殺処分寸前から災害救助犬へ。 一人一人のご支援で、助かる命があります。

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みなさんは、「夢之丞」と呼ばれる犬をご存知ですか?

今では災害救助犬として活躍する夢之丞ですが、元は捨て犬。
子犬の頃に殺処分寸前まで追い込まれ、心に傷を負った夢之丞が災害救助犬となるまでには、多くの人々の愛情と、支えが必要でした。

殺される寸前に引き取られ、
災害救助犬になった「夢之丞」

2010年11月、スタッフは広島県動物愛護センターを訪れました。
ここに集められた犬猫たちのほとんどは殺処分対象。引き取り手がない限り、犬猫たちはガス室へと送られ殺処分されます。
この日、ガス室前のケージの隅で、

「次はボクの番だ」

そう察するような表情で、震えている子犬がいました。

生後3~4か月のこの子犬は、ガス室が満杯になり、殺処分が延期されたところです。

スタッフはこの子犬を引き取り、ガス室から生還した彼に夢と希望を託す意味を込めて「夢之丞(ゆめのすけ)」と名付けます。
のちに災害救助犬として活躍する犬です。

殺処分寸前の夢之丞

スタッフが夢之丞を保護するために抱きあげたとき、
夢之丞は自分の死を覚悟して、震えながらおしっこを漏らしてしまいました。

生まれて間もない子犬が、冷たいケージと殺風景な景色の中で抱いた恐怖はどれほどのものだったでしょうか?
メディアが言う「安楽死」などという言葉では到底ごまかせない不安と絶望を、犬たちは確かに感じていました。

災害救助犬として走り出した夢之丞


臆病で人が苦手な夢之丞でしたが、やがて災害救助犬候補として訓練を受けるようになります。
トレーナーの地道な努力により、だんだん人にも慣れ始めた夢之丞。日々の厳しい救助訓練をこなし、強くたくましく育っていきます。

そして3年を経て、2014年8月20日に発生した広島土砂災害では、夢之丞と仲間のハルク2頭が、レスキューチームと共に出勤。
土砂災害発生初日に広島市安佐南区で捜索・救助活動にあたり、夢之丞は行方不明者1名を発見することができました。

その後、同年12月のフィリピン台風、2015年4月のネパール大地震、同年7月の台風13号(台湾)、2016年4月の熊本地震の被災地にも出動しています。

もう、怯えて震える子犬の面影はありません。
夢之丞は多くの人々の支援を得て、多数の命を救うたくましい災害救助犬へと立派に成長したのです。

年間10,424頭(2016年)もの犬が殺処分されている現実


しかし、夢之丞のように殺処分を免れることのできた犬はほんの一握り。
残念なことに支援は十分に追いついておらず、2016年度には年間10,424頭もの犬が殺処分を受けています。(※調査元:環境省)

身勝手に捨てられた犬の大多数は、全国の動物愛護センターなどに連れて行かれ、ガスによる窒息死で命を奪われています。
すべての犬たちに、夢之丞のようなチャンスを与えることが難しい状況なのです。

30秒で終わる「ピースワンコ・ジャパン」の活動に関するアンケートに答えて、 無料でできる支援に参加しよう!

紹介した通り、夢之丞のように助けられる犬は、とても幸運な例です。

思ったよりも大きくなってしまって、世話が大変で・・・。
無駄吠えでご近所迷惑になってしまって。

飼い主が、飼育放棄する理由は実に様々です。
そして、言うまでもないことですが犬は、飼い主を選ぶことはできないのです。

そんなワンコたちの「殺処分をゼロにする」ために活動をしている、ピースワンコ・ジャパンさん。
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが運営するプロジェクトです。

今なら、30秒で終わる3問のアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金がピースワンコ・ジャパンさんに届けられます。

支援にかかる費用は、サポーター企業が負担するため、あなたに費用はかかりません。

2018年5月に始めたこの取り組み。
2020年11月末時点で、なんと39万人を超える方が参加してくださり、3,903,050円の支援金をピースワンコ・ジャパンさんにお届けできたのです!

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございます。
「殺処分される犬を助けたい!」

もしあなたがそうお思いなら、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

情報提供:特定非営利活動法人ピースウィンズ ・ジャパン