今日にも、日本で殺処分される犬がいる…。犬のために、現場で働くスタッフの想いとは?

<PR>

今この瞬間も、日本で殺処分される犬がいることを知っていますか?

現在の日本では、捨てられた犬や野犬など、そのまま引き取り手のない犬は殺処分対象となってしまいます。

あなたは、そんな殺処分対象となっている犬が、何頭いるかご存じでしょうか?
 
その数、なんと1年間で約7,000頭。1日あたり20頭以上の犬が、狭くて暗いガス室へ追いやられ、窒息死させられていることになります。
 
その殺処分対象の犬を一頭でも多く救うため、活動している団体があります。それが「ピースワンコ・ジャパン」です。
 
この記事では殺処分の実態と、殺処分対象の犬を救うために立ち上がった「ピースワンコ・ジャパン」スタッフの強い思い、そして、あなたにも出来る犬たちを救う方法を紹介します。

なぜ殺処分対象となってしまうの?

捨て犬や野犬が殺処分対象になると書きましたが、まずは動物愛護センターなどで保護され、迷い犬であれば元の飼い主、捨て犬や野犬は他の飼い主など引き取り手がいない場合にその対象となります。
 
なぜ飼い主は犬を捨ててしまうのでしょうか。
 
思ったより大きくなってしまったり、飼えない場所へ引っ越したり、予定外の犬の出産だったり、犬の性格が手に負えなかったり…理由はさまざまだと思います。
 
確かに、捨てられた犬の中には気性が荒い性格の犬もいます。しかし、だから犬を捨てて良いという理由にはなりません。そして飼い方や接し方で犬たちはおおいに変わることができるのです。
 
事実、ピースワンコ・ジャパンが殺処分される寸前に助けた犬が、今では災害時の救助犬として活躍していたり、はじめは人間を恐がり、噛みついたり吠えてばかりだった犬が、人懐っこくじゃれて一緒に遊ぶのを望んだりするようになったり、たくさんのうれしいビフォーアフターの事例があります。
 

そんな事例があるにも関わらず、飼い主の身勝手な理由で捨てられた犬たちは今日にも殺処分によって命を奪われているのです。
 

そんな殺処分される犬を救うために立ち上がったのが、「ピースワンコ・ジャパン」。「ピースワンコ・ジャパン」っていったい何?どんな活動をしているの?といった内容を次の段落で紹介します。

殺処分される犬の最後の受け皿「ピースワンコ・ジャパン」とは?

ピースワンコ・ジャパンの専属スタッフは、2019年4月時点で約100名※。日本の犬猫の殺処分をゼロにするという目標を掲げ活動しています。
 
ピースワンコ・ジャパンは殺処分される犬たちの最後の受け皿。動物愛護センターなどからの保護の手を止めたら、犬たちはガス室に運ばれるのです。
 
それでは具体的にどのように犬たちを保護し、活動しているのでしょうか?
 

 
殺処分前の犬を引き取り、獣医師による診断やワクチン接種などの適切な健康管理、ドッグトレーナーによるしつけを行っています。 その後、全国に複数ある譲渡センターなどで新しい飼い主を探しています。
この活動を通し、ピースワンコ・ジャパンは2019年12月末までに、2,005頭を譲渡・返還することが出来ました。
※雇用・委託の獣医師5名を含む

すべての犬を助けたい!でも実現出来ていない理由とは?スタッフの熱い思い

ピースワンコ・ジャパンはこうした活動により、かつては殺処分数がワーストワンの県だった広島県で「犬の殺処分ゼロ」を2016年から現在まで実現することができています。
 
しかし、まだ全国ではありません。
 
なぜ、殺処分される犬たちの最後の受け皿であるピースワンコ・ジャパンでも、助けたくても助けられない犬がいるのでしょうか?
 
保護をするのも、タダでは無いからです。1頭ずつ、病気になっていないかを検査し、清潔を守り、日々食事を与え、散歩したり、生活する場所を用意したり…。当たり前に、お金も人も時間も多く必要となります。
 
現在はまだ殺処分される犬たちの現状を知っている人は多くはありません。また、ひとつの団体で出来ることにも限りがあります。たくさんの人の協力や支援がなければ成り立たないのです。
 
 
そんな現状を受けスタッフの安倍さんは、この日も動物愛護センターから殺処分対象の犬たちを保護したあと、溢れそうになる涙をこらえ、語ってくれました。

たくさんの人にこの現状を知ってほしい


ピースワンコ・ジャパンでも保護できなくなったら、みんな処分されてしまう。今日保護した犬も、もし保護できていなかったら、処分されていた。捨てられた犬たちは、誰かが保護しないと処分されてしまう。
 
野犬とか気性の荒い犬とか殺処分になってしまう犬を保護しているので、大変なことはたくさんありますが、犬の立場で考えてみると、殺処分されるよりは生きて可能性がある方にかけたいと思います。
 
どんな犬でも同じ命なので、なんとか助けだして幸せにしていきたいです。そのために最善を尽くしていきたいと思います。

あなたにも出来る犬たちを救う方法

犬は飼い主を選ぶことはできません。飼い主の身勝手な理由によりある日突然、あるいは生後間もなく「殺処分」により命を奪われてしまう犬たちもいるのです。
 
「殺処分をゼロにする」ために活動をしているピースワンコ・ジャパン。このような活動を支えるために、現在3万7千人以上の人々が、1日約30円で始められる『ワンだふるサポーター』として支援に参加しています。
 
殺処分をゼロにし、人と犬の助け合いを実現するために、あなたも「ワンだふるサポーター」の一員になってみませんか?
 
1日約30円の寄付で、犬を救うことができるなら…。

※ピースワンコ・ジャパンは、県や市の愛護センターからの犬の引き取り、訓練、譲渡、飼い主の意識啓発、他の活動団体への助成等に 取り組んでいます。動物保護活動には様々な考え方がありますので、譲渡や繁殖制限などを含むピースワンコ・ジャパンの活動方針についても ぜひご一読いただき、ご理解のうえご支援をいただけますと幸いです。 ⇒http://peace-wanko.jp/action_policy.html 

情報提供:特定非営利活動法人ピースウィンズ ・ジャパン