<PR> ※上記写真と本文とは関係ありません。
南スーダンでは、何年も続く紛争と不安定な情勢により、子どもたちの間で重度の栄養不良の危機が広がっています。
100万人以上の子どもたちが栄養不良に陥り、30万人の子どもたちが重度の急性栄養不良によって命を脅かされる状況(※)に置かれているのです。
恐怖と不安に満ちた2週間
「もうすぐ2歳」なのに、わずか8kg・・・
ラクさん一家は、南スーダンで暮らしていて、息子のジェームズくんはまもなく2歳の誕生日を迎えようとしていました。
ところが、ジェームズくんは重度の栄養不良になり、首都ジュバにある小児科医院に連れられてきました。
日本では信じられないことですが、この病院は、南スーダンで唯一の子どものための病院です。
当時のジェームズくんの体重はわずか8キログラムしかありませんでした。衰弱していて、目を開けることさえできなかったのです。
息子を入院させることができ、安心したのもつかの間…ジェームズくんが入院してわずか数日後に、今度は母親が重度の下痢で亡くなってしまいました。
2週間の内に、最愛の妻が亡くなり、2歳に満たない息子のジェームズくんも、重度の栄養不良によって命を落としかけていたのです。
妻を亡くして途方に暮れていたラクさんは、悲しみとともに、息子も同じように命を落としてしまうのではないかという恐怖を感じていました。
「本当に辛い日々でした。私は非常に孤独を感じました。訪ねてくる家族もいない中、私は息子にずっと付き添いました」とラクさんは語ります。
幼い命を救った栄養治療食
それから2週間、ラクさんは、息子が少しずつ回復していく様子を見守ってきました。
ジェームズくんは、当初は与えられても飲むことができなかった栄養治療用のミルクを飲めるまでに回復し、その後、ピーナッツバターに似たペースト状の栄養治療食「プランピー・ナッツ」を食べられるようになりました。
重度栄養不良の子どもの治療のために特別に開発されたプランピー・ナッツは、高いカロリーと豊富な栄養素が含まれています。また、家庭に持ち帰って与えることで治療を続けることもできるため、入院日数を減らすためにも役立っています。
前例のない栄養危機
「重度の急性栄養不良の子どもは、十分な栄養を与えられた子どもと比較して、命を落とす確率が5倍から20倍にもなります」
南スーダンで子どもたちの健やかな健康を守るために支援活動をしている、アガワルさんは言います。
重度の急性栄養不良の治療を受けている子どもを、健康児並みの体重に戻すためには6~8週間の治療が必要で、その治療には、1人につき、先程紹介したプランビー・ナッツがおよそ136袋も必要とのことです。
しかし残念ながら、全員が十分な治療を受けられるとは限らない状態が続いているのが現状なのです。
幸いなことに、ジェームズくんの状態は快方に向かっています。もうすぐ退院できることに、父親であるラクさんが感謝の言葉を口にしています。
「病院のみなさんに大変感謝しています。一時は希望を失いかけていましたが、多くのサポートのおかげでもうすぐ家に戻ることができそうです」
クイズに答えて無料支援!
「栄養不良の子どもたち」に10円の支援が届けられます!
ジェームズくんのように、ただ南スーダンで生まれたために 母親を亡くし、重度の栄養不良で幼い命を失いかける子どもがいる・・・。
日本では考えられないことですが、それが現在も起こっているアフリカの現実なのです。
そんな栄養不良の子どもたちを、助けるための活動に取り組んでいるのが、「ユニセフ」です。
今なら、次のクイズに答えて頂くだけで、無料でユニセフの活動を支援することができます。
(※支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo株式会社が負担するため、あなたに費用はかかりません)
世界中で栄養不良で亡くなる子どもの数からすると、10円という金額は大きくない支援に見えるかもしれません。
しかしジェームズくんを救った「プランピー・ナッツ」は、1袋約30円。
あなたを含めて4人の方がクイズに回答して頂ければ、栄養治療食1袋に変わるのです。
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「子どもたちのためになにかしたい」
「自分にできることがあれば行動したい」
もしあなたが少しでもそう思っているのであれば、是非、クイズに答えて、無料でできる支援に参加してみてください!