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「貧しいから、進学の夢はあきらめるしかない…」厳しい学歴社会のバングラデシュでの経済格差の実態とは?
南アジアに位置するバングラデシュは、近年経済成長が著しい国のひとつです。
国土は日本の半分以下でありながら、人口は日本よりも多く1億6千万人以上。
しかし経済発展をするかたわら、都市部と農村部では経済格差が広がっています。
バングラデシュは厳しい学歴社会です。
大学に入るためには、多くの学生が予備校へ通っていますが、農村部の学生はその予備校へ通うことすらできず、教育格差となってしまっています。
農村部から予備校のある首都ダッカへの距離も遠く、また予備校へ通う費用も農村部の家庭の年収では通わせることが難しいのが現実です。
学歴社会であるバングラデシュでは大学に進学できない場合、収入の低い単純労働などに就くしか道がなく貧困はまた繰り返されてしまいます。
そして農村部では教師不足が深刻化しています。
優秀な先生ほど、待遇の面でも都市部へ流出してしまい、農村部では大学受験をサポートする力を持っている先生はほとんどいません。
つまり農村部にいる子どもたちは、ひたすら教科書を音読するしか勉強する術がなく、受験のスタートラインにすら立てずにいるのです。
農村部の子どもたちは
「家族のためにも、良い大学へ行って良い就職先を見つけたい。けれど、僕たちは貧しいから勉強することすら満足にできない…大学進学なんて夢を見るのはムダなのかな…」
そんな風に嘆き悲しんでいました。
家族を思い、異国の地で働く父親の思いを踏みにじったのは…?
バングラデシュの農村部に住むナジムくんは、父・母・弟・妹の5人家族。
ナジムくんが3歳の頃から、父親は家族のために外国へ出稼ぎに行っていました。
ナジムくん:
父が、僕たち家族のためにと一生懸命に稼いだお金は、すべておじさんの元へ送ってくれていました。
父は「バングラデシュに残っている家族たちは、きっと以前よりも生活が良くなっているだろう」と想像していたと思います。
もっと良い生活のためにと、土地購入を目的としたお金も送ったそうです。
おじさんは教育を受けた人だったので、きちんと管理をしてくれるだろうと考えてのことだったと言います。
けれど…このお金を、おじさん自身の娯楽やおじさん家族のためにほとんど使ってしまっていたのです。
父が購入しようとしていた土地が、おじさんの名義になっていただけではなく、元々所有していた土地すらもおじさんの名義に変更されてしまっていました。
本来得られるはずだった祖父からの土地もすべて、おじさんに奪われてしまったのです…。
少しでも豊かになったと信じていた僕たちの暮らしは、何一つ変わっていませんでした。
父は充分な教育を受けたことがなく、法律に関しても無知でした。
だから、このような理不尽な状況に対しても、ただただ我慢をするしかありませんでした。
今でも父は僕たち家族のために必死に働き続けてくれています…1日20時間以上も。
あれから、僕は父の笑顔を一度も見たことがありません。
おじさんの不正のせいで、僕たち家族の幸せは奪われてしまったんです。
父のように家族のために誠実に働きがんばっている人が報われず、おじさんのように不正した人が富を得る…こんな理不尽なことが起きたのは「彼らに法がなかったから」だと僕は考えました。
過去を変えることはできない。
でも、今からの未来を、自分自身の手で変えることはできるのではないか?
