【緊急支援】トルコ・シリア大地震への寄付はどこが良い?

「混乱の中を不安な気持ちで過ごすトルコやシリアの人々のために寄付したい!」と思うものの

「どんな支援団体が寄付を募っているの?」
「寄付ってどうしたらいいの?」

と疑問を感じている方に、トルコ・シリアの人々を支援している団体についてご紹介します。

>>今すぐおすすめの寄付先一覧を見たい方はこちら

トルコ・シリア大地震に関する現状(2023年2月10日更新)

2023年2月6日午前4時17分トルコ南東部、ガジアンテプ市付近で大きな地震が発生しました。マグニチュードは7.8。
さらに、同日13時24分、ガジアンテプ市から北に100キロ弱の距離にある同国カフラマンマラシュ県のエルビスタン地区でもマグニチュード7.5の地震が発生しました。

死者数は2月10日時点で2万人を超えていると言われています。

救助活動は行われているものの、余震の影響により難航していています。今後建物の倒壊も増加すると予想されています。そのため、死者・負傷者は今後も増加すると見られています。

被災地から近いイスケンデルンの港では地震により大規模火災が発生。被災地に向かう貨物を積んだ大型船や救助隊が入港できなくなっています。

また、シリア北部への支援は反体制派の支配下にあるため困難を極めています。この地区は既に紛争によりインフラが破壊され、寒さをしのぐ術がありません。

トルコの人々を支援するために私たちができることとは

混乱が続くトルコ、シリアの現況は以下の通りです。

・寒さと余震が続く中、救助活動が困難を極めている
・建物の倒壊や政治的理由で、救助や支援物資を届けるルートが限られている
・避難場所はあってもテントなどの場合も。雪が降る氷点下でのテント生活は寒く車中泊をする人もいる
・死傷者が多く、医療施設が逼迫している

国連機関や各国政府、NGO・NPOなど多くの団体が物資提供やシェルターの用意などの支援を開始しています。しかし、まだまだ十分ではありません。

特に、臨機応変に動けるNPOなどの民間団体の活動には資金が必要とされています。

日本に住む私たちが今すぐできる支援は、トルコ・シリアの人々のために活動する団体へのお金の寄付です。

お金の寄付であれば、今この瞬間にインターネットを通じてクレジットカードで行うことができます。また、現地で活動する支援団体が判断し、その時に一番必要とされる支援に使われるので効果的です。

団体によっては継続寄付を受け付けている団体もあります。
食料や物資の支援により混乱を乗り越えた後は、復興のための持続的な支援が必要となります。

トルコ・シリアの人々の支援活動に寄付できる支援団体を紹介!

ここでは、「トルコの人々へ寄付したい」と考えている方へ向けて、トルコの支援活動をしている団体を紹介します。

【寄付先1】公益財団法人 日本ユニセフ協会:知名度の高さが信頼に


2月6日未明にトルコ・シリア国境で発生した大地震。ユニセフはトルコおよびシリアの被災地において、パートナー機関とともに支援ニーズの把握と緊急支援物資の配布を迅速に進めています。
病院や保健施設、学校校舎も深刻な損害を受けており、ユニセフは子どもの命と生活を守るために必要なライフラインの確保、基礎社会サービスの復旧に力を注ぎます

お寄せいただいたご寄付は、被災した子どもと家族が1日でも早く日常生活を取り戻せるように、安全な飲み水や衛生用品等の緊急支援物資の提供、教育の再開支援、子どもの心理社会的サポートなど、ユニセフが被災地で行う緊急・復興支援活動に役立てられます。

寄付金控除の対象団体です

【寄付先2】認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン:長期的な支援活動をする国際NGO

ワールド・ビジョンは、国連に認定された世界最大の子ども支援団体です。
すべての子どもが「豊かないのち」を生きられる世界の実現を目指し、約100カ国で活動しています。

国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは、ワールド・ビジョンの支援国事務所として1987年に設立され、30年以上にわたり、貧困、紛争や自然災害などのため困難な状況で生きる世界中の子どもたちに支援を届けてきました。
東京都に認定された「認定NPO法人」で、国内6万人以上の支援者に支えられ活動しています。

国内では、東日本大震災後は約30万人を対象に、熊本地震では約16,400人に支援を届けました。また、西日本豪雨の被災地でも緊急支援を行いました。

寄付金控除の対象団体です

【寄付先3】認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン:難民支援や災害救援の分野で20年以上の経験を持つ団体

ピースウィンズ・ジャパンは、発災後すみやかに情報収集を開始その日のうちにトルコ・シリア大地震に医師・看護師を含むスタッフを派遣し、緊急支援を開始しました。国内外の被災地・紛争地で活動してきた空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”のチームが、トルコの提携団体などとともに支援活動を行っています。

死者・負傷者の数は今後も増加が見込まれています。そして、厳冬期の寒さと余震の中、多くの人が助けを待っています。
私たちは、人命救助はもちろん、避難した方々への食料や生活必需品の配布など、総力を挙げて支援活動に取り組みます。

▼具体的な支援内容の一例
・医師・看護師等による医療支援
・レスキュー隊員による捜索・救助
・食糧、衛生用品の配付など緊急支援物資の配付
・その他、被災地のニーズに応じた支援などを行います。

極寒の被災地に、皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。

寄付金控除の対象団体です