SDGs

SDGsアクションプラン2019の内容は?2018との変更点をわかりやすく解説

SDGsをより推進するために、すべての国務大臣で構成される持続可能な開発目標(SDGs)推進本部は、アクションプランを策定しました。

このアクションプランは2018年に初めて策定されましたが、その後、2018年に一度改定された後、2019年にもう一度改定されています。
SDGsアクションプランは、今後も改定されていく予定ですが、基本的な目指す方向性については変わらず、より時勢にあった行動をとれることを目指しています。

この記事では、SDGsアクションプランについて詳しく解説していきます。

持続可能な開発目標・SDGsとは?17の国際目標やターゲットなどを解説

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SDGsアクションプランとは


SDGsアクションプランとは、日本の「SDGsモデル」を世界に発信することを目指し、その方向性や主要な取り組みを盛り込んだものです。
具体的には、
(1)SDGsと連動した、官民挙げての「Society 5.0」の推進
(2)SDGsを原動力とした地方創生
(3)SDGsの担い手である次世代・女性のエンパワーメント

を柱として掲げるとともに、政府による主要な取り組みが打ち出されています。

2019年のG20サミット、TICAD7、初のSDGs首脳級会合等に向けて
①国際社会の優先課題
②日本の経験・強み
③国内主要政策との連動

を踏まえつつ、上述の分野において国内実施・国際協力の両面においてSDGsを推進しています。

これらの取り組みや発信によって、全国にSDGsの認知度を上げるとともに、SDGsを具体的な行動に移す企業・地方を、政府の各種ツールを活用して後押しします。

それに加え、官民のベストプラクティスを通じて得られたSDGs推進の理念・手法・技術を、国内外に積極展開することを目指しているとのことです。
こうした取り組みや発信によって、SDGsが創出する市場・雇用を取り込みつつ、国内外のSDGsを同時に達成し、日本経済の持続的な成長に繋げる狙いです。

SDGsアクションプラン2019の内容は?


それでは、SDGsアクションプラン2019はどのような内容のものなのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。

Ⅰ.SDGsと連動する「Society 5.0」の推進

Society5.0とはサイバー空間とフィジカル空間(現実社会)が高度に融合した「超スマート社会」の実現に向けた取り組みのことを言います。簡単に言えば、デジタルを活用した価値創出社会を実現することです。

Society5.0以前の社会では、知識や情報が共有されないために分野横断的な連携が不十分という問題がありました。人が行う能力に限界があるため、多すぎる情報から必要な情報を見つけて分析することが負担となったり、年齢や障がいなどによる労働や行動範囲に制約がありました。

また、少子高齢化や地方の過疎化などの課題に対して様々な制約があり、十分に対応することが困難だったのです。こうした困難を克服する社会として構想されているのがSociety5.0です。

Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)ですべての人とモノがつながることで、様々な知識や情報が共有されます。それにより、今までにない新たな価値を生み出し、これまでの課題や困難を克服することが期待できます。

そして、Society5.0の実現が、私たちの生活や産業の姿を大きく変え、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献することにも繋がるのです。
経済や技術が進化するなかで人々の生活は便利で豊かになり、エネルギーや食料の需要が増加したとともに寿命も長くなり、高齢化も進んでいます。また、経済のグローバル化が進み国際的な競争も激化。富の集中や地域間の不平等といった面も生じてきています。

これら経済発展に相反(トレードオフ)して解決すべき社会的課題は複雑化してきており、温室効果ガス(GHG)排出の削減、食料の増産やロスの削減、高齢化などに伴う社会コストの抑制、持続可能な産業化の推進、富の再配分や地域間の格差是正といった対策が必要になってきています。しかしながら、現在の社会システムでは経済発展と社会的課題の解決を両立することは困難な状況です。

またIoTやロボット、人工知能(AI)、ビッグデータなどの、これまでの社会の在り方や概念に影響を及ぼす新たな技術の進展がみられるなかで、日本は課題先進国としてこれら先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立していく新たな社会であるSociety 5.0の実現を目指しているのです。

