莉子ちゃんたちの元に差し込む光…温かさにあふれた出会いとは
ある日、莉子ちゃんはスクールソーシャルワーカー※から「Learning for All (以下LFA)」という団体が運営している「居場所拠点」の存在を教えてもらいました。
※問題を抱える児童・生徒を取り巻く環境へ働きかけたり、関係機関等との連携・調整を行ったりする人
食事提供や学習支援を無償でしてくれるというので、お母さんに連れて行ってもらい弟と一緒に見学にいくことにしました。
「居場所拠点」に着くと、優しいお兄さんやお姉さんたちが待っていました。
学校の勉強で分からないところを丁寧に教えてくれます。
いっぱい遊んでくれます。
そして、提供される食事を姉弟ふたりだけでなく、たくさんの人と笑いながら食べることが何よりも楽しい時間でした。
すっかり「居場所拠点」を気に入った莉子ちゃんたち。
通っていくうちに、莉子ちゃんたちにとって、第二の家のような温かい場所となりました。
ある時、お母さんがお布団の中で莉子ちゃんにこっそり話しかけてきました。
「莉子、いつもありがとう。お母さんすごく助かってる。でも、莉子も、もっと甘えていいんだよ。頑張らなくっても大丈夫だよ。」
その言葉に、思わず涙が溢れてきた莉子ちゃん。
その日は、久しぶりにお母さんにぎゅっと抱きつきながら眠りました。
実は、「居場所拠点」はお母さんに対してもフォローがあったのです。
「何か困っていることはありませんか?」誰かに親身になってもらうなんて、久しぶりの経験でした。
また莉子ちゃんの本音を、それとなく伝えてくれていました。
なんでも自分で行動してくれ、手伝いもしてくれ、あまりわがままも言わないしっかり者の莉子ちゃんが、まだ小学2年生の小さな女の子であることを忘れかけてしまっていたことに気づいたお母さん。
女手一つで子育て、日々仕事に追われ、子どもたちに何もしてあげられていない…そんな罪悪感でいっぱいだったお母さんにとっても「居場所拠点」は心の中の温かい光となっています。
LFAが手を差し伸べるのは「困難を抱える子ども」たち。
LFAは2010年に、子どもたちの学習支援からスタートしました。
現場での子どもたちのさまざまな事例、経験から「学習支援をするだけでは、子どもたちが抱える課題解決にはならない」と痛感しました。
教育は、日本だけではなく世界においても大変重要なものです。
教育を受けることによって、希望する職に就け、溢れかえる情報の中から自分にとって適切な取捨選択をできる手助けにもなります。
貧困の連鎖を断ち切るきっかけとして大きな役割となることは間違いありません。
しかし、子どもたちにとって生活の基盤は「家庭」です。
学習支援をしても、家庭内で問題があれば学習はなかなか進まず、進路決定にも支障をきたすことがあります。
そのようなことを踏まえ、現在LFAは以下5点の支援を中心に、子どもたちを「包括的にサポート」しています。
- 学習支援
- 居場所づくり
- 食事支援
- 保護者支援
- 訪問支援
学習支援では、一人ひとりにフォローできるよう少人数に対し学習指導をしています。しっかりとしたカリキュラムを組み、子どもたちの学習向上のサポートをしています。
学校の授業がよくわかるようになり、学力テストでも平均10点以上の伸びが見られます。
居場所づくりでは、子どもたちが家庭・学校以外で安心して過ごせる場の提供をしています。居場所拠点にはゆいちゃんのようなネグレクト傾向にある子どもたちもおり、生活習慣が身についていない場合も少なくありません。そのような子どもたちには生活リズムづくりをサポートしていきます。
食事支援では、温かいご飯を提供し、栄養のサポートと共に人と食卓を囲む温かさも子どもたちが感じられるようにしています。準備や片付けなどは子どもたちも積極的に参加するようにしています。
保護者支援では、どのように子どもと関わっていったら良いか等、保護者が抱える悩みに寄り添い、子どもと保護者がより良い関係性を築けるようサポートしています。
保護者アンケートでは、子どもへの声かけで「失敗したときにはげますこと」や、「結果が悪くても努力したことを認めること」が増えたと多くの方が回答しています。
これらの包括支援とは別に、LFAでは政策提言の活動にも力を入れています。
「制度、政策として国費で対応していく」ために、国や自治体へ働きかけを行っています。現在LFAだけではカバーしきれていない、全国の困難を抱える子どもたちに支援を届けることに繋げるための活動です。
そのほか、LFAでは、これまで培ってきた実践的な支援のノウハウを全国の子ども支援団体や企業に提供しています。
他の子ども支援団体とも繋がり、さまざまな地域でLFAの「包括的支援」を広げています。
30秒で終わる「Learning for All 」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!
生まれ育った環境や与えられた教育など、様々な環境の差で子どもたちの人生の可能性が左右されている…反対に生まれ育った環境が厳しいものだったとしても、教育など様々なサポートがあれば、子どもたちの未来は変わる可能性があるともいえます。
私たちがこうしている、まさに今、子どもたちは多くの困難を抱え苦しんでいます。
そんな子どもたちに学習支援だけでなく、居場所支援、食事支援や保護者支援など包括的なサポートを行っているLearning for All 。
このような活動を応援し子どもたちを支えることが、あなたにもすぐにできます。
それは、Learning for All の活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。

\かんたん3問!たったの30秒!/
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をLeaning for All さんに届けることができます。
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!
※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年5月末時点で、なんと37万人を超える方が無料支援に参加してくださり、370万円以上の支援金をLeaning for All さんにお届けできています!

全国には「今この瞬間」困っている子どもがたくさんいます。Learning for All は、活動を通じてその子たちとたくさん繋がっています。しかし、私たちだけでその子たちを支えるのは難しいです。
一人でも多くの人に寄付や支援という形でLearning for All の活動を応援していただき、困っている子どもたちに温かい手を差し伸べていただけると嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
「困難を抱える子どもたちのために何かしたい!」
「子どもたちを支える現場の声をしっかり国に届けてほしい!」
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
あなたのご支援が、苦しんでいる子どもたちの未来を変える力となります。
\かんたん3問!たったの30秒!/
※情報提供:NPO法人Learning for All