が終わったらすぐにでも母国、故郷へ戻りたいと話すカテリーナさん。
しかし、現在のところ収束の見通しはまったく立っておらずモルドバでの暮らしは長く続きそうです。
 

逃れた先でも続く暮らし、苦しい生活の中で

 

※マリア・シリストラさん(右)と娘のサブリナさん(左)、ソフィアさん(手前)

 
マリア・シリストラさんはウクライナ南部の都市ミコライウから避難して来ました。
娘のサブリナさん、ソフィアさんと一緒です。
 
マリアさんは現在、市内の玩具工場で働いていますが、給料が安くて生活は大変です。
難民は他の国へ避難したら安心、終わりではありません。
避難先で暮らしていくためには、働いていく必要があります。子どもなど、支えていかなければならない存在があればなおさらです。
しかし、母子のみでの避難では子どもを預ける先がなかったり、担保がないために銀行からの借り入れができず事業を始める資金を準備できなかったりと、就業への問題を抱えている人も少なくありません。
 
マリアさんは「モルドバの人たちがとても親切にしてくれるだけでなく、遠い日本からも支援が届いています。私たちを支えてくれる日本の人々に心からありがとうと伝えたいですね」。
 
娘のサブリナさんは「いつか日本の人たちに会って友だちになりたいな」と付け加えました。
 
モルドバは決して経済的に豊かな国ではありません。
 
約11万人もいると言われるウクライナからの難民の生活も千差万別です。
生まれ育った母国から逃げなければならないという経験をし、さらに先行きのわからない不安の中、暮らしています。
マリアさんのように収入が少なく生活が苦しかったり、子どもの年齢的にも教育や進路で思い悩んだりする方も少なくありません。
 
このような人道危機にこそ、国を超えて互いに支えあうことが必要ではないでしょうか。
 

避難生活を送るウクライナの方に、日本から差し伸べられた手とは

 

 
AAR Japan[難民を助ける会] (以下AAR)は、国連に公認・登録された「日本生まれの国際NGO」です。
1979年に発足し、これまで65以上の国や地域において、「緊急支援」および「長期的な復旧・復興支援」の両面で難民を支援してきました。
 
AARは、モルドバを拠点に難民・国内避難民支援に取り組んでいます。
 
ウクライナ国内では、頼る先がなく修道院に身を寄せた方へ、物資の提供を行っています。
緊急期にはひとつの修道院で100人を超えており、今でも常時60~70人ほどが過ごしています。
 
食料品や日用品、衛生用品、燃料だけでなく子どもたちが学習するためのパソコンなども届けてきました。
8月には、AARは修道院へ訪問し、避難されている方々から直接ニーズをうかがいました。
 
「戦争をしている国に来てくれるなんて、すごいと思う。」(ディマ君/8歳)
 
支援物資が届く、というのは必要なものが手に入る喜びだけではなく、人々とのつながりという安心感が得られ、避難民の心を癒しています。
 
また、ほかにも国内避難民を受け入れている障がい者施設に、必要な機器(冷蔵庫、ボイラー、電気調理器、衣類乾燥機、ヒーター、アイロンなど)を提供しており、エネルギー不足が深刻なため今後はソーラーパネルの設置や発電機の提供も始めました。
さらに、9月からは地雷除去活動も協力団体とともに開始し、人々の命と生活を守るために支援を続けています。
 

30秒で終わる「AAR Japan」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

 

ウクライナ西部テルノピリ州の修道院で食事をする母子=汚れなき聖母マリアの修道女会提供

 
ウクライナと同様、「家族や自分の命を守るためには、難民になるしかなかった」そんな方が、世界には大勢います。
 
自分の意志ではなく故郷から離れて暮らさなければならない人々が、ひとりでも多く、1日でも早く安心して暮らせるよう、将来に希望をもって生きていけるよう様々な支援をしている特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)さん。
 
このような活動を応援することが、あなたにもすぐにできます。
それは、AAR Japanの活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。
 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をAAR Japanさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2024年7月末時点で、なんと3万人を超える方が無料支援に参加してくださり、30万円以上の支援金をAAR Japanさんにお届けできています!  

▼「AAR Japan[難民を助ける会]」事務局長古川さんから頂いたメッセージ

「目の前に困難に直面している人がいる。手を差し伸べるのに理由はいらない。」そんな信念を持って活動を続けてきました。心身ともに深い傷を負った方々が、新しい人生に向かって歩み始めるまで、これからも支えていきます。皆さんのアンケートへの回答が、難民たちの未来につながります。質問はたったの3問ですべて2択です。

ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加していただけると嬉しいです!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
 
「紛争によって避難を強いられ苦しむ人々に手を差し伸べたい」
「本当に必要なものを届けている日本の団体を応援したい」
 
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して頂けないでしょうか?
あなたのご支援が、避難生活を強いられる方々の心の支えとなります。
 

※情報提供:特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)