食事は給食だけ…困難を抱える子どもたちに、本当に必要な支援とは?

<PR>認定NPO法人Learning for All

今、苦しさを抱えている子どもたちが日本にいます

1日の食事のメインは給食、朝や夜はたまにしか食べられない。
親は朝から深夜まで働きづめでいつも家では一人きり。
洋服は季節ごとに数着しか持っていないため連日同じ服を着ている。
体操服のサイズが小さくなっても、新しいものに買い替えてもらえない。
学校が終わって家に帰ると、働く親の代わりに幼いきょうだいの世話や家事に追われて自分の時間や勉強する時間が持てない。
 
一見すると「普通の子ども」にも思えるかもしれません。
飢餓状態でもなければ、住む家もあり、小学校へ通うこともできています。
しかし、心身ともに健全な暮らしとは到底言うことができません。
 
このような、経済的に不安定な家庭に育つ「貧困状態の子ども」たちが、日本において9人に1人もいることを、あなたはご存じでしょうか。
 
少子化が進んでいるにも関わらず、子どもの虐待件数、自殺者数は増え続けています。
 
経済的に豊かな国と言われる日本で、あなたがこの記事を読んでいる今も、苦しんでいる子どもたちがいるのです。

「私は小さなお母さん」しっかりもののお姉ちゃんの本当の気持ちとは

※写真はイメージです。

莉子ちゃん(仮名)は、8歳になったばかりの明るく元気な小学2年生。
お母さんと、5歳の弟の3人暮らしです。
 
お母さんは仕事のため、莉子ちゃんの登校時間よりも早く家を出ていきます。
また一度家に帰ってからまた別の仕事場へ行くこともあり、夜は弟とふたりきりで過ごすことも少なくありません。
 
お母さんの仕事はどちらもパートのため、掛け持ちしているものの決して余裕のある暮らしではありません。
 
朝は、いつも自分で起きて身支度を整えます。
朝ごはんはキッチンに置いてある半分に切ってある食パンを1枚だけ食べます。
弟は保育園に行っているため、朝は一人きりで家の中はシーンと静まり返っています。
食器を洗ったり、洗濯物を畳んだりして、8時になると小学校へ向かいます。
 
お母さんから頼まれているわけではありませんが、「莉子は小さなお母さんみたいね」と褒めてもらって以来、莉子ちゃんにとっては大切なお手伝いとなりました。
 
学校では、明るく元気な莉子ちゃんは、いつも友だちに囲まれています。
休み時間には一緒に鬼ごっこしたり、教室の中で絵を書いたり…。
 
しかし、莉子ちゃんにとって悲しい時間があります。
それはお友だちが「お休みの日、パパと映画を観に行ったの」「アニメのキャラクターの文房具、買ってもらったんだ」といった話をするとき。
 
今まで莉子ちゃんは映画館に行ったことはありません。
キャラクターの文房具は、自分が欲しいと思ったものを買ってもらったことはありません。
 
いつもお母さんが一生懸命家計をやりくりしていることを、幼いながらも分かってきた莉子ちゃんは、小学生になってからは「あれを買って」「これが欲しい」とお母さんに言うことがなくなりました。
 
お友だちの話を聞きながら、笑顔で相槌を打つ…それが莉子ちゃんの精一杯です。
 
4時過ぎに学童から家に着くと、ちょうどお母さんが弟と保育園から帰ってきたところでした。
けれど、お母さんはまたすぐに仕事のために家を出てしまいます。
 
お母さんのいない夜ご飯は、だいたいうどんです。
お母さんがスープを用意してくれていて、温めてうどんを入れるだけ。
 
すると今日は弟が「何かもっと入れたい!」と言い出しました。
 
莉子ちゃんは、弟を連れて近くのスーパーへ買い出しに出かけました。
お母さんから預かっているお金を握りしめて…。
 
けれど実際にスーパーに着くと、うどんに何を入れたらいいのか、わからなくなってしまいました。
野菜は包丁を使わないといけない…勝手に使ってケガしたら怒られちゃう…
お肉は火を使わないといけない…火はもっと怖い…
 
