頼れるはずの親に頼れない。ごはんは1日1食…「もう無理かも」と思った19歳のスマホに届いたのは

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美咲さん(仮名)にとって、実家は幼いころから「居場所」ではありませんでした。

気に入らないことがあると、父親は怒鳴り散らし、物が飛び交う。
家具や食器が壊れたり、壁に穴があくなんてことも日常の些細な出来事です。

怒りの矛先が母親や美咲さんに向かうことも少なくありませんでした。
母親は逆らうことができず、美咲さんとふたりで父親の怒りが収まるのをただただじっと耐えていました。

「うちは、ちょっと厳しいだけなのよ」
「おとなしくしてれば、痛い思いをしないで済むから…」

母親に言われると、幼い美咲さんはそれ以上何も言うことができませんでした。

高校までは進学させてもらったものの「大学なんて女がいくもんじゃない。金の無駄だ」と父親にいわれ、進学を諦めました。

いつしか美咲さんは、誰に対しても本音を話すことができなくなってしまっていました。
先生たちにSOSを出すことも、そしていびつな家庭環境にも誰にも気づいてもらえず学校生活が終わりました。

特に大人の男の人に対して苦手意識が強い美咲さんは、就職活動でも男性が面接官だとしどろもどろになってしまい、どこからも内定がもらえませんでした。

父親からは「お前がいるとお金がかかる。高校卒業したら早く出ていけ」と言われていたため、4月から弁当工場でアルバイトをはじめ、一生懸命貯めたお金で実家を出ていくことになりました。

それから父親からも母親からも連絡はありません。

はじめての一人暮らし、部屋探しもなにもかも誰にも相談することなくやってきました。
わからないことだらけ…美咲さんは不安でいっぱいでした。

一度だけ、美咲さんから母親に連絡した時には「…お父さんから連絡は取るなって言われてるから…」とすぐに電話を切られてしまいました。

体調はどう?困ってることはない?そんなことを聞いてくれるかもしれないという淡い期待は打ち砕かれました。

物価高騰により切り詰める生活…さらなる追い打ちとは

美咲さんのアルバイトでの収入は多くはなく、その日の暮らしで精一杯です。
最近は物価高騰により、光熱費や食費がかさむようになりました。
エアコンは使わないように、食事もできるだけ自炊を心がけ、切り詰めて生活をしています。

そんな中、働いているバイト先の工場長から美咲さんに声がかかりました。

「ごめんな、仕入れ価格があがってて…働いている人みんなにシフト減らしてもらわなきゃいけなくなったんだ。時間も短時間にしてもらいたいんだけど…大丈夫かな?」

今でも家賃と光熱費を払ったら、食費以外にはほとんど自由になるお金はありません。

工場長から打診されたシフトでは、月に4万円ほど収入が減る計算です。

ご飯を、減らせばなんとかなるかな…バイトを探せばなんとか…
でもようやく、半年かかってここの人たちにも慣れてきたのに…

美咲さんは、ぐるぐると頭の中で計算しては、厳しいであろう現実をなかなか受け入れられないでいました。

美咲さんの絞り出した返事は「大丈夫です…」の一言でした。

静かに崩れていく日常…出会ったのはスマホの向こう側の優しさ

シフトが大幅に減り、美咲さんはいよいよ食費が出せなくなってきました。

スーパーでは、見切り品のシールが貼られるのを待ちます。
お米は高く、1ヶ月近く食べてません。
ここ一週間は冷凍うどんばかり食べています。
電気代を気にして、電子レンジも使わず、コンロで少し温めたお湯に入れて、醤油を垂らします。

仕事ではお弁当を詰めているのに、自分は食べることができない。
そんな環境に情けなくなり、鼻の奥がツンとしました。

最近は、一日一食だからか、なんだか朝も寝起きから身体に力が入りません。

「そろそろ新しいバイトも、探さないと…」

そう思ってスマホを開くのですが、求人情報の応募フォームまでいったところで、手が止まります。

頭もぼんやりします。
電話をかけようとすると、指が止まってしまいます。

こんな私なんかが、どこかに雇ってもらえるのかな…
そんなネガティブな感情ばかりが浮かび上がります。

「もう、無理かも…」

何もかもに限界を感じた頃、スマホをぼーっと見ていると、ある広告が目に留まりました。
《親に頼れない若者に、30食のごはんとLINE相談》

ユキサキチャットという、相談サービスがあることを知った美咲さん。
不登校や中退、困窮など様々な困難を抱えている子どもや若者たちへの進路・就職相談をオンラインチャットで行っているらしい…。

美咲さんは半日考えてから、それでも「30食のごはん」という文字が気になり、勇気を出してチャットにメッセージを送ることにしました。

こんなの嘘で、だまされてるのかもしれない…それか決まった内容が定型文でくるのかも…

しかし、美咲さんの不安を打ち消すかのように、すぐに返ってきたメッセージは、美咲さんの今の気持ちや生活に寄り添ったあたたかい言葉でした。

「勇気を出して、連絡をくれてありがとうございます!」
「もし、話したいことがあれば、遠慮なく、どんなことでも話してください。」
「本当にたくさん頑張ってきたんですね。」

