<PR>
「私には本当は夢があって…、学校へ行って勉強というものをしてみたかったなあ」
だまされて売春宿に売られた少女が、20歳で亡くなる前に漏らした言葉です。
未成年の少女たちが、だまされて売春宿に売られる。
世界では年間100万人(※)もの子どもが、人身売買の被害者になっていると言われています。
※出典:ILO 2017年 Global Estimates of child Labour RESULTS AND TRENDS,2012-2016
12歳の少女が1万円で売られてしまう人身売買が一人の女性に衝撃を与えた
東南アジアの貧しい農村に暮らしていた12歳の少女が、家族の生活を支えるために働きに出た先で人身売買の被害にあってしまった。
少女は毎日恐怖と暴力に怯えながら生活し、エイズを発症し20歳という若さでこの世を去ってしまう…。
この実話を、大学の国際問題の授業で配られた新聞記事で知った村田早耶香さん。
人身売買の解決を目指し様々な取り組みを行っている認定NPO法人かものはしプロジェクトの共同創業者です。
このことを知った2001年、村田さんは大学2年生でした。
「当時の私と1歳しか違わない人がこんな風に売られてしまう。
家族のために働く優しい親孝行な子が、こんな風に深く傷つけられて亡くなってしまったということが衝撃でした。」
ごく一般的な大学生だった村田さん。
ファッションに興味があり、サークル活動を楽しむ毎日。
自分は親が学費を出してくれて大学へ行っている一方、生まれた環境が違うだけで、親孝行な彼女は勉強をすることを夢見ながら亡くなっているという、そんな現実を知ったのです。
当時、彼女が売られた金額は日本円で1万円だったそうです。
「私がそのとき着ていたワンピースは、ちょうど1万円で買ったばかりのものだったんです。
このワンピース1枚と彼女の命が同じ値段だったということ。
そんな、本当に不条理な現状があることを知りました。」
人身売買の現実を知るためにカンボジアへ渡った村田さん
ただ、生まれた環境が違うだけ。
それなのに、どうして与えられた運命はこんなにも違ってしまうのだろう?
そんな疑問にいてもたってもいられずに、村田さんは大学の夏休みに、カンボジアにある人身売買の被害者を保護している施設を訪ねました。
保護された子どもたちと片言で話し、遊び、人懐っこい笑顔に触れ、同時に彼女たちの哀しい過去を知りました。
そこで出会ったのは、6歳と12歳の姉妹
そこで出会ったのは、6歳と12歳の姉妹。
施設のカウンセラーさんが、二人にはわからないように、英語で彼女たちの状況を教えてくれました。
12歳の子の腕には、保護されたとき、電気ショックによる火傷の跡が無数にあったそうです。
二人は抵抗できないように、電気ショックを与えられながら売春させられていたのです。
姉妹の親は、彼女たちが売られていく先が売春宿であることを知っていたそうです。
借金を背負っていたため、彼女たちを売るしかなかった…
「こんなひどいことは、絶対になくさなくてはいけない…」
「子どもが未来を奪われて苦しんでいる社会を、なんとか変えたい」
絶対にこの問題を解決する。
その強い想いを持って、村田さんは本格的に支援活動をはじめ、「人身売買」の問題解決を目指す「認定NPO法人かものはしプロジェクト」を2002年、大学3年生のときに立ち上げたのです。
村田さんが衝撃を受けた12歳の少女の実話とは
東南アジアの貧しい農村で暮らす少女ミーチャ。母親は病気で亡くなっており、父親は仕事がありませんでした。
そして彼女にはたくさんの弟、妹がいましたが学校には行けず、皆お腹をすかせている状況だったそうです。
「私が働きにでれば、家族が助かる」
親孝行な彼女は、働きに出ました。
しかし、その先で彼女はだまされ、たった10代前半という若さで売春宿に売られてしまったのです。
毎日殴られながら、強制的に働かせられる日々…。
自尊心を傷つけられた挙句、彼女は「エイズ」を発症してしまいます。
「私には本当は夢があって…
学校へ行って、勉強というものをしてみたかったなあ‥‥
もし勉強をすることができたら、私みたいな子どもを売る人を捕まえる警察官になれるから…」
その後彼女は、20歳という若さで亡くなりました。
※出展:大久保真紀著 買われる子どもたちー無垢の叫び
年間100万人もの子どもたちが、世界のどこかで人身売買の被害にあっている現実
世界では年間100万人もの子どもが、性的搾取を目的として売られている状況です。
人身売買問題はなぜ続いてしまっているのでしょうか。
それは、人身売買が業者にとってリスクの低いビジネスであるからです。
例えば、かものはしプロジェクトが活動しているインドでは、業者を罰するための裁判のハードルが高いなどの問題があります。
被害者は大抵貧困層であることから、裁判費用どころか、裁判で証言をするための電車賃すら工面できません。
さらには、被害者が裁判で自らの体験を語り証言することへの精神的な負担が大きいなどの問題もあります。
村田さんの創設した「かものはしプロジェクト」の実績と目標とは?
2002年に立ち上げられたかものはしプロジェクトは、カンボジアで「人身売買が起こらない仕組みをつくる」ための活動を始めました。
活動をはじめたころは、日本人の大学生が、この人身売買という大きな問題を解決するなんてできるわけない、辞めた方がよいというアドバイスばかりだったそう。
しかしかものはしプロジェクトは、カンボジアで警察支援や貧困家庭の女性を雇用する工房の経営を通じ、この課題の解決に尽力。
かものはしプロジェクトや多くの人の力により、カンボジアでは「だまされて子どもが売られる」という問題が解決したと言えるようになったのです。(カンボジア事業は、2018年に自立)
子どもが売られない世界をインドでも
カンボジアで子どもが売られない仕組みづくりができた今、次にかものはしプロジェクトが注力しているのが人身売買の被害の規模が世界最大といわれるインドでの活動です。
インドでは、貧しい農村から遠く離れた大都市に、「よい働き口がある」などとだまされて、子どもや女性が売られています。
連邦制国家であるインドでは、各州の権限が強く、州をまたいで売られてしまった場合に、州の政府や警察同士の連携が困難であるために捜査が適切に行われません。
インドで人身売買をした業者が逮捕され、有罪になるのは、たった数パーセントと言われています。
そんな現状があるなかで、インドで子どもが売られる問題を解決することを目標に掲げています。
世界最大と言われる規模を考えると、簡単な目標ではありませんが、きっとカンボジアでの経験をもとに、同様の成果を上げてくれるのではないでしょうか。
30秒で終わる「かものはしプロジェクト」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!
村田さんが衝撃を受けたミーチャのように、そこで生まれてしまったために、1万円という値段で売られ、勉強することを夢にみながら亡くなってしまう子どもたちがいる…。
そんな子どもたちのために、「人身売買」の問題解決に取り組んでいる、認定NPO法人かものはしプロジェクトさん。
インドで子どもが売られないように、社会の仕組みを変える取り組みや、サバイバー(人身売買被害者)への支援を行っています。
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をかものはしプロジェクトさんに届けることができます。
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!
※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2024年10月末時点で、なんと46万人を超える方が無料支援に参加してくださり、460万円以上の支援金をかものはしプロジェクトさんにお届けできています!
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「子どもたちの未来のために、社会を変えたい!」
もしあなたがそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?