
「僕が大学に行くために、高校生の弟が出稼ぎに行ってくれた」
大学受験は、貧困から家族を救うため?
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「お兄ちゃんには、家族のためにも大学を卒業してほしい」
バングラデシュの青年を、経済的に支えたのは高校生の弟?
バングラデシュの首都ダッカから約150キロ程南に位置するハムチャー村。
マヒンが生まれ育った村には、電気が通っておらず、ライフラインは、かまどの火と井戸水のみ。
四人兄弟を抱える一家の生活は、いつも困窮していました。
バングラデシュは、実は超学歴社会です。貧困の連鎖から一家が抜け出すためには、大学へ進学する必要がありましたが農村部から大学へ進学することは、かなり難しいこと。
マヒンのお姉さんは勉強熱心で優秀だったそうですが、生活に困窮する家族のため、高校進学をあきらめて嫁いでいきました。
「姉の分まで自分が努力をしなければ。」当時中学生だったマヒンはそう心に誓い、すさまじい執念と努力で、バングラデシュの最高学府である、ダッカ大学の開発経済学部に合格!村で初めての快挙でした。
合格者の多くは、ダッカで高額な授業料がかかる予備校に通える、裕福な家庭の子どもたち。
そんなライバルに打ち勝ってダッカ大学に受かったマヒンの、努力と根性はどれほどのものだったでしょう。
しかし、マヒンの合格の喜びもつかの間、中東に出稼ぎをし、家族に仕送りを続けていた父が、不慮の事故で背骨を傷める重症を負ってしまいました。
「お兄ちゃんには、家族のためにも大学を卒業してほしい」
当時16歳だったマヒンの弟トゥヒンは高校を中退し、父の代わりに一家の生活費と兄の学費を稼ぐために、中東に赴いたのです。
しかし中東への出稼ぎでは、雇用主から暴力を受ける例や、工事現場で命を落としてしまう例、女性であればレイプされることもあり、お金も希望も失う人も少なくありません。
バングラデシュでは、「大学進学」=「一家の未来を背負う」ということ。
その思いを背負って大学に行った子どもたちは、思いにこたえるべく家族、社会に貢献する大人に成長するのではないでしょうか?
世界最貧国と言われたバングラデシュ。近年の経済成長により、生まれた地域間の経済格差。
バングラデシュの農村部の若者たちは、小作人やリキシャ(自転車タクシー)の運転手など単純労働にしか就けず、貧困に苦しんでいます。
収入の良い仕事に就くためには、学歴が重要となりますが、農村部の子どもたちは特に高校の教育を十分受けることができず、都市と農村部の教育格差が深刻な課題となっています。
その課題の原因となっているのが、農村部を中心に4万人の先生が不足しているということ。優秀な先生は高い給料を求めて都心部の学校へ行ってしまい、農村部には特に高校生向けの高度な内容を教えられる先生がいないのです。
日本の高校のように科目ごとの先生はおらず、先生からの指導は「教科書の内容を読んで覚えなさい」だけ。
生徒たちは、やみくもに教科書を読みますが、分からないことがあっても質問する相手はいません。
バングラデシュでは中学や高校の卒業時の試験結果が履歴書に記載されるため、勉強の機会がなくなることは、子どもの人生をも変えてしまう大きな問題であり、世代を超えて貧困が連鎖する原因にもなっています。
この問題を解決するために、日本の「映像授業」の技術を使って、教育支援を行っているのがNPO法人「e-Education」です。
代表を務めている、三輪さんの生い立ちや経験が、e-Educationの活動に活かされています。
大学受験、地方出身のハンデを乗り越えて!
一家ではじめての、大学進学に?
三輪さんは静岡県掛川市、お茶畑の農家で弟と二人兄弟で育ちました。
ご両親は、大学に行ったことはありませんでした。
「子どものころは、両親が自分のものを買う場面をほどんど見たことがなかったです」
三輪さんがそう語るように、決して裕福な家庭環境ではありませんでしたが、
「子どもたちにはやりたいことをやってほしい」ご両親はいつもそう願ってくれていました。
そんなご両親の元で、三輪さんは甲子園を目指す野球少年に成長するのですが、甲子園に挑戦できる最後の夏の大会1週間前に、大怪我をしてしまい大会への出場は絶望的に…。大きな挫折の経験となりましたが、部活動顧問の先生の言葉が、その後の三輪さんを変える原動力となります。
「お前には勉強の才能もある。是非受験でぶつけてこい!」
その言葉に奮起し、三輪さんは高校3年生の夏、東大を受験することを決意!
