大阪府北部地震

大阪府北部地震の復興ボランティアの活動や復興状況は?

巨大地震による震災が起こると、まず行われるのは被災地での支援活動です。

大阪府北部地震でも復興ボランティアが活動し、多くの人が参加して現地の人々の手助けをしてきました。

未だ完全とはいえませんが、復興は確実に進んでいます。
大阪府北部地震の復興ボランティアでは実際にどのような活動が行われ、ボランティア活動にはどのように参加するのでしょうか。

この記事では復興ボランティアの活動内容や現在の復旧状況などを紹介します。

大阪府北部地震の被害や震源地、行われた支援活動は?震災を振り返り対策をしよう

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大阪府北部地震の復興状況


大阪府北部地震は、2018年6月18日に発生した大阪府北部を震源とした地震であり、大阪市北区や高槻市など多くの地域で震度6強という激しい揺れを観測しています。

死者は6名、負傷者369名、建物は全壊が18棟、半壊が512棟、一部損壊については55,081 棟と多くの被害、損害を与えました。
(出典:大阪府公式サイト,2018年11月2日時点)

また、電力やガスの一時供給ストップ、水道の断水や減圧給水、通信関係の不通や停波などが被災当事は起こっていました。これらライフライン系の復旧は迅速に行われているため、2019年8月現在は問題なく供給されています。

その一方で、ライフラインだけでなく家屋や建物などの被害は多く、その復興は完了しているとはいえません

2018年6月に発生した大阪府北部地震ですが、その1ヵ月後には豪雨の被害を受けており、1年経とうとしている今でも復興が進んでいない場所や、復旧されていない道路が存在します。

家屋が破損し、復旧工事の進め方や公的支援の内容や手続きがわからない被災者もいるため、非営利団体などが協力し、修繕ができるまでの一時的な応急処置を行うなど、復興に向けて建物や土地、道路、人に対する多様な取り組みが行われています。

大阪府北部地震における家屋の損害については99%が一部損壊だったため、国からの支援の対象外とされる家がほとんどでした。

これは、ほとんどの人がそのまま一部損壊した家屋に住み続けていたため、仮設住宅などの公的支援の見極めが難しかったという事実もあります。

それでも応急仮設住宅や、みなし仮設住宅が大阪府などから提供され、募集もされましたが、現在は復旧・復興が進んでいるため募集も終了しています。

このような事実から、仮設住宅で生活している人はそれほど多くはないようですが、一部損壊家屋の復旧が全て済んでいるわけではなく、業者による修理は何ヶ月も待たなければならない状況もあると言われています。

道路に関しては今なお復旧に向けた工事が進められている場所もあります。

  • 国道173号(兵庫県篠山市福住)
  • 国道173号(能勢町天王)
  • 国道173号(能勢町山辺)
  • いずれも国道173号ではありますが、通行止めこそされていないものの、片側交互通行広い地域で現在も復旧に向けた工事を行っていますが続いている場所や、豪雨などの際には通行止めとなるなど、正常な状態に戻るにはまだ時間が必要です。

    (出典:大阪府公式サイト)
    (出典:日本財団「大阪北部地震の復興を支える「技術系プロボノ」)

    大阪府北部地震で行われたボランティア活動とは


    大阪府北部地震の発生直後には様々な支援活動が行われました。

    寄付金や義援金はすぐに募集が開始し、様々な団体がこの大阪府北部地震を支援しています。被災地でボランティア活動をするのが難しくても、いち早くできる支援が寄付であるために、多くの人が寄付や義援金に参加しています。

    もちろんそれだけではなく、地震発生後の救助活動については自衛隊や消防、非営利団体などが協力して行い。ボランティアスタッフは被災した家屋の片付けを被災者と手を取り合い行っている様子も見られました。

    ボランティアスタッフは屋内の片付けや、崩れた屋根の応急修理、破損した箇所にブルーシートを被せる作業などを行い、その際に出たゴミの破棄なども積極的に取り組んでいました。

    寄付されたのは何もお金だけではありません。物資としての支援も各方面から行われました。被災地の避難場所などでそれらの配布なども支援活動の1つとして行われています。

    (出典:全国社会福祉協議会公式サイト)

    震災のボランティアスタッフをする方法は?


    現在は大阪府北部地震のボランティアの募集は行っていません。これはボランティアを必要とするような復興支援が現在は行われていないためです。

    しかし、震災があった場合、多くの人手が必要となるため、ボランティアの募集が行われます。被災地・被災者のためにボランティアスタッフとして手伝いたい場合、その災害へ支援活動を行うNPOの公式サイトやボランティアセンターなどで行う募集に応募する形になります。

    まずは募集概要の活動内容、活動場所、活動期間、募集人数などを確認します。
    その際、スケジュールや参加条件、持ち物なども記載されているため、しっかり確認する必要があります。

    基本的にボランティアに参加する場合は、交通費や持ち物、宿泊先の手配などは全て自己負担となります。
    またボランティア保険への加入などや、未成年の場合は未成年合意書なども必要となります。また、保険は団体が加入する場合もあるため、事前に確認するのが良いでしょう。

    それらを満たした上で、メールや電話、ウェブの応募フォームなどから応募する必要があります。募集している団体によって方法や手順が異なるため、応募方法に従い間違いのないよう応募しましょう。

    1. 名前
    2. フリガナ
    3. 電話・携帯電話
    4. メールアドレス
    5. 年齢
    6. 性別
    7. 合流日時
    8. 活動希望日 ●月●日~●月●日
    9. 解散日時
    10. 往復の交通手段
    11. 運転免許の有無
    12. 活動中、必要に応じて運転(乗用車)は可能ですか?
    13. 被災地での災害ボランティア活動経験の有無
    14. その他ご質問など

    一例ですが、応募の際には上記のような内容を記載するよう求められるので、これらを記入したメールを指定されたアドレスに送信します。

    基本的には合流希望日の1日前までに応募が必要となるため、ボランティア活動ができる日が決まったら早めに申し込みを行うと良いでしょう。
    あとは指定された参加時間と集合場所に各々で現地集合し、受付を行うことで参加となります。

    被災地・被災者のために自分にできることを見つけ、行動しよう


    震災をはじめとして、様々な自然災害に被災した直後やしばらくの間は復興に向け、多くの人が尽力します。
    しかし、多くの人の力を必要とする救助や復興作業などにおいて、人手が足りない状況が続くことが多いです

    また、被災者の人々は災害の恐怖から疲弊し、なかなかすぐには片付けなどに移れない方もいます。そんな時、ボランティアなどで活動できる人が現地で協力するだけでも大きな助けとなります。

    いつ・どこで起こるかわからない災害ですが、被災地や被災者のために私たちができることを見つけ、行動に移していくことを心がけてみてはいかがでしょうか。

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    この記事を書いた人
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