勉強する機会を奪われた子どもたち・・・。母の代わりに家事をこなす、みさきさんの生活とは?

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母の代わりに家事をこなす
中学に通うみさきさん(仮名)の生活

2人姉弟の長女として生まれたみさきさんは、中学3年生。
お母さんと年の離れた弟との3人暮らしです。

経済的に厳しい状況の中、お母さんは昼夜を問わず仕事をしています。
家計を支えるために働いているお母さんの代わりに、毎日の食事の準備と弟の面倒は、みさきさんの役目です。

学校から帰ってくると、すぐにスーパーへ足を運び、夕食の準備。

ご飯は弟と2人で食べます。

夕食の片付けをしたあとは、弟の宿題を見て、終わったら遊び相手。

しかし、高校受験も控える中学3年生になってから、みさきさんは次第に忙しさに追われるようになり、勉強時間が取れなくなっていきました。

疲れがたまって学校を休んでしまうこともあり、授業がわからなくなってしまい、希望の高校に受かることも危うくなっていきました。

友達にもお母さんにも相談できる余裕もなく、一人で抱え込む日々が続きました。

不安が大きくなると食事が喉を通らなくなり、体調を崩してしまうこともありました。

「だれにも相談できない・・・」

みさきさんが出会った放課後学校

そんな中、みさきさんのもとへ、ある案内が届きました。
それは、NPO法人が運営する無料で通える『放課後学校』の案内です。

無料で勉強を教えてくれる場所だったので、その放課後学校に通ってみることにしました。

放課後学校には、精神的に不安定だったみさきさんを応援してくれるお兄さんやお姉さんがいました。

みさきさんは、次第にその放課後学校で安心して勉強できるようになり、生活のリズムを取り戻していくことができました。

弟のためのご飯作りも、お母さんと分担できるようになり、受験に向かって前向きに取り組めるようになりました。

いままで弟のご飯をつくっていたみさきさん。
放課後学校では、みんなの食事づくりをすすんで手伝うようになりました。

「よし。やってみよう!」
一時は忙しさや悩みのなかにいたみさきさんでしたが、放課後学校で自らイベントを企画するなど、以前では考えられないような意欲がでてくるようになりました。

「多くの人にみんなでご飯を食べることのすばらしさを伝えたい」

将来は子ども食堂を開くという夢を抱くようになりました。

放課後学校で安心や夢を得たことにより、勉強にも集中できるようになり、授業にもついていけるようになりました。
そして、食事や栄養についても勉強できる高校に合格しました。

安らぎと明日への力を得る『第3の場所』

みさきさんが通っている、放課後学校。
週6日、平日の夕方と、休日の日中の時間帯に子どもたちを迎えています。
運営しているのは、認定NPO法人カタリバというNPO団体です。


この放課後学校の1つで施設長を務めているのが、カタリバ職員の小川元樹さん(仮名)。
実は小川さん自身も、母子家庭で育ったそうです。

だからこそ放課後学校へやってくる生徒たちが抱えている状況や悩みを、 自分のことのように理解することができる、と小川さんは語ります。

そんな小川さんの経歴ですが、飲食業界を経て、デザイン、インテリア関連のクリエイティブ業界など異色業種から 2009年にNPOカタリバへ転職されています。
様々なことを意欲的に学び、自らスキルを身に付け、今の仕事に至りました。

「自分が今、どうして充実した生活を送れているのか。」

それは、お母様の賢明な支えによるところはもちろんのこと、親戚、近所の人など”様々な生き方をする大人との関わり”があり、 そこから得たものがとても多かったからだそうです。
ただ、それらは自分で意識的に求めていったものではなく、幸運なことに「そこにあった」環境でした。 「自分は本当にラッキーだった」小川さんは、そう思っています。

子どもたちの中には、家庭内の信頼関係さえ危うい子もいます。

だからこそ家庭以外の周囲が目を配り、子どもたちをみんなでサポートしていくことが大切だと、 小川さんは確信して日々活動を続けているのです。

30秒で終わる「カタリバ」の活動に関するアンケートに答えて、
無料でできる支援に参加しよう!


紹介したみさきさんの日常のように、『住むところはあって、毎日食べるものに困るほどではない』
しかし、子どもたち自身ではどうすることもできない家庭環境などの問題を抱え、自分の将来に希望を持てない子どもたちがいる…。

それが先進国である、日本の現状なのです。

そんな子どもたちを支援している、認定NPO法人カタリバさん。

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金がカタリバさんに届けられます。

支援にかかる費用は、サポーター企業が負担するため、あなたに費用はかかりません!

2018年5月に始めたこの取り組み。
2020年11月末時点で、なんと36万人を超える方が参加してくださり、3,675,970円の支援金をカタリバさんにお届けできたのです!

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「子どもたちを応援したい!」

もしあなたがそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか? >>アンケートに答えて支援する<<

情報提供:認定NPO法人カタリバ
※子どもたちのプライバシーを守るため、実際にカタリバが接している子どもたちの事例から、一部内容を変えて掲載しています。
※カタリバ職員のプライバシー保護のため、仮名にて記載させていただいています。