「もう一度学びたい」17歳で結婚をさせられた少女が、奪われた未来を取り戻すために


<PR>

「お前の結婚が決まった」
 
17歳になったばかりの少女ザイナブさんは、突然父親からそう告げられました。
成績優秀だったザイナブさんは、強い希望で大学に進学し、ちょうど学期末試験を終えたところでした。
 
ザイナブさんが暮らす村では、娘の結婚の手配をすることは親の責任であり、本人の同意を得ることはほとんどありません。
 
ザイナブさんが唯一、お願いしたのは「結婚しても大学へ通わせてほしい」ということだけ。
年の離れたその結婚相手は快く承諾してくれました。
 
ところが…
 
結婚後に相手の態度は一変。
「大学に戻ったら、もはや離婚した女性だと思え」
と、退学を強制…。
 
やむを得ず学業を中断したザイナブさんは、ほどなくして妊娠します。
そして、18歳で娘を出産しました。

比べてみてください、生まれた国が違うだけで大きく異なる人生を

 

「早すぎる結婚」、または「児童婚」とは、18歳未満で結婚すること。
 
ザイナブさんが暮らすスーダンでは、女の子の34%が18歳未満で結婚しており、そのうち12%は15歳未満で結婚しています。※ユニセフ世界子供白書2019
 
その背景には、貧困や教育の質の低さだけではなく、「女の子は早く結婚させるべき」という固定観念が根付いていることも挙げられます。
 
結婚相手は年上であることがほとんどで、幼い妻は学校をやめて家事に追われ、自立の機会を失います。家庭内で虐待を受けることも多く、心身に深刻な悪影響を及ぼします。
 
未発達な身体での早すぎる妊娠・出産によって、母体と子どもに身体的なダメージを与える可能性があります。命を落としてしまうケースも少なくありません。
 
「大きくなったら先生になりたい」
「お医者さんになってみんなを助けたい」

 
幼い時に見た夢は、叶えようとする機会すらなく、諦めることがあたり前になってしまいます。
早すぎる結婚は、女の子たちの「自分の人生を、自分で選ぶ」ことを奪うことにほかなりません。

「娘の手本となるような生き方がしたい」ザイナブさんが描く未来とは

ザイナブさんは娘を育てながらも、大学へ戻ることをあきらめていませんでした。
 
「今は復学できなくても、自分にできることをしたい」と、村の学校でボランティア教師として子どもたちに勉強を教え始めたのです。
 
「私が自分の教育をあきらめなければ、娘が人生で何か問題に直面したとき、『お母さんも困難を克服したのだから、私にもきっとできる』と勇気を持てるはずです。私は娘のお手本になりたいのです」
 
そうしてザイナブさんは悩んだ末に夫と離婚し、シングルマザーとして娘を育てながら、復学を目指す道を選びました。

「プランは私にとっての支え」ザイナブさんを後押ししたのは?

※地元の女性たちに読み書きを教えるザイナブさん

ザイナブさんがこのような思いに至ったのには、「女の子の権利」について学んでいたことが大きく影響を及ぼしていました。
 
このようなトレーニングを行っているのが、国際NGOプラン・インターナショナル。スーダンでは早すぎる結婚をなくすために活動をしています。
 
2022年9月~2023年8月、「子どもの教育と女の子を古い慣習から守るプロジェクト」をスーダンにて展開。
 
女の子本人たちだけでなく、両親や村に暮らす大人たちに向けて、早すぎる結婚は、女の子にとってさまざまなリスクを及ぼすことについてのトレーニングを実施。
また女の子にとっても教育は重要であることを地域全体で認識を深めていきました。
 
トレーニングだけではなく、子どもたちが安心して学校へ通うために、小学校の教室と職員室、男女別トイレを新たに設置し、子どもたちが安全で衛生的な環境で学べるようにしました。
 
また、学校運営やジェンダー平等についての教師トレーニングを実施し、教育の質の向上を図りました。
 
このような活動の結果、地域全体で、子ども、特に女の子たちが安全な環境で質の高い基礎教育を受けられるようにしました。
 
プラン・インターナショナルは世界75カ国以上で活動し、「早すぎる結婚」「性暴力」「ジェンダー平等における教育」など課題ごとにプロジェクトを立ち上げ、地域に密着し寄り添いながら一歩ずつ解決を目指しています。

30秒で終わる「プラン・インターナショナル」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

「女の子だから」
10代で結婚させられる。
学校に行かせてもらえない。
生まれてさえこられないこともある。

 
特に途上国の女の子たちは貧しさの中にありながら「女の子だから」という理由で社会の底辺に置かれ、普通の生活を送ることすら困難な状況にいます。
 
プラン・インターナショナルでは、女の子本人にはもちろんのこと、親や地域に暮らす人、子どもたちに関わる人みんなに「早すぎる結婚のリスク」を丁寧に説明し、根強い慣習を少しずつ変えるために活動を続けています。
 
これらの活動を、今すぐ、まずは無料で支援できる方法があります。
それは、プラン・インターナショナルの活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。
 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をプラン・インターナショナルに届けることができます。
※ご支援にかかる費用はあなたには一切かかりません。本記事を執筆、プラン・インターナショナルを応援しているgooddo株式会社があなたの代わりに10円をお届けします。

▼「プラン・インターナショナル」で働く篠原さんから頂いたメッセージ

※ネパールにて現地の子どもたちと篠原さん

私たちは、さまざまな差別や偏見、有害な慣習から女の子を守りつつ、女の子が自立への力を備えるための支援を行っています。

女の子が直面している問題を解決するために、あなたのお時間を少しいただけないでしょうか。

アンケート内容は、私たち「プラン・インターナショナル」の活動内容に関するもので、たったの3問ですべて2択です。

ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援にご参加いただけると嬉しいです!

 
ここまで読んで頂きありがとうございました。
 
「女の子にさまざまなリスクのある早すぎる結婚をなくしたい」
「女の子が、自分で選択できる人生を歩んでほしい」

 
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
あなたのご支援が、女の子を取り巻く世界を変える一歩になります。
 

※記事に使用している画像はイメージで、エピソードとは関係がありません。
※情報提供:国際NGOプラン・インターナショナル