「うちはみんなの家と違う…?」不安を抱えた小学2年生ひかりちゃんが迎えた限界

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小学2年生のひかりちゃん(仮名)は、お母さんと二人暮らしです。
お母さんはいつも優しく、ニコニコと話しを聞いてくれ、ひかりちゃんはそんなお母さんが大好きです。

けれど、小学生に上がったころからお母さんとの会話や自分の家の生活習慣に違和感を覚えるようになってきました。

小さなアパートの部屋の中はいつも床に物が散らかっています。
ゴミ出しの日を過ぎてしまったために、玄関にはゴミ袋がたくさん積まれています。
シンクには洗い物が溜まっていて、ご飯を食べるときにようやく食器を洗います。

お風呂は2日に1回くらいしか入りません。シャンプーがないからお湯で流すだけ。
歯ブラシは何年か前に買ったものを使っていて、毛はボロボロ。

お母さんが作ってくれるご飯はほとんど同じメニューです。それ以外はカップ麺。
本当は「たまには他のご飯も食べてみたいな」と思いますが、一生懸命作ってくれるお母さんにそんなこと言えませんでした。
お金がないのと、お母さんが人が多いところが苦手なので外食はしません。

夏休みになると、お昼ご飯はいつも総菜パンかおにぎりひとつ。
成長期にも関わらず、体重が減ってしまっていました。

掛け算を習い始めたひかりちゃんは、宿題でお母さんに九九の暗唱を聞いてもらったことがありました。
合っているのか間違っているのか、お母さんに聞いてみたけれど「うーん、お母さんにはちょっと難しいな」とニコニコ笑うばかりでした。

このころから、ひかりちゃんは自分の家は、他のお友だちの家とは少し違うのかも…と思い始めたのです。
はじめてお友だちの家に遊びに行ったとき、あまりの違いに驚いたひかりちゃん。

「うちはみんなと違うんだ…うちには誰も呼べない…」

この時を境に、ひかりちゃんは家事を自分でやるようになりました。
少しでも部屋がきれいになるように…一生懸命床のものをよけたり、ゴミ袋に入れたり。
お母さんは「すごいすごい」と褒めてくれるけれど、自分ではなかなか動いてくれません。

きっと、パートのお仕事が大変だから、仕方ないんだ。喜んでくれてるし、私ががんばればいいんだ。

ひかりちゃんは、自分にそう言い聞かせています。
いつの間にか、まるでひかりちゃんがお母さんの世話をしているようにまでなっていました。

掃除も洗濯もやり方を教えてくれる人はいません。
どうしても、ひとつひとつに時間がかかってしまいます。お友だちと遊んでかえってきてから宿題をして、家事をして…気づけば夜中遅くまで起きることが増えていきました。

ボロボロになっていくひかりちゃんに運命の出会い

ひかりちゃんは寝るのが遅くなるにつれて、だんだんと朝起きれなくなるようになり頻繁に遅刻するように…。
授業中もウトウト眠くなったり、だんだんとついていけなくなってきています。

「ちゃんとしなきゃ、みんなと同じにならなきゃ…」
でも、「みんなと同じ」がどんなことなのか、生活習慣までは想像もつきません。ひかりちゃんはどんどんと追い詰められていっていたのです…。

すると、放課後に担任の先生から話がある、と呼び出されました。
何か怒られるのかな?と心配をしていましたが、優しい口調で話しかけてくれた先生。
「最近、遅刻が多いなって思っているんだけど何かあったの?体調は大丈夫?」

ひかりちゃんは、それまで張り詰めていた糸が切れたかのように、ポロポロと涙が溢れてきました。

「…最近、お母さんと話しても、なんか合わなくて…家の掃除とか洗濯とか、がんばってるんだけど、うまくできなくて…いつも眠くなっちゃって学校の授業もわからない…」

長期休み明けに体重減少があったり、衣服の様子など以前からひかりちゃんの家庭環境を心配していた学校側。
今回をきっかけに、学校ではスクールカウンセラーなどを含めて話し合いが行われました。
たくさんの話し合いの末、ひかりちゃんの暮らす地域にある「居場所拠点」を紹介することになり、放課後や長期休みの際に通うことになりました。

