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環境省の最新データによれば、2023年度に殺処分された犬と猫の数は9,017頭。
50年前には年間122万頭が命を絶たれていたことを考えれば、これは喜ばしい数字かもしれません。保護団体の努力や、法改正によって「譲渡」や「返還」が広がった結果でもあります。
しかし、それは「解決」ではなく、あくまでも「途中経過」にすぎません。
引き取られた犬猫は約4万4,500頭。そのうち8割は譲渡や返還されましたが、残りの2割は命を落としたのです。
つまり、今なお1日に約25頭の命が、日本のどこかで“理由なく”失われているという現実があります。
残酷な殺処分の現実…命をあきらめない人たちがいます
愛護センターに収容された犬や猫は、一定期間内に元の飼い主や新たな飼い主が見つからなければ、殺処分されてしまいます。
殺処分方法は自治体によって異なりますが、多くが「炭酸ガスによる窒息死」です。
この殺処分機は「ドリームボックス」と呼ばれ、殺処分対象となった犬や猫たちを機械で押し込み、5~20分かけてその命を奪うのです…。
広島県の山あい・神石高原町を拠点に、国内外の人道支援や災害支援を行う【ピースウィンズ・ジャパン】。
その中でも、動物保護に特化したプロジェクトが「ピースワンコ・ジャパン」と「ピースニャンコ」です。
2012年に始まったピースワンコは、これまでに9,800頭以上の犬を保護し、2025年5月末までに、5,013頭以上の犬を里親さんへ譲渡、または元の飼い主さんへ返還しています。
さらに、過去殺処分数ワースト1だった広島県の殺処分機稼働を、2016年以降現在もストップさせています。
これは、日本全国の中でも異例の成果と言えるでしょう。
すべてのはじまりは、生まれて3か月の小さな命との奇跡
2010年11月、広島県の愛護センターに、1頭の野犬の子犬が収容されました。
まだ生後3か月ほどのこの子犬は、人に慣れていないことを理由に、殺処分の対象と判断されました。
暗く狭い場所で、怯えきった目。
小さな体は震え、声を出すこともできず、命は静かに終わろうとしていたのです。
その場に現れたのが、ピースワンコのスタッフたち。
殺処分機の現実を知り、救える命を守るために来ていました。
子犬を抱き上げた瞬間、子犬はおしっこを漏らしました。
「次は自分かもしれない」――そう思ったのかもしれません。恐怖に、幼い心は限界だったのでしょう。
「人に奪われるはずだった小さな命が、人を救う大きなきっかけになるかもしれない」
そんな願いを込めて、スタッフたちは子犬に*夢之丞(ゆめのすけ)*という名前をつけました。
マイナスからのスタート…少しずつ築き上げた信頼の先に
とは言え、夢之丞は優しいスタッフにもなかなか懐かず、散歩に出られるようになるまで、1年かかりました。
それでもスタッフたちは、急がず、焦らず、彼のペースに寄り添い続けました。
少しずつ、目つきがやわらぎ、心を開き始め、
やがて――夢之丞は、訓練を経て、災害救助犬としての一歩を踏み出したのです。
そして、2014年8月。
広島県で発生した大規模土砂災害。
夢之丞は初めて「災害救助犬」として現場に出動し、行方不明者1名の発見に貢献しました。
その後も、国内外のさまざまな被災地に赴き、がれきの中、泥の中を駆けながら、人の命を探し続けてきました。
――かつて殺処分寸前だった小さな子犬は、「命をつなぐ象徴」になったのです。
現在、夢之丞は救助犬を引退し、ピースワンコの拠点で穏やかな余生を送っています。
そして今は「ワンドリームプロジェクト」のアンバサダーとして、“どんな命にも未来がある”というメッセージを全国に伝え続けています。
「ピースワンコ」では今も、夢之丞のように愛護センターや保健所から引き取った犬たちに医療・人馴れ・しつけのサポートを行い、1頭ずつ丁寧に新しい家族との出会いへとつなげています。
彼の背中を追いかけるように、“次の夢之丞”たちが今日も命をつないでいるのです。
2025年、新たな命のバトンは“猫たち”へ
猫は犬よりも殺処分数が多く、2023年度だけで6,899頭。
特に、野良猫や多頭飼育崩壊によって行き場を失う猫が後を絶ちません。
これまで多くの犬の命を救い、つないできたピースワンコ。
2025年、猫に特化した新プロジェクト「ピースニャンコ」をスタートさせました。
立ち上げのきっかけは、保護犬活動を通じて出会った保護猫ボランティアさんたちの切実な声でした。
「助けたいけれど、これ以上は治療費が払えない」
「救いたいけれど、もう今抱えている猫だけで精一杯」
多頭飼育崩壊や病気やけがを負った野良猫たちを保護する際には、適切な治療を行うことが必要不可欠です。
目に見えない病気を抱えていることも少なくありません。
多くのボランティア活動は個人や小さな団体によって行われており、資金には限界があります。特に医療費は1頭で10万円以上にのぼることもあり、非常に大きな負担となっていました。
「ピースニャンコ」の活動の中心は、医療の支援です。
保護猫たちが譲渡されるまでの命の橋渡しをする存在として、以下のような支援を行っています。
また複数のチームメンバーの元にいる保護猫の家族探しのためのポータルサイトを公開。
新しい家族との出会いの場を提供しています。
2025年1月から募集を開始し、5月末現在46頭ものニャンコが新しい家族とつながることができました!
30秒で終わる「ピースワンコ」や「ピースニャンコ」の活動に関するアンケートに答えて、 無料でできる支援に参加しよう!
「犬も猫も救いたい」そんな思いで活動を続けているピースワンコ、ピースニャンコ。
運営元であるピースウィンズ・ジャパンは「認定NPO法人」です。
“認定NPO”とは、都道府県などから活動内容が認められたNPOのことで、日本全国でたったの2%しかありません。認定NPOへの寄付は、寄付金控除の対象となります。確定申告によって寄付した金額の40%が戻ってきます。
少しずつ減ってきている「殺処分」ですが、失われていく命が現在もゼロにはなっていません。また、減少にはピースワンコやピースニャンコのような活動があってこそ成し遂げられており、活動を継続していくことが「殺処分ゼロ」への確実な一歩です。
★たったの30秒!無料でできる支援に参加しよう!
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をピースワンコ・ピースニャンコさんに届けることができます。
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず無料で支援ができます。また、個人情報なども必要ありません!
※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございました。
「殺処分される犬や猫を助けたい!」
「1頭でも多くの命を救いたい」
「日本の殺処分を無くしたい」
このように少しでも思った方は、「殺処分をゼロ」を実現するために、アンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
\かんたん3問!たったの30秒!/