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「困っている人に、手を差し伸べられる人になりたい。」
穏やかで、それでいて芯のある瞳でそう語ってくれたのは、バングラデシュの首都ダッカに暮らす17歳の少女、アミンさん。
彼女は、母親とふたり、小さな借家で支え合いながら日々を生きています。
そこには、たとえ困難な状況にあっても、誰かを思いやる気持ちと、未来への強い意志が確かに息づいていました。
「今度は私が支える番」献身的な母への恩返し
※画像はイメージです
幼い頃に両親が離婚し、それ以来、父親とは連絡を取っていません。
母親とふたり、倹しくも懸命に暮らしてきました。
「母は、私のためにずっと体に無理をさせながら働いてくれました。“学ぶことは何よりも大切”と言って、私が学校へ通えるように、清掃員や家事の仕事をかけ持ちし、休む時間もほとんどなかったと思います」
周囲の子どもたちが遊ぶ時間にも、アミンさんは机に向かって学び続けました。
母親の期待と愛情に応えたい一心で、日々の努力を重ねてきたのです。
母の突然の病——家計を支える日々
しかし、高校生になった頃、母親が倒れてしまいます。
長年の過労と持病の影響で、働けなくなってしまったのです。
「無理をしてでも私を支えてくれた母を、今度は私が支える番です」
そう語るアミンさんは、週7日、小学生から高校生まで6人の子どもたちに家庭教師を始めました。
月収は約14,500タカ(日本円で約1万7千円)。
そのほとんどは治療費や薬代に消え、生活費はほんのわずかしか残りません。
「母は私に“学ぶことの大切さ”を教えてくれました。だからこそ、どんなに生活が苦しくても、学ぶことだけは諦めたくないんです」
家計を一身に背負いながらも、アミンさんは学校にも通い続けました。
「本当に夢を叶えられるの?」自信を失いかけた日々
※画像はイメージです
アミンさんの夢は、弁護士になって、困っている人に手を差し伸べること。
それは、家庭の事情や日々の暮らしの中で抱いてきた、“何かがおかしい”という違和感から生まれたものでした。
「両親の離婚もそうですが、“しっかりと法律に詳しければ…”と思うことがこれまでにたくさんありました」
立場の弱い人が声を上げられず、損をしてしまう光景。
家庭内だけでなく、母親の職場や周囲の出来事など、日常のあちこちに理不尽があることを、彼女は感じ取っていました。
「私は、困っている人や弱い立場の人にこそ手を差し伸べられるような人間になりたい」
彼女の夢を阻む大きな壁
大学進学を目指すには、予備校に通うのが当たり前とされるバングラデシュ。
けれど、予備校の月謝は高額で、アミンさんの月収を全額注いでも通うことはできません。
日本のような受験参考書もほとんどなく、独学では限界があるのが現実でした。
「どれだけ頑張っても、大学合格が遠すぎて…。少しずつ、“やっぱり無理なのかも”と思い始めていました」
出会いがもたらした、“学びと心の再起動”
そんなある日、同じ学校の先輩が「日本の映像授業」を教えてくれました。
それが、認定NPO法人e-Educationの存在を知ったきっかけです。
「“ここならあなたにもきっと続けられるはず”と紹介してくれて…。
最初は半信半疑でしたが、映像授業をひとつ見て、世界が変わりました」
映像授業がもたらした“自由と可能性”
※タブレットで勉強する生徒たち(提供:認定NPO法人e-Education)
e-Educationは、バングラデシュ国内で高い実績を持つ予備校講師の授業を映像化し、スマートフォンやタブレットで無料提供しています。
いつでも、どこでも、何度でも繰り返し学べるこの仕組みは、学習環境の整っていない多くの学生にとって希望そのものでした。
「授業のテンポが分かりやすくて、説明も丁寧。最初は1日1つ見ようと決めていたけれど、いつの間にか“もっと学びたい”と思うようになっていました。
勉強が“苦しいもの”じゃなく、“前に進むための武器”に変わったんです」
e-Educationのもうひとつの魅力は、学習面だけでなく、精神的な支援も行っている点です。
大学生が務める「ライフコーチ」が、生徒の悩みに寄り添いながら伴走してくれます。
「勉強がうまくいかない日も、母の体調で気持ちが不安定な日も、コーチが“ゆっくりでいい”と声をかけてくれました。勉強だけでなく、人として支えてもらっていると感じられたのが、本当にうれしかったです」
誰かが自分を見てくれている。気にかけてくれている。
それだけで、不安や孤独は少し和らぎ、前に進む力になったといいます。
※アミンさんご本人(提供:認定NPO法人e-Education)
こうしてアミンさんは、再び心に夢という名の火を灯して学ぶことができるようになりました。
現在も、アミンさんはe-Educationのプログラムの中でも高い成績を維持し、大学進学を目指して勉強を続けています。
「私のように、学びたくても学べない子どもたちは、まだまだたくさんいます。私はたまたまe-Educationと出会えて、支えてもらえて、学ぶことを続けられた。だからこの活動がもっと広がって、もっと多くの子どもたちに届いてほしいと心から願っています」
e-Educationのはじまり
※創業当時の三輪開人さん:左(提供:認定NPO法人e-Education)
e-Educationのはじまりは、まさにアミンのような高校生たちとの出会いでした。
創業者であり代表の三輪開人(みわかいと)さんが、偶然訪れたバングラデシュの農村部。
蒸し暑い夜、街灯の下で勉強をする高校生たちが数人いたのです。
思わず声をかけた三輪さん。
「一生懸命勉強しているけど、予備校にも通えない田舎の貧乏な僕らには到底無理なんだろうな」と泣き出してしまった少年。