そう考えた僕は、法律を学び、父のように法律を知らない人や法の保護を受けることができない人をサポートしたいと、法学部のある大学への進学を夢見ました。
貧しくてお金がないからと言って正しい判決や本来、人が持っている権利が得られないということがないように。
だからこそ、僕はバングラデシュの最高学府であるダッカ大学の法学部を目指そうと決意したのです。
けれど、僕の「ダッカ大学法学部合格」の夢への前にはさまざまな壁が立ちはだかっていました。
貧しい僕のような家庭では、予備校へ通う余裕はありません。
ただ教科書を読んでいるだけでは、受験の力はつきません。
それをわかっているので、いくら勉強をしても「結局貧しいから僕は大学進学もできず、家族や父のように困っている人たちを助けるという夢をかなえることはできないんだ…」と思いました。
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学びたいのに学ぶための環境がない、お金がないから進学をあきらめる…ナジムくんの暮らす農村部ではよくある光景でした。
未来は変えられる?ナジムくんの夢をかなえるために手を差し伸べたのは日本の「映像教育」だった
そんな中ナジムくんが出会ったのは、e-Educationという、日本の団体が提供する「映像授業」です。
映像授業とは、ナジムくんが目指す難関国立大学に多数合格者を輩出している国内トップレベルの塾講師による授業を収録したものでした。
しかも、これら2,000の映像授業が入ったタブレットを無償で提供してもらえるというのです。
ナジムくんは、強い決意のもと、必死に映像授業を受けました。
つまづきそうな時にはe-Educationのスタッフたちに支えられながら。
そして、ついにダッカ大学法学部に見事合格!
これが2021年のこと。
新型コロナの影響もあり、通常の受験よりも幾多の困難があった中、それでも「法律で誰かを支えられる人になりたい」という強い思いのもとがんばったのでしょう。
ナジムくんにこれからの人生について聞くと、こんな答えが返ってきました。
『生きていくために大きな車や家は僕にとっては全く必要ありません。3度の食事と、住む場所、着る物、そして美しい心があれば良いと思っています。
優しく親切な心です。
人々を助け、サポートをすることを通して、心は幸せになれます。
「幸せ」とは、娯楽や贅沢を通してではなく、人を助けることによって自分の心に幸せを感じられることだと思います。
そういう心が必要だし、僕はそういう人生を過ごしたいです。』
ナジムくんは大学で学ぶ傍ら、e-Educationの大学生コーチとして後輩たちの受験もサポートしています。
ナジムくんが立派な法律家となって、法を前に苦しんでいる人たちの希望の光となる未来もそう遠くはないでしょう。
そして、ナジムくんが苦しむ誰かを助け、誰かの幸せを喜ぶ…そんな息子の姿を見たとき、きっと父親の顔にも笑顔が戻るのではないでしょうか。
貧困の連鎖を断ち切る!!e-Educationの活動のはじまりとは?
※映像授業をバングラデシュの農村部の子どもたちへ届けるe-Education代表の三輪さんと、現地パートナー団体スタッフの方々
映像授業をバングラデシュの農村部の子どもたちへ届けるe-Education。
東京都から認定を受けている「認定NPO法人」です。
※認定NPOは、活動や組織運営が適切に行われていること、法人に関する情報をきちんと公開することなど、さまざまな条件をクリアした団体に与えられています。寄付控除を受けることができ、その数は全国で2%ほど。
代表である三輪開人(みわ かいと)さんが活動をはじめたのは2010年。
三輪さんは、まさにバングラデシュの農村部の子どもたちと同じように、大学受験の時に「予備校へ通いたくても通えない」経験をしました。
何か社会貢献をしたい、そんな思いをもって訪れたバングラデシュ農村部で子どもたちの「学びたいのに学べない」「家族のために大学進学したいけど、貧しいから無理なんだ…」という悲痛な思いを聞いた時、自身の経験を思い出したのです。
距離やお金の壁を乗り越える?農村部にも良質な授業を届ける方法
ダッカ大学の学生に街頭アンケートを取ったところ、100人中93人が予備校に通っていたことが分かりました。
※出典元:e-Education(2010年3月~5月 バングラデシュにてヒアリング調査を実施)
前述の通り、農村部と都市部では距離があります。
場所によっては船などを乗り継ぎ、6時間以上もかかります。
農村部ではその日食べていくのがやっと…そんな暮らしの中で交通費や予備校の費用を支払うのはとても難しいことです。
このふたつの壁を乗り越えるアイデアが東進のDVDをモデルとした「映像授業」でした。
e-Educationは、都市部にいる優秀な先生の授業を撮影し、DVD(映像教材)にして届けることで、どこでも、だれでも質の高い授業を受けられるようにしたのです。
DVD授業の場合は、村の誰でも見られるようDVDを見られる環境も整えました。
