「家族を守りきる…!」父として、夫として、命のために日本へ逃れ奔走した先での出会い

<PR>

「あなたは殺される」平穏な日常がある日突然奪われた

 
アフリカ南西部の国に生まれ育ったオスマンさん。(仮名)
妻と7歳と2歳になるふたりの娘の4人で平穏な日常を過ごしていました。
 
勉強熱心だったオスマンさんは大学では電気工学を学び、卒業後は電気技師として母国の電気普及に尽力。
やりがいのある仕事に、愛する家族、頼もしい友人たち…順風満帆な生活でしたが、突然にしてその生活は終わりを告げます。
 
オスマンさんはある日、何者かによって拉致されました。
原因はオスマンさんが「独立運動」へ関与したことでした。
 
オスマンさんが住んでいた地域は、以前は一つの国でしたが様々な歴史の流れの中で分断されてしまいました。
「もう一度、一つの国に戻したい」という思いを抱き、独立軍を支持していたところ、その情報が出回り拉致されてしまったのです。
 
そしてその時にあなたは殺される、そうハッキリと宣告されてしまいました。

「命を繋げることができる場所」を探し続けて決めた行先は、日本だった

これまでも母国では、同じように独立軍を支持している人々が何人も殺されてきました。
 
このままでは家族も危ない…妻も娘も、自分の手で守り切らなければ…!そう決心したオスマンさんは迫りくる命の危険に、急いで国外への脱出を計画しました。
 
そうしてたまたま取得できたビザが「日本」という国でした。
オスマンさんにとって日本は、名前は聞いたことがあるもののどんな国なのかまでは詳しくは知らない…。
 
けれど時間のないオスマンさんは、家族の命を守るため、生まれてはじめて日本へ足を踏み入れました。
 

逃れたら安心ではない、待ち受けていた過酷な現実


初めて訪れた日本は、母国とは環境も習慣も、見るものすべてが異なっていました。
 
情報もなければ知り合いもいない中、まずはスマホで調べたとある難民を支援してくれるという団体を頼りました。
 
しかし、そこで安心するどころかオスマンさんたちは絶望的な現実を知ることになります。
 
・日本国に対して難民認定申請を行う必要がある
・日本では難民認定申請が認められるのは1%以下(当時)
・不認定となった場合、強制送還となる可能性がある
・強制送還の対象となると、母国への帰国を強制される。母国に帰れば殺されるかもしれないが、送還を拒むと、過酷な収容生活を強いられる

 
オスマンさんのように「母国で命を狙われている」としても、日本では難民認定を取得するのが難しいという事実に衝撃を受けました。

寒さに震えながら眠る…忘れられない日本の夜


とにかく難民認定申請をしなければと、翌日には入国管理局を訪れました。
しかし、その日、オスマンさんたちは安全に泊まれる場所をみつけることができませんでした。情報もない。頼れる人もいない。
オスマンさんたちは、途方にくれて、品川駅近くのベンチで一夜を明かすことになりました。
 
日本はちょうど冬のはじまり。
アフリカとはまったく気候の違う日本。
 
妻と2歳と7歳の愛娘と、はじめて経験する寒さに震えながら、身を寄せ合い一晩を過ごしました。
寒そうにしながらも眠りにつく娘二人。
オスマンさんと妻は交代であたりを見張りました。
 
…どうして、私たちをこんなところに連れてきたの?
 
妻はつぶやきながら、泣いていました。
オスマンさんも、自分の不甲斐なさに、涙が頬を伝いました。

「家族を守り切るために」オスマンさんが行動しつづけた先での出会いとは

食事する難民の画像 ※提供:NPO法人WELgee

オスマンさんは改めて家族を守り切ることを心に決め、たまたま紹介を受けた日本語教室へ足を運びました。
そこで出会った日本語教室の先生をしている女性に、自身の境遇を話したところ思いもよらないことを提案されます。
 
私たちが運営している、難民たちのシェルターで一緒に暮らしませんか?
 
その女性はWELgee(ウェルジー)という、難民たちを支援する団体で活動をしていたのです。
妻や子どもたちを温かい場所で寝泊りさせてあげられる…こうしてオスマンさんは入居することになりました。
シェルターでは、他の難民たちとも交流があり、他の支援団体からの支援を受けることもできるようになりました。
 
そして数か月後には、サポートを受けながら新たに暮らすための家も見つけ、ようやくホッと胸をなでおろすことができました。
 
しかし、支援は永遠に続くものではありません。
また、難民として認められなければ、日本に滞在できるのもわずか数年。 いつ、”不認定”の結果がくるかもわかりません。
 
まだ強制送還の可能性があるうちは、心の底から安心することはできませんでした。

日本で生き、暮らしていくということは

日本で生き、暮らしていく。
そのためには自身の力で働き稼いでいく必要があります。
 
オスマンさんは母国での電気技師の経験を活かして仕事ができないかと考えていました。
それまでずっとサポートし続けてくれていたWELgeeは、今度は就職活動も伴走してくれることになりました。
 
紹介されたのは、コンクリート工場での技術職。
 
覚えたての日本語で履歴書を埋め、面接を受けることができました。
面接ではカタコトの日本語で自分の思いを懸命に伝えました。
その会社では、日本語が流暢でない外国人を雇ったことは一度もありませんでした。
難しいだろうな、、オスマンさんは半ばあきらめていました。
 
