「困っている人に手を差し伸べたい」弁護士を夢見る少女が巻き込まれたのは「政変」

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学生のデモ隊と警察が衝突し、現職の首相が辞任、国外へ逃亡…
2024年夏、バングラデシュでは歴史に残る政変が発生し、1500名を超える命が失われました。その多くが未来ある若者の尊い命でした。

「政変」と聞いても、記事を読んでくださっている方々にとっては少し遠い世界に感じるかもしれません。

日本よりも小さく、それでいて日本よりも人口の多い南アジアに位置するバングラデシュ。
近年は経済発展著しい国でもありますが、一方で経済格差は広がるばかりです。

この政変の影響は、多くの子どもたちの未来にまで及び、学校は閉鎖され、勉強の機会を中断させられました。
経済格差や政治的不安定な状況に直面しながらも、夢を追いかけてきたバングラデシュの子どもたち。その努力が「政変」という予期せぬ出来事によって突然閉ざされかけてしまいました。

「自分で未来はコントロールできない」政変による大きな影響とは…

※画像はイメージです

バングラデシュの首都ダッカの一角にある街ロムナに生まれ育った少女アミン。
物心ついたころに両親は離婚し、母とのふたり暮らしです。

お母さんはアミンを育てるために、必死に働いてきました。
決して裕福な家庭ではありませんでしたが、「アミンにはきちんとした教育を受けさせてあげたい」という強い想いから、お母さんは清掃員や家事手伝いなどの仕事をこなし、アミンを高校まで通わせることができたのです。

アミンはそんなお母さんを尊敬し、喜ばせたいと思い勉学に励んできました。
経済的には厳しい暮らしながらも良い人に恵まれてきたことから、「私が周りの人にしてもらったように、周りの人のように、困っている人がいたら迷わず手を差し伸べる人になりたい」といつしか弁護士になることを夢見るようになりました。

しかし、アミンの母親は長年病気がちでしたが、娘のアミンに少しでも良い教育を受けさせるため、懸命に働いてきました。しかし、2024年に入ってから体調が大きく悪化し、ついに働くことが難しい状況になってしまいました。

そのような中、アミンは母親の治療費を稼ぎながら高校に通い続けるため、家庭教師のアルバイトを始めました。
週7日間働いて得たアルバイト代は生活費と母親の治療費に消えていき、アミンが一家を支えている状況です。

それでも、これまで頑張って働いてくれていたお母さんを今度は自分が支えるのだとアミンは働きながらも勉強を怠ることはありませんでした。
そんな矢先の2024年、バングラデシュで大きな政変が起こりアミンの人生を狂わせます。

バングラデシュの学生たちが「公務員の優遇枠」をめぐり抗議活動を起こしたのです。
やがてその騒動は一般市民を巻き込む全国規模の抗議運動へと発展し、ますますエスカレートしていき、多くの人々が命を落とすまでに至ってしまったのです。

街は大混乱。
外は外では、警察とデモ隊の衝突がおこり、サイレンの音が絶え間なく鳴り響いています。

外出禁止となり、学校も一時期休校となってしまいました。
アミンは家の中でテレビから流れてくるニュースを見つめることしかできません。

※自宅で勉強をするアミン(提供:認定NPO法人e-Education)

「未来は、自分ではコントロールできないものなんだわ…私の将来はどうなってしまうの?」

この抗議活動がいつ収束するかもわからない状況…学校にも行けず受験勉強が思うように進められない焦りがアミンの心を覆います。

さらに、政変の影響で家庭教師のアルバイトができず収入が途絶えたことで、生活が一層苦しくなってしまったことも不安を大きくしていました。

弁護士になる夢を本当に叶えられるのだろうか、そもそも大学受験に挑戦することすらできないのでは…?身の安全のため、自宅に籠りきりのアミンは未来が遠ざかっていくように感じます。

7月に起きた暴動は、8月5日にハシナ首相が辞任し国外逃亡し、現在は暫定政府が樹立して一旦の収束となりました。

今回の政変による混乱で、教育環境は大きな影響を受けました。
いくつかの地域では学校が閉鎖され、高校を卒業する際に受ける試験も今年度は廃止。 
大学入試も実施困難により4ヶ月以上の延期が決定しました。

絶望の中にいたアミンに訪れた“希望”の出会いとは

※画像はイメージです(提供:認定NPO法人e-Education)

バングラデシュの難関大学への進学には予備校への通学が必須と言われています。
しかし、予備校は月謝も高く、とてもアミン一家が支払えるような金額ではありません。

日本の参考書のようなものも存在しない中、必死に教科書を読み込み独学で受験勉強に励んでいたのです。
そのため、アミンはもともと受験への挑戦に大きな不安を抱えていたことに加え、今回の政変の影響で精神的に追い詰められていました。

「貧しい上に、このような状況では私には乗り越えられないかもしれない…」
不安に押しつぶされそうなアミンでしたが、先輩の紹介で、日本の認定NPO法人e-Educationが行っている経済的に厳しい家庭の子どもたちに提供する無料の「映像授業」と出会いました。

優秀な予備校講師の授業を録画・編集するなどした200以上の教育プログラムをスマホやタブレットで受けることができるというものでした。
さらに、e-Educationの卒業生がオンライン家庭教師となって勉強面だけでなく精神面でも支えてくれるというのです。

アミンは藁にもすがる想いでこのプログラムに参加しました。
精神的な不安を抱えていたアミンですが、オンライン家庭教師とのコミュニケーションの中で、少しずつ前を向くことができました。

