売られてしまう少女たち…世界では年間100万人の子どもが人身売買の被害にあっています。


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大学生が「絶対に、人身売買の問題をなくす」と心に誓った日

『抵抗できないように、電気ショックを与えられながら売春させられていた』

少女の年齢は、6歳でした。
この事実を知った、当時大学生だった村田早耶香さんは言葉を失いました。

村田さんは、大学の講義の中で、世界では多くの子どもたちが人身売買の被害にあっていることを知りました。その現実を”自分の目で確かめたいと、カンボジアへ渡り人身売買被害者の保護施設を訪れていました。

※写真は本エピソードとは関係がありません。

この6歳の少女の名前はサラちゃん(仮名)。

当時カンボジアは東南アジアでも人身売買の被害が大きく、サラちゃんのように6歳くらいの子までもが売春宿へ売られていたそうです。

そして抵抗できないよう、電気ショックを与えられ売春を強要させられていたのです…。

サラちゃんは村田さんと遊ぶ時には、屈託のない笑顔を見せていました。
しかし保護施設のスタッフに聞いたところ、夜になると売春宿でのトラウマから泣き叫び熟睡することが出来ないそうです。

助けられても、後遺症に苦しんでいる事実に村田さんは胸が締め付けられました。

サラちゃんは、実の両親に売られてしまいました。売られる先が売春宿だということは分かっていましたが、多額の借金を抱えていた為、他に方法がなかったそうです…。

村田さんは、サラちゃんのいた施設をあとにした帰り道、強く心に誓いました。

「こんなひどいことは、絶対になくさなくてはいけない…」
「子どもが未来を奪われて苦しんでいる社会を、なんとか変えたい」

こうして、強い決意のもと、村田さんはまだ大学3年生だった2002年に「人身売買」の問題解決に特化した「認定NPO法人かものはしプロジェクト」を共同創業者として立ち上げたのです。

動き出した「かものはしプロジェクト」とは?

かものはしプロジェクトでは、子どもが売られないようにするために、課題の根を断つ、社会の仕組みを変える取り組みを行っています。
活動は2002年からカンボジアではじめ(2018年にカンボジア事業は独立)、
2012年からは人身売買の被害規模が世界最大と言われるインドにて活動しています。

サラちゃんのような被害者をこれ以上出さないために…

インドでは、サバイバー(人身売買被害者)たちの精神的ケア・裁判支援をしながら、そもそも人身売買が起こってしまう社会の仕組みを明らかにし、国や警察などにも働きかけています。


カンボジアでの実績と、インドの未来。女性たちが人生を取り戻すために…

先にも述べた通り、かものはしプロジェクトは、2002年からカンボジアで活動をはじめました。

カンボジアでの人身売買の主たる原因は、貧困によるものでした。

農村で定職につくことはとても難しく、日雇いや季節労働を組み合わせてなんとかやりくりをしているという状況です。
その解決のために、かものはしプロジェクトは最貧困家庭の暮らしを守るコミュニティファクトリー事業を立ち上げました。
村の女性が自分たちの村から通って働くことのできる職場を作ることで、売られる危険をなくし、家族が出稼ぎに出なくても生活できるようになりました。
工房で働く女性たちに、読み書きや計算、貯金などの「生きる力」を身につけて経済的・精神的に自立し、工房以外でも安全に働く機会を持てるよう、取り組んできました。
工房以外の仕事の斡旋や、工房を卒業した後のサポートを続けることで、彼女たちが安全に持続的に働けることを目指しています。

※ファクトリーで働く女性たち

そして以前は人身売買の加害者である業者たちの逮捕に消極的だった警察に対しては、警察訓練支援などによって加害者の逮捕数を増やしてきました。

カンボジアの経済成長や、国連、かものはしプロジェクトを含め様々なNPOの取り組みもあり、5歳や6歳の子どもまでが売られていたカンボジアでしたが、2014年ごろから売春宿に売られる子どもの被害者が激減しました。

人身売買の最大国と言われるインドでの挑戦とは?

カンボジアでの経験を元に、かものはしプロジェクトは現在はインドで活動をしています。

インドでは、「サバイバーに寄り添いともに声をあげる支援」と、「社会の仕組みを変える支援」を行っています。

・心の回復支援
・生活を取り戻すための支援
・裁判支援

※これまでの支援実績より

さらに、支援を受けたサバイバーが、グループをつくり、社会や政府に対する働きかけを行うリーダーとなり活動をしています。

サバイバーリーダーに対しては同じ経験をしていることから被害者も心を開きやすかったり、「私もこんな風に輝くリーダーになれる」と彼女たちのロールモデルになっています。被害者という立場から、リーダーという立場に変わることは彼女たちにとって大きな変革ではないでしょうか。

これは、サバイバーの女性の言葉です。
私も人の役に立つ仕事がしたい。困っている人の力になりたい。もしも私のことを悪く言ったり、攻撃してきた人が私を頼ってきたとしても、私はその人の役に立ちたい。なぜなら、昔の私みたいに、誰からも話を聞いてもらえないという経験をもう誰にもしてほしくないから。

サバイバーリーダーたちの行動や、彼女たちを支えるかものはしプロジェクト、現地パートナーなどがひとつとなり活動をしています。

特定の地域で初めての有罪判決が出たり、これまで認められなかったケースでサバイバーが国から補償金を得ることができるなど、少しずつ連携の成果が出始めてきています。

※画像は本文エピソードに出てくる本人とは関係ありません。

30秒で終わる「かものはしプロジェクト」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

今この瞬間にも「人身売買」により、心も身体も傷つけられている子どもや女性が、世界にはまだまだ多くいます。
「子どもが売られない世界」をつくるために、サバイバーたちへの支援を、そして人身売買の根本的解決のためにさまざまな活動をしているかものはしプロジェクトさん。

誰も売られない世界を、一日でも早くつくるために、私たちにもできる支援があります。

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をかものはしプロジェクトさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年4月末時点で、なんと49万人を超える方が無料支援に参加してくださり、490万円以上の支援金をかものはしプロジェクトさんにお届けできています!

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。

「被害を乗り越え、前を向きがんばる女性たちを応援したい」
「子どもが売られない世界を作りたい!」

ぜひ、アンケートに答えて無料支援に参加してみませんか?

※情報提供:認定NPO法人かものはしプロジェクト
※画像は本文エピソードに出てくる本人とは関係ありません。