また最近ではナジムくんが利用したように2,000以上の授業が見られるタブレットを配布するなど、すべて無償で提供しています。
映像教育がもたらした奇跡と、子どもたちがつなぐバトン
e-Education活動1年目に生徒の1人が最高学府のダッカ大学に合格。
はじめて映像授業を目にした子どもたちは思った以上に目を輝かせていたと言います。
その後も、12年間で490名以上もの難関大学合格者を輩出してきました。
e-Educationの支援を受けた子どもたちの中には、ナジムくんのように生徒から「先生」となってサポートをする側になることも少なくありません。
同じように貧しさなどの苦労がわかる良き理解者として、受験をがんばる生徒たちに寄り添ってくれています。
さらに、英語能力の高い彼らは、日本の高校生に英語を教えるといった授業も展開しており、まさに支援をする側、される側という垣根を超えた世界が生まれています。
e-Educationでは、バングラデシュのほかにもフィリピンやネパールなど、教育格差によって苦しむ子どもたちをサポートしています。
これまで延べ14カ国で3,500本を超える映像授業を約30,000人の生徒へ届けています。
日本の「映像教育」が、世界のどんな環境でも最高の授業を受けることができ、さまざまな格差を乗り越えるきっかけになる…そんな未来をつくるためe-Educationの活動は続いていきます。
・バングラデシュの教師不足の課題に、日本の予備校モデルを応用した遠隔型教育を10年以上前に開拓
・若者3人が立ち上げ、多様な経験・経歴のスタッフが参画、日本と海外合わせ約100人のチーム、1,000人以上のマンスリーサポーターを擁する規模にまで発展
・環境の変化に合わせて「最高の教育」を提供する方法を進化させながら、設立から10年で3万人以上の子どもに教育を届ける。受賞歴も多い
30秒で終わる「e-Education」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!
教育を受ける、それは貧困から脱するための大きな一歩です。
その教育を世界のどこにいても受けられるよう支援をしているのがe-Education。
映像授業のどんな場所でも、教師がいなくても、何度でも繰り返し学べるという特徴を生かし、途上国における教育格差をなくしています。
e-Educationのミッションは「最高の教育を世界の果てまで」です。
そのミッションを一緒に叶えてみませんか?
\かんたん3問!たったの30秒!/
30秒で未来を支える、10円の支援金。
e-Educationへの支援を、簡単なアンケート回答で行いませんか?費用はgooddoが全額負担し、個人情報の提供も必要ありません。
これまでに6万人以上の方が参加し、60万円以上の支援金が集まりました。
この支援金は映像教育の教材や運営費に役立てられ、子供たちの未来への道を拓く助けとなります。
あなたの小さな行動が、大きな希望へと繋がることを、ぜひ感じてください。

アンケート内容は、私たち「e-Education」の活動内容に関する簡単なもので、たったの3問で全て2択です。アンケートを通じて、私たちの活動をもっと知ってほしいと思い、回答内容は今後の活動の参考にさせて頂きます。
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加いただけると嬉しいです!
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「途上国でがんばる子どもたちを応援したい!」
「貧困による教育格差をなくしたい!」
もし「e-Education」の活動を応援したい!と思ってくださったら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?
私たちの小さな積み重ねが確かに子どもの笑顔に、子どもたちの未来につながります。
\かんたん3問!たったの30秒!/
支援についてのよくある疑問
支援について寄せられるよくある質問をまとめてみました。Q1:なぜ支援が必要なの?
寄付などの支援は、よりよい社会や困っている人の支援につながります。子どもの貧困や災害、世界の格差など多くの社会問題は、国や行政だけでは解決することは困難です。私たち一人ひとりが、自分事として考え、寄付することによってより良い社会になります。 またこのような社会問題は、明日明後日に解決することはありません。問題解決に取り組む団体は、長期的に事業を作ることが必要になってきます。そのため継続寄付のように、長期的に安定したサポートがあることが解決のために大切です。Q2:支援をする人はなんでするの?
寄付などの支援をする人にはさまざまな理由があります。困っている人を助けたいという人や社会や誰かのためという人、過去に自分も困っていたから恩返ししたいという人もいます。どんなきっかけや理由でも、困っている人の支援になれるのが寄付の魅力です。
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