<PR>
日本では9人に1人。「貧困」が理由で夢を諦めてしまう子どもたちがいる現実。
日本は先進国でありながら「子どもの貧困率」が11.5%あります。特にひとり親世帯では44.5%と、実に2人に1人が貧困状態にあり、これは先進国の中でも最悪のレベルです。
出典:厚生労働省 国民生活基礎調査 / OECD Family Database ”Child poverty”
貧困が子どもへ及ぼす影響は大きく、学費の支払いが困難なために高校や大学への進学を諦め、就職する道を選ぶ人も少なくありません。
やりたい仕事に就けないなど、子どもたちが夢を諦めなければいけない現実があります。
また、こうした子どもたちは日々の食生活も不規則な場合も多く、成長期の子どもたちの健やかな成長に支障をきたしてしまいます。
このように貧困は勉強の機会を奪うだけでなく、子どもの人生を変えてしまうほどの大きな問題と言えるのです。
「学校にも、家にも居場所がない…」自分の未来に希望を持てないゆうさんの日常とは
※画像はイメージです
中学2年生のゆうさん(仮名)は、お母さんと2人暮らしです。
両親はゆうさんが小学2年生の時に離婚…それを機にお母さんは精神的に不安定な状態になってしまいました。現在は生活保護をもらっていますが、日々厳しい暮らしを送っています。
お母さんの体調には波があり、一日中寝たきりという日も少なくありません。
ゆうさんは「お母さんを支えたい」という思いから、多くの家事を担っていました。
「ゆうのつくるご飯はおいしいわね」
料理が得意だったお母さんにそう言われたことをきっかけに料理が好きになり、小学生の頃から料理を手伝ってきました。
お母さんが寝たきりの日には、ゆうさんが料理を担当しています。
自分で節約メニューを考え、学校帰りにスーパーで買い物をし、調理をするというのは簡単なことではありません。
最近は、野菜も値段が高くなってしまい、一回の買い物の予算が厳しくなってきました。
そのうちに、やりくりを考えるのも、料理をすることも億劫になってしまい、カップ麺や菓子パン、納豆や豆腐ばかりを買うようになりました。
自分には給食があるから…そう思い節約のためにご飯を抜く日もあります。
そんな時は「お母さんが寝てる時にもう食べたから、お母さんはこのお惣菜食べてね」と言って心配をかけないようにしています。
次第に、偏った栄養のせいか体調不良になることもあり、学校の授業にも集中できなくなってしまったゆうさん。
授業についていけず、成績はどんどん下がっていきます。
体力が続かず、体育も見学したり保健室へ行ったり…
塾などの習い事も、休みの日に友だちや家族と映画館やカラオケへ行くことも、かわいい洋服を買うことも、ゆうさんはほとんど経験したことがありません。
部活も、本当は吹奏楽部に憧れていましたが、合宿やその他の遠征費など多くの費用がかかることを知り諦めました。
楽しそうに学校生活や日常を送っているように見える友だちが遠く感じ、気づけばひとりきりでいる時間が増えてきました。
「みんなと違う私は、学校に居場所なんてないんだ…」
「今どこにいるの?」「いつ帰ってくるの?」
ゆうさんを心配するお母さんは、ゆうさんが外にいると頻繁に連絡をしてきます。
そんなお母さんに対してイライラしてしまい強く当たってしまうことも少なくありません。そのたび、お母さんの悲しい顔を見ては「お母さんは病気なんだから…私ががんばらないといけないのに…」と自分自身を責めていました。
そんな状況を誰にも相談できず、ゆうさんは身も心も限界が近づいていました。
ゆうさんの運命を変える、『放課後学校』との出会いとは?
ある日、ゆうさんが学校から帰ってきてポストをあけると認定NPO法人カタリバの運営する「放課後学校の案内」というチラシが入っていました。
・週6日の夕食、土日や長期休暇中には昼夜2食の提供
・少人数の学習クラス
これらを無料で受けられるというのです。
ゆうさんは、新しい誰かと話すことに不安もありましたが、お母さんに相談して「放課後学校」を尋ねてみることにしました。
何より「ご飯が無料で食べられる」のはゆうさんにとっても大きな魅力でした。
「放課後学校」では、大人の女性スタッフ、少し年上の大学生のお姉さんが温かくゆうさんを迎え入れてくれました。
実は、お母さんが事前に「娘は男性が苦手なので、女性の方が対応してくださいませんか?」と連絡をくれていた為、そのような対応で出迎えてくれたのです。
放課後学校にはゆうさんと似たような境遇にいる子も多く「自分だけじゃないんだ…」そう思うと孤独から抜け出したような気持ちになりました。
この日からゆうさんは毎日のように「放課後学校」へ通うように。
温かい食事を、お腹いっぱい食べられる喜びは、想像以上のものでした。
しかも食事はスタッフたちと一緒に作ることもあるので、これまでの経験を発揮できると、ゆうさんは腕を奮います。
※画像はイメージです
「放課後学校」のみんなが、自分の作ったご飯を「おいしい!」とうれしそうに食べてくれる姿を見て、ゆうさんも顔がほころびます。
いつの間にか、男性スタッフや同年代の男の子たちとも自然に会話ができるようになっていました。女の子の友だちもできました。
ゆうさんにとって、放課後学校はなくてはならない存在となっていきました。
プラスの連鎖…将来の夢を見つけたゆうさん
※画像はイメージです
栄養たっぷりの食事を摂るようになると、毎朝スッキリ起きられるようになっていきました。