Ⅱ. SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境に優しい魅力的なまちづくり

日本政府は、各地方のニーズや強みを活かしながらSDGsを推進し、地方創生や、強靱で環境に優しい魅力的なまちづくりの実現を目指しています。

SDGsアクションプランでは、SDGsを原動力とした地方創生を目指し、 G20サミット・閣僚会合開催地からSDGsの取り組みを推進・発信したり、 29の自治体を「SDGs未来都市」に選定したり、 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を「SDGs五輪」にしたりなどの取り組みが実施されています。

他にも、強靭かつ環境に優しい循環型社会を構築するために、国内外における防災意識の向上や対策の強化、海洋プラスチックごみ対策を含む持続可能な海洋環境の構築、さらに日本の技術・経験を活かした気候変動対策への貢献、省エネ・再エネ等の推進などを目指しています。

Ⅲ. SDGsの担い手として次世代・女性のエンパワーメント

日本政府が外交の主要な柱として位置づけている「人間の安全保障」に基づき、「誰一人取り残さない」持続可能で包摂性と多様性のある社会の実現を目指しています。
そのために国際女性会議(WAW!)等の機会を通じて、日本を含む国際社会が抱える課題についての議論をリードしながら、女子教育を含め国内外における女性のエンパワーメントの取り組みを推進しています。

実際に、2019年には日本がG20議長国を務めることから国際協力における女子教育の推進を目指して、「国際女性会議WAW!」「W20(G20エンゲージメント会合)」を同時に開催。WAW!・W20では、安倍総理から途上国の女性への教育支援(3年間で400万人)が表明されました。

さらに、途上国における女性起業家を支援するために、女性起業家資金イニシアティブ(We-Fi)に支援が実施されます。
現在、同イニシアティブのもとでアフリカ、中東、アジア等を対象にした3件のプロジェクトが実施されています。今後も、新たに4件のプロジェクトが実施予定です。

その他にも、国内の女性活躍を推進するために、「男女共同参画基本計画」を5年毎に策定し、政府が一体となった取り組みを総合的かつ計画的に推進したり、政府が重点的に取り組むべき施策について、各府省の概算要求に反映を図るべく、「重点方針」にとりまとめ、更なる取り組みを推進しています。さらに、働き方改革を着実に実行すべく、テレワークの推進等も実施されています。

(出典:首相官邸「第5回国際女性会議WAW!/W20」)

SDGsアクションプラン2018との変更点は?


「SDGsアクションプラン2018」は年度が変わり、「SDGsアクションプラン2019」に改定されています。

アクションプラン2019は、2019年6月に開催されたG20大阪サミット首脳会議、また同年8月に横浜で開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)等に向けて具体的な取り組みを推進・強化。アクションプラン2018および「拡大版SDGsアクションプラン2018」から一層踏み込んだ詳細な内容です。

また2019年のG20サミット、TICAD7、初のSDGs首脳級会合等に向けて、以下のような日本の「SDGsモデル」を特色づける3つの柱の各分野において、「SDGs実施指針」に掲げる国内の8つの優先課題への取り組みを実施、国際協力の両面においてSGDsを推進するとしています。

  1. 国際社会の優先課題
  2. 日本の経験・強み
  3. 国内主要政策との連動

そしてSDGsアクションプラン2019では、新たに「強靭かつ環境に優しい循環型社会の構築」が盛り込まれ、海洋プラスチックごみ対策、気候変動対策、防災および質の高いインフラ等の推進も明記。

SDGsアクションプラン2019の展開とフォローアップとして、日本のSDGsモデルを東南アジア・アフリカを重点地域としつつ、国際社会に展開していくこと、また国際的な指標等に基づいてこれまでの取り組みをレビューし、2016年12月に策定した「SDGs実施指針」を2019年後半に改訂する予定です。

SDGs達成のために私たちも行動を起こそう!


日本政府は様々な施策を通じて、2030年にSDGsを達成できるように取り組みを進めています。

SDGs実施指針には、「(消費者)生産と消費は密接不可分であり、持続可能な生産と消費を共に推進していく必要があるとの認識の下で、消費活動において大きな役割を担う消費者や市民の主体的取り組みを推進していく。」と明記されており、私たち日本に住んでいる国民も、SDGsを意識した生活様式への転換が求められているのではないでしょうか。

どんなに政府が取り組みを進めても、私たち一人ひとりが何もしなければ社会は変わりません。SDGs達成のために私たちも何かしらの行動を起こすことが大切です。

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