「学校に通いたいけど、言葉がわからない」命を守るため、母国から逃れた先で待ち受ける教育への大きな壁

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教育は未来を切り拓くために大きな力となります。
学びや知識、経験は誰にも奪うことのできない宝物です。

しかし、世界には様々な理由を背景に、教育の機会を得られない子どもたちが大勢います。

ただ、生まれた国が違うだけで…
日本ではあたりまえの景色、価値観、社会保障、教育…子どもたちが必要としているものを、享受すべき権利が奪われ続けているのです。

命を守るために逃れた先で待ち受ける大きな壁とは…


ある時、レイチェルさんの暮らす難民居住地に国際NGO 難民を助ける会(以下AAR Japan)が日本から支援にやってきました。

学校で「英語の補講プログラム」を展開してくれることになったのです。
さっそくレイチェルさんは放課後、このプログラムに参加することにしました。

もちろんすぐに英語が身につくわけではありません。
しかしレイチェルさんは、「学び続けたい」という意志を持ち、熱心にプログラムに参加。

少しずつ英語での読み書きができるようになったレイチェルさん。

AAR Japanのスタッフがレイチェルさんの様子を伺うと、「これ、英語で書いた私の名前です」と少し恥ずかしそうに、でも嬉しそうにノートを見せてくれました。

その姿を見たスタッフは
「異国で暮らす難民の子どもたちがほかの子どもたちと同じように、学びをあきらめなくてよい環境づくりを続けていきたい」
と改めて強く思い、また教育支援の大切さを感じました。

ウガンダ国内には、コンゴ難民だけでなく南スーダンからも多くの難民が押し寄せていますが、直面している困難は異なることもあります。
AAR Japanでは、その国、地域、子どもたちが抱える課題に沿って、本当に必要とされている支援をその都度吸い上げながら届け続けています。

たった一通の手紙がはじまり。日本生まれのAAR Japan[難民を助ける会]とは?

「日本人の心は冷たい」

カナダの友人からの手紙を受け取ったのは相馬雪香(そうま ゆきか)さん。当時67歳でした。のちにAAR Japanを設立した人です。

時は1970年代。ベトナム、ラオス、カンボジアから約144万人の人々が迫害や内戦を恐れて難民となっていました。
手紙には「タイの難民キャンプでは遠く離れたヨーロッパから来たボランティアが援助活動をしているのに、日本人のボランティアはいない。日本人はどうしてこうも冷たいのか」と書かれていました。

相馬さんは、手紙を読んで「冗談ではない。みんなあたたかい気持ちは持っている。ただ、表に出せていないだけだ」と感情がたかぶりました。

その後、相馬さんがまず向かったのは外務省。
難民への支援を直談判しましたが「難民支援は官の仕事、民は余計なことはしなくてよい」といった内容の冷たい返事でした。
相馬さんは、「それならよござんす。自分たちで勝手にやります」と言い、椅子を蹴って席を立ちました。

そして「国がやらないなら私がやる」と、
日本初の民間による難民支援団体「インドシナ難民を助ける会(現:AAR Japan[難民を助ける会])」を1979年に創設しました。

一人1円出せば、1億1000万円が集まる

会を創設してからひと月もたたないうちに、相馬さんはタイ・カンボジア国境地帯や、マレーシアの難民キャンプに向かいました。

そこで目にしたのは、親を失った子ども、衰弱しきって「お腹が減った」という声すら出せない子どもたちでした。

「このままにはしておけない。彼らを助けたい」と固く決心しました。しかし、支援には資金が必要です。

会を創設した時に「支援するための費用はどうするのか?」と聞かれた相馬さんは、「日本人が一人1円ずつ出せば1億1,000万円になる」と答えました。

相馬は仲間やボランティアとともに、街頭募金やテレビやラジオ、新聞を通じて全国に1人1円の募金を呼び掛けました。

すると…

「おやつ代をためました」という小学生から、1円玉を袋いっぱいに集めたお婆さんまで、郵便局がさばき切れないほどの現金書留が送られてきました。
「この500円が命を支える役に立ちますように」など想いをつづった2万通を超えるメッセージと一緒に。
そして4カ月後、本当に1億1,000万円が集まりました。

AAR Japanの現在の活動とは?

