「たとえ貧しくても、本来、人が持っている権利が得られるように」法的なサポートをしたいと夢みた少年の過去とは?


<PR>

「貧しいから、進学の夢はあきらめるしかない…」厳しい学歴社会のバングラデシュでの経済格差の実態とは?

バングラデシュの最高学府、ダッカ大学。
ダッカ大学法学部の3年生であるナジムくんは、農村部出身です。
 
ダッカ大学は日本でいう東京大学ですが、バングラデシュは都市部と農村部の経済格差、教育格差が大変激しい国で、農村部からダッカ大学へ合格することは奇跡にも近いと言えます。
 
厳しい学歴社会のため、良い大学を卒業することが良い就職、未来を変えるためには必須です。
 
しかし、大学に入るためには多くの学生が予備校へ通っていますが、農村部の学生はその予備校へ通うことすらできません。
農村部から予備校のある首都ダッカへの距離も遠く、また予備校へ通う費用も農村部の家庭の年収ほど必要です。
 
そして農村部では教師不足が深刻化しています。
優秀な先生ほど、待遇の面でも都市部へ流出してしまい、農村部では大学受験をサポートする力を持っている先生はほとんどいません。
つまり農村部にいる子どもたちは、ひたすら教科書を音読するしか勉強する術がなく、受験のスタートラインにすら立てずにいるのです。
 
それにも関わらず、農村部で暮らしていたナジムくんがダッカ大学に合格できたのは…?

家族想いの、誠実で優しい父親が出稼ぎで得たお金の行方は?

<ナジムくん>
幼い頃、生まれ育った村が洪水の被害を受けたことがあります。
その影響で僕の家はほとんど壊れてしまい、家の中にいても風にさらされるような状態でした。父が風にさらされないようにと僕をかばってくれていたことをよく覚えています。
 
父は僕が3歳の頃から海外へ出稼ぎへ行っています。僕らだけでなく、父の両親や親戚など、たくさんの人を支えなければいけなかったので、本当に大変だったと思います。
 
それでも、僕たち家族が少しでも良い暮らしをできるようにと身を粉にして働いてくれていました。
 
そんな中、僕たち家族のために新しい土地を購入するという話が出ました。
父は叔父さんに土地の購入費を渡していたんですが、叔父さんは自分自身の名を使って購入してしまったんです。
 
父がそれを知ったのは出稼ぎからバングラデシュに帰ってきてから…。
土地の購入費用だけでなく、父が必死に働いて稼いだお金を、叔父さんは自分の娯楽や自分の家族のために使い込んでいました。
 

「自分の力で未来を変える」ナジムくんが目指したのは?

叔父の不正によってナジムくん一家の幸せが奪われてしまいました。
しかし、法に詳しくなかったナジム君の父親は泣き寝入りするしかなかったのです。
 
父親は今も家族のために何時間も働き続けています。
しかし、この出来事から笑顔を見せることがなくなってしまいました。
 
過去は変えることはできません。
失意の中にいたナジムくんですが、徐々に今からの未来は自分自身で変えることができるのでは?と考えるようになりました。
 
そして「法律を学び、父のように法律を知らない人や法の保護を受けることができない人をサポートしたい」という想いになり、大学で法律を学ぶという夢を持つようになったのです。
 
<ナジムくん>
父は子どものころ、学校に通うことができなかったそうですが、だからこそ僕たち子どもにはきちんと教育を受けさせたいと考えてくれていました。

僕も父の想いに応えたい気持ちもあり、一生懸命勉強してきました。
 
経済的には厳しい状況でしたが、政府や学校から奨学金やテキストを無料でもらうなど、周りに助けてもらいながら続けることができました。
 

しかし、ちょうど僕がダッカ大学を目指したいと考えたとき新型コロナウイルスがやってきたのです。
 
父が仕事を失ってしまい、僕もアルバイトをして家計を助けることになりました。ただでさえコロナ禍で勉強をする環境が整いませんでしたし、朝から働いて夜家に戻っても勉強ができず、本当に希望のない日々でした。
 
