「もし今、戦火の中にいるのが自分の家族だったら」安定した職を捨て30歳で支援の世界へ。彼女が現場で見た、ニュースが伝えない「痛み」とは

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ニュースが減った=平和になった ではない現実

ロシアによる軍事侵攻から、3年以上の月日が流れました。

連日のようにテレビで流れていたウクライナの映像。
しかし今、そのニュースを目にする機会は減っています。

「ニュースが減ったこと」は、「平和になったこと」を意味しません。

むしろ事態は長期化し、人々の苦しみは深まっています。 壊れた家はそのまま。避難先での「仮住まい」は数年続き、子どもたちは故郷の学校に通えないまま、身体は大きくなっていく。

さらに世界を見渡せば、ガザ地区やスーダンなど、新たな悲劇が次々と発生しています。

今、現場で起きている恐ろしいこと。 それは、空爆や寒さだけでなく、「世界から忘れ去られること」です。

もし、あなたの家族が誰からも関心を持たれず、瓦礫の中で取り残されたとしたら。
「助けて」という声さえ、誰にも届かないとしたら。

「もし、支援を必要としているのが、自分の家族だったら?」

その問いを胸に、30歳で安定したキャリアを捨て、支援の世界へ飛び込んだ日本人女性がいます。 AAR Japan(難民を助ける会)事務局長、古川千晶さん。
彼女が現場で見つめ続ける「現実」と、私たちに問いかけるメッセージに、少しだけ耳を傾けてみてください。

「私は、このまま何もしなくてもいいの?」30歳の決断

※ベルリンの壁

もともと古川さんは、人材コンサルティング会社で働く会社員でした。 仕事にやりがいはある。お給料にも満足している。 そんな充実した日々を送っていた彼女を変えたのは、ふと見たテレビのドキュメンタリー番組でした。

画面の向こうには、アフリカの少年。
まだ10歳にも満たない小さな体で、危険な竪穴に潜り、泥だらけになって働いていました。
一方で、その雇い主の子どもは、ピカピカの文房具を両親に買ってもらい学校に通うことを楽しみにしている。

生まれた場所が違う
たったそれだけで、なぜこれほど残酷に運命が分かれるのか。

自分は冷暖房の効いた部屋で、温かいご飯を食べている。 なのに、あの子は今も、暗い穴の中で震えているかもしれない。

私は、何もしなくてもいいの?」 「私が本当にやるべきことは、他にあるんじゃないか?

その問いは、日増しに強くなりました。

そして30歳、安定した生活を手放し、イギリスの大学院へ留学し、世界の現状や支援について学びことからはじめました。
幼い頃から心のどこかにあった「世界の理不尽をなくしたい」という想いに、正直に生きることを選んだのです。

泥だらけのマットレスで眠る赤ちゃん。現場で知った「無力感」

※ハイチにて、古川さん(左)と制服をもらったばかりの子どもたち

大学院を経て、AAR Japanの駐在員として派遣されたハイチ。
そこで古川さんは、テレビや教科書では決して分からない「生々しい現実」に打ちのめされます。

大地震から1年以上経っているのに、多くの人がブルーシートのテント暮らし。
ある孤児院では、生まれたばかりの赤ちゃんが、泥の上に直に置かれたボロボロのマットレスで寝かされていました。

その夜、激しい豪雨が襲いました。 雨音を聞きながら、古川さんは想像せずにはいられませんでした。
それでもあの赤ちゃんは野ざらしなんだろうな…
厳しい現実に、自分の無力さを突き付けられた夜でした。

また、「支援する側が、現地の人に対して非常に横柄で、威圧的な態度を取る」そんな場面にも遭遇したこともあります。
「助けてやる」という無意識の傲慢さが、かえって現地の人々の尊厳を傷つけてしまう。

支援とは、ただモノをあげればいいわけではない。 その難しさともどかしさを、彼女は肌で痛感しました。

本音を言えば、ずっと現場にいたいんです
今は事務局長として指揮を執る古川さんですが、心は常に現場にあります。

10年以上前の、あの赤ちゃんや、悔しい思いをした現場の記憶。
それが、どんな困難な状況でも彼女を突き動かす、消えない原動力になっているのです。

私たちは「部外者」。だからこそ、謙虚でありたい

※ネパール地震緊急支援にて、現地の方へインタビューする古川さん(右)

ただ「かわいそうだから助ける」のではない。 古川さんは、現場での経験から、あることを強く意識するようになりました。

国際協力における支援は、その地域に根付いていくことが何より重要です

井戸を一つ作るにしても、誰が管理し、誰が修理するのか。
支援団体が去った後も、彼らの生活は続きます。
そのためには、現地の方たちと共に仕組みを考え、彼ら自身が主体となって継続できる形を作らなければなりません。

そう、「支援の主役」は、あくまで現地の人たちなのです。

古川さんは、常にこの確固たる信念を胸に刻んでいます。
私たちはあくまで部外者。だからこそ、謙虚でなければならない

支援する側と受ける側。

そこにはどうしても「力の差(パワーバランス)」が生まれてしまいがちです。
だからこそ、彼女はスタッフと丁寧に話し合い、常に自問自答を続けています。
私たちが『良い』と思っている支援が、果たして相手にとっても本当に『良い支援』なのだろうか?と。

※AARが届けたウクライナへの支援物資と子どもたち

一方的な支援は、依存を生むだけかもしれません。
目指すのは、モノを与えるだけの関係ではなく、互いに励まし合い、高め合える関係。

支援が必要なのが、もし自分の家族だったら その想像力を働かせ、常に相手を尊重する「対等な眼差し」が、AAR Japanの活動の根底には流れているのです。

あなたの「30秒」が、誰かの「忘れられない」というメッセージになる

「世界平和」や「難民支援」というと、あまりに大きすぎて、自分には関係ないことのように思えるかもしれません。 でも、「困っている隣人に手を差し伸べる」ことなら、きっと誰にでもできるはずです。

今、あなたにできる簡単な支援があります。 それは、AAR Japanの活動に関する、たった3問のアンケートに答えること。

あなたがアンケートに答えると、企業から10円の支援金がAAR Japanに届けられます。
金銭負担および個人情報などは一切不要です。

この「10円」は、温かい食事や、子どもたちのノートなど様々な支援の形になり、そして何より「遠く離れた日本から、あなたのことを想っている人がいる」という希望になります。

ニュースから話題が消えても、彼らの生活は続いています。 どうか、あなたのその指先で、彼らの未来を支えてください。
 

\かんたん3問!たったの30秒!/

※情報提供:特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)