卒業式にこぼれた涙の行く先は、使い古したスニーカー

<PR>

温かな陽射しから春を感じることが増えてくる3月。
学生にとっては卒業の季節でもあります。

友達や先生、慣れ親しんだ校舎との別れに寂しさを抱きながらも、新しい環境への期待を膨らませている学生もいるでしょう。

しかし、寂しさや期待とは別の感情を抱かざるを得ない子どもがいます。

「諦める」ことばかりの日常…卒業や入学に対して抱く複雑な気持ちとは

ちひろさん(仮名)は小学6年生。
この3月に卒業式を迎え、4月からは中学1年生です。
お母さんと小学4年生になる弟の3人で小さなアパートに暮らしています。

「私、アルバムだけでいいよ。記念品なんてどうせ使わないし」

ちひろさんは6年生になってすぐに配られた卒業式に関わる集金のお知らせをお母さんに渡しながらそう伝えました。

お母さんは介護施設で働いていますが、正規雇用ではなく収入も生活ギリギリです。
昼夜問わず一生懸命働くお母さんを尊敬しているちひろさんは、お母さんに負担をかけたくない想いがあり、これまでもたくさんのことを我慢してきました。

流行のオシャレな服を買うこと
かわいい文具を揃えること
遊園地へ行くこと
家族旅行に行くこと
毎日お腹いっぱいごはんを食べること

中学生になるにあたり、制服が必要になりますが就学支援制度を利用して制服は自己負担なく購入することができました。
けれど、その手続きのためにお母さんがたくさん書類を用意したり書いたりしている姿に、なんだか申し訳ない気持ちが募ります。

「制服は、3年間大切に着なきゃな…」
ちひろさんは受け取った制服を見て、そう心に決めました。

そんな想いの中迎えた卒業式。

友達はこの日のために買ったかわいいセレモニー用のワンピースやセットアップを着ています。ちひろさんは、もったいないからと、唯一持っているワンピースで出席しました。4年生の時に少し大きめのものを買ったのですが、6年生のちひろさんにはかなり小さめに感じます。
それでも、学校から配られたコサージュを胸に付けると、晴れ舞台にふさわしくなったような気持ちがしました。

式典が終わり、友達と写真を撮ったりしていると「ねぇねぇ、記念品ってなんだろ!一緒にあけない?」ふとそう声をかけられたちひろさん。
記念品は、辞退したのでちひろさんに渡された袋にはアルバムしかありません。

「あ…えっと、ごめん、私、お母さんに呼ばれてるんだった!行ってくるね!」
無邪気な友だちの言葉にちひろさんは咄嗟にその場を離れ、お母さんの元へ駆け寄りました。

「あれ?どうしたの?お友だちと話さなくていいの?」そう優しく声をかけてくれるお母さんに何を言っていいかわからなくなり、ちひろさんの目には涙が溢れてきました。
涙の零れる足元は、みんなみたいにピカピカのローファーではなく、いつも履きなれた、前日に一生懸命洗ったスニーカーです。

入学式はみんなとお揃いのピカピカの制服が着れることが嬉しいと思っていたけれど、リュックや靴はこれまで使っていたものだと思うと、胸が苦しくなります。

友達の中には中学に入ったら塾に通うと話す子もいます。
小学校ではなんとか勉強をがんばってこれましたが、中学に入ったら勉強が難しくなると聞いて塾に通うことは到底できないちひろさんは不安が募っています。
休みの日に出かけたり、お金のかかる遊びを友だち同士ですることも増えるはずです。
けれど、そんなお金がほしいなんてお母さんには言えない…。

…私はこれからも、こんな風にみんなと違うってことばかりなのかな…
ちひろさんはその言葉を心の中にしまい込むしかありませんでした。

「子どもたちが安心できる居場所」を届け続けるLFA

ちひろさんのような、貧困など生まれ育った環境に困難を抱える子どもたちに、居場所づくりや学習支援をしている認定NPO法人Learning for All (以下LFA)。

LFAが運営する居場所拠点には、小学生から高校生まで、様々な環境の子どもたちが通っています。

食事のメインは給食で、家では菓子パンやカップ麺ばかり
親が夜に働いているため、家では常にひとりで過ごさなければならない
経済的な負担をかけたくないと、進学や夢をあきらめている
習い事や旅行などの経験がなく、周りの友だちと距離ができてしまう

LFAの居場所拠点では栄養バランスの考えられたご飯をみんなで囲みながら食べることができます。
周りの子たちはそれぞれ状況は違えど、家庭環境などに困難を抱えている子たちなので「うちだけ違うと思ってたけど、そうじゃないのかも…」と思える場所でもあります。
また、スタッフたちが子どもたちのどのような思いも受け止め、話を聞いてくれる場でもあるため、それまで胸にしまっていた思いを少しずつ話してくれることも…。

また、少人数ごとの学習支援も行っています。
長い活動で培ったLFA独自のノウハウを研修で身に着け、各自の進度に合わせて丁寧に指導しています。
実際に「定期テストで平均点が10点以上も上がった!」「学年10位以内に入った子もいる」といった実績も出ており、子どもたちの自信につながっています。
さらには、ほとんどの生徒が志望する高校に進学できています。

※画像はイメージです

家にも学校にも居場所がない…そんな子どもにとっては安心できる第三の居場所となっています。

30秒で終わる「Learning for All 」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!


生まれ育った環境や与えられた教育など、様々な環境の差で子どもたちの人生の可能性が左右されている…反対に生まれ育った環境が厳しいものだったとしても、教育など様々なサポートがあれば、子どもたちの未来は変わる可能性があるともいえます。
 
私たちがこうしている、まさに今、子どもたちは多くの困難を抱え苦しんでいます。
 
そんな子どもたちに学習支援だけでなく、居場所づくり、食事支援や保護者支援など包括的なサポートを行っているLearning for All 。
 
このような活動を応援し子どもたちを支えることが、あなたにもすぐにできます。
それは、Learning for All の活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。

\かんたん3問!たったの30秒!/

※個人情報の入力は一切必要ありません。

 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をLeaning for All さんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年4月末時点で、なんと37万人を超える方が無料支援に参加してくださり、370万円以上の支援金をLeaning for All さんにお届けできています!  

▼「Learning for All 」代表理事 李さんから頂いたメッセージ

全国には「今この瞬間」困っている子どもがたくさんいます。Learning for All は、活動を通じてその子たちとたくさん繋がっています。しかし、私たちだけでその子たちを支えるのは難しいです。
 
一人でも多くの人に寄付や支援という形でLearning for All の活動を応援していただき、困っている子どもたちに温かい手を差し伸べていただけると嬉しいです。

 
ここまで読んで頂きありがとうございました。
 
「困難を抱える子どもたちのために何かしたい!」
「子どもたちを支える現場の声をしっかり国に届けてほしい!」
 
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
 

あなたのご支援が、苦しんでいる子どもたちの未来を変える力となります。
 

\かんたん3問!たったの30秒!/

※個人情報の入力は一切必要ありません。

 

※記事の中に出てくる子どもの事例は、プライバシーの保護の観点から事実をもとに再構成しております
※情報提供:NPO法人Learning for All