食事は給食だけ…困難を抱える子どもたちに、本当に必要な支援とは?


<PR>

無料支援アンケートはこのページの最下部にあります。

 

今、苦しさを抱えている子どもたちが日本にいます

1日の食事のメインは給食、朝や夜はたまにしか食べられない。
親は朝から深夜まで働きづめでいつも家では一人きり。
洋服は季節ごとに数着しか持っていないため連日同じ服を着ている。
体操服のサイズが小さくなっても、新しいものに買い替えてもらえない。
学校が終わって家に帰ると、働く親の代わりに幼いきょうだいの世話や家事に追われて自分の時間や勉強する時間が持てない。
 
一見すると「普通の子ども」にも思えるかもしれません。
飢餓状態でもなければ、住む家もあり、小学校へ通うこともできています。
しかし、心身ともに健全な暮らしとは到底言うことができません。
 
このような、経済的に不安定な家庭に育つ「貧困状態の子ども」たちが、日本において9人に1人もいることを、あなたはご存じでしょうか。
 
少子化が進んでいるにも関わらず、子どもの虐待件数、自殺者数は増え続けています。
 
経済的に豊かな国と言われる日本で、あなたがこの記事を読んでいる今も、苦しんでいる子どもたちがいるのです。

一番の宝物は「弟の笑顔」、心優しい小学3年生の女の子の日常とは

※写真はイメージです。

さきちゃん(仮名)は、優しさにあふれた小学3年生の女の子です。
4歳のかわいい弟がいます。
 
さきちゃんはいつも学校から帰ると部屋で弟と遊んで過ごします。
弟の笑顔は、さきちゃんの一番の宝物。
 
夕方になり部屋が暗くなると、弟はさきちゃんにぎゅっとしがみついてきます。
自分よりも、もっと小さな手を握って「大丈夫、大丈夫」と唱えます。
 
お母さんは今日も夜の仕事で、まだまだ帰ってきません。
 
「おねえちゃん、おなかすいた。」と弟が言います。
 
さきちゃんは冷蔵庫を開けてみましたが、昨日のおかずの残りが少しだけありました。あとは炊飯器に、これも昨日の残りのごはん。それだけでした。
 
「大丈夫だよ。おねえちゃんがごはんつくってあげるからね。」と笑顔でいうと、弟のために大きなおにぎりを作ってあげました。
 
翌日、学校で友達が新しいスニーカーを買ってもらったとみんなに見せていました。
一方、さきちゃんが唯一持っている靴はひどく汚れ、靴ひもは少し切れかかっています。
 
「さきちゃん、その靴大丈夫?」と友達が心配してくれましたが「大丈夫、大丈夫。」とさきちゃんは笑顔で答えます。
 
しかし、帰り道、靴ひもが完全に切れてしまいました。その靴ひもを見つめていると、悲しい気持ちがこみ上げてきました。
さきちゃんは家に帰ると、切れた靴ひもの代わりに、サイズが小さく履けなくなった古い靴の紐をこっそり使うことにしました。
 
一生懸命働いてくれているお母さんに「新しい靴が欲しい」とは、どうしても言うことができませんでした。

さきちゃんたちの元に差し込む光…温かさにあふれた出会いとは


※写真はイメージです。

ある日、さきちゃんはスクールソーシャルワーカー※から「Learning for All (LFA)」という団体が運営している「居場所拠点」の存在を教えてもらいました。
※問題を抱える児童・生徒を取り巻く環境へ働きかけたり、関係機関等との連携・調整を行ったりする人
 
食事提供や学習支援を無償でしてくれるというので、お母さんに連れて行ってもらい弟と一緒に見学にいくことにしました。
 
「居場所拠点」に着くと、優しいお兄さんやお姉さんたちが待っていました。
 
学校の勉強で分からないところを丁寧に教えてくれます。
いっぱい遊んでくれます。
そして、提供される食事を姉弟ふたりだけでなく、たくさんの人と笑いながら食べることが何よりも楽しい時間でした。

 
すっかり「居場所拠点」を気に入ったさきちゃんたち。
通っていくうちに、さきちゃんたちにとって、第二の家のような温かい場所となりました。
 
「居場所拠点」へ通うようになって数日後、さきちゃんが学校から帰ると、テーブルの上に新しい靴ひもが置いてありました。そして、お母さんの手紙も。
 
「さきちゃんへ。ありがとう、いつも頑張ってるね。大好きだよ。お母さんより」
 
さきちゃんの目からは涙があふれてきました。
弟は「おねえちゃん、大丈夫?どこか痛い?」と心配そうに覗き込んできます。
さきちゃんは「ううん、大丈夫だよ。」そう言って、弟の頭を撫でました。
 
深夜ふたりが寝静まっているころ、仕事から帰ってきたお母さん。
テーブルに置いてあったさきちゃんからの「いつもおしごとがんばってくれてありがとう!さきもお母さんが大好き!さきより」という手紙を見て同じように涙を流しました。
 
