虫歯も治療できない…歯磨きも入浴もせず毎日同じ服を着て過ごす子どもたちの現実とは?


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日本では子どもの9人に1人…「貧困」が理由で進学を諦める子どもたちがいる

日本はアメリカ、中国に次ぐ世界第3位の経済大国です。

しかし、厚生労働省が2023年に公表した報告書によると9人に1人の子どもが相対的貧困の状態にあり、母子世帯では約半数が貧困にあえいでいます。

これは先進国の中で最悪の数字です。

貧困が子どもへ及ぼす影響は大きく、例えば家計が苦しいために塾や習い事へ通うができず、他の同級生と学力の差が生まれてしまうこともあります。

また学費の支払いが困難なために高校や大学への進学を諦め、就職する道を選ぶ人も少なくありません。

貧困は勉強の機会を奪うだけでなく、子どもたちの将来を左右する問題です。
進学できないことで就職先も限られるなど、その子どもが築く家庭ももまた貧困を抱えてしまう…このような負の連鎖が続いてしまいます。

虫歯が3本。歯医者さんに行くことすら難しい小学3年生のみずきちゃんの日常

みずきちゃん(仮名)は小学3年生、春に9歳になったおとなしい女の子です。

学校に時間通りに登校することは珍しく、週のほとんどを同じ洋服で過ごしています。
髪の毛はあぶらっぽく、また絡んでいるようで結んでいてもボサボサな印象…。

クラスの子たちとは、会話はするものの、特別に仲の良いお友達はいませんでした。

ある時、みずきちゃんは学校の歯科検診を受けた後に「虫歯が3本あります。治療を受けてください」という手紙を受け取りました。

みずきちゃんは受け取った手紙を家に持ち帰り、お母さんに渡しましたが、それから一カ月以上経っても、歯医者さんには連れて行ってもらえていません。

みずきちゃんは、お父さんとお母さんの三人家族です。
しかし、お父さんはほとんど家に帰ってこないため二人暮らしの日々を過ごしています。
さらに、お母さんには軽い知的障害があります。
お母さんなりに、精一杯育てていましたが、みずきちゃんが成長するにつれて様々なほころびが生じています。

「お母さんと話しても伝わらないことがある…歯医者さん行きたいけど…やっぱりうちはお金がないのかな…」

近所の歯医者さんを探し、電話して予約を取る…といった行動がお母さんにとっては難しいのです。
そしてお父さんから生活費は最低限しか受け取っておらず、経済的にも厳しいのも事実でした。

そういった家庭環境の中で、みずきちゃんは生活習慣はほとんど身についていませんでした。
洋服は上下で2着ずつしかもっておらず、歯磨きの習慣も、お風呂に毎日入るという習慣もありません。
部屋は常に散らかっていて、ほこりがたまっています。ゴミの日の時間に間に合わず、ゴミ袋が家に何個もあります。

テーブルの上にカップラーメンや菓子パンがいくつか置いてある時は、みずきちゃんはお腹がすいた時に、ひとつ選んで食べています。

学校の給食は、みずきちゃんにとってごちそうでした。
夏休みなどの長期休暇になると、体重が減ってしまいます。

みずきちゃんにとっては、その日々が当たり前でした。
それでも、小学校に通う中で少しずつ自分が他の子とは違うのかも…と思いながらも打ち明ける相手はいません。

部屋には時計もテレビもなく、今何時なのかすらわかりません。
いつの間にか、そのまま倒れるように床で眠ることも少なくありません。
気が付いて身体のあちこちが痛いな…とそう思っているとチャイムが鳴りました。

学校の担任の先生が、授業が始まる時間を過ぎても電話にも出ず、登校して来ないみずきちゃんを心配して迎えに来てくれたのです。
みずきちゃんは、優しい先生に、精一杯の勇気を持って、声を振り絞りました。

「先生…歯が痛くて…歯医者さんってどうやったら行けますか…?」

みずきちゃんの運命を変えた『居場所拠点』とは?

担任の先生だけでなく、学校全体でもみずきちゃんの様子、また家庭の状況について心配をしていました。
ある時、スクールカウンセラーから、みずきちゃんに認定NPO法人Learning for All が運営する『居場所拠点』が案内されました。

「ご飯が食べられる」、「勉強を教えてくれる」どれも無料で通うことができると聞いて、みずきちゃんは行ってみたいと思いました。
お母さんとも相談し、見学することに…。

『居場所拠点』は想像していた以上に明るい雰囲気で、スタッフの人たちが温かく迎えてくれました。

「こんな私がいてもいいのかな…」
最初は緊張して遠慮がちにしていたみずきちゃんですが、周りの子どもたちが、自分と似たような境遇であることを知ると、仲間を見つけたようで嬉しくなりました。

ボランティアのお兄さんお姉さんはおもしろく、いつの間にかみずきちゃんの顔には笑顔が浮かんでいます。
お母さんもその様子を見て『居場所拠点』へ通わせることを決めました。