実は、今回の学校や地域での話し合いの中で、ひかりちゃんのお母さんが軽度の知的障害を持っていることが判明しました。

穏やかな性格のお母さんは、これまでパートや日常的な会話ではそんなに大きなトラブルにならなかったようですが、大きくなってきたひかりちゃんの子育てに対応するのが難しい状況になっていたのです。

また家計管理も難しかったようで、不要な買い物、過剰な買い物などが日常の生活を圧迫していることもわかりました。

「安心」を届けるのは、居場所拠点

ひかりちゃんのように、家庭に様々な困難を抱えている子どもたちが通っている「居場所拠点」。

認定NPO法人Learning for All (以下LFA)が運営している居場所拠点もそのひとつです。
平日の放課後だけでなく、長期休みなども小学校低学年から高校生までが訪れています。

LFAの居場所拠点では栄養バランスの考えられたご飯をみんなで囲みながら食べることができます。
周りの子たちはそれぞれ状況は違えど、家庭環境などに困難を抱えている子たちなので「うちだけ違うと思ってたけど、そうじゃないのかも…」と思える場所でもあります。
また、スタッフたちが子どもたちのどのような思いも受け止め、話を聞いてくれる場でもあるため、それまで胸にしまっていた思いを少しずつ話してくれることも少なくありません。

家にも学校にも居場所がない…そんな子どもにとっては安心できる第三の居場所となっています。

また、少人数ごとの学習支援も行っています。
長い活動で培ったLFA独自のノウハウを研修で身に着け、各自の進度に合わせて丁寧に指導しています。
実際に定期テストで平均点が10点以上も上がった!といった実績も出ており、子どもたちの自信につながっています。

さらに居場所拠点では、お母さんとも定期的な連絡・面談を行うなど、お母さん自身に必要な支援につなげるなど、行政とも連携を図っています。

安心できる居場所の中で、個別の子どもの課題や強みに合わせた、また保護者や世帯の状況に合わせた個別の支援計画をもとに、一人ひとりに寄り添った支援を行なっています。

30秒で終わる「Learning for All 」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!


生まれ育った環境や与えられた教育など、様々な環境の差で子どもたちの人生の可能性が左右されている…反対に生まれ育った環境が厳しいものだったとしても、教育など様々なサポートがあれば、子どもたちの未来は変わる可能性があるともいえます。
 
私たちがこうしている、まさに今、子どもたちは多くの困難を抱え苦しんでいます。
 
そんな子どもたちに学習支援だけでなく、居場所支援、食事支援や保護者支援など包括的なサポートを行っているLearning for All 。
 
このような活動を応援し子どもたちを支えることが、あなたにもすぐにできます。
それは、Learning for All の活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。

\かんたん3問!たったの30秒!/

※個人情報の入力は一切必要ありません。

 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をLeaning for All さんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
  2025年5月末時点で、なんと37万人を超える方が無料支援に参加してくださり、370万円以上の支援金をLeaning for All さんにお届けできています!  

▼「Learning for All 」代表理事 李さんから頂いたメッセージ

全国には「今この瞬間」困っている子どもがたくさんいます。Learning for All は、活動を通じてその子たちとたくさん繋がっています。しかし、私たちだけでその子たちを支えるのは難しいです。
 
一人でも多くの人に寄付や支援という形でLearning for All の活動を応援していただき、困っている子どもたちに温かい手を差し伸べていただけると嬉しいです。

 
ここまで読んで頂きありがとうございました。
 
「困難を抱える子どもたちのために何かしたい!」
「子どもたちを支える現場の声をしっかり国に届けてほしい!」
 
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
 

あなたのご支援が、苦しんでいる子どもたちの未来を変える力となります。
 

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※記事の中に出てくる子どもの事例は、プライバシーの保護の観点から事実をもとに再構成しております
※情報提供:NPO法人Learning for All