実は、「居場所拠点」はお母さんに対してもフォローがありました。
「何か困っていることはありませんか?」誰かに親身になってもらうなんて、久しぶりの経験でした。
 
いつもの自分だったら娘の靴ひもが切れたことにも気づけなかったかもしれない…
 
女手一つで子育て、日々仕事に追われ、子どもたちに何もしてあげられていない…そんな罪悪感でいっぱいだったお母さんにとっても「居場所拠点」は心の中の温かい光となっています。

LFAが手を差し伸べるのは 「最もしんどい子」たち。

LFAは2010年に、困難を抱える子どもたちへの学習支援からスタートしました。
現場での子どもたちのさまざまな事例、経験から「学習支援をするだけでは、子どもたちが抱える課題解決にはならない」と痛感しました。
 
教育を受けることによって、希望する職に就け、溢れる情報の中から自分にとって適切な取捨選択をできる手助けにもなります。
貧困の連鎖を断ち切るきっかけとして大きな役割となることは間違いありません。
 
しかし、子どもたちにとって生活の基盤は「家庭」です。
学習支援をしても、家庭内で問題があれば学習はなかなか進まず、進路決定にも支障をきたすことがあります。
 
そのようなことを踏まえ、現在LFAは以下5点の支援を中心に、子どもたちを「包括的にサポート」しています。

  1. 学習支援
  2. 居場所づくり
  3. 食事支援
  4. 保護者支援
  5. 訪問支援

学習支援では、一人ひとりにフォローできるよう少人数に対し学習指導をしています。しっかりとしたカリキュラムを組み、子どもたちの学習向上のサポートをしています。
学校の授業がよくわかるようになり、学力テストでも平均10点以上の伸びが見られます。
 
居場所づくりでは、子どもたちが家庭・学校以外で安心して過ごせる場の提供をしています。居場所拠点にはネグレクト傾向にある子どもたちもおり、生活習慣が身についていない場合も少なくありません。そのような子どもたちには生活リズムづくりをサポートしていきます。
 
食事支援では、温かいご飯を提供し、栄養のサポートをするとともに人と食卓を囲むことの温かさも子どもたちが感じられるようにしています。準備や片付けなどは子どもたちも積極的に参加するようにしています。
 
保護者支援では、どのように子どもと関わっていけばいいかなど、保護者が抱える悩みに寄り添い、子どもと保護者がより良い関係性を築けるようサポートしています。
保護者アンケートでは、子どもへの声かけで「失敗したときに励ますこと」や、「結果が悪くても努力したことを認めること」が増えたと多くの方が回答しています。
 
こういった包括支援とは別に、LFAでは政策提言の活動にも力を入れています。
「制度、政策として国費で対応していく」ために、国や自治体へ働きかけを行っています。現在LFAだけではカバーしきれていない、全国の困難を抱える子どもたちに支援を届けることに繋げるための活動です。
 
そのほか、LFAでは、これまで培ってきた実践的な支援のノウハウを全国の子ども支援団体や企業に提供しています。
他の子ども支援団体とも繋がり、さまざまな地域でLFAの「包括的支援」を広げています。

30秒で終わる「Learning for All 」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!


生まれ育った環境や与えられた教育など、様々な環境の差で子どもたちの人生の可能性が左右されている…反対に生まれ育った環境が厳しいものだったとしても、教育など様々なサポートがあれば、子どもたちの未来は変わる可能性があるともいえます。
 
私たちがこうしている、まさに今、子どもたちは多くの困難を抱え苦しんでいます。
 
そんな子どもたちに学習支援だけでなく、居場所支援、食事支援や保護者支援など包括的なサポートを行っているLearning for All 。
 
このような活動を応援し子どもたちを支えることが、あなたにもすぐにできます。
それは、Learning for All の活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。
 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をLeaning for All さんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2024年6月末時点で、なんと32万人を超える方が参加してくださり、320万円以上の支援金をLeaning for All さんにお届けできています!  

▼「Learning for All 」代表理事 李さんから頂いたメッセージ

全国には「今この瞬間」困っている子どもがたくさんいます。Learning for All は、活動を通じてその子たちとたくさん繋がっています。しかし、私たちだけでその子たちを支えるのは難しいです。
 
一人でも多くの人に寄付や支援という形でLearning for All の活動を応援していただき、困っている子どもたちに温かい手を差し伸べていただけると嬉しいです。

 
ここまで読んで頂きありがとうございました。
 
「困難を抱える子どもたちのために何かしたい!」
「子どもたちを支える現場の声をしっかり国に届けてほしい!」
 
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
 
あなたのご支援が、苦しんでいる子どもたちの未来を変える力となります。
 

 

※記事の中に出てくる子どもの事例は、プライバシーの保護の観点から事実をもとに再構成しております
※情報提供:NPO法人Learning for All