突然「東大を受験する!」と言い出した息子に、ご両親もさぞ驚かれたことでしょう。
しかしご両親は、「開人(カイト)ならできる!がんばれ!」と彼の挑戦を心から応援してくれました。
とはいえ、それまで野球が優先の日々、都会のように、大手の予備校がある環境でもありません。
そんな時、三輪さんが出会ったのが「東進衛星予備校」の映像授業でした。
映像授業は学校の授業と違って、自分が分からない箇所があれば、繰り返し何度でも見られる。
また大手予備校の講師が教えてくれる授業は、とても楽しいもので、焦りながら始めた受験勉強を楽しめるようになったそう!
三輪さんは、この映像授業というシステムに感動し、この出会いが三輪さんの後の人生に大きな影響を与えることになります。
受験の結果、三輪さんは東大を2回受験しましたが、合格することはかないませんでした。
「満足できなかったけど、納得できた。何より学ぶことの楽しさを教わりました。
受験は一人では乗り越えられない。周りの人たちから応援されることのありがたさ、大切さを痛感しました。自分もそういう大人でありたい」
三輪さんの周りには、いつも応援し、「あなたならできる!」と背中を押してくれる大人がいました。
それは当たり前のようで、実はとても恵まれた環境です。
「東大なんてお前には無理だ!あきらめなさい」
そんなことを言う大人が、三輪さんの周りにはいなかった、だから三輪さんは受験を乗り越えることができたのではないでしょうか?
三輪さんは、その後早稲田大学に入学し、東進ハイスクールで講師のアルバイトを始めました。
アルバイト期間中に多くの生徒の受験を応援し、自分にはかなわなかった「東大合格」の夢を生徒と一緒に何度もかなえたのです。
田舎で育った若者が夢を諦めてしまう社会を変えたい
三輪さんが、マヒンのような子どもたちにバングラデシュで出会ったのは2010年。
「大学に行きたい。大学に入って、良い仕事に就いて、家族みんなを幸せにしたい。
でも、予備校に行くこともできないから、きっと僕が大学に行くなんて不可能だ。」
泣きながら夢と、そして絶望を打ち明けてくれた村の高校生。
三輪さんは、自分のためではなく、家族のためを思って勉強する」彼らの姿に胸を打たれました。
「生まれた環境によってどうしてこんなにも差があるのだろう。
田舎で育った若者が夢を諦めてしまう社会を変えたい」」
挑戦のアイデアはシンプルです。
現地の最高の先生の授業を、映像授業にしてアジアの農村の果てまで届ける。
日本の東進ハイスクールをモデルにした教育プロジェクトを立ち上げました。
※現地で有名講師の授業を撮影する三輪さんたち
日本の教育技術が、バングラデシュの学生の未来を変えた!日本の学生にも『恩返し』?
e-Educationは、「最高の教育を世界の果てまで」というミッション実現に向け、途上国における教育格差の解決を目指している「特例認定NPO法人」です。
これまでに3万人を超える生徒が映像授業を受けており、10年間で延べ300人を超える難関国立大学合格者を輩出してきています。(出典元:e-Education調べ)
受験はマラソンです。気持ちの影響が大きい受験を最後まで頑張り抜くために、e-Educationではただ支援をするのではなく、応援して一緒に走り切ることを大切にしています。その想いを受け取った学生はもれなく、家族や地域のために何ができるかを考え始めています。
300人の「一家の思いを背負った」若者が大学に合格できた、それは、バングラデシュだけではなく日本にとっても、想像以上に大きな影響力を持っています。
例えば、英語という武器を持った学生が、日本の学校や予備校に通えない生徒の学習サポートを始めているのです。
三輪さんは、途上国の若者が日本発の映像教育を経て、社会を変えるリーダーになり、そして日本の課題を解決してくれるそんな未来を思い描いています。
30秒で終わる「e-Education」の活動に関するアンケートに答えて、
無料でできる支援に参加しよう!
紹介したように、貧困により教育格差が広がり、さらには貧困の連鎖が生まれてしまっています。
そんな問題を解決しようと、子どもたちを支援している、e-Educationさん。
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をe-Educationさんに届けることができます。
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!
※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年6月末時点で、なんと9万人を超える方が無料支援に参加してくださり、90万円以上の支援金をe-Educationさんにお届けできています!
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「途上国でがんばる子どもたちを応援したい!」
「貧困による教育格差をなくしたい!」
もしあなたがそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?