深刻化するバングラデシュの格差社会。貧困により夢を諦めなければいけない女の子の現実とは?


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暗闇の中で、深夜まで必死に勉強する高校生

「私の家には電気がないから、ここで勉強するの」
 
これはバングラデシュの田舎に暮らす高校生が語ってくれた言葉です。「お母さんや妹と弟を助けるために、どうしても大学に行きたい」と話す女の子。
 
暗闇の中でボロボロの教科書を必死に音読するアメリアでした。日中は働かなくてはならないため、勉強する時間は夜遅くになってから。
 

 
これはバングラデシュの田舎に広がる珍しくない光景です。
数学や物理の教科書をやみくもに音読したって成績は上がらないことを、アメリアも気づいていました。それでも念仏のように声に出しながら、勉強の手を止めません。
 
大学受験に合格する自信はどれくらいあるのか尋ねると、アメリアの表情は暗くなり、こんな答えが返ってきました
 
「妹や弟を助けるために、良い仕事に就きたい。そのために大学に受かりたい。でも、お金がないからちゃんと勉強できない。私は貧しい家に生まれたから、結局諦めるしかないのかな」
 

亡き父の想い「もっと勉強しなさい。私のようになってはいけない」


バングラデシュの農村で生まれ育ったアメリア。彼女のお父さんは、「教育が一番大切」という信念のもと、娘のアメリアを高校まで通学させてあげた素晴らしい父親でした。
 
しかし、ガンを患っており、悲しいことに闘病生活もむなしく手術の7日後に亡くなってしまいました。仕事がなくなり、高額な医療費の支払いもあって、全財産と大切な家族を失ったアメリア一家はスラムで暮らすことに・・・。
 
アメリアは、病気がちな母親の看病をしながら生活していました。生まれが貧しいアメリアは雇い主にいじめられながらも、子守りや家事使用人など日雇いの仕事を朝6時から夜20時まで週4日働きます。
 
日雇いの仕事が見つからない時はご飯抜き、3日間何も食べられない時もありました。アメリアにはたくさんの弟や妹がいましたが、着る服はみんな一着しかありません。もちろん、自分の文房具や参考書を買うお金もありません
長女のアメリアは生活が辛く、大学進学をあきらめそうになると、生前の父親が
 
「もっと勉強しなさい、私のようになってはいけない」
 
と亡くなる直前までアメリアに言っていたのを思い出しました。彼女の父親は自分が入ることができなかったからこそ娘に大学に行ってもらうのが夢でした。
 
「わたしだって勉強がしたい・・・」と泣きながら言うアメリア。しかし教えてくれる先生はいません
 

田舎で育った若者が夢を諦めてしまう社会を変えたい


認定NPO法人「e-Education」代表の三輪さんが、アメリアのような貧しい子どもたちに出会ったのは2010年。
 
街灯の下で深夜遅くまで、家に帰っても暗闇の中、明け方まで大学に行くために勉強を続ける高校生たち。 「貧しい家に生まれたから、夢を諦めるしかない」と泣きながら話す彼女らの悩みに、三輪さんは居ても立ってもいられなくなったそうです。
 
日本の田舎で育った三輪さんにとって、受験は人生を切り開く大きな挑戦でしたが、地元に予備校はほとんど存在せず、受験を諦めかけていました。そんな時、東進衛星予備校が駅前にでき、著名な予備校講師の授業をDVDで受講できるようになり、無事大学へ進学することができたのです。
 
「生まれた環境によってどうしてこんなにも差があるのだろう。彼女たちの涙を止め、田舎で育った若者が夢を諦めてしまう社会を変えたい」
 
三輪さんはそんな想いを抱きました。
 

距離やお金の壁が存在し、格差が広がっていく社会


「どうやったら、バングラデシュのNo.1国立大学に進学できるんだろう?」
 
バングラデシュの最高学府であるダッカ大学の学生に街頭アンケートを取ったところ、100人中93人が予備校に通っていたことが分かりました。
※出典元:e-Education(2010年3月~5月 バングラデシュにてヒアリング調査を実施)
 
しかし、予備校は都市部にしかありません。また、農村から都市部の予備校に通わせるには、高額な学費と交通費を用意する必要があり、農村の貧しい高校生たちは届かない壁として立ち塞がります
 
また、農村部の優秀な先生は高い給与を求めて都市部へ移り住むことが多く、農村部の教育の質も上がりません。結果、距離やお金の壁によって格差が広がってしまう構造が見えてきました。
 

