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みなさんは『犬の殺処分問題』を知っていますか?
環境省の調査によると日本では2018年度、年間7,687頭もの犬が殺処分を受けていることがわかりました。
私たちがこうして何気なく生活している間にも、毎日約20頭の犬が殺処分により命を落としていることになります。
日本の殺処分ゼロへのチャレンジ!
認定NPO法人によるピースワンコ・ジャパンの活動
このような犬の殺処分を日本全国でゼロにするために活動している「ピースワンコ・ジャパン」というプロジェクトがあります。
ピースワンコ・ジャパンとは、広島県から認証を受けた「認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン」が、2012年から始めた「日本の殺処分問題」の解決などに取り組むプロジェクトの名前です。
“認定NPO”とは、都道府県などから活動内容が認められたNPOのことで、日本全国でたったの2%しかありません。また、認定NPOによる、ピースワンコ・ジャパンへ寄付をすると「寄付した人」は税制優遇(税額控除)を受けることができる」のです。
「支援して頂いている方の想いを犬へ伝えたい」
ドッグトレーナー安倍さんの想い
(写真:安倍さんとジョニー)
殺処分をされる寸前で「ピースワンコ・ジャパン」に救い出されたジョニーは、10歳を迎えたおじいちゃんワンコ。かつて緑内障により両目の視力を失ってしまいました。
ピースワンコ・ジャパンに保護され、大きな手術を経て奇跡的に左目だけ視力が回復しました。まったく見えないのと片目だけでも見えるのでは大きな違いがあります。
ジョニーは食事よりも何よりも散歩が大好きです。散歩は人と触れ合うことが出来るから。犬舎へトレーナーたちが近づくと甘え吠えする声が聞こえてくるほど。ジョニーはなんといっても人が大好きなのです。
高齢犬や病気を持っている犬など、譲渡が難しい犬もたくさんいます。譲渡される犬はもちろんのこと、どんな境遇の犬でもすべての命は平等です。
2013年からピースワンコ・ジャパンのドックトレーナーとして働いている安倍さんは次のように話します。
「すべての犬を幸せにしたい。その思いを叶えるべく活動を続けています。
たくさんの方から支援を頂いているおかげで、私たちは”犬を幸せにする活動”が出来ていて、
支援をして頂いている方の想いを、そのまま犬たちに伝えていきたいです。」
ピースワンコ・ジャパンの始まり。きっかけは殺処分寸前のある1匹の子犬との出会い
ピースワンコ・ジャパンのスタッフが、広島県の動物愛護センターを訪れたときの話です。その日は殺処分が行われる日でした。そんな時、スタッフはケージの中で、震えている1匹の子犬に出会いました。
生後3ヶ月くらいのその子犬は、その日の殺処分が延期されたところでした。まさに命を奪われる寸前だったのです。スタッフはこの子犬を引き取ることを決め、「夢之丞(ゆめのすけ)」と名付けられましたが、はじめのうちは怯え切って、人に懐くこともありませんでした。
しかし、「周りの人々の「犬を救いたい」という温かい想いに触れ、徐々に心を開くようになり、信頼関係を築くようになったと言います。そして訓練を受け、今では災害救助犬として活躍するにまで成長しました。
2014年の広島土砂災害、2016年の熊本地震をはじめとし、日本全国だけでなく海外での震災においても災害救助犬として出動・活躍しています。
殺処分寸前だった、ゆめのすけのように、まだ輝ける命を救い続けたい。
ピースワンコ・ジャパンは「殺処分機をもう二度と稼働させてはいけない」という強い信念を持って、活動をしています。
ピースワンコの現在
広島県は、かつて犬猫殺処分数がワースト1位でした。しかしピースワンコ・ジャパンが犬たちの全頭引き取りをはじめた2016年4月以降「殺処分ゼロ」を2019年現在も続けています。
里親さんに譲渡できた犬は2,000頭を超えました。
また、約2,900頭の保護犬が広島県の神石シェルターで暮らしています。その一頭一頭に名前をつけ、カルテをつくり、鑑札番号や犬の特徴などのデータをパソコンで管理しています。
日々の食事、予防接種や感染症を防ぐための衛生管理、散歩や訓練などをはじめとし施設の維持や拡充、譲渡活動などにも多大な費用がかかります。
譲渡センターは全国で8か所あります。広島県の「殺処分ゼロ」を継続するため、そして全国で「ドリームボックス」の稼働を止めるためにも、その活動の手を緩めるわけにはいかないのです。
殺処分対象の犬たちに、チャンスを。今、私たちにできることは…
普段、こういった現実と直接関係の無いところで生きている私たちにとっては、「殺処分」は身近に感じられない問題なのかもしれません。
しかし自らの支援に救われ、成長できる命があることを知り、私は定期的な支援の道を選びました。
1日約30円の寄付で、1匹でも多くの犬が救われます。
殺処分をゼロにし、人と犬の助け合いを実現するために、あなたも「ワンだふるサポーター」の一員になってみませんか?