でも、そんな時に弟が「e-Educationという日本の団体が教育支援をしているらしい」という話を教えてくれたんです。

ナジムくんの夢をかなえるために手を差し伸べたのは日本の「映像教育」だった

ナジムくんが出会ったのは、e-Educationの提供する「映像授業」でした。

映像授業とは、ナジムくんが目指す難関国立大学に多数合格者を輩出している国内トップレベルの塾講師による授業を収録したもの。
しかも、これら2,000の映像授業が入ったタブレットを無償で提供してもらえるというのです。
 
「父のように家族のために誠実に働きがんばっている人が報われず、おじさんのように不正した人が富を得る…こんな理不尽なことがないよう、貧しいからと言って正しい判決や本来、人が持っている権利が得られないということがないようにしたい」
ナジムくんは、強い決意のもと、必死に映像授業を受けました。
 
ナジムくんの暮らす村では、一日に何度も停電が起こるなどインフラが不安定でした。
タブレットで受信する電波も家の中は届かず、20メートルもある木に登って必死に電波を受信しては勉強を再開する…1日16~18時間を勉強に費やしました。
非常に厳しい環境下でしたが、それでもナジムくんは「勉強を続けられることがうれしかった」と話します。
 
そして、ナジムくんは晴れてダッカ大学法学部に合格!

大学生になったナジムくんですが、朝5時には起床し図書館で2時間自習し、8時から大学の授業です。
夕方4時に授業が終わると家庭教師のアルバイトで数人の生徒に勉強を教えます。さらに、ボランティアでも15人の生徒に勉強を教えているそうです。
 
<ナジムくん>
生きていくために大きな車や家は僕にとっては全く必要ありません。3度の食事と、住む場所、着る物、そして美しい心があれば良いと思っています。
優しく親切な心です。
人々を助け、サポートをすることを通して、心は幸せになれます。
「幸せ」とは、娯楽や贅沢を通してではなく、人を助けることによって自分の心に幸せを感じられることだと思います。
そういう心が必要だし、僕はそういう人生を過ごしたいです。
ーーーーーーーーーーーーー
誰かに支えてもらったら、今度は自分が誰かを支える…父親譲りの優しいナジムくんが、立派な法律家となって、法を前に苦しんでいる人たちの希望の光となる未来もそう遠くはないでしょう。
 
そして、どんな時でも人を思いやる息子の姿を見て父親の顔に笑顔が戻る日もいつか訪れるのではないでしょうか。

貧困の連鎖を断ち切る!!e-Educationの活動のはじまりとは?

 

※映像授業をバングラデシュの農村部の子どもたちへ届けるe-Education代表の三輪さんと、現地パートナー団体スタッフの方々

映像授業をバングラデシュの農村部の子どもたちへ届けるe-Education。
東京都から認定を受けている「認定NPO法人」です。

※認定NPOは、活動や組織運営が適切に行われていること、法人に関する情報をきちんと公開することなど、さまざまな条件をクリアした団体に与えられています。寄付控除を受けることができ、その数は全国で2%ほど。

 
代表である三輪開人(みわ かいと)さんが活動をはじめたのは2010年。
三輪さんは、まさにバングラデシュの農村部の子どもたちと同じように、大学受験の時に「予備校へ通いたくても通えない」経験をしました。
何か社会貢献をしたい、そんな思いをもって訪れたバングラデシュ農村部で子どもたちの「学びたいのに学べない」「家族のために大学進学したいけど、貧しいから無理なんだ…」という悲痛な思いを聞いた時、自身の経験を思い出したのです。 
 

距離やお金の壁を乗り越える?農村部にも良質な授業を届ける方法

 
 ダッカ大学の学生に街頭アンケートを取ったところ、100人中93人が予備校に通っていたことが分かりました。

※出典元:e-Education(2010年3月~5月 バングラデシュにてヒアリング調査を実施)

前述の通り、農村部と都市部では距離があります。
場所によっては船などを乗り継ぎ、6時間以上もかかります。
農村部ではその日食べていくのがやっと…そんな暮らしの中で交通費や予備校の費用を支払うのはとても難しいことです。
 

このふたつの壁を乗り越えるアイデアが東進のDVDをモデルとした「映像授業」でした。
 e-Educationは、都市部にいる優秀な先生の授業を撮影し、DVD(映像教材)にして届けることで、どこでも、だれでも質の高い授業を受けられるようにしたのです
 DVD授業の場合は、村の誰でも見られるようDVDを見られる環境も整えました。
また最近ではナジムくんが利用したように2,000以上の授業が見られるタブレットを配布するなど、すべて無償で提供しています。
 

