経済的に苦しく不規則な食生活…体調を崩し学校の授業に着いていけない子どもたちの現実とは?

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日本では7人に1人。「貧困」が理由で夢を諦めてしまう子どもたちがいる現実。

日本は先進国でありながら「子どもの貧困率」が高く、貧困家庭で育つ子どもへの影響が問題となっています。 実に7人に1人の子どもが貧困の状態にあるといわれており、これは世界的にみても最悪のレベルです。

出典:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」/OECD(2016)Family database”Child poverty”

貧困が子どもへ及ぼす影響は大きく、学費の支払いが困難なために高校や大学への進学を諦め、就職する道を選ぶ人も少なくありません。

やりたい仕事に就けないなど、子どもたちが夢を諦めなければいけない現実があります。

また、こうした子どもたちは日々の食生活も不安定な場合も多く、成長期の子どもたちの健やかな成長に支障をきたしてしまいます。

このように貧困は勉強の機会を奪うだけでなく、子どもの人生を変えてしまうほどの大きな問題と言えるのです。

経済的に苦しく不規則な食生活で勉強にも影響が出てしまった、かえでさん。

中学校に通う「かえでさん」のエピソードをご紹介します。

かえでさんはお母さんと2人暮らしですが、かえでさんのお母さんは、病気を患っているため満足に仕事ができず、収入も少なく2人の生活は経済的にとても厳しい状態です。

病気のお母さんは食事を毎日は作ることはできず、そのためかえでさんは家で十分な食事を摂ることができない日もありました。

学校がある日なら給食がありますが、夏休みなど長い休みに入ると、給食も食べれなくなり、お腹を空かす日もあったようです。

不規則な食生活のせいか、体調を壊すこともあり、次第に学校の勉強もついていけなくなりました。家で、お母さんと言い合いすることも増えてしまいました。

「学校に行っても、勉強についていけない・・・」

「家にいても、居場所がない・・・」

勉強がわからなくなってしまい自分に自信が無くなっていき、 将来に希望を持つようなこともなくなっていきました。

かえでさんが出会った『放課後学校』

そんな中、かえでさんのお家のポストに、ある案内が届きました。それは、認定NPO法人「カタリバ」が運営する無料で通える『放課後学校』の案内でした。

不安はありましたが、休みの間も毎日ご飯が食べられること、一人ひとりに寄り添って勉強を教えてくれるところに惹かれ、かえでさんはその放課後学校へ通い始めました。

放課後学校に行ってみると、自分と似たような環境で育ち、同じ悩みを持つ生徒がたくさんいました。親身になって話を聞いてくれる、NPOスタッフやボランティアのお兄さん、お姉さんもいました。

勉強も学校も諦めかけていたけれど、放課後学校ではお兄さんお姉さんが教えてくれたり、応援してくれる。勉強が楽しくなった彼女は、毎日のように自習室に通い、遅れていた分も取り戻すことができました。

放課後学校に通うようになり、料理が好きなことに気付いたかえでさん。「栄養士の資格をとりたい」という目標ができました。今は、公立の高校で「食品科」があるところを目指して、日々頑張っています。

放課後学校にやってくる子どもたちの現実

多くの貧困家庭では生活を維持するために親の残業・夜勤が多くなるほか、収入を少しでも増やすために昼から夜遅くまで働き詰めになることも珍しくありません。

「カタリバ」にやってくる子どもたちは、そうした家庭で暮らす子が多く、『子どもが一人で食事を摂り、一人で寝る』という生活を子も少なくありません。

その結果、食事の栄養のバランスが偏ってしまったり、家では誰も話し相手がいない孤独感を感じたりと、身体と心への負担が大きくなる一方です。

こうした状況では、心身を成長させることができず、頭の働きが活発でなくなり、意欲も削がれてしまうために、学校の勉強についていけなくなってしまうのも容易に想像ができます。

放課後学校の活動内容とは?

「放課後学校」では、以下のような活動をしています。

①週6日、平日の夕方と休日の日中に子どもたちを迎える
②夕食を無料で提供する
③子ども一人ひとりに合わせた学習支援を行う
④貧困や孤独など、同じ悩みを抱える子どもたち同士が気を許せる関係を作る
⑤スタッフやボランティアが子どもたちの悩みに親身になって寄り添う

これまで誰にも不安や悩みを話せず、家で孤独に耐えていた子どもたちにとって、生活や将来への不安をスタッフに親身になって聞いてもらい、受け入れてもらえることが喜びとなり、新たな活力となります。

放課後学校では孤独や不安を抱える子どもたちに安心してもらえる関係性を築き、安らぎと明日への力を得るかけがえのない場所となっています

30秒で終わる「カタリバ」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

紹介したかえでさんの日常のように、子どもたち自身ではどうすることもできない家庭環境などの問題を抱え、自分の将来に希望を持てない子どもたちがいる…。

それが先進国である、日本の現状なのです。そんな子どもたちを支援している、認定NPO法人カタリバさん

子どもたちを応援したいと思ったあなたにもできる簡単な支援方法があります。

 
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をカタリバさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2024年2月末時点で、なんと42万人を超える方が参加してくださり、420万円以上の支援金をカタリバさんにお届けできています!  

集まった支援金は、居場所支援での教材費用や、食事の準備費用などの、運営費用として使用されます。

 

▼「認定NPO法人カタリバ」 常務理事 鶴賀さんからのメッセージ

アンケートの内容は、私たち「カタリバ」の活動内容に関する簡単なもので、3問ですべて2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知っていただければ幸いです。また回答内容は、今後の活動の参考にさせていただきます。

ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援にご参加ください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

「子どもたちのためになにかしたい!」

「子どもたちに笑顔を届けたい!」

あなたがほんの少しでもそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

最後に、支援を受けた子どもたちからのメッセージをご紹介します。(※)

●ご飯が1番の楽しみ
放課後学校に通いはじめてから、高いお金をおかけなくても、いろいろなことに挑戦できるということを知りました。私が一番楽しみにしているのはご飯です。お腹いっぱい食べて、幸せな気分になったあと、また勉強を頑張ることができます。放課後学校のおかげで、私達の興味は広がり、未来も広がり続けています。
●放課後学校は心の居場所です
放課後学校は、私の知らない世界を見せてくれたり、出会ったことのない人と巡り合わせてくれました。そんな経験をして、私の考え方は変わりました。自分のはるか上にあるような高校を目指し、結果、希望の学校に入学することができました。放課後学校と出会ったことで、勉強を頑張ることができたのはもちろんのこと、たくさんの人に出会い、たくさんの気持ちを知ることができました。

私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。

出典:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」/OECD(2016)Family database”Child poverty”
「子どもの貧困率」とは相対的貧困率のことであり、一定基準を下回る所得の家庭で育つ子どもの割合のことを指します。
情報提供:認定NPO法人カタリバ
※記事中で使用されている写真はイメージ画像です。