「子どもが、まるでモノのように売られてしまう」日本では信じられないような行為が、今も世界中で起こり続けている事実を、ご存知でしょうか?
たとえばインドでは、子どもが売られてしまう値段は、たった2万円。今この瞬間にも起きている悲劇が繰り返されないように、あなたの力を貸してください。
性犯罪の加害者の逮捕件数は15年間で大幅に増加。子どもを置く売春宿はほとんどなくなり、
「人身売買の問題が解決した」
と言えるまでになりました。
貧しい農村から都市へ、少女たちが日々売り飛ばされています。毎年1億円の資金があれば、苦しんでいる少女を救い出し、問題が起こらない仕組みを作れます。
2020年までには、この国から被害者をなくしたい。
「子どもが売られない世界」
をつくりたい。ご支援が集まれば、私たちは必ずこの問題を解決します。
インド西ベンガル州に住むサリナは17歳のとき、だまされて売春宿に売られました。彼女が7人兄弟の長女として育ったのは、インドの西ベンガル州にある貧しい農村。学校にも行けずに「3食食べるのがやっと」という子ども時代を過ごします。
都会に働きに出ることを決めた彼女は、同じ村に住む親戚から『良い働き口を紹介してあげる』と声をかけられます。
このインドをはじめ世界中では、毎年180万人の子どもが人身売買の被害にあっています。私たちが平和な生活を過ごしている、たとえばこの10分間にも、30〜40人の子どもが世界中のどこかでだまされて売られているのです。
売春宿のオーナーは、彼女たちの髪をつかみ、頬や体を倒れるまで殴ります。倒れた彼女は、「客の前で暴れると痛い思いをする」と抵抗できなくなります。
そう苦しみながら売春をさせられている子どもたちが、アジアの国々には、今もいるのです。運良く救出されても、トラウマやHIVへの感染、周りからの差別に襲われます。
未来に希望を見いだせず、自ら命を絶つ子どももいます。
この問題は、どうすれば解決できるのでしょうか?私たち、かものはしプロジェクトが活動を始めたのは、2002年のこと。共同代表の村田早耶香が、大学2年生のときでした。
一人ひとりの女の子を助け出すだけでは、この問題は決して解決しない。
人身売買が起こらない仕組みをつくる。
そうすれば、問題を根本的に解決できるはずです。
そう考えた私たちは、最初に活動した国カンボジアで、「買う側」「売る側」両方に働きかけ始めました。
10年間一人ひとりと向き合い、地道な活動をしてきました。その結果、カンボジアでは性犯罪の加害者の逮捕件数はは2001年から9年間で大幅に増加。
今では子どもを置く売春宿はほとんどなくなり、「人身売買の問題が解決した」と言えるまでになったのです。
カンボジアで問題解決の目処がたった今、注力するのがインドでの活動です。人身売買の規模は世界最大と言われるインドで、子どもが
売られてしまう値段は1人たった2万円。
特に東部の西ベンガル州の周辺に貧しい村があり、西部の大都市ムンバイまで約1,600kmのルートを通じて、たくさんの子どもが売り飛ばされています。
さらに、インドで人身売買をした業者が逮捕され、有罪になるのは、たった数パーセントのみなのです。
その結果、
悪徳な人身売買業者が平気な顔をしてのさばり、この今も子どもたちを売春宿へと売り飛ばし続けています
。
そのためには、被害者の権利と正義を取り戻すための仕組みづくり、救出した被害者の回復支援など、簡単ではない仕事が必要と分かってきました。活動が十分な効果をあげるためには、毎年1億円の資金が必要です。
かものはしプロジェクトは、毎月1,000円〜ご寄付いただけるサポーター会員の方々から、あたたかいご支援をいただいています。
7,000名以上からご支援いただいてきました
。
「カンブリア宮殿」に出演
NHK総合、テレビ朝日、日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞などに掲載
「ウーマンオブザイヤー」
日本青年会議所「人間力大賞・参議院議員奨励賞」、エクセレントNPO大賞、国際交流基金「地球市民賞」なども受賞
味の素株式会社など
味の素株式会社、住友生命保険相互会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン社会貢献委員会、新日鉄住金エンジニアリング株式会社などからもご支援いただいています。
お一人ひとりの想いを、子どもたちの幸せへと最も効果的に変えるために。
皆さんからお預かりした寄付金を最大限有効に活用するため、効率的な組織体制を整えてきました
。
あなたがPCやスマホの前にいるこの今も、だまされて売られる子どもが刻一刻と増えています。私たちが学んだのは、「行動すれば、変えられる」ということです。
たくさんのサポーター会員の皆さまと一緒に歩んできたなかで、想いは確信へと変わっています。
Copyright © かものはしプロジェクト All rights reserved.