それまで気力の湧かなくなっていた家での料理もやる気が出てきて、しっかり食べるようになるとさらに活力が出てきました。
学校の授業も集中できるようになり、分かるようになってくると勉強が楽しいと思えるようになったゆうさん。
放課後学校の自習室にも自ら通い、積極的にお兄さんお姉さんに質問をしています。
来年は受験生になるゆうさん。
やりたいことも、なりたいものもない…自分は何にもなれっこない…
そんな風にまで思っていたゆうさんですが、「放課後学校」で料理が大好きだということに改めて気づき、「栄養士になりたい」という夢ができました。
家でお母さんにそのことを話すととても喜んで、応援してくれています。
お母さんは「ゆうに頼りすぎていたね、ごめんね」と、それまで頻繁にあった連絡が減ってきました。
精神的にも落ち着いてきたことで、近くのスーパーで働けるようになり、毎日の料理も作れるようになったそうです。
すっかり自信を取り戻したゆうさん、今は将来の夢に向かい「食品科」のある都立の専門学校を目指して励んでいます。
カタリバの運営する放課後学校へやってくる子どもたち
※画像はイメージです
カタリバの運営する「放課後学校」には、様々な家庭環境の子どもたちがやってきます。
経済的に厳しく栄養の足りていない子、両親が仕事などで夜ひとりきりでご飯を食べる子、家族の介護・弟や妹の世話に追われ自分の時間がない子…外側からではわからないような困難を抱えている子どもたちがいます。
周りと異なる家庭環境を、誰にも話せず、孤独に耐えるしかなかった子どもたちにとって、「放課後学校」は安心・安全の居場所になっています。
それまでの孤独や不安を誰かに聞いてもらい、受け止めてもらえることは何にも代えがたい喜びです。
心身共に満たされて、ようやく未来への夢や希望を持つことができます。
子どもたちは少しずつ自信を取り戻し、未来への活力が湧いてきます。
カタリバでは、そういった子どもたちに寄り添うため、放課後学校の運営を行っています。
食事の提供だけでなく、ひとりひとりに合った学習支援、地域の人たちや他の団体、企業などとも協働し、ものづくり・スポーツ・音楽・家庭菜園など、さまざまな体験プログラムやイベントを企画し、子どもたちの成長を見守っています。
30秒で終わる「カタリバ」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!
家庭環境に困難を抱えている場合など、子どもたち自身ではどうすることもできず、自分の将来に希望を持つことができません…。
しかし、どのような環境に生まれ育ったとしても、子どもたちが信頼できる先輩や大人たちがサポートをしていくことで、子どもたちの未来は変わっていく可能性が大いにあるのです。
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をカタリバさんに届けることができます。
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!
※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年5月末時点で、なんと45万人を超える方が無料支援に参加してくださり、450万円以上の支援金をカタリバさんにお届けできています!
集まった支援金は、居場所支援での教材費用や、食事の準備費用などの、運営費用として使用されます。
\かんたん3問!たったの30秒!/

アンケートの内容は、私たち「カタリバ」の活動内容に関する簡単なもので、3問ですべて2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知っていただければ幸いです。また回答内容は、今後の活動の参考にさせていただきます。
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援にご参加ください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
「子どもたちのためになにかしたい!」
「子どもたちに笑顔を届けたい!」
あなたがほんの少しでもそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?
\かんたん3問!たったの30秒!/
最後に、支援を受けた子どもたちからのメッセージをご紹介します。(※)

放課後学校に通いはじめてから、高いお金をかけなくても、いろいろなことに挑戦できるということを知りました。私が一番楽しみにしているのはご飯です。お腹いっぱい食べて、幸せな気分になったあと、また勉強を頑張ることができます。放課後学校のおかげで、私達の興味は広がり、未来も広がり続けています。

放課後学校は、私の知らない世界を見せてくれたり、出会ったことのない人と巡り合わせてくれました。そんな経験をして、私の考え方は変わりました。自分のはるか上にあるような高校を目指し、結果、希望の学校に入学することができました。放課後学校と出会ったことで、勉強を頑張ることができたのはもちろんのこと、たくさんの人に出会い、たくさんの気持ちを知ることができました。
私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。
※記事中で使用されている写真はイメージ画像です。