夕方のスーパーはたくさんの人が急ぎ足でどんどんと進んでいきます。
莉子ちゃんは、急に心細くなり、弟の手をひっぱって何も買わずに家に帰りました。
 
冷蔵庫をのぞいたら、卵がありました。
一個だけなら、、と弟のうどんにだけ卵を入れてあげました。
 
「ねぇねは入れないの?」と弟に聞かれると「うん!だって莉子は小さなお母さんだからね!」と答えました。
 
お母さんもよく、子どもたちにだけご飯の量を増やしたり、品数を増やしてくれたりしていることに、莉子ちゃんは気づいていました。
 
お友だちと同じようにどこかへお出かけしたり、何かを買ってもらったり、習いごとをしてみたりしたい。
 
口には出さないけれど、これも莉子ちゃんの本当の気持ちです。
 
けれど、それよりも…
「お母さんともっと一緒にいたい。お母さんの作ったご飯を、お母さんと弟と一緒に食べたい」
これが、小さなお母さん、莉子ちゃんの一番の願いです。

莉子ちゃんたちの元に差し込む光…温かさにあふれた出会いとは

※写真はイメージです。

ある日、莉子ちゃんはスクールソーシャルワーカー※から「Learning for All (LFA)」という団体が運営している「居場所拠点」の存在を教えてもらいました。
※問題を抱える児童・生徒を取り巻く環境へ働きかけたり、関係機関等との連携・調整を行ったりする人
 
食事提供や学習支援を無償でしてくれるというので、お母さんに連れて行ってもらい弟と一緒に見学にいくことにしました。
 
「居場所拠点」に着くと、優しいお兄さんやお姉さんたちが待っていました。
 
学校の勉強で分からないところを丁寧に教えてくれます。
いっぱい遊んでくれます。
そして、提供される食事を姉弟ふたりだけでなく、たくさんの人と笑いながら食べることが何よりも楽しい時間でした。

 
すっかり「居場所拠点」を気に入った莉子ちゃんたち。
通っていくうちに、莉子ちゃんたちにとって、第二の家のような温かい場所となりました。
 
ある時、お母さんがお布団の中で莉子ちゃんにこっそり話しかけてきました。
「莉子、いつもありがとう。お母さんすごく助かってる。でも、莉子も、もっと甘えていいんだよ。頑張らなくっても大丈夫だよ。」
 
その言葉に、思わず涙が溢れてきた莉子ちゃん。
その日は、久しぶりにお母さんにぎゅっと抱きつきながら眠りました。
 
実は、「居場所拠点」はお母さんに対してもフォローがあったのです。
「何か困っていることはありませんか?」誰かに親身になってもらうなんて、久しぶりの経験でした。
また莉子ちゃんの本音を、それとなく伝えてくれていました。
 
なんでも自分で行動してくれ、手伝いもしてくれ、あまりわがままも言わないしっかり者の莉子ちゃんが、まだ小学2年生の小さな女の子であることを忘れかけてしまっていたことに気づいたお母さん。
 
女手一つで子育て、日々仕事に追われ、子どもたちに何もしてあげられていない…そんな罪悪感でいっぱいだったお母さんにとっても「居場所拠点」は心の中の温かい光となっています。

LFAが手を差し伸べるのは「困難を抱える子ども」たち。

LFAは2010年に、困難を抱える子どもたちへの学習支援からスタートしました。
現場での子どもたちのさまざまな事例、経験から「学習支援をするだけでは、子どもたちが抱える課題解決にはならない」と痛感しました。
 
教育を受けることによって、希望する職に就け、溢れる情報の中から自分にとって適切な取捨選択をできる手助けにもなります。
貧困の連鎖を断ち切るきっかけとして大きな役割となることは間違いありません。
 
