祖国ウクライナに残っている「夫と息子が心配…」 難民となった女性たちの心の声とは

<PR>

ウクライナ危機により、300万人以上が難民に…その多くは女性と子どもたち

 
ウクライナでは、ロシア軍の軍事侵攻により一般市民までもが命を落としています。
 
命を守るために、約300万人(※)が周辺国へ難民として逃れています
またウクライナ国内に留まる避難民が700万~1千万人いると言われていますが、今後どのような状況になるかは不透明です。

※3月16日現在 国連人口基金(UNFPA)(https://www.asahi.com/articles/ASQ3C1084Q3BUHBI05Q.html)

 
ウクライナ難民の多くは、女性や子どもたちです。
これは、ウクライナ政府が祖国防衛のために18~60歳の成人男性の出国を禁じたためです。
 
難民として逃れた女性たちは家族と引き裂かれながらも、「自由を求めるウクライナが最後には必ず勝ちます」と力強く語ります。
 

 
その一方、祖国に残っている夫や息子、兄弟、そして高齢の親を思う彼女たちの目には涙が浮かびます
 

突然の事態に戸惑いと不安と恐怖…たった2つのリュックを持って難民となり、祈り続けるしかない家族の無事

 
ウクライナで夫と3人の息子、そして高齢の母親と暮らしていたルバさん。
町中に警報のサイレンが鳴り響いたのは、突然のことでした。
 
そして直後には、爆撃の音が遠くのほうから段々と近づいて来るのが分かるほどに…。
 
女性と子どもたちの即時退避を呼びかける声が市長からあったため、ルバさんはリュックを2つだけを持って、12歳と3歳の息子2人を連れて用意されたバスに乗り込みました
 
バスはそこから24時間かけて隣国ポーランドの国境にたどり着き、越境してから別のバスに乗り、ポーランドの首都であるワルシャワへ移動。
 

ウクライナから国境を越えてポーランド南東部コルチョバの難民受付センターに着いた難民=2022年3月12日撮影

 
ルバさんたちは無事に越境でき、安心したのも束の間、ポーランドで頼る人も頼る場所もあるわけではありません。
 
「この先どうしたらいいのだろう…」途方に暮れるルバさん一家。
 
そんなルバさんにボランティア関係者が声をかけてくれました。
カトリックの修道院を案内され、そこで数日過ごすことになりました。
 
そして現在はワルシャワからバスで1時間ほどの田舎町にある、地元自治体が借り上げたという簡素なホテルへ移動。
ルバさんと同じウクライナ難民が数世帯仮住まいをしています。
 
「夫は志願してウクライナ軍に加わりました。長旅に耐えられないので、仕方なく残してきた高齢の母を20歳の長男が世話をしてくれています。
長男はこれから、間違いなく徴兵されるでしょう。
…そうしたら母はどうなってしまうのか…夫と息子は生き延びられるのか、ただただ心配でなりません」

 
300万人を超える難民の多くは、知人もいない見知らぬ土地で、不安な日々を過ごし、さらにルバさんのように、祖国に残した家族の無事を祈り心配で胸が張り裂ける思いをしている…まさに今、同じ地球上で起きていることです
 
たとえ避難先に頼る人がいたとしても、生まれ育った祖国の行く末に、そしてこれから先行きの見えない状況に不安を抱かない人はいません。
 

ウクライナ周辺国の難民、ウクライナ国内の避難民の方を支えるのは..

 

ウクライナ西部テルノピリ州の修道院で食事をする母子=汚れなき聖母マリアの修道女会提供

 
難民、そして国内避難民は当然誰もが望んで避難をしているわけではありません。
そして、ある日突然逃げなければいけない為、事前に準備することもできません。
 
着の身着のまま、最低限の荷物だけを持って避難をする方がほとんどです。
 
ルバさんたちが一時期身を寄せた修道院の他、ウクライナ国内やポーランドの修道院では、難民や避難民のために受け入れを行っています。
 
ロシアの軍事侵攻が始まった直後から、AAR Japan[難民を助ける会]では、ポーランドのカトリック修道会と連携し、ウクライナ国内へ支援物資を送る活動を開始しました。
 
AAR Japanからは食料や衣類、医薬品、衛生用品などを送り、修道院のシスターたちは、避難している周辺の方々へも配付しているそうです。
 

ウクライナ西部テルノピリ州の修道院で食事をする母子=汚れなき聖母マリアの修道女会提供

 
この混乱は長期化する可能性が高く、これから先も増えるであろう難民、避難民のためにより多くの方々を受け入れられるよう準備を整える計画を立てています。
 
修道院の方はこのように話します。
 
仮に戦闘が終わっても、避難した人々がすぐに帰還できるわけではありません。今は緊急物資の提供が急がれますが、その先も必要な限り支援を続ける必要があると考えています
 
AARを通じて日本から寄せられた支援に心から感謝します。ウクライナの人々を救うために、これからもどうぞ力をお貸しください
 

「AAR Japan[難民を助ける会]」の緊急支援と、今までの難民支援の活動とは

AAR Japan[難民を助ける会] は、国連に公認・登録された「日本生まれの国際NGO」です。
1979年に発足し、これまで65以上の国や地域において、「緊急支援」および「長期的な復旧・復興支援」の両面で難民を支援してきました。
 