「誰が正しいか、ではなくて、何が正しいかを考えなさい」
「いつでも、どこでも、必要なことは何でもやる」
「他人の心や行動は変えられない。でも、自分は変えられる」

相馬さんの想いは、難民キャンプに物資を届けてから45年が経つ今も、AAR Japanの活動に受け継がれています。

1979年に発足以来、日本を含む65以上の国・地域で支援を展開してきました。
現在は難民支援以外にも、地雷・不発弾対策や障がい者支援、災害支援など6つの分野での活動を通し、様々な困難に直面しながら生きている人々を支援しています。

困難な状況下にある人々の中でも、子どもや女性、障がい者など特に弱い立場にある方々へ、長期的な視点をもって支援することを重視しています。

2023年は、17カ国で活動をし56万人以上の方々に支援を届けました。

日本を含め世界中で起こる自然災害や、紛争が起きた際に迅速に出動し、食料や衛生用品の物資を届けるなどの緊急支援を行っています。
レイチェルさんのように紛争などから国内外へ逃れる難民や避難民に対しても食料や物資の支援、教育支援、情報提供や心のケア、職業訓練など、国や地域、状況に応じた支援を行っています。

30秒で終わる「AAR Japan」の活動に関するアンケートに答えて、無料でできる支援に参加しよう!

命からがら別の国へ逃げなければならない…
そのような状況は、安全な日本で暮らす私たちには想像が難しいかもしれません。
しかし、今こうしている間にも、世界では紛争が続いており、特に立場の弱い女性や子どもたちは多くの困難に直面しています。

どのような国に生まれても、どのような環境で育っても、誰もが大切にされる社会であるために、様々な国・地域で活動するAAR Japan。

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をAAR Japanさんに届けることができます。
支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!

※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所JASDAQ市場上場)のグループ会社

▼「AAR Japan[難民を助ける会]」事務局長古川さんから頂いたメッセージ

「ただ平穏に暮らしたいだけ」「学校に通いたい」「いつになったら故郷に戻れるのだろう」… そんな切実な声を10年以上聞き続けてきました。世界の理不尽さに直面し、ときにやり切れない気持ちになります。それでも、同じ時代に生きる一人ひとりの、小さな取り組みからすべては始まると信じています。
皆さんのアンケートへの回答が、難民たちの未来につながります。質問はたったの3問ですべて2択です。
ぜひアンケートにご協力いただき、無料支援に参加していただけると嬉しいです!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
 
「もし、自分が難民になったらと考えると、今自分にできる支援をしたい」
「難民として暮らす子どもたちに教育の機会を届けたい」
 
ぜひ、難民として暮らす人々のために、あなたのお時間を少し頂けませんか?


支援についてのよくある疑問

支援について寄せられるよくある質問をまとめてみました。

Q1:なぜ支援が必要なの?

寄付などの支援は、よりよい社会や困っている人の支援につながります。子どもの貧困や災害、世界の格差など多くの社会問題は、国や行政だけでは解決することは困難です。私たち一人ひとりが、自分事として考え、寄付することによってより良い社会になります。 またこのような社会問題は、明日明後日に解決することはありません。問題解決に取り組む団体は、長期的に事業を作ることが必要になってきます。そのため継続寄付のように、長期的に安定したサポートがあることが解決のために大切です。

Q2:支援をする人はなんでするの?

寄付などの支援をする人にはさまざまな理由があります。困っている人を助けたいという人や社会や誰かのためという人、過去に自分も困っていたから恩返ししたいという人もいます。どんなきっかけや理由でも、困っている人の支援になれるのが寄付の魅力です。
 
 

※情報提供:特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)