しかし、子どもたちにとって生活の基盤は「家庭」です。
学習支援をしても、家庭内で問題があれば学習はなかなか進まず、進路決定にも支障をきたすことがあります。
 
そのようなことを踏まえ、現在LFAは以下5点の支援を中心に、子どもたちを「包括的にサポート」しています。

  1. 学習支援
  2. 居場所づくり
  3. 食事支援
  4. 保護者支援
  5. 訪問支援

学習支援では、一人ひとりにフォローできるよう少人数に対し学習指導をしています。しっかりとしたカリキュラムを組み、子どもたちの学習向上のサポートをしています。
学校の授業がよくわかるようになり、学力テストでも平均10点以上の伸びが見られます。
 
居場所づくりでは、子どもたちが家庭・学校以外で安心して過ごせる場の提供をしています。居場所拠点にはネグレクト傾向にある子どもたちもおり、生活習慣が身についていない場合も少なくありません。そのような子どもたちには生活リズムづくりをサポートしていきます。
 
食事支援では、温かいご飯を提供し、栄養のサポートをするとともに人と食卓を囲むことの温かさも子どもたちが感じられるようにしています。準備や片付けなどは子どもたちも積極的に参加するようにしています。
 
保護者支援では、どのように子どもと関わっていけばいいかなど、保護者が抱える悩みに寄り添い、子どもと保護者がより良い関係性を築けるようサポートしています。
保護者アンケートでは、子どもへの声かけで「失敗したときに励ますこと」や、「結果が悪くても努力したことを認めること」が増えたと多くの方が回答しています。
 
こういった包括支援とは別に、LFAでは政策提言の活動にも力を入れています。
「制度、政策として国費で対応していく」ために、国や自治体へ働きかけを行っています。現在LFAだけではカバーしきれていない、全国の困難を抱える子どもたちに支援を届けることに繋げるための活動です。
 
そのほか、LFAでは、これまで培ってきた実践的な支援のノウハウを全国の子ども支援団体や企業に提供しています。
他の子ども支援団体とも繋がり、さまざまな地域でLFAの「包括的支援」を広げています。

30秒で終わる「Learning for All 」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

生まれ育った環境や与えられた教育など、様々な環境の差で子どもたちの人生の可能性が左右されている…反対に生まれ育った環境が厳しいものだったとしても、教育など様々なサポートがあれば、子どもたちの未来は変わる可能性があるともいえます。
 
私たちがこうしている、まさに今、子どもたちは多くの困難を抱え苦しんでいます。
 
そんな子どもたちに学習支援だけでなく、居場所支援、食事支援や保護者支援など包括的なサポートを行っているLearning for All 。
 
このような活動を応援し子どもたちを支えることが、あなたにもすぐにできます。
それは、Learning for All の活動に関する3問のアンケートに回答するだけ。

 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をLeaning for All さんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
  2025年5月末時点で、なんと37万人を超える方が無料支援に参加してくださり、370万円以上の支援金をLeaning for All さんにお届けできています!  

▼「Learning for All 」代表理事 李さんから頂いたメッセージ

全国には「今この瞬間」困っている子どもがたくさんいます。Learning for All は、活動を通じてその子たちとたくさん繋がっています。しかし、私たちだけでその子たちを支えるのは難しいです。
 
一人でも多くの人に寄付や支援という形でLearning for All の活動を応援していただき、困っている子どもたちに温かい手を差し伸べていただけると嬉しいです。

 
ここまで読んで頂きありがとうございました。
 
「困難を抱える子どもたちのために何かしたい!」
「子どもたちを支える現場の声をしっかり国に届けてほしい!」
 
このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して無料支援に参加してみませんか?
 

あなたのご支援が、苦しんでいる子どもたちの未来を変える力となります。
 

 

※記事の中に出てくる子どもの事例は、プライバシーの保護の観点から事実をもとに再構成しております
※情報提供:NPO法人Learning for All