映像教育がもたらした奇跡と、子どもたちがつなぐバトン

 
e-Education活動1年目に生徒の1人が最高学府のダッカ大学に合格。
はじめて映像授業を目にした子どもたちは思った以上に目を輝かせていたと言います。
 

 
その後も、12年間で490名以上もの難関大学合格者を輩出してきました。
 e-Educationの支援を受けた子どもたちの中には、ナジムくんのように生徒から「先生」となってサポートをする側になることも少なくありません。
同じように貧しさなどの苦労がわかる良き理解者として、受験をがんばる生徒たちに寄り添ってくれています。
 さらに、英語能力の高い彼らは、日本の高校生に英語を教えるといった授業も展開しており、まさに支援をする側、される側という垣根を超えた世界が生まれています。
 e-Educationでは、バングラデシュのほかにもフィリピンやネパールなど、教育格差によって苦しむ子どもたちをサポートしています。
これまで延べ14カ国で3,500本を超える映像授業を約30,000人の生徒へ届けています。
 日本の「映像教育」が、世界のどんな環境でも最高の授業を受けることができ、さまざまな格差を乗り越えるきっかけになる…そんな未来をつくるためe-Educationの活動は続いていきます。
 

活動のポイント
・バングラデシュの教師不足の課題に、日本の予備校モデルを応用した遠隔型教育を10年以上前に開拓
・若者3人が立ち上げ、多様な経験・経歴のスタッフが参画、日本と海外合わせ約100人のチーム、1,000人以上のマンスリーサポーターを擁する規模にまで発展
・環境の変化に合わせて「最高の教育」を提供する方法を進化させながら、設立から10年で3万人以上の子どもに教育を届ける。受賞歴も多い

30秒で終わる「e-Education」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

 

教育を受ける、それは貧困から脱するための大きな一歩です。
その教育を世界のどこにいても受けられるよう支援をしているのがe-Education。
映像授業のどんな場所でも、教師がいなくても、何度でも繰り返し学べるという特徴を生かし、途上国における教育格差をなくしています。
e-Educationのミッションは「最高の教育を世界の果てまで」です。
そのミッションを一緒に叶えてみませんか?

 

\かんたん3問!たったの30秒!/

 

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をe-Educationさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo()が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません! ※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社
2025年4月末時点で、なんと9万人を超える方が無料支援に参加してくださり、90万円以上の支援金をe-Educationさんにお届けできています! 集まった支援金は、映像教育用の教材費用や、運営費用として使用されます。

▼「e-Education」代表 三輪さんからのメッセージ

アンケート内容は、私たち「e-Education」の活動内容に関する簡単なもので、たったの3問で全て2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知ってほしいと思い、回答内容は今後の活動の参考にさせて頂きます。
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加いただけると嬉しいです!

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。


「途上国でがんばる子どもたちを応援したい!」
「貧困による教育格差をなくしたい!」

もし「e-Education」の活動を応援したい!と思ってくださったら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。

\かんたん3問!たったの30秒!/

寄付金控除の対象団体です



支援についてのよくある疑問

支援について寄せられるよくある質問をまとめてみました。

Q1:なぜ支援が必要なの?

寄付などの支援は、よりよい社会や困っている人の支援につながります。子どもの貧困や災害、世界の格差など多くの社会問題は、国や行政だけでは解決することは困難です。私たち一人ひとりが、自分事として考え、寄付することによってより良い社会になります。 またこのような社会問題は、明日明後日に解決することはありません。問題解決に取り組む団体は、長期的に事業を作ることが必要になってきます。そのため継続寄付のように、長期的に安定したサポートがあることが解決のために大切です。

Q2:支援をする人はなんでするの?

寄付などの支援をする人にはさまざまな理由があります。困っている人を助けたいという人や社会や誰かのためという人、過去に自分も困っていたから恩返ししたいという人もいます。どんなきっかけや理由でも、困っている人の支援になれるのが寄付の魅力です。

 

\かんたん3問!たったの30秒!/

寄付金控除の対象団体です
(※情報提供:認定NPO法人e-Education)