「この教育格差を、東進のDVDモデルで解決できないだろうか?」
 
先生や教材の不足する農村部の貧しい高校生たちに対して、都市部にいる優秀な先生の授業を撮影し、DVD(映像教材)にして届けることで、どこでも、だれでも質の高い授業を受けることをできるようにしたい。
 
距離やお金の壁によって格差が広がっていく社会を、映像教育という手法で変えていく。これがe-Educationの始まりです。
 

「認定NPO法人e-Education」のこれまでの挑戦

e-Educationは、「最高の教育を世界の果てまで」というミッション実現に向け、途上国における教育格差の解決を目指している「認定NPO法人」です。
 
2010年より、バングラデシュの農村地域チャンドプール県で活動を開始しました。チャンドプール県は、首都ダッカから船で6時間ほどの距離にあり、予備校は存在しません。当時実施したアンケートによると、高校生約200人にアンケートを取った結果、大学進学希望者が70%を超える一方、同県の大学進学率は10%を下回る状態でした。
※出典元:e-Education(2010年3月~5月 バングラデシュにてヒアリング調査を実施)
 
このような状況下で、都市部の有名な予備校講師の授業を映像教材にして村の高校生たちに無償で提供したところ、 活動1年目に、生徒の1人が最高学府のダッカ大学に合格し、その後も12年間で490名以上もの難関大学合格者を輩出してきました。
 

「e-Education」のおかげで大学に通い、動き出したアメリアの人生

e-Educationによる勉強を続けたアメリアは、見事に大学に合格することができました。
 
どんなに貧しくても、教育を受けることさえできれば、人生を変えることができる。自分の人生でそれを証明したアメリアに怖いものはありません。
 
「確かに悲しいことはあったけど、日雇いの仕事でお金を稼ぐ道じゃなく、時間はかかるけど勉強する道を選ぶことができて、今幸せです。今度は私が、妹や弟、田舎のみんなが教育を平等に受けられるようにしていきたい
 
アメリアは栄養失調に苦しんだ時期が長く、身体はとても小さいですが、大きな夢と信念を持ち、謙虚に、そして熱心に勉強に打ち込む彼女はそう言いました。
 
日々勉強を続けているアメリア。街灯の下で勉強していた彼女の姿はもうありません

「e-Education」の活動に関するアンケートに答えて、10円の支援金をとどけよう!


教育を受ける、それは貧困から脱するための大きな一歩です。
その教育を世界のどこにいても受けられるよう支援をしているのがe-Education。
映像授業のどんな場所でも、教師がいなくても、何度でも繰り返し学べるという特徴を生かし、途上国における教育格差をなくしています。
e-Educationのミッションは「最高の教育を世界の果てまで」です。
そのミッションを一緒に叶えてみませんか?

 

\かんたん3問!たったの30秒!/

 

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をe-Educationさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年3月末時点で、なんと9万人を超える方が無料支援に参加してくださり、90万円以上の支援金をe-Educationさんにお届けできています!

 
集まった支援金は、映像教育用の教材費用や、運営費用として使用されます。

▼「e-Education」代表 三輪さんからのメッセージ

アンケート内容は、私たち「e-Education」の活動内容に関する簡単なもので、たったの3問で全て2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知ってほしいと思い、回答内容は今後の活動の参考にさせて頂きます。
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加いただけると嬉しいです!

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。


「途上国でがんばる子どもたちを応援したい!」
「貧困による教育格差をなくしたい!」

もし「e-Education」の活動を応援したい!と思ってくださったら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。

\かんたん3問!たったの30秒!/



支援についてのよくある疑問

支援について寄せられるよくある質問をまとめてみました。

Q1:なぜ支援が必要なの?

寄付などの支援は、よりよい社会や困っている人の支援につながります。子どもの貧困や災害、世界の格差など多くの社会問題は、国や行政だけでは解決することは困難です。私たち一人ひとりが、自分事として考え、寄付することによってより良い社会になります。 またこのような社会問題は、明日明後日に解決することはありません。問題解決に取り組む団体は、長期的に事業を作ることが必要になってきます。そのため継続寄付のように、長期的に安定したサポートがあることが解決のために大切です。

Q2:支援をする人はなんでするの?

寄付などの支援をする人にはさまざまな理由があります。困っている人を助けたいという人や社会や誰かのためという人、過去に自分も困っていたから恩返ししたいという人もいます。どんなきっかけや理由でも、困っている人の支援になれるのが寄付の魅力です。

 

\かんたん3問!たったの30秒!/

寄付金控除の対象団体です
(※情報提供:認定NPO法人e-Education)