美咲さんはユキサキチャットでのやり取りを通じて、「今まで言えなかった自分の気持ちを聞いてくれるってこんなにうれしいんだ」とこれまでにない喜びを感じました。

面と向かってはすぐには言葉にできないことも、チャットなら考える時間もあることで、伝えたいことを言葉にでき、またその言葉を受け止めてくれることで少しずつ焦りなどがほぐれていきました。

さらに、すぐに食事の支援が決まり、数日後には自宅に段ボールが届きました。

開けてみると、思っていた以上にたくさんの食品が詰まっていて、思わず「こんなに…?」と声が出ました。
レトルトの親子丼、炊き込みご飯のパック、インスタント味噌汁、乾麺。どれも、料理に自信がなくても手軽に食べられるものばかりでした。

久しぶりにお米を口にした時、全身に温かさがじんわりと広がっていきました。
久しぶりにお腹が満たされると、心まで少し余裕が出てきたようにも感じました。

だんだんと、朝もスッキリ起きられるようになり、食事の大切さを痛感した美咲さん。

ユキサキチャットでは「無理しないで、できることから少しずつ」と声をかけてもらっていたこともあり、焦らずまずは目の前の仕事をこなし、身体を整えました。

2週間ほど経つと、「次」のことを考えられるように…。
ユキサキチャットに相談しては、自分で歩みだす…誰かが背中をそっと支えてくれるような心強さを感じながら、美咲さんは他のアルバイトを探し始めました。

2つのアルバイトを掛け持ちし、生活の不安が少し和らいだ頃…
ユキサキチャットからは「もし美咲さんがチャレンジしたい気持ちがあるなら、正社員を目指してみない?今の美咲さんならできると思うよ」と声をかけてもらいました。

実の両親にも、そんな気遣いのある言葉をかけてもらったことはありません。
ユキサキチャットでは丁寧なアドバイスを受け、また悩んだら些細なことでも聞いてくれることで美咲さんはしっかりと前に進みだすことができました。

「誰かが、見守ってくれている。そばに、頼ってもいい大人がいる。ユキサキチャットなら頼っていいんだって思えたから、がんばることができました。
今は、念願の正社員として働くことができています。それもユキサキチャットに出会えていたから…。私のように家族に頼ることができない子には、こんな風に頼れる場所があることを伝えたいです。」

スマホの向こうには、「頼れる大人がいない」美咲さんたちのことを本気で心配し、本気で寄り添う大人がいます。

食事など緊急で必要な支援は迅速に行い、なかなか伝えるのが難しい本音や相談は、話せるまでじっと待ちます。
ただその場しのぎの声掛けではありません。
背中を支え、時にはそっと押し出し、彼ら、彼女らが自分で前を向いて歩きだせるようサポートし続けているのです。

ユキサキチャットをきっかけに「10代をひとりにしない」

※提供:認定NPO法人D×P

ユキサキチャットは、10代の孤立を防ぐために生まれたLINE相談窓口です。運営するのは、認定NPO法人D×P(ディーピー)。
親に頼れない」「学校や行政に相談できない——そんな子どもたちの声を受け止めています。

たとえば、行政支援の基準にわずかに届かず、支援を断られた子。過去の経験をうまく説明できず、窓口で冷たい対応を受けた子。
そうした子どもたちが、もう誰にも頼れないと感じてしまうケースは少なくありません。

ユキサキチャットでは、匿名で相談できるだけでなく、必要に応じて食糧支援や現金給付、医療・就労などへのつながりも提供しています。
相談員は、社会福祉士や教員免許保持者などの有資格者。

寄り添いながら、一人ひとりのペースで支援を続けます。

行政とNPOの違いってなに?

30秒で終わる「D×P」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

※提供:認定NPO法人D×P

どんな10代の価値観も否定せず、その背景に耳を傾けながら寄り添う。
どんな環境でも、未来を信じられるように。

誰にとっても、セーフティネットは必要です。

「本音は言いづらい」「でもLINEなら話せる」——そんな子どもたちのためのサービスが、ユキサキチャットです。

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をD×Pさんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず無料で支援ができます。また、個人情報なども必要ありません!

※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社

 

\かんたん3問!たったの30秒!/

※個人情報の入力は一切必要ありません。

▼「D×P」理事長 今井 紀明さんからいただいたメッセージ

D×Pは、10代の孤立を解決するNPOです。
若者が何か困った時に頼れる人とのつながりを社会のなかにつくりたいと考えています。
ともに、10代を支えていただけないでしょうか?

アンケートは私たちの活動に関する3問で、すべて2択の簡単なものです。無料支援を通じて、ぜひ「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を実現する仲間になってください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

「そんな厳しい状況にいる子どもたちがいるなんて知らなかった…何かしてあげたい」
「様々なニュースを見ていて、10代の子たちに何かできないかと思っていた」
「子どもたちに希望の持てる未来を作ってあげたい」

このように思われた方は、ぜひアンケートに回答して頂けないでしょうか?
あなたのご支援が、10代の子どもたちの希望に、そして希望の持てる社会への第一歩となります。

\かんたん3問!たったの30秒!/

※個人情報の入力は一切必要ありません。
※情報提供:認定NPO法人D×P
※本エピソードは、実際のエピソードをもとに再構成をしております
※すべての画像はイメージで本人とは一切関係ありません