バングラデシュの教育格差、経済格差を目の当たりにした瞬間でした。
彼らの涙を止めるためには、教育が必要だということは明白です。
とは言え、三輪さん自身がバングラデシュでの何かを教えることはできません。
予備校を農村部にいくつも作るなんて、金銭的にも現実的ではありません。
どうにか優秀な教師を連れてこれても、ほんの一部の生徒たちにしか届けられない。
「教育は一過性ではなく、持続的に届ける必要がある」ことの重要性を感じた三輪さんは、あることをひらめきました。
実は三輪さん自身、日本の地方出身者。
大学受験では、通える範囲に予備校がなく独学での限界を感じていました。
その時に出会った「東進予備校」のDVD授業のおかげで、大学進学をすることができたという経緯がありました。
そこで、このような予備校の塾講師の授業を映像化して農村部の子どもたちに届けるという試みがはじまったのです。
映像授業なら、距離も時間も関係ありません。
アミンのように働きながら学んでいる子どもたちでも、合間で授業を見ることができます。分からなければ繰り返し、何度でも見れます。
そして、特定の村だけでなく、どこの村にでも届けることが可能なのです。
※e-Educationの卒業生たちと三輪さん(提供:認定NPO法人e-Education)
10年以上の時が経ち、多くの卒業生を輩出したe-Education。
卒業したあと、この活動をもっと自分たちの手で広げていきたいと言ってくれる生徒も少なくありません。
いつまでも支援を必要とするのではなく、バングラデシュの現地法人として、「自分たちの力で自分たちの生まれ育ったバングラデシュの子どもたちに教育を届ける」これこそがe-Educationの願う姿です。
そのため現在は、現地法人として独り立ちできるようフォローしながら、さらに子どもたちが学べる環境を整えています。
そして、バングラデシュだけでなく、他の教育が必要な途上国への支援もしています。
その国や地域によって、教育の制度や抱えている課題は異なっています。事情に合わせ柔軟に支援の形を変え「最高の授業を、世界の果てまで」届けるよう奮闘しています。
30秒で終わる「e-Education」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!
教育を受ける、それは貧困から脱するための大きな一歩です。
その教育を世界のどこにいても受けられるよう支援をしているのがe-Education。
映像授業のどんな場所でも、教師がいなくても、何度でも繰り返し学べるという特徴を生かし、途上国における教育格差をなくしています。
「貧しさ」だけでなく政変など自分ではどうしようもない影響の中でも、学び続けられる環境を届けたいと思い活動をしています。
e-Educationのミッションは「最高の教育を世界の果てまで」です。
そのミッションを一緒に叶えてみませんか?
\かんたん3問!たったの30秒!/
今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をe-Educationさんに届けることができます。
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!
※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年6月末時点で、なんと9万人を超える方が無料支援に参加してくださり、90万円以上の支援金をe-Educationさんにお届けできています!
集まった支援金は、映像教育用の教材費用や、運営費用として使用されます。

アンケート内容は、私たち「e-Education」の活動内容に関する簡単なもので、たったの3問で全て2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知ってほしいと思い、回答内容は今後の活動の参考にさせて頂きます。
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加いただけると嬉しいです!
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「途上国でがんばる子どもたちを応援したい!」
「貧困による教育格差をなくしたい!」
もし「e-Education」の活動を応援したい!と思ってくださったら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?
私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。
\かんたん3問!たったの30秒!/
支援についてのよくある疑問
支援について寄せられるよくある質問をまとめてみました。Q1:なぜ支援が必要なの?
寄付などの支援は、よりよい社会や困っている人の支援につながります。子どもの貧困や災害、世界の格差など多くの社会問題は、国や行政だけでは解決することは困難です。私たち一人ひとりが、自分事として考え、寄付することによってより良い社会になります。 またこのような社会問題は、明日明後日に解決することはありません。問題解決に取り組む団体は、長期的に事業を作ることが必要になってきます。そのため継続寄付のように、長期的に安定したサポートがあることが解決のために大切です。Q2:支援をする人はなんでするの?
寄付などの支援をする人にはさまざまな理由があります。困っている人を助けたいという人や社会や誰かのためという人、過去に自分も困っていたから恩返ししたいという人もいます。どんなきっかけや理由でも、困っている人の支援になれるのが寄付の魅力です。
\かんたん3問!たったの30秒!/