ところが、オスマンさんのもとに、内定の連絡が届いたのです。
 
実際に面接した担当者は正直、不安はあった。しかしひらがなでびっしり書かれた履歴書や彼自身の人柄に触れ、日本で働く意欲と覚悟を感じたと振り返ります。

こうしてオスマンさんは外国人技師として2019年4月から働き始め、今では担当業務で一番のベテランになりました
今でこそ誰からも頼りにされ、いつも話の輪の中心にいるオスマンさんですが、働き始めは日本語に不慣れなこと、文化の違いなどから職場では苦労の連続でした。
 
そのたびにWELgeeは、オスマンさんと職場の架け橋となってくれました。
勉強熱心、仕事熱心なオスマンさんの人柄もあり、少しずつ職場に慣れていき、また職場の人々もオスマンさんに寄り添ってくれました。
 
彼を仲間に迎えたことがよい刺激となり、社内の団結力が高まったように思う。経営として学ばせてもらったことも多い。と、会社の取締役からもこのような評価を受けています。
 
このようなオスマンさんの努力が実を結び、日本で専門知識を生かして働く外国人のための在留資格を取得することができました。
今後、難民認定が不認定になっても、日本社会で活躍・貢献する仲間として、安定した在留資格のもと、暮らすことができます。
妻や娘たちも今後「家族滞在」の在留資格に切り替わり、難民認定の結果に関わらず、日本で暮らし続けることができるようになります。
 
「日本に来てから、すべてのステップが困難でした。それを忘れることはありません。
それでも、また新たな一歩を踏み出せたのは、WELgeeが私たちを支えてくれたこと、そして今でも私たちを支えてくれているからです。
自分たちだけではどうにもならないこともあります。そんなとき、WELgeeは私たちを導いてくれたのです。来日当初は日本のことを何も知りませんでしたが、問題があるたびにWELgeeに助けを求めてきました。感謝しています。」

 

WELgeeの活動や実績とは?

WELgeeの活動

提供:NPO法人WELgee

 
WELgeeでは、「本人たちが仕事を通じて法的、社会的、経済的に自立をし、社会に貢献することが、彼らの課題の本質的な解決策になる」と考え、サポートを行っています。
 
WELgeeが行う具体的な活動内容は以下の通りです。
 

・育成事業
 ∟キャリア育成プログラムの提供、本人の自己分析を行い特性や強みなどを活かせる業態職種の調査、足りないスキル(日本語習得等)などの開発・習得
・就労伴走事業
 ∟育成、採用、定着の3つの伴走を実施。企業とのマッチングを行う
・共創事業
 ∟難民人材が企業研修やイベント登壇、発信を通じて価値創造を行なう

 
2018年からの活動で、400名以上の難民の方と出会い、WELgeeのプログラムをうけた37名の方が専門性を活かした仕事へ就職してきました。
ただ仲介をするだけではなく、就職したあとも定着して働けるよう寄り添ったサポートを行っています。
 
これはWELgeeが伴走した、ある難民の方の言葉です。
 
「自らの命を守るために母国を去る決心をしたとき、文字通り、全てが終わったと思いました。
 
しかし、自分を信じ、人生のゴールを再定義することのできる、強さとモチベーションを、自分自身が持っていることを、WELgeeは再び気づかせてくれました。
 

30秒で終わる「WELgee」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!


 
日本にやってきた難民の方は時間が経つにつれて、「自分の能力を活かしたい」「日本社会に貢献したい」と感じています。
 
日本へやってきた彼らが第二の人生を歩み、またその能力をもって活躍することは日本の社会、未来にとってもとても有意義なことなのではないでしょうか。
 
オスマンさんは無事に自身の希望する就職先にめぐりあうことができましたが、まだまだたくさんの難民の方が日本での未来への不安を抱えています。
 
そんな彼らと共に、能力に見合った就職を目指し、また安定した生活を送れるよう伴走するNPO法人WELgee。
 
このような活動を応援することが、あなたにもすぐにできます。
それは、WELgeeの活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。
 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をWELgeeさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
  2025年8月末時点で、なんと2万人を超える方が無料支援に参加してくださり、20万円以上の支援金をWELgeeさんにお届けできています!

 

 

\かんたん3問!たったの30秒!/

 

▼「WELgee」渡部カロコロンゴ清花さんから頂いたメッセージ
 
 

日本に逃れた難民の人生は、受け入れ側の日本社会でどんな人たちと出会えるかに大きく左右されます。悲惨なニュース、膨大なまでの難民等の数に、無力ささえ感じます。
皆さんのアンケートへの回答が、彼らの第二の人生のスタートにつながります。質問は私たちの活動に関する質問で、3問すべて2択です。

 
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加いただけると嬉しいです!
 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

「母国から逃れなければならなかった難民にも、日本で豊かに暮らしてほしい!」
「難民と共により良い日本の未来が築きたい…!」

このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して頂けないでしょうか?

あなたのご支援が、難民の第二の人生の一歩となります。

\かんたん3問!たったの30秒!/

※情報提供:NPO法人WELgee