前述した通り、今回のウクライナにおけるロシアの軍事侵攻においても緊急支援を開始しています。
AAR Japanの緊急支援チームが現地に入り、難民となった人々の状況やどのような支援を必要としているかの調査を行います。現地の団体などと協力して、難民となった人々のニーズに合わせた支援を届けます。
 
現在ウクライナ国内の混乱でさまざまな物資が枯渇している状況です。
支援物資が届く、というのは必要なものが手に入る喜びだけではなく、外の人々とつながっているという安堵感となり、避難民の心を癒しています。
 

ウクライナ国内の避難民への緊急支援

ポーランド・ウクライナ両国にネットワークを持つポーランドのカトリック教会の「汚れなき聖母マリアの修道女会」と連携して、支援物資を陸路越境してウクライナ西部に輸送

・食料(小麦、缶詰類)
・医薬品
・衛生用品(石けん、おむつ、生理用品)
・子ども用衣類 など

ウクライナ周辺国への難民支援 ※予定

・食料配付
・衛生用品など生活必需品の提供
・教育支援、心のケア など

 
 
現在は緊急支援として、避難されている方々が必要としている物資を中心に届けています。
しかし、避難生活は長期に渡ることが予想され、中長期的な支援を行っていく必要があります
 
故郷に戻れるまでの暮らしを支えるため、子どもたちの教育環境の整備、心のケア、水・衛生環境の改善や地元コミュニティの共生を目指した支援などが求められると予想されます
 
AAR Japanは避難民の方々の声に耳を傾け、本当に必要としている支援を届け続けます
 
このような活動、そして迅速な緊急支援を支えるのは寄付者による継続的な支援があるからこそ。
緊急募金、そして日ごろの継続的な支援により、必要な時に困難を抱え苦しむ方のもとへ支援を届けることができているのです。
 

30秒で終わる「AAR Japan」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

 

ウクライナ西部テルノピリ州の修道院で食事をする母子=汚れなき聖母マリアの修道女会提供

 
ウクライナと同様、「家族や自分の命を守るためには、難民になるしかなかった」そんな方が、世界には大勢います。
 
自分の意志ではなく故郷から離れて暮らさなければならない人々が、ひとりでも多く、1日でも早く安心して暮らせるよう、将来に希望をもって生きていけるよう様々な支援をしている特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)さん。
 
このような活動を応援することが、あなたにもすぐにできます。
それは、AAR Japanの活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。
 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をAAR Japanさんに届けることができます。
 
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!

※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所JASDAQ市場上場)のグループ会社

 

 
 

▼「AAR Japan[難民を助ける会]」事務局長古川さんから頂いたメッセージ

「目の前に困難に直面している人がいる。手を差し伸べるのに理由はいらない。」そんな信念を持って活動を続けてきました。心身ともに深い傷を負った方々が、新しい人生に向かって歩み始めるまで、これからも支えていきます。皆さんのアンケートへの回答が、難民たちの未来につながります。質問はたったの3問ですべて2択です。

ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加していただけると嬉しいです!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
 
「もし、自分が難民になったらと考えると、今自分にできる支援をしたい」
「難民キャンプや難民居住地で暮らす人々が少しでも安心できるよう応援したい」
 
ぜひ、難民として暮らす人々のために、あなたのお時間を少し頂けませんか?
 

支援についてのよくある疑問

支援について寄せられるよくある質問をまとめてみました。

Q1:なぜ支援が必要なの?

寄付などの支援は、よりよい社会や困っている人の支援につながります。子どもの貧困や災害、世界の格差など多くの社会問題は、国や行政だけでは解決することは困難です。私たち一人ひとりが、自分事として考え、寄付することによってより良い社会になります。 またこのような社会問題は、明日明後日に解決することはありません。問題解決に取り組む団体は、長期的に事業を作ることが必要になってきます。そのため継続寄付のように、長期的に安定したサポートがあることが解決のために大切です。

Q2:支援をする人はなんでするの?

寄付などの支援をする人にはさまざまな理由があります。困っている人を助けたいという人や社会や誰かのためという人、過去に自分も困っていたから恩返ししたいという人もいます。どんなきっかけや理由でも、困っている人の支援になれるのが寄付の魅力です。
 
 

※情報提供:特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)