1時間に1頭の命が奪われる…殺処分ゼロのために進める「さくらねこTNR」とは…?

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環境省が公表した2023年度の猫の殺処分数は6,899頭です。
さらにそのうち半数以上の4,036頭が、赤ちゃんの猫です。

1時間に1頭…猫の尊い命が、人間の手によって奪われているのです。
今生きようとしているその命を、人間が身勝手に奪って良い理由はひとつもありません。

都心部でも、いわゆる「ノラ猫」を見かけることは少なくないでしょう。
猫は1年に3回出産することができ、一度に5~7頭の子猫を産むことができます。
生まれた子猫は6ヵ月すると妊娠が可能な年齢になり孫猫を産みます。

つまり、短期間のうちに、捨て猫や放し飼いの猫たちが子猫を産み、ノラ猫が増えていってしまうという循環になっているのです。

わずか3年で2頭の猫が100頭近く増えてしまい崩壊した家庭…そんなことが現実に起きてしまうのです。
だからといって、増えてしまった猫を殺処分で減らすなんていうことは、許されざる行為でしかありません。

これ以上不幸な猫を増やさないための『さくらねこTNR』

公益財団法人どうぶつ基金は、「殺処分される犬や猫をゼロにしたい、彼らの命を奪うことなく共に生きる道を模索したい」という思いを持って活動している団体です。

地球の一員として、私たち人間も猫も同じです。
生命の重さという点でも、どちらもまったくもって同じです。

しかしながら、人間社会におけるノラ猫の増加は、糞尿や発情期の鳴き声、マナーを守らない餌やりなどによって、さまざまなトラブルや地域の環境悪化を引き起こします。

どうぶつ基金が実施している「さくらねこTNR(※)」は、飼い主のいない猫に不妊手術を実施することで繁殖を防止し、「地域猫」や「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関する苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。


T(Trap)…捕獲して
N(Neuter)…不妊手術をしてさくら耳カット
R(Return)…元の場所に戻す

現在は、北海道から沖縄まで数多くの自治体、ボランティア団体、個人ボランティア、そして志のある動物病院が「殺処分ゼロ」「動物との共生」を目指す仲間として登録しています。
「さくらねこTNR」は、全国の協力病院で使用できる無料不妊手術チケットを発行し、チケットを持って猫を協力病院に持ち込むと無料で不妊手術を受けることができる仕組みです。

どうぶつ基金では、1頭でも多くの猫に不妊手術を施すことが殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段だと考えています。

そこで全国の獣医師や行政、ボランティアの方々と協働して行っているのが「さくらねこTNR」です。飼い主のいない猫の問題を殺処分ではなく不妊手術(TNR)によって解決しようとする行政やボランティアの方々を支援する事業です。

どうぶつ基金のチケットによって無料で不妊手術を受けた猫は、そのしるしに耳先をVカットし「さくらねこ」になります。

自由に生きているノラ猫を捕まえて、不妊手術して耳まで切っちゃうなんて残酷な…という人もいます。でも、もっと残酷な殺処分という現実が猫たちには迫っているのです。

「さくら耳のさくらねこ」は、手間とお金をかけてでも猫たちに生きてほしいと思う人たちの心の現れ。この思いが世の中で見えるようになることで、実際に殺処分される猫が減っています。

「さくらねこTNR」を開始した2005年度には約23万頭もの猫が殺処分されていたことを考えると、このような活動が有効的であると言えるのではないでしょうか。

「さくらねこTNR」にお寄せいただく質問

・さくら耳にするのは痛くないの?
不妊手術の時、麻酔が効いている間に耳先をカットします。だから痛くありません。耳先カット後も止血をし、その後の出血もほとんどありません。

・なぜさくら耳にする必要があるの?
目印はとっても大事!これまで、耳先カットの目印がなかったために2度捕獲されてしまった猫がたくさんいます。この猫たちは、麻酔後に耳先カットを施してから元の場所に戻されましたが、猫にとっては捕獲や麻酔のリスクを2度も受けたことになります。 そんなリスクから猫たちを守るためには、誰が見てもわかる目印が必要。また、ノラ猫たちが人間社会の片隅で生きていくためには、不妊手術済みであること=一代限りの命であることを主張することも必要。その目印が「さくら耳(耳先カット)」なのです。

たった30秒!どうぶつ基金の活動に関するアンケートに答えて、猫の殺処分ゼロを応援しよう!

せっかくこの世に生まれてきたのに、「ノラ猫」というだけでその命を奪われる…そんなことはあってはなりません。

まずは、今生きている命を大事にし、これ以上不幸な猫を増やさないための無料不妊手術を行うどうぶつ基金。
それだけでなく、里親探しの支援なども行っています。

さくらねこは「地域に愛され、見守られている猫」たちです。

「殺処分ゼロ」を達成するため「さくらねこTNR」を推進するどうぶつ基金の活動を、今すぐ応援する方法があります。

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をどうぶつ基金さんに届けることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず無料で支援ができます。また、個人情報なども必要ありません!

※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社

 

▼「どうぶつ基金」理事長 佐上邦久さんからいただいたメッセージ

どうぶつ基金は、多くの方々の温かいご厚意と貴重な寄付に支えられ、これまでに36万頭を超える猫たちに無料不妊手術(TNR)を行ってきました。そのおかげで、設立当初に約33万頭だった猫の殺処分数は、2023年には約1万頭にまで減少しました。

いつも、人の活動や身勝手な行動によるしわ寄せを受けるのは、何の罪もない動物たちです。そのような理不尽なことは、一日でも早く終わりにしなければいけません。

アンケートは私たちの活動に関する3問で、すべて2択の簡単なものです。無料支援を通じて、ぜひ声なき彼らの命を救うためにご協力をお願いいたします。

 
ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございました。

「殺処分問題を知って、なんとかしたいと思う」
「事情があり猫を飼うことやボランティアはできないけれど力になりたい」
「1頭でも多くの猫の命を守りたい」

そんな風に思われた方は、ぜひアンケートに答えて無料支援に参加してみませんか?

今この記事を読んでいる間にも、生きることを許されず「殺処分」という残酷な判断によってその命を奪われている猫を守ることができます。

※情報提供:公益財団法人どうぶつ基金