「やっぱりもっと学びたい。困っている人や正しいことをしている人を救えるような、弁護士になるわ。」

今回の政変の際、不法に逮捕された学生たちの姿を見たアミンは、より弁護士になることに強い思いを抱きました。

アミンは活力を取り戻すと、これまで以上に勉強に向き合いはじめました。
現在は延期となった来年の大学試験に向けて、オンライン家庭教師と二人三脚でがんばっておりe-Educationの生徒たちの中でもトップの成績です。

どんな状況でも、苦しい状況でも、明るく前向きに取り組むアミンなら、きっと志望する大学に合格することができるでしょう。

e-Educationのはじまり

※創業当時の三輪開人さん:左(提供:認定NPO法人e-Education)

e-Educationのはじまりは、まさにアビルやミナのような高校生たちとの出会いでした。
創業者であり代表の三輪開人(みわかいと)さんが、偶然訪れたバングラデシュの農村部。
蒸し暑い夜、街灯の下で勉強をする高校生たちが数人いたのです。
思わず声をかけた三輪さん。

「一生懸命勉強しているけど、予備校にも通えない田舎の貧乏な僕らには到底無理なんだろうな」と泣き出してしまった少年。

バングラデシュの教育格差、経済格差を目の当たりにした瞬間でした。

彼らの涙を止めるためには、教育が必要だということは明白です。
とは言え、三輪さん自身がバングラデシュでの何かを教えることはできません。
予備校を農村部にいくつも作るなんて、金銭的にも現実的ではありません。
どうにか優秀な教師を連れてこれても、ほんの一部の生徒たちにしか届けられない。

「教育は一過性ではなく、持続的に届ける必要がある」ことの重要性を感じた三輪さんは、あることをひらめきました。

実は三輪さん自身、日本の地方出身者。
大学受験では、通える範囲に予備校がなく独学での限界を感じていました。
その時に出会った「東進予備校」のDVD授業のおかげで、大学進学をすることができたという経緯がありました。

そこで、このような予備校の塾講師の授業を映像化して農村部の子どもたちに届けるという試みがはじまったのです。

映像授業なら、距離も時間も関係ありません。
アビルのように働きながら学んでいる子どもたちでも、合間で授業を見ることができます。分からなければ繰り返し、何度でも見れます。
そして、特定の村だけでなく、どこの村にでも届けることが可能なのです。

※e-Educationの卒業生たちと三輪さん(提供:認定NPO法人e-Education)

10年以上の時が経ち、多くの卒業生を輩出したe-Education。
卒業したあと、この活動をもっと自分たちの手で広げていきたいと行ってくれる生徒も少なくありません。
いつまでも支援を必要とするのではなく、バングラデシュの現地法人として、「自分たちの力で自分たちの生まれ育ったバングラデシュの子どもたちに教育を届ける」これこそがe-Educationの願う姿です。

そのため現在は、現地法人として独り立ちできるようフォローしながら、さらに子どもたちが学べる環境を整えています。

そして、バングラデシュだけでなく、他の教育が必要な途上国への支援もしています。
その国や地域によって、教育の制度や抱えている課題は異なっています。事情に合わせ柔軟に支援の形を変え最高の授業を、世界の果てまで届けるよう奮闘しています。

30秒で終わる「e-Education」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

 

教育を受ける、それは貧困から脱するための大きな一歩です。

その教育を世界のどこにいても受けられるよう支援をしているのがe-Education。
映像授業のどんな場所でも、教師がいなくても、何度でも繰り返し学べるという特徴を生かし、途上国における教育格差をなくしています。
「貧しさ」だけでなく政変など自分ではどうしようもない影響の中でも、学び続けられる環境を届けたいと思い活動をしています。

e-Educationのミッションは「最高の教育を世界の果てまで」です。
そのミッションを一緒に叶えてみませんか?

 

\かんたん3問!たったの30秒!/

※個人情報の入力は、一切必要ありません。

 

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をe-Educationさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
  2025年6月末時点で、なんと9万人を超える方が無料支援に参加してくださり、90万円以上の支援金をe-Educationさんにお届けできています! 集まった支援金は、映像教育用の教材費用や、運営費用として使用されます。

▼「e-Education」代表 三輪さんからのメッセージ

アンケート内容は、私たち「e-Education」の活動内容に関する簡単なもので、たったの3問で全て2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知ってほしいと思い、回答内容は今後の活動の参考にさせて頂きます。
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加いただけると嬉しいです!

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。


「途上国でがんばる子どもたちを応援したい!」
「貧困による教育格差をなくしたい!」

もし「e-Education」の活動を応援したい!と思ってくださったら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。

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支援についてのよくある疑問

支援について寄せられるよくある質問をまとめてみました。

Q1:なぜ支援が必要なの?

寄付などの支援は、よりよい社会や困っている人の支援につながります。子どもの貧困や災害、世界の格差など多くの社会問題は、国や行政だけでは解決することは困難です。私たち一人ひとりが、自分事として考え、寄付することによってより良い社会になります。 またこのような社会問題は、明日明後日に解決することはありません。問題解決に取り組む団体は、長期的に事業を作ることが必要になってきます。そのため継続寄付のように、長期的に安定したサポートがあることが解決のために大切です。

Q2:支援をする人はなんでするの?

寄付などの支援をする人にはさまざまな理由があります。困っている人を助けたいという人や社会や誰かのためという人、過去に自分も困っていたから恩返ししたいという人もいます。どんなきっかけや理由でも、困っている人の支援になれるのが寄付の魅力です。

 

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(※情報提供:認定NPO法人e-Education)