絶望の中から救い出してくれたのは父だった…父娘ふたりで闘い続けるその理由とは


<PR>
無料支援アンケートはこのページの最下部にあります。

 

「ここで経験した苦しみは、これからも一生、私に付きまとい、決して消すことはできません」

これは、だまされて売春宿に売られた少女の言葉です。

未成年の少女たちがだまされて売春宿に売られる…

世界では年間100万人※もの子どもが、性的搾取を目的とした人身売買の被害者になっていると言われています。
(※)出典:ILO 2017年 Global Estimates of child Labour RESULTS AND TRENDS,2012-2016)

親友の願いを叶えてあげたい…友だち思いの彼女に起きた悲劇とは

※写真はイメージで、本文とは関係ありません。

インドの小さな村に住む、16歳のアリーシャ。
両親と3人の兄と共に、貧しいながらも幸せに暮らしていました。

ある日、親友から「両親に内緒で彼と結婚するの。結婚式の証人になってほしい。」と打ち明けられます。
友だちの願いを叶えてあげたいと、アリーシャは証人になることを約束しました。

「手続きがあるから別の街へ行く必要がある」と親友の婚約者に言われて3人で電車に乗りました。

電車の中で飲み物を渡され、しばらくするといつの間にか眠ってしまいました。アリーシャが目を覚ましますが、そこは聞いたこともない遠い街の売春宿の中…

何かの間違いじゃないか、そう何度も訴えましたがそれが聞き入れられることはありませんでした。
親友はまた別の街の売春宿に売られてしまったことも知りました。
親友もアリーシャも、婚約者だと思っていたその男に騙されていたのです。

親友とはそれきり、二度と会うことができませんでした。
こうして、アリーシャの地獄のような日々がはじまりました。

絶望の中からアリーシャを救い出してくれたのは…?

※写真はイメージで、本文とは関係ありません。

アリーシャを救い出したのは、彼女のお父さんでした。

突然消えてしまった娘を探し続けていたお父さん。

アリーシャが売春宿にいることを突き止めたお父さんは、警察に1年もの間「助けてほしい」と訴え続けました。
しかし、警察は何もしてくれません…

そこでお父さんは「自分の手でアリーシャを救い出す」と決意し、あらゆる家財を売り払い、お金をかき集めました。
ひとりでアリーシャのいる街へ向かい、そこで出会ったソーシャルワーカーの力を借り、 なんとかアリーシャがいる売春宿まで辿りつき、救い出すことができたのです。

16歳だったアリーシャは、18歳になっていました。
2年ぶりにようやく再会できたアリーシャとお父さん。

「元気だったか?」
「何か、今すぐしてやれることはあるか?」

お父さんはただそれだけを尋ね、アリーシャを抱きしめました。

救い出されても続く苦しみの中で、それでも闘い続ける

売春宿で受けた、身体的・精神的虐待はそう簡単に癒えるものではありません。
インドでは人身売買による被害者に対しても、性産業に携わった者として偏見や差別があります。
故郷に帰ってからも安心して暮らせる日々は訪れません。

そんな中でも、お父さんはアリーシャを売った加害者に対する裁判を起こし、戦い続けていました。

しかし裁判所で証言を求められたとき、売春宿で受けたトラウマのフラッシュバックが起こり、アリーシャは正確な証言ができませんでした。
周りには「残念ながら勝ち目はないだろう」そう言われることも少なくありません。

アリーシャも「もうやめてしまおうかな」と思うことがあります。
それでも、「いつだって私を温かく見守ってくれている父の存在に気づかされ、また少し、強くなれる気がするんです。」と自らを奮い立たせています。

これはアリーシャのカウンセリングの時のお父さんの言葉です。

「アリーシャは、もうずいぶん長いこと、笑っていない。
私は、正義は必ず娘の手に返ってくると信じているし、この闘いに勝てたとき、きっと娘の瞳はもう一度輝く、そう信じてるんです。
だから、私はその日までずっと、闘い続けます。」

お父さんはアリーシャのために、アリーシャはお父さんのために、お互いを想い合い、ふたりでトラウマや差別に向き合い、何とか乗り越え、約6年…
 

『アリーシャに被害者補償金の支払いが認められた!』

 
アリーシャ親子のもとに、素晴らしいニュースが舞い込んできたのです。
県の行政機関は、州政府に対して、120万円のアリーシャへの被害者補償金の支払を要請したという内容のものでした。

アリーシャの住む州では、これまで被害者補償金が6万円、他の州でも20万円ほどしか事例がありませんでした。

このアリーシャの事例は、他の人身売買被害者にとっても、精神的・経済的・社会的な回復と復帰を果たすうえで大きな役割を担います。

「子どもが売られない世界」をインドでも実現するために必要なこととは

アリーシャのように人身売買にあった被害者たちをさまざまなかたちで支援しているのが、日本の認定NPO法人かものはしプロジェクト。

現在はインドで活動を行っていますが、それまで活動していたカンボジアでは警察支援や農村に女性が働ける工房を作るなどの支援を通して人身売買の課題解決に取り組んできました。

2002年に取り組みをはじめたカンボジアでは、かものはしプロジェクトやさまざまな機関の尽力により、人身売買の被害も大幅に減り、幼い子どもまでもが売春宿に置かれていた状況を改善することができました。

2018年にはプロジェクトを現地法人に移し、インドおよび日本での活動をメインに行っています。

インドでは、州政府によって様々な異なる制度や州をまたぐ警察の連携などの難しさなど多くの壁が立ちはだかっています。

その中でかものはしプロジェクトは、パートナー団体とともに、裁判支援を行ったり、人身売買被害者たち自身が立ち直り、また彼女たちがリーダーとなって課題解決のために活動できるようリーダーシップ研修などを行うなどのサポートをしています。

30秒で終わる「人身売買解決のための活動」に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

※写真はイメージで、本文とは関係ありません。

 
カンボジアでは、子どもたちの人身売買の問題は解決できたと言えるようになりました。
しかし、今も世界にはアリーシャのようにだまされて売られてしまう少女たちがいるのが現実です。

「人身売買なんて、そんなひどい世界を変えられたら…」そんな風に思われたあなたに、無料で支援に参加する方法があります。
 


 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をかものはしプロジェクトさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2024年6月末時点で、なんと42万人を超える方が参加してくださり、420万円以上の支援金をかものはしプロジェクトさんにお届けできています!  

▼「かものはしプロジェクト」共同創業者 村田早耶香さんから頂いたメッセージ

アンケート内容は、私たち「かものはしプロジェクト」の活動内容に関する簡単なもので、たったの3問で全て2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知っていただけませんか?

ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加いただけると嬉しいです!

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「子どもたちの命、そして子どもたちの未来を助けたい!」

もしあなたがそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

※画像は本文エピソードに出てくる本人とは関係ありません。

情報提供:認定NPO法人かものはしプロジェクト