「殺処分ゼロ」を全国で実現するために、私たちが協力できることって?

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「ドリームボックス」の現実をご存じですか?

「ドリームボックス」とは、、犬猫を殺処分するための「ガス室」のことです。
とても楽しそうな雰囲気の呼び名とは裏腹に、窒息死をさせる殺処分機のことです。

ボタンひとつで動く金属製の壁に押され、最後は狭い通路を通ってこの「ドリームボックス」に追いやられ、炭酸ガスによって窒息死させられるのです。

安楽死といわれることもありますが、このドリームボックスには、もがき苦しんだ犬や猫たちが残した爪痕が無数にあります。

身勝手に捨てられた犬の大多数は、全国の動物愛護センターなどに連れて行かれ、ガスによる窒息死で命を奪われています。

残念なことに支援は十分に追いついておらず、2018年度には年間7,687頭もの犬が殺処分を受けているのです。

(※調査元:環境省)

「支援して頂いている方の想いを犬へ伝えたい」
ドッグトレーナー安倍さんの想い

そんなドリームボックスへ入れられる手前で、「ピースワンコ・ジャパン」に救い出されたジョニーは、10歳を迎えたおじいちゃんワンコ。かつて緑内障により両目の視力を失ってしまいました。

ピースワンコ・ジャパンに保護され、大きな手術を経て奇跡的に左目だけ視力が回復しました。まったく見えないのと片目だけでも見えるのでは大きな違いがあります。

ジョニーは食事よりも何よりも散歩が大好きです。散歩は人と触れ合うことが出来るから。
犬舎へトレーナーたちが近づくと甘え吠えする声が聞こえてくるほど。ジョニーはなんといっても人が大好きなのです。
高齢犬や病気を持っている犬など、譲渡が難しい犬もたくさんいます。譲渡される犬はもちろんのこと、どんな境遇の犬でもすべての命は平等です。

2013年からピースワンコ・ジャパンのドックトレーナーとして働いている安倍誠さんは次のように話します。

「すべての犬を幸せにしたい。その思いを叶えるべく活動を続けています。
たくさんの方から支援を頂いているおかげで、私たちは”犬を幸せにする活動”が出来ていて、支援をして頂いている方の想いを、そのまま犬たちに伝えていきたいです。」

安倍さんとジョニー

ピースワンコの活動の原点

2010年、広島県動物愛護センターにいた、生後約3か月のその子犬はまさに命を奪われる寸前でした。
ピースワンコ・ジャパンが救い出し、「夢之丞(ゆめのすけ)」と名づけられましたがはじめのうちは怯え切って、人に懐くこともありませんでした。

しかし、周りの人々の「犬を救いたい」という温かい想いに触れ、徐々に心を開くようになり人との間に信頼関係を築くようになりました。

そして訓練を受け、今では災害救助犬として活躍するにまで成長しました。

2014年の広島土砂災害をはじめとし、日本全国だけでなく海外での震災においても災害救助犬として出動・活躍しています。

殺処分寸前だった夢之丞のように、まだ輝ける命を救い続けたい。

「ドリームボックス」をもう二度と稼働させてはいけないと強い信念を持って活動をしています。

ピースワンコの現在

広島県は、かつて犬猫殺処分数がワースト1位でした。
しかしピースワンコ・ジャパンが犬たちの全頭引き取りをはじめた2016年4月以降「殺処分ゼロ」を2019年現在も続けています。

里親さんに譲渡できた犬は2,005頭を超えました。

また、約2,900頭の保護犬が広島県の神石シェルターで暮らしています。
その一頭一頭に名前をつけ、カルテをつくり、鑑札番号や犬の特徴などのデータをパソコンで管理しています。
日々の食事、予防接種や感染症を防ぐための衛生管理、散歩や訓練などをはじめとし施設の維持や拡充、譲渡活動などにも多大な費用がかかります。

譲渡センターは全国で8か所あります。
広島県の「殺処分ゼロ」を継続するため、そして全国で「ドリームボックス」の稼働を止めるためにも、その活動の手を緩めるわけにはいかないのです。

30秒で終わる「ピースワンコ・ジャパン」の活動に関するアンケートに答えて、 無料でできる支援に参加しよう!

紹介した通り、夢之丞のように助けられる犬は、とても幸運な例です。

思ったよりも大きくなってしまって、世話が大変で・・・。
無駄吠えでご近所迷惑になってしまって。

飼い主が、飼育放棄する理由は実に様々です。
そして、言うまでもないことですが犬は、飼い主を選ぶことはできないのです。

そんなワンコたちの「殺処分をゼロにする」ために活動をしている、ピースワンコ・ジャパンさん。
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営するプロジェクトです。
 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をピースワンコ・ジャパンさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず無料で支援ができます。また、個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2024年10月末時点で、なんと280万人を超える方が無料支援に参加してくださり、二千万円以上の支援金をピースワンコ・ジャパンさんにお届けできています!  
 
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「殺処分される犬を助けたい!」

もしあなたがそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

※ピースワンコ・ジャパンは、県や市の愛護センターからの犬の引き取り、訓練、譲渡、飼い主の意識啓発、他の活動団体への助成等に 取り組んでいます。動物保護活動には様々な考え方がありますので、譲渡や繁殖制限などを含むピースワンコ・ジャパンの活動方針についても ぜひご一読いただき、ご理解のうえご支援をいただけますと幸いです。 ⇒http://peace-wanko.jp/action_policy.html 
情報提供:特定非営利活動法人ピースウィンズ ・ジャパン