『居場所拠点』の食事は、給食のように温かく栄養バランスが考えられ、お腹いっぱいになります。
みんなで食べるごはんはよりおいしく感じられました。
あんなにおとなしかった姿が嘘のように、今では友だちと駆け回り、スタッフにもいろんなことを話してくれるように…。

何よりみずきちゃんにとって嬉しかったのは、生活習慣を教えてくれたこと。
家でも時計を見て過ごすこと、毎日お風呂に入り、歯を磨くこと、片付けをすること…。
日常で少しずつ学ぶことができなかったみずきちゃんにとっては、大きな変化です。

スタッフたちはお母さんへのケアも大切にしています。分からないこと、難しいことは気軽に相談できる関係性を築いています。

スタッフに手伝ってもらいながら歯医者さんの予約をしたお母さん。
みずきちゃんは、「ちょっと痛いときもあるけど早く治したい!」とがんばって治療に通っています。

「居場所拠点」にやってくる子どもたちの日常とは?

「歯磨きや入浴など基礎的な生活習慣が身についていない」

「感情のコントロールをすることが難しく、嫌なことがあると、友達を叩いたり、かんしゃくを起こしてしまう」

「経済的に塾に行く余裕がなく、学習が遅れている…」

【Learning for All 】が運営する『居場所拠点』にやってくる子どもたちは、虐待など不適切な養育環境に置かれていることが多いそうです。

基本的な生活習慣を身につける、友だちと遊ぶ、家族団らんで過ごす…といったような子どもたちとって「あたりまえ」と思われる機会が得られていません。

こうした状況では心身を成長させることができず、学習以前の段階でさまざまな課題を抱えてしまいます。

不安や困ったことを相談する相手もいなければ、相談することすら思いつかない子どもたちは、困難を抱えたままでいるしかありません。

『居場所拠点』の具体的な活動内容とは?

「居場所拠点」では、以下のような活動をしています。

①平日週5回、14時〜20時に、小1〜小3の子どもたちを迎える
②遊びや宿題など、子どものやりたいことを実現するために一緒に考え、サポート
③手洗い・うがいや歯磨きといった/基礎的な生活基盤を身につける支援
④スタッフや他の子どもたちと一緒に夕食を食べる
⑤親身になって子どもや、保護者の話を聞いてくれるスタッフとボランティアがいる

こうした安心できる居場所の中で、個別の子どもの課題や強みに合わせた、また保護者や世帯の状況に合わせた個別の支援計画をもとに、一人ひとりに寄り添った支援を行なっています。

拠点に居る時間だけではなく、家庭に居る時間にも目を向けた支援を行っているとのこと。

支援計画ではそれぞれの子どもが抱える背景にも踏み込み、生活全体の課題が解決されるように取り組んでいるそうです。

保護者との日々のコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、家庭も含めた総合的なサポートを行なっています。

30秒で終わる「Learning for All 」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!


生まれ育った環境や与えられた教育など、様々な環境の差で子どもたちの人生の可能性が左右されている…反対に生まれ育った環境が厳しいものだったとしても、教育など様々なサポートがあれば、子どもたちの未来は変わる可能性があるともいえます。
 
私たちがこうしている、まさに今、子どもたちは多くの困難を抱え苦しんでいます。
 
そんな子どもたちに学習支援だけでなく、居場所支援、食事支援や保護者支援など包括的なサポートを行っているLearning for All 。
 
このような活動を応援し子どもたちを支えることが、あなたにもすぐにできます。
それは、Learning for All の活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。

 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をLeaning for All さんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年4月末時点で、なんと37万人を超える方が無料支援に参加してくださり、370万円以上の支援金をLeaning for All さんにお届けできています!  

▼「Learning for All 」代表理事 李さんから頂いたメッセージ

全国には「今この瞬間」困っている子どもがたくさんいます。Learning for All は、活動を通じてその子たちとたくさん繋がっています。しかし、私たちだけでその子たちを支えるのは難しいです。
 
一人でも多くの人に寄付や支援という形でLearning for All の活動を応援していただき、困っている子どもたちに温かい手を差し伸べていただけると嬉しいです。

 
ここまで読んで頂きありがとうございました。
 
「困難を抱える子どもたちのために何かしたい!」
「子どもたちを支える現場の声をしっかり国に届けてほしい!」
 
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
 

あなたのご支援が、苦しんでいる子どもたちの未来を変える力となります。

最後に、支援を受けた子どもたちからのメッセージをご紹介します!(※)

●小学3年生 ちふみちゃん
家だと1人で夕食をたべなきゃいけなかったけど、ここに来ると友達と一緒に食べられてうれしい!
●中学3年生 かつやくん
LFAの活動に出会わなかったら、受検の第一志望は違う高校だった。先生たちがこんなに熱心に関わってくれるのに、自分が頑張らなくてどうするんだ!と思った。
●小学2年生 ゆうやくん
外でたくさん遊べて楽しい!宿題も手伝ってくれるから、学校の勉強もわかるようになってきた!

私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。

 

情報提供:認定NPO法人 Learning for All
※子どもたちのプライバシーを守るため、実際にLerning for All が接している子どもたちの事例から、一部内容を変えて掲載しています。
※記事中で